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第155話 夏休みのお土産
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―――そしてついに。
やって来ました!
お待ちかねのランチタイム!
カフェテリアで注文した料理が運ばれてきたので、いま現在みんなで楽しく食事中である。
…どうやらカレン様とミラ様は、
成人の儀が間近に控えているため
夏休みの間その最終準備に追われていたそうだ。
『2人とも秋生まれだから、たしかにそうだよなぁ…』
夏休みを謳歌しきれなかったため、
2人は少し残念そうにしていた。
ふと、同じく秋生まれであるお兄様の成人の儀を思い出す。
お兄様も衣装やらリハーサルやらパーティーの準備やらいろいろ大変そうだったけど…
女性はもっと大変なものなのだろう。
しかしこんなにめでたい事は無い!
そして2人がもう成人されるのかと思うとなんだか感慨深い…
オリバー様に関しては、
暑い夏が苦手なようで(でしょうな)
ほとんど屋敷にこもり冷風魔道具で涼みながら研究に励んでいたようだった。
「気づいたら…休みが終わってた…」
と言っていたので、
研究熱心すぎて少し心配になった。
まぁ、相変わらず天使の輝きなので大丈夫なんだろうけど…
ちなみにアンナ様はなんと!
この夏、物凄いことを成されていた。
実は前々からこっそり相談は受けていたのだが、アクセサリーのブランドを立ち上げたのだ。
ご令嬢で商売をしているのはわたしくらいだったので、「ニコル様のように、わたくしも自分で作品を生み出し広めたいのです!」と打ち明けてくれて、それからずっとアクセサリーなどの小物づくりと販売について勉強されていた。
そんなこともあって、
商人ギルドへの口利きや細工職人探し、販路について少々協力させてもらったのだ。
可愛らしく大人しい見た目とは裏腹に、
夢や目標に向かって突き進むかっこいい一面がある。
アンナ様はほんとうにデザインの才能があるので、世に販売されるのは嬉しい!
―――こうして…
みんなと夏休みトークを楽しんだあとは、
お土産交換の時間。
殿下とエマ様とニック様からは、
グレートカナル帝国の名産品である高級な紅茶の茶葉とネロリの香油、かわいらしい飴の瓶詰めをいただいた。
ついでにしっかり、紅茶のお菓子とネロリの香りの美容グッズを所望されましたよ。
これはお土産というより材料なのでは…
ライラ様からは、
避暑地の名産品である森の香りのサシェと
森の精霊の加護付きと噂高いお守り石をいただいた。
ちなみに精霊は、聖女様クラスでないと目に見えないという噂だ。
精霊がいるという事実だけでワクテカですよこっちは!
そしてアンナ様からは、
この度販売することになった商品のひとつであるピンバッチをいただいた。
上品でユニセックスなデザインだし、制服やバッグにもつけられるのでみんな喜んだ。
最後にわたしからも、
女子にはアクアマリンのイヤリング、
男子にはターコイズのミサンガ風ブレスレット、全員にカモメの刺繍入りハンカチを渡した。
海街ならではのデザインを大層気に入ってもらえてホッとした。
やって来ました!
お待ちかねのランチタイム!
カフェテリアで注文した料理が運ばれてきたので、いま現在みんなで楽しく食事中である。
…どうやらカレン様とミラ様は、
成人の儀が間近に控えているため
夏休みの間その最終準備に追われていたそうだ。
『2人とも秋生まれだから、たしかにそうだよなぁ…』
夏休みを謳歌しきれなかったため、
2人は少し残念そうにしていた。
ふと、同じく秋生まれであるお兄様の成人の儀を思い出す。
お兄様も衣装やらリハーサルやらパーティーの準備やらいろいろ大変そうだったけど…
女性はもっと大変なものなのだろう。
しかしこんなにめでたい事は無い!
そして2人がもう成人されるのかと思うとなんだか感慨深い…
オリバー様に関しては、
暑い夏が苦手なようで(でしょうな)
ほとんど屋敷にこもり冷風魔道具で涼みながら研究に励んでいたようだった。
「気づいたら…休みが終わってた…」
と言っていたので、
研究熱心すぎて少し心配になった。
まぁ、相変わらず天使の輝きなので大丈夫なんだろうけど…
ちなみにアンナ様はなんと!
この夏、物凄いことを成されていた。
実は前々からこっそり相談は受けていたのだが、アクセサリーのブランドを立ち上げたのだ。
ご令嬢で商売をしているのはわたしくらいだったので、「ニコル様のように、わたくしも自分で作品を生み出し広めたいのです!」と打ち明けてくれて、それからずっとアクセサリーなどの小物づくりと販売について勉強されていた。
そんなこともあって、
商人ギルドへの口利きや細工職人探し、販路について少々協力させてもらったのだ。
可愛らしく大人しい見た目とは裏腹に、
夢や目標に向かって突き進むかっこいい一面がある。
アンナ様はほんとうにデザインの才能があるので、世に販売されるのは嬉しい!
―――こうして…
みんなと夏休みトークを楽しんだあとは、
お土産交換の時間。
殿下とエマ様とニック様からは、
グレートカナル帝国の名産品である高級な紅茶の茶葉とネロリの香油、かわいらしい飴の瓶詰めをいただいた。
ついでにしっかり、紅茶のお菓子とネロリの香りの美容グッズを所望されましたよ。
これはお土産というより材料なのでは…
ライラ様からは、
避暑地の名産品である森の香りのサシェと
森の精霊の加護付きと噂高いお守り石をいただいた。
ちなみに精霊は、聖女様クラスでないと目に見えないという噂だ。
精霊がいるという事実だけでワクテカですよこっちは!
そしてアンナ様からは、
この度販売することになった商品のひとつであるピンバッチをいただいた。
上品でユニセックスなデザインだし、制服やバッグにもつけられるのでみんな喜んだ。
最後にわたしからも、
女子にはアクアマリンのイヤリング、
男子にはターコイズのミサンガ風ブレスレット、全員にカモメの刺繍入りハンカチを渡した。
海街ならではのデザインを大層気に入ってもらえてホッとした。
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