エレメント ウィザード

あさぎ

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第4章

風に気持ちを隠して

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 足取りは軽かった。セリカの脇に挟んだタブレットにはフルソラとクロウのサインが追加されている。
 サインの代わりに要求された身の毛もよだつクロウの要求は、フルソラが間に入ってくれ事なきを得た。

 「2人からサインをもらえてよかった。あとは、残り1人の上級魔術師ハイウィザードのサインをもらって、連合ユニオンに提出すればいいんだよな。」

 開けた渡り廊下を突っ切って辺りを見回す。目的の人物がこの辺りに居ると聞いたからだ。そして、視線の先に揺れる人影を見つけたセリカは思わず声を張り上げた。

 「ライオス先生!」

 吹き抜ける風に髪を乱したその人物は、声のする方へ体を向けた。

 「おや、セリカさん、こんにちは。今日は風が爽やかですね。」
 「こんにちは、ライオス先生。本当に風が気持ちいいですね。」

 1か月前は戦火にさらされ熱風が渦巻いていた。それを考えると、柔らかく吹き渡る今日の風すらも心地よく感じてしまうのだろう。

 「僕に何か用ですか?」

 顔にかかる髪を払おうとしないのは、ライオスが抱えきれないほどの書類を持っていたからだ。セリカの視線は自然とそちらに注がれた。

 「すごい荷物ですね。持ちましょうか?」
 「いいんですか?じゃあ、お願いします。」

 そう言うと、ライオスは乱雑な紙束を手渡した。

 「何の書類ですか?フォーマットもバラバラだし、中には殴り書きみたいなのもありますけど。」
 「これらは全部嘆願書です。」
 「嘆願書?」
 「はい。本当は公的な手続きに沿って提出されるものですが、今はどこの機関も時間がなくて。
 宛先は連合ユニオン。内容はほぼ、子どもたちの人権を守る意見や要請です。」

 セリカは思わず目を見張った。

 「今回の咎人の強襲は、この学園の壊滅と子どもたちの強奪を目的としたものでした。それが露呈した今、子どもたちを安全に保護するべきだという意見が多く集まったのです。そこから、すべての子どもたちに格差のない教育と、健やかな成長を見守る環境を整えようという問題に波及していったのです。」
 「すべての、子どもたちに・・・?」
 「はい。孤児はもちろん、スラム街に住む子どもたちも対象です。本来なら、苦しい境遇に居る子どもたちを支援するために魔法域レギオンが受け皿にならなければなりません。しかし現実はどこもそこまで手が回っていない。でも、咎人への変身に子どもたちの健全な精神が関わっているのならば、早急に対応しないといけないのではないか、というのが大衆の意見で、この嘆願書というわけなのです。
 こういう状況なので形式に沿ったフォーマットではありませんが、これは世界を変えようとする人々の願いの形なんですね。」

 セリカは腕に力を込める。争いの影に震える小さな弱き存在にみんなが手を伸ばそうとしている。これは平等に教育を受けられない子どもたちや、行き場を失った子どもたちの希望なのだ。脳裏には、目に激しい憎悪を宿した少年と、涙で目を腫らした少女の顔が思い浮かんだ。

 「これらもほんの一部なんです。きっと、大衆の声はもっともっと大きくなるでしょう。」
 「みんなの声が早く届くといいですね。」
 「ええ。それで、セリカさんは僕に用があったのではないですか?」
 「あ、そうでした!実は・・・」

 セリカはミトラたちと話した内容を伝える。ライオスは相槌を打ちながら、最後まで口を挟むことなく耳を傾けた。

 「ということで、ライオス先生にサインを頂きたいと思って探していました。」
 「・・・なるほど。セリカさんがはこであることは聞きましたが・・・。しかし、魔術師ウィザードを飛び越えて上級魔術師ハイウィザードなんて、すごいですね。」
 「いえ・・・。実力が伴っていないのは自分でも理解しています。ただ、限られた時間の中で自分にできることを精一杯しようと思いました。」
 「英雄であるアシュリナさんやジン先生が推薦しているんです。胸を張っていいと思いますよ。」
 「じゃあ、サインを――」

 ライオスはにっこりと笑うと、おもむろに腕を広げた。

 「え?」

 腕の中にあった紙切れが瞬く間に舞い上がっていく。それは爽やかに吹く風に乗り、あっという間に空へと消えていった。

 「な、何をするんですか!?」

 嘆願書は希望の形だと話したばかりだ。混乱するセリカを前に、ライオスは表情を変えることなく言った。

 「ジン先生の風精霊シルフを入れたと言いましたが、上級属性変化は習得したのですか?」
 「風精霊シルフの上級属性変化・・・?」
 「ご存知ですか?」
 「ふ、浮遊です。でも、まだ――」

 ドラゴンと戦った時は夜凪ノンティスが力を貸してくれた。しかし、自分の力だけで自由に空を飛ぶことはできない。

 「実力が伴っていないと言っていましたね。確かに、精霊を入れただけで上級魔術師ハイウィザードになんて甘い話はありません。せめて、すべての精霊の上級属性変化を完璧に操ってみせないと。」

 そう言っている間にも嘆願書は風に乗り飛ばされ続けている。セリカはライオスを睨みつけた。

 「無茶苦茶です。あの1枚1枚には、みんなの想いがあるのに!こんな風に扱っていい物じゃないでしょう!」
 「そう思うのであれば、すべて回収してごらんなさい。」

 表情を変えないライオスだが僅かな苛立ちが伝わってくる。わけが分からないがそうも言っていられない。セリカは飛び上がるために足場に氷を形成した。そして思い切り手を伸ばす。しかし掴みかけた紙はセリカの指からすり抜けていった。

 「あ!」

 再び手を伸ばす。しかし舞い上がった紙は不規則な動きでセリカを翻弄し続けた。

 「氷だけですべて回収するつもりですか?」
 「くっ・・・!!」

 分かっている。あれだけ空高く飛んだ紙を回収するには夜凪ノンティスに力を貸してもらうしかない。セリカは意を決し大きく息を吸い込んだ。

 「ノンティ・・・!」

 しかし、セリカの呼びかけは紡がれることなく風に溶けていく。そしてセリカは再び空に向かって飛び出した。

 (――?)

 再び手を伸ばすセリカの指先から紙がすり抜けていく。ここでセリカは左手を大きく振り上げた。すると、突然下から突き上げるような風が吹き、セリカをさらに上空へと舞い上がらせた。
 即座に足場を形成する。そして手に届く紙を素早く回収していった。

 (おや・・・?)

 再び風を起こす。紙よりも上空に飛び出したセリカは足場を形成しつつ、紙を回収し続けることを繰り返した。
 決して効率的な動きとは言えない。不規則な風の動きに回収できる確率もそこまで高くない。それでもセリカは諦めず紙を追っていく。

 (浮遊?というよりは・・・無理やり空に居続けるために踊っているみたいだな。)

 可笑しな動きに思わず口角が上がってしまう。そこに荒々しく地上に下りてきたセリカが回収した紙束をライオスに押し付けた。

 「持っておいてください!また飛ばさないでくださいよ!」

 そう言うと、すぐさま空へ飛んでいった。

 (へぇ・・・。動きにくい空で氷と風を出し続けているのに呼吸ひとつ乱していない。「魔法力の器」という概念が無いが故の強み、というわけか。)

 それでも体力は無尽ではない。セリカの動きが鈍くなってきたのは、紙を回収し続けて1時間経った時だった。しかし飛ばされた紙も残り少ない。気力で飛び続けたセリカがすべての嘆願書を回収し、地面に突っ伏して呼吸を整えたのはさらに1時間半が経過した後だった。

 「はぁ、はぁ、はぁ・・・。全部、回、収しました、よ・・・」
 「浮遊というよりは奇妙なダンスを踊っていた感じでしたね。」
 「・・・確かに、浮遊はできていないかも、しれません・・・。でも、上級属性変化を操ることが上級魔術師ハイウィザードへの条件だとは聞きましたけど、浮遊を使って回収しろ、とは言っていませんよね?」
 「屁理屈がお得意ですか?」
 「私はまだ浮遊は使えません。ちなみに、火精霊サラマンダーの上級属性変化である「熱」もまだまだです。焔鴉カウ夜凪ノンティスに力を借りないと上級魔術師ハイウィザードなんて夢のような存在なんです。」
 「・・・なぜ精霊の力を借りなかったのですか?さっき呼ぼうとしましたよね?」
 「呼ぶべきではないと判断しました。」
 「・・・というと?」
 「焔鴉カウ夜凪ノンティスは私の精霊ではありません。もちろん、私が望めば力を貸してくれるでしょうが、本来ならば簡単に呼んでいい精霊たちではないんです。ジン先生は、ここぞという時に夜凪ノンティスを呼んでいました。人命を救出する時や脅威なる敵を倒す時です。だから私も、2人を呼ぶ時はそういう場面でないといけないと思ったんです。自分で何とかできるのなら、まずは動くべきだと思ったんです。」
 「人命などが関わっていなかったから緊急性が低いと判断したのですね。」
 「はい。上級魔術師ハイウィザードになればもっと過酷な任務や環境を強いられるでしょう。その中で最善を勝ち取らなければいけない。」

 ここでセリカはくしゃくしゃになった嘆願書の束を見つめた。

 「人々の声である嘆願書を拾い上げるのは上級魔術師ハイウィザードではない私にもできること・・・いえ、上級魔術師ハイウィザードを目指すなら、精霊の力を借りずともこれぐらいできて当たり前なんです。」

 強い意志を宿したその目に見覚えがある。機械に囲まれた部屋が無惨に破壊され、学園の結界機能が無効になったあの時だ。
 ライオスは悔しそうに唇を噛んだ。場所を守るために必死になる姿なんて見たくなかった。それが他者のためならなおさらだ。その目を思い出すたびに、吐き気がするほどの醜い感情に支配されるのだ。

 「セリカさんは、魔法を失った時どんな気持ちでしたか?」

 無遠慮な質問だっただろう。急な質問に、セリカは案の定戸惑いの表情を見せた。あ、と漏れる撤回の言葉は、しかし続かなかった。

 欠落者ディーファーは精霊の使役が行えない分、偏った能力を発現することができる存在だ。形は違うが、セリカは似た境遇といえる。
 レイアが欠落者ディーファーであることは知っているがその原因は聞けずにいる。その一歩も踏み出せないくせに、常に焦燥感に苛まれ続けている自分はとんだ臆病者だ。
 自分が求める答えはきっとレイアしか持っていない。しかし、共通する感情に触れたいとライオスは藁にも縋る思いだったのだ。

 (僕は・・・本当にかっこわるい。)

 眉間にシワを寄せ目を伏せるライオスに、ゆっくりとセリカが口を開いた。

 「絶望です。自分の存在意義を失ったと思いました。もう自分に価値はないと、だから両親も迎えに来ないんだろうと、あの時は常にネガティブな思考だったと思います。実際に、精霊と両親を失って4ヶ月は何もできずにいました。ただ・・・私は運が良かった。おっしょうと出会い、はことしてこうやって立っていられるんだから。」
 「おっしょう・・・ヴァースキさんのことですね。セリカさんにとってやっぱり特別な存在ですか?」
 「そりゃあ・・・まぁ、特別ですね。おっしょうが居なかったら今の私は居ないのだから。本人には絶対に言いませんけど。」

 セリカはヤニ臭い仏頂面を思い出す。しかしライオスが思い浮かべたのは胡散臭く笑う白衣を着た男の姿だった。

 「僕は時々考えることがあるんです。この世界に魔法なんてものが無くなったらどうなるんだろうって。」
 「え・・・?」
 「特別な力なんて存在しない、平坦な世界です。精霊も魔術師ウィザードも居ない世界で、人はどのように生きるのでしょう。」
 「想像、できないです。魔法も精霊も居ない世界なんて・・・。」
 「そうですよね。でも魔法が無くなっても、人は進化を続けるでしょう。それぞれが己の足で世界に立ち、生きる術を見つけると思います。
 精霊がいなくても不自由のない生活を送れるように工夫をし、自分の能力で大事な人を守れるよう努力し続けるでしょう。」
 「でも・・・私は精霊が居ないと寂しいです。」
 「僕もです。でも魔法がなければ咎人なんて存在しなかったでしょうし、魔法の優劣に類似する身分や格差も生まれないのではないでしょうか。魔法という壁を取っ払えば、もっと人は自由に生きれるんじゃないかと思うんです。それを想像すると、ちょっとだけ憧れる自分がいるんです。」

 魔法がなければこの醜い感情も生まれなかっただろうか。特別な存在をも超えられるよう、自信を持つことができたのだろうか。あの時のレイアの目を見てから、シャノハ博士への劣等感に押しつぶされる毎日に疲弊し続けている。

 「魔法がなければ、身分も格差も異性にも囚われず人を愛せるんじゃないか・・・。いや、忘れてください。あなたにこんな話をするつもりは――」
 「もし魔法が無くなっても何も変わらないんじゃないでしょうか。」
 「え・・・?」
 「確かにこの世界は実力主義であり、魔法の優劣で立場が大きく変わります。ただそれは魔法が無くても同じだと思うんです。魔法が無くても人は財や肩書で立場の優劣をつけると思うし、土地や資源を守るため争いを止めないのではないでしょうか。 
 自分たちが望むままに兵器や軍事を用いて弱き者を屈服させようという構図は、きっと魔法に関係ない根本的な問題にあると思うんです。」
 「根本的な問題・・・」
 「人は欲を完全に制御できません。咎人が失った精霊を糧に力を求めるように、私が精霊を取り戻すためにはこになったように。」

 ライオスが顔を上げる。その言葉の真意を汲み取ろうにも、セリカはライオスを見ていなかった。

 「真逆の存在である咎人と魔術師ウィザードって表裏一体に思えるんです。隔てた壁は厚いようでとても薄く脆い。きっと意志さえあれば簡単に飛び越えてしまえるものなんじゃないかと思うんです。些細なきっかけで、人は悪にも正義にもなれる。例えば、私がはこという立場を咎人にように破壊行為に使おうと思えば簡単にできるということです。」
 「あなたがそれを言っては――」
 「意志の話です。でも可能性は100%じゃない。要はするかしないかの意志の選択の話です。」
 「セリカさん、あなたは・・・」
 「私はここまで導いてくれた人々に報いたい。だから自分が正しいと思うことを、自分の欲のために鍵になろうと決めました。この意志は他者から見れば悪であり善でもあるでしょう。でもこれは私が決めた意志の選択です。魔法があっても無くても、私は自分が信じる道を選択し続けたい。ライオス先生は自分の意思を魔法で決めるのですか?」
 「え・・・」

 ふとライオスはある日のことを思い出す。それは機械に囲まれ閉塞感の拭えない、しかし不思議と居心地の良いあの場所でコーヒーを飲んでいる時だった。
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