異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!

マーニー

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第163話 プレゼントの準備

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―――寒さが増してきた11月終盤。

わたしは、来たるお兄様の卒業式と
オリバー様の成人の儀、
そして聖なる日に向けたみんなへのプレゼントの準備を進めていた。

「お!これはお兄様と初めて街デートに行った時に押した、王都の観光局のスタンプだ!
そんでもってこれは…お兄様の成人の儀の時に作った折り鶴…よし、これもスクラップブックに貼ろう。」

お兄様の卒業式には、
これまでの思い出を振り返ることができるスクラップブックを渡すつもりだ。

オーダーメイドの装飾品や万年筆も注文はしているけれど、お兄様は手作りの物をすごく喜んでくれるし。

これまでの家族や学園の友人たちとの思い出をまとめられたら、いつか懐かしくなった時にきっと癒されるだろうと思ったのだ。

「この日は、学園のサロンで皆さまとお茶会をしましたね!殿下がミラ様とお兄様をひやかして、紅茶をこぼされたのを覚えていますか?……っと。」

押し花や切り抜きを貼り付けて、
イラストと思い出エピソードを書き足していく。

最後のページだけは飾り付けだけして空白にしておいた。

卒業式の日、
友人方からの寄せ書きをもらったり、
カメラマンを呼んであるのでみんなとの集合写真を貼り付けることで、このスクラップブックは完成する予定だ。

仕上げに、大好きなお兄様へのメッセージと
いつもわたしが使っている香水をふきかけておいた。


―――さてさてお次は……

オリバー様への成人のプレゼント!
ひとまずお菓子類はマストなので、
その準備は万端である。
(マカロンと桃の3段ケーキと白シャンパン)

モノの方は、最新版の懐中時計にした。
オリバー様は研究に夢中になると
食事をとるのを忘れたり、気づいたら朝になることもしばしばあるそうなので、
食事と寝る時間のお知らせ機能付きのものだ。

健康生活を推進している者として、
これは見過ごせない事態ですからね。
国宝級の天使を守らなくては。


―――あとは……
そうそう、聖なる日のみんなへのプレゼント!

こちらは全員共通で
クッキーなどの焼き菓子はマストとして…

女子たちには、乾燥防止ケアの美容アイテム一式と、リクエストのあった大好評のホットアイマスク。

男子たちには、来年から本格的にシリーズ販売化をする男性用美容アイテム一式と、
ブーツなどの革製品をお手入れするクリームを贈ることにした。

あとは、お父様には男性用美容アイテムと珍しい外国のお酒のセット…
お母様には、乾燥ケアの美容アイテムとシルクのショール…

侍従のみんなには、そうだなぁ…
高価すぎても受け取りづらいだろうから。
日々の疲れを取ってもらうために、
ハーブの入浴剤と紅茶セットにしようかな!


『…うんうん!なんとかプレゼントも間に合いそうだし、大丈夫そうだね!』

こうしてわたしは、
それぞれのイベントに合わせて
プレゼントの準備や梱包を進めていった。
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