【完結】鬼畜皇太子にロックオンされまして…………

Lynx🐈‍⬛

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鬼畜を貪る小悪魔♡

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 マシュリーの中で3度程、熱を注いだルカス。1度も抜かずにただ無心に、腰をマシュリーに打ち付けて、息も荒げ漸くマシュリーから離れたルカス。馬車のシートには色気で高揚感漂う淫らなマシュリーが、ヒクヒクと震えていた。
 いつものマシュリーであれば、これ以上は、とルカスを拒否しつつ、それでもルカスは強引に組み敷くのだが、媚薬を飲んでいるマシュリーは違った様で、身体を震わせながら、ルカスにお尻を突き出した。

「ルカス様…………まだ……寂しい……」

 割れ目を広げ、ヒクつく蜜口と、その口から溢れ出るルカスの白濁が、マシュリーの太腿を伝い、馬車の座席に染みを作る。

「まだ足りない?」

 ルカスは汗を腕で拭い、中途半端に着崩した服さえも脱ぐと、マシュリーのお尻を擦る。

「まだ…………下さい………」

 潤んだ目で、ルカスを見つめ、実った美味な裸体でルカスを魅了するマシュリーを、まだ萎えない屹立を押し込むルカス。

「あぁっ………気持ち………いいっ……」
「いつも、俺をこんな風に強請ってくれたらいいのに…………」

 そんな言葉を吐露するルカスだが、恥じらうマシュリーもまた可愛いと思っているので、マシュリーには聞こえないぐらいの小声。

「いつも…………は……いやぁ………」
「…………聞こえてた?………どっちも好きだから構わないよ………乱れ狂うマシュリーも好きだし、恥じらうマシュリーも好きだからね」
「ああっ……ルカス様っ………わたくしも………貴方が…………好きですっ…………あぁんっ……あっ………」
「!!………くっ!」

 突然のマシュリーからの告白に、我慢出来ずにルカスは4度目の熱を放出する。

「………マシュリー、ズルいなぁ………注いでしまったよ………」
「………終わり………ですか?」
「……………プッ………まさか………俺がコレで止めるとでも?………俺の上に乗って、マシュリー………愛撫する場所は蜜口だけじゃない………中に居ながら、他の場所を愛してあげる」

 そう言うとルカスはシートに座り、マシュリーを跨がせると、屹立をマシュリーに突き刺し抱き締めて、媚薬の効果が少し落ち着いたマシュリーの胸の蕾を口に含む。

「ああん……あっ………ンんっ」
「何度、注いでも……締め付けてくれるから………終わらないよ………」
「胸っ…………あぁん………」
「気持ちいい?」
「……………んっ………は……い……」

 ザラザラとしたルカスの舌が、啄む様に口の中でマシュリーの蕾を弄る。吸っては噛み、舐めては転がされ、弄ぶルカスの愛撫にマシュリーは酔い痴れ、蜜壁はルカスの屹立を締めていく。

「また………イキそうだ………」
「んっ………だって…………」
「今はイキなよ………久々だし……」

 先日の月の穢れから、久々の逢瀬が馬車の中で、というのも羞恥心があれば出来なかったが、媚薬がその羞恥心さえも失わせるとは思ってもいなかったマシュリーは、酩酊に近い酔いの中、理性等無い為に、気にも止めずルカスを強請って強請って、気を失う迄貪った。
 結局、ルカスがマシュリーの気を失わせる迄抱き潰し、上着とマントでマシュリーを包むと、馬車から顔を出す。事件現場の近くに停車していた馬車だったが、ほぼ検証は終わり、マークが馬車の外で仁王立ちして待ち構えていた。

「随分とお楽しみだった様ですね、ルカス様」
「…………まぁな……終わったか?」
「はい、とっくに………レナードは城で手当を受け、アンナレーナ嬢やコレット嬢、屋敷に居た全てを牢獄に閉じ込めてます」
「……そうか………ご苦労さん………さて、俺も帰るか」
「ルカス様………マシュリー様は?」
「マシュリーも顔を殴られていて手当は必要だ………腫れていてキスも出来なかった」
「……………先に手当でしょうに……」
「媚薬でエロくなったマシュリーを医者に見せれるかよ…………」

 満足感たっぷりのルカスに、冷たい視線をマークは送り、嫌味を続ける。

「マシュリー様の手当が済む迄は、控えて下さいね………ルカス様は満足でしょうが、意識戻ったマシュリー様の心の傷は癒やされてないんですからね」
「……………お前………いい性格してるなぁ……」

 羞恥心に苛まれるであろうマシュリーを予想したマークはルカスに棘を刺す様に抉っていく。

「陛下や皇妃、マシュリー様の侍女達もマシュリー様を心配しています、帰路の準備しますので、馬車に近付きますよ………いいですね?」
「何だ、その決定的な言い方………まぁ、良いが頼む…………身を清めてやりたい」
「抱き潰した結果じゃないですか…………帰るぞ!」

 マークは指示を出し、馬車を動かし城に戻った。正面門から入ると、否応なしにマシュリーの姿が目に入る為、迂回し皇族専用庭園側から城に帰ったマシュリーは、そのまま2日程目を覚ます事なく、起きた時には既に事件は片付いた後だった。
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