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しおりを挟む「あぁぁっ…………」
「まだ指だぞ?本当にエロいな………お前は」
たった数本の指でイかされた麗禾は、全身ビクビクと痙攣してグッタリさせられてしまった。
「こ………晄さ………が女の身体………知り尽くし………てるから……」
「じゃあ、お前は俺の身体を知り尽くしてくれよ………もう、この身体はお前のなんだから、好きに弄れ………特にコレな……教えてやるから握ってみろ」
「っ!」
身体は洗われて、麗禾は晄を洗わせて貰おうと思っていたが、それが出来るのだろうか。
「私も、晄さんを洗って良いんですか?」
「あぁ、洗ってくれよ………好きな様にな」
両手で晄の杭を握らされた麗禾。だが、如何して良いのか戸惑っていると、晄が麗禾の手を包んだ。
「こうやって………根本から先………」
「っ!」
「…………で、先を指の腹で………こう……とか………舌使って先を舐められるのもイイ………」
杭の部分だけで、様々な名称もあるのも説明されながら、麗禾は晄の杭を愛撫始めた。
「こ、こう………ですか?」
「っ…………あぁ………なかなか上手いじゃないか………お前の手と舌で、俺をイかせてみろよ………その間、俺はそれ以外の部分洗ってるから」
麗禾は晄に洗われている間、何も出来なかったのに、晄はそれが出来るという事は、随分と余裕があるのだろう。サッと洗ってしまい、麗禾の頭上から、見下しているだけになってしまった。
「フェラもしてくれよ………俺は麗禾のま○こ、全部舐めれるぜ?………あ……そういや、ココは洗ってやってなかったな………」
「えっ!…………そ、其処はっ!」
「中も洗ってやる………此処も性感帯なんだぞ?」
徐ろに麗禾の尻に手を伸ばされて、入り口付近をクニクニと擦られて、晄を止めようと杭から手を離してしまった。
「麗禾………離すなら咥えてくれよ………俺がイク迄、お前を触れないのは不公平だろ?」
「っ!」
片方の晄の手は、麗禾の頭や耳、頬を撫でて優しい手付きだが、もう片方の手は刺激を増して行き、麗禾も疼きが増していく。
「俺をイかせなきゃ、ま○こに挿入ねぇからな、今日は…………それとも頂戴、て言うか?」
尻だけでなく、陰核迄触れるので、腰がガクガクと震えも止まらない。
「口ん中入れさせてくれ」
「っ…………んぐっ……ん………」
「っ!…………エロっ……」
キスをする様に、舌と上唇で杭を挟み、根本から先に、手で扱く動きと同じに頭を動かしてみる麗禾は、この時の晄の顔を見て、ゾクゾクした。
「っ!………んっん……」
「あぁ、気持ち良いぜ…………ま○こん中みてぇ……」
何度も何度も口の中で行き来する杭が、次第に晄も腰を動かして来た。
「そのまま口開けてろよ………口ん中に射精させてくれ!」
「んぐっ……っんんっ!」
苦しくて激しいが、それを秘部に与える衝撃と同じなのだろう。全部口には頬張れなくて、それでも気持ち良い、と言ってくれた事が嬉しくて、晄の熱を待った。
ガツッと頭を掴まれた時に、流し込まれた白濁は多くて飲み込んでしまい、決して美味しい物ではなかったが、口の中にはまだ残されていた。
「麗禾………口開けろ……出していいぞ………ったく…………また一段とエロい顔しやがる……」
顔を上げられ麗禾は見上げると、愛おしそうに見つめる晄の顔が、好きだと思えた。
「口、濯げ…………今度は俺がイかせる番だな……」
「の、飲んじゃいました………」
「量、多くて悪かったな………禁欲生活してたしよ」
「それ、私の所為………」
「違う………俺が加減しなかったからだ………反省する………湯船入ろうぜ。湯も溜まったし……麗禾は窓に手付けてろ」
晄のマンションのバスルームは硝子が張ってある。最上階で隔たりない夜景が見えるが、今更ながら、カーテンも閉じていなかった。
麗禾は入る前、ブラインドカーテンを下げるのに、晄は上げるので、晄が上げっぱなしにしていたのだろう。朝、麗禾がバスルームを掃除して、大学に行った時は下げていた筈だ。
「え!………上げっぱなしでした?ずっと……」
「湯を溜める時に上げといたんだが」
「さ、下げて下さい!」
「今更だろ………それに、此処を覗きに来る奴なんて居やしない」
確かに窓から見る景色に同じ高さのビルは無い。無いが開放感があり過ぎて恥ずかしい。
「ほら………もう今更だ………諦めろ」
「えっ!…………ま、待っ………あぁぁぁっ、あ、あっん…………さ、下げ………た……」
「駄目………」
屈む晄に一足先に、足の付け根に頭を付けられ、秘部を攻めらると、もう何も手に付かないのが初心者の麗禾だ。必死に手をブラインドカーテンに伸ばそうとするが、刺激を与えられると手が下りてしまい届かない。
「子宮………下りてっから、挿入るぞ………」
「ふぇっ?………あ……ま、待って………今イッ………」
「麗禾………ち○ぽ挿入てくれて、ありがとう、は?」
「っ!」
「ほら………言えって………聞きたいから………」
「い………言えな………恥ずかし………」
「ま○こに挿入てくれて、ありがとう………でも良いぞ?」
如何しても麗禾の口から、卑猥な言葉を聞きたかった晄は、耳元で何度も復唱させようとしていて、結局晄が再びイク迄に、麗禾が言えたのは、ただありがとうだけだった。
「絶対に、次言わせてやるからな!」
「言いません!」
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