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拘束♡
しおりを挟む弥と尊から一度ずつ契り、ぐったりはしているものの、窓際でまた縄を結ばれた雫。立たされ、下半身は自由ではあるが、腕は背中に回され、左側に弥、右側に尊が全裸で立っている。しかもまだ興奮状態なのだろう、2人の肉棒は天井を向いている。端正な顔立ちで引き締まる身体の双子。最初の印象が無く、公共の場で顔を合わせていたら、雫もときめいたかもしれない。しかし、雫は拒み、拉致や拘束する事を2人に選ばせてしまった。
「白い肌に赤い縄は似合うな、雫」
「あぁ、本当にエロい」
「………私、逃げませんから……もう縛らないでくれませんか?」
「…………趣味だからなぁ……俺達の」
「諦めろ、雫」
「俺達は、背徳的なのも、こんな趣味なのも理解した上で、雫を引き込むんだ」
「………何故天使に拘るんですか?」
弥と尊はお互いの顔をガラス越しで見合うと、弥が口を開いた。
「異能、て雫は知ってるか?」
「異能?…………古い書物に書いてある超能力的なものですか?」
「そう、古代から皇家と天使家はその異能があったらしい……今は無いがね……その風習が残ってはいるのもあるんだが、皇家が天使家の女を娶った時、異能が発症したらしい……だから、皇家はソレに拘り、天使家も拘った………拘った理由は、財を獲たからだ……だからといって、俺達がそうなるとは思った事はないが、雫の写真を見た親父が、俺達の嫁に、と言って、俺達が雫に一目惚れしたのが始まりだ」
「女に不自由のない暮らしをしていた俺達が、雫にだけ拘った……だが、財閥の政略結婚も俺達は嫌だったから、他の女を抱いてはいたが誰も満足しなくてね……だからこの数年か?天使の爺さんに雫に会いたい、と言ったが、逃げられたんでな………強硬手段を取った訳だ」
「それでコレですか?」
呆れ気味に雫は2人をガラス越しで睨む。すると、2人は同時に笑った。
「雫、睨んでも怖くないな」
「寧ろ可愛い……」
「…………そうですか……で?いつ解いてくれます?コレ」
雫がそう言うと、弥と尊の導火線に火を着ける。弥は、ガラスに雫を押し付け、ひんやりとしたガラスに胸が冷え、身体を震わせた。尊が雫の耳元で囁く。
「いくら逃げないといわれてもまだ安心はしない………結婚してからだろうなぁ」
「あんっ!………ヤダっ!ソコは違います!」
「知ってるさ………今から尊がココに入る………そして、俺はまた雫のココに入る………前と後ろから、俺達から愛される姿を雫は見せてくれ」
「あぁ、まだヌルヌルだ………雫の蜜口……弥、後ろは?」
「こっちは解れてはいるが、濡れてはいないな……」
「そ、そんな2人一緒なんて!………無理っ!」
「雫……昨日の媚薬を持ってきているから痛くない」
弥はガラスを背にし、雫の右足を持ち上げると、ゴム無しで雫の中に入った。
「避妊は!?」
「あぁ、そうだったな…………逃げられたくて…………尊、早く入ってやれ、ゴム着けてな」
「ははは……弥、焦るなよ」
尊は指に媚薬を塗り、後ろ孔の奥迄、媚薬を擦り込むと、ゴムを嵌め、雫が痛みで逃げられないように様子を確認しながら入って行く。
「嫌ぁ!!………弥さん!尊さん!離し………んんッ!!」
「はぁ………はぁ………雫……お尻から入ったよ………蜜口と違う気持ち良さがある」
「あゝぁぁぁぁぁ……」
雫は天井に仰ぐ。玩具の大きさとは違う
男の屹立は、圧迫感が雫に耐えれる物ではなかったのか、目の前がチカチカと光り、放心状態だった。そんな雫の頬を撫でた弥は、一旦雫から離れ、ゴムを装着した。弥が抜けた事で、ほっと一息がついたものの、直ぐに息苦しい思いをする。
「雫…………力抜けよ?」
「…………だ、駄目っ…………無理無理無理無理…………ぃぃぃっ!!!」
再び、目の前がチカチカした雫。既に蜜口は2人の屹立を味わってはいたが、圧迫感がその倍以上になるのだから、苦しくて弥の背に爪を立て悶えてしまう。
「………っ………いいぞ、雫……苦しいなら俺にしがみつけ………」
「………仕方ないな……雫、弥に爪痕いっぱい着けてやれっ!」
「はっ………はんっ!………苦っ……しぃっ!」
「凄いっ!締まるっ!」
「雫っ…………好きだっ!」
「あぁっ…………ま……ね……さ………」
「雫っ!俺も呼んで!」
「………ひやぁっ………みぃ……こ……とぉ……」
「は?何で尊は呼び捨てなんだ!雫っ!」
「あ!こらっ!がっつくな、弥!」
前と後ろからがっつかれ、弥と尊の先が雫の最奥をいじめ抜き、3人同時に果てたのは致し方なかった。
「雫っ!俺も呼び捨てにしろっ!」
「…………あぁっ……イッて…………ィクぅ………ッッ!!」
「弥………大人気ないな……」
雫の疲れ具合から、弥も尊も杭から開放すると、ベッドに雫を運ぶ。下半身は熟れてヒクヒクする姿の雫。髪は乱れ、汗が吹き出た痴態は、再び弥と尊の欲の捌け口になる。
「雫、次は如何したい?」
「…………はぁ……はぁ………いっぱい……欲しい………」
「分かった………じゃあ次は逆な」
弥が優しく髪を撫でると、雫からおねだりがあった。
「弥…………キス………いっぱい……」
「雫っ!俺はっ!」
「………尊………舐めてぇ……」
もう理性はブッ飛んだのか、酔いが冷めていないのか、尊の前で足を開いた雫だった。
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