VRMMOでNPCの幼女を餌付けしてお姉ちゃんプレイしてたら求婚されました!?

みみっく

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三者面談?

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「ワタシがやった事って、テロリストと変わらないじゃないの…いえ、理由がくだらない分ワタシの方が…」

茉莉花ちゃんが【アトラス・ワールド】のNPCの人間味に驚愕しつつ、やってしまった事に対して心を痛めている頃

私は私でAIの無情さに頭を抱えていた

そんな矢先

北月我が家に一通の招待状が届けられる

「パパ!おねぇちゃん!まつりかちゃんのお家からお手紙だよ!!ルナ今日は郵便屋さんなのー♪」

届けてくれたのは今日も可愛いウチの天使だ

「来るんじゃないかと思っていたけど本当に来るんだねぇ」

樹さんは内容がなんなのか知ってるっぽい?

「樹さん、心当たりがあるんですか?」

「良いところのお嬢様は友達を作るにも面談がいるらしいよ?」

そのまま封を開けて中身を取り出す

手紙が2枚と記録媒体が1つ

1枚目の手紙にざっと目を通すと

「おぉっ?これは…」

2枚目の手紙を見て子供のような笑みを浮かべる樹さん

マイハート!心のシャッターおなしゃす!!

いそいそと2枚の手紙をスキャナーにかける樹さん

「こういうのは精密にやらないと面白くないからねー、燈ちゃん?茉莉花ちゃんの親御さんは思ったよりも気さくな人かもしれないよ」

「パパ楽しそう!!なんて書いてあったの?」

「私も気になります!置いてきぼりは酷いですよ!!」

スキャンが終わった2枚の手紙を取り出しながら樹がやってくる

「あはは、ごめんね?とりあえずこの1枚目の手紙を読んでみて」

ルナと2人で手紙を読んでみると…んん??

「前略?」

「ぜんりゃく?それなーに?」

「お手紙の最初の方に入れる挨拶みたいなものなんだけど、この“前略”は初めましての人にはあんまり使わないんだよ」

「お手紙のあいさつがあるの!?ルナ郵便屋さんなのに知らなかった!」

あぁ、ルナは可愛いなぁ
なんて思ってたら反対側でイケメンがイカした面をデロデロに溶かしていた

私も似たようなものだと思うのでもーまんたい!失うものなど無い!

「普通は“拝啓”とかを使うこと多いかな?」

「はいけい…ルナまたひとつ賢くなった!!」

「偉いぞー♪」

「きゃー♪」

あんまりにも可愛いもんだからわしゃわしゃしてやった

「茉莉花ちゃんの家は財閥の名家らしいしこういうのはしっかりしてそうですけどね?それとも私の知らないルールがあったり??」

ルナと戯れあいながら樹さんに質問をする

「そうなんだよ、ひと昔前に流行った遊びなんだけどね?違和感を含ませた単語を散りばめてアナグラムやアルゴリズムのヒントを出すんだ」

目を輝かせて答える36歳児

「あー、好きそうですねぇ」

そんな貴方が大好きです

「時間が無いからPCで処理したけど、あとでじっくり取り組む事にするよ」

そう言うと解析結果をプリントアウトしてきた

“まつりかとなかよくなってくれてうれしい”

これにはルナが大喜びだった

ルナが喜べば私達愛でる者も喜ぶ、わかってるじゃねーか!!

2枚目の解析結果は発注書と仕様データのパスが入っていたようだ

尚、解析前の文はやけに高圧的な『呼んでやるから来い』的なお決まりのやつだった

「これならアレを利用して3日…1週間後くらいが丁度いいかな?返信は勿論遊びを入れて…考えるのが楽しみになってきた!」

流石名家、既に人心掌握されている気がしてならない

私がしっかりしなければ!!


ーそんなこんなで1週間後ー

「うへぁあーー」

私は茉莉花ちゃん家で六菱お抱えのエステティシャンのゴットハンドにだらしない声を出していた

茉莉花ちゃんとルナが仲良く笑っている

その様子をニコニコと微笑みながら見守る人形のような美少女

最初茉莉花ちゃんのお姉ちゃんだと思ってたらお母様の百合ゆりさんだった

素直にビビった

財閥の力でアンチエイジングしたらここまで出来るのか!?と

これで秋穂さんより歳上なのだから始末に負えない、美容にかける情熱ここに極まれり!!

とまぁ実際はそんな事はなく、百合さんの体質だと現在進行形で私をダメにしているゴットハンドが話してくれた

…そっちの方が凄くね?てかゴットハンド歯軋りしてない?

「結構長く勤めさせて頂いてますが、何年経ってもすべすべつやつや!施術の後にあんな風になれば自信にもなるのですが変化がそんなに無いわ羨ましいわでもう…」

プロの葛藤と女の願望を垣間見た瞬間だった

そんなゴットハンドは私をしっかりと2ランクは上に磨きあげ

「貴女は素材も良い上に磨き残しがあるからやりがいあるわー♪奥様にお願いして貴女が来るときは呼んでもらうようにするわ!」

とても良い笑顔でそう言い放って颯爽と去って行った

磨き残しって歯磨きじゃないんだから…成長の余地と言っていただきたい!

プロっていろいろ凄いなって思いました

文字通りにしっかりたっぷり洗礼を受ける形にはなったが、今日の本題は自分磨きでは無い

副題くらいにはしないといけないと思う

茉莉花ちゃんのご両親との面談お話し合いがメインなのだ!

ぶっちゃけ友達付き合いするのに面談とか少し気に食わないがルナの頼みなら聞かない訳がない

とか思ってたら

「初めまして、私は六菱 善樹むつびし よしきと申します、茉莉花の父です。この様な形でお呼び出ししてしまい、申し訳ありません」

およ?茉莉花ちゃんのパパさんは随分と腰が低いぞ??

「私からもご挨拶させていただきますね?六菱 百合むつびし ゆりと申します、茉莉花の姉ではなく母です。」

百合さんが少しお茶目に自己紹介をする
まぁ会う人皆んなに言われるだろうしね?

しかし考えてみれば姉に見られる母ってどこかで聞いたことあるような??

私?私はおねぇちゃんなので!

「さて、まず初めに返信の手紙の件ですが非常に楽しめま…」

「あなたー?」

「はい…」

パワーバランスとキャラがわかった気がする

私の隣で返信の手紙あそびへの反応と手答えを感じてニコニコうきうきしている樹さん

可愛いなちくしょう!

予想通り、樹さんと善樹さんはすぐに意気投合した

そうして家に帰る頃には

「なんだかんだやっぱり名家の人間なんだなぁ」

少し困ったような顔で、それでも笑いながら新たな友を評価する樹さんの姿があるのであった
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