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愛撫でも満足してます♡

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 ゆっくりと、玲良の肌を撫でる穂高。

「マッサージからな」
「…………んっ……」

 肩から、ゆっくりと揉むと、肩が張っているのが分かる。首や肩のツボを押すのは玲良を癒やしたいからだ。

「肩凝り凄いなぁ……」
「穂高も肩凝り酷いよね~」
「今度、温泉旅行行くか」
「………あぁ、行きたい~」

 リラックスさせる為にあの手この手と、試行錯誤している穂高に付き合う玲良。だが、時折、ツボ押しと違う感覚がある。それにおかしくて笑ってしまいそうになる。

「………ふふっ……」
「何だよ」
「………いつもだったら、強引に触るのに」
「いいのかよ、緊張してたろ?」
「…………何か思い出しちゃった……強引、て事に………このマンションのベランダで……さ………」

 穂高は、マッサージを止めて抱き締めると、玲良の肩に顔を埋めた。

「黒歴史…………初体験やり直したい……今思えば、玲良を外で侵すなんてありえねぇ……」
「そうなの?」
「そもそも、合意じゃなかったしな……あんなんレイプみたいじゃね?………好き、てだけで近付いて……」
「…………ねぇ、穂高」
「ん?」
「………私、強引の手のが好きかも……穂高から貰う手は……だけど、イキっぱなしか、我慢か、てさっきの話は、まだ分かんないや……選べない………だって……どっちも穂高から貰うものだし……どっちも好きだから………」
「…………我慢出来なくなるけど……俺が………」
「うん、だから任せる!………乗れって言ったら乗るし!………でも拘束は嫌」
「しねぇよ!拘束は………SMごっこはやらない」

 玲良は方向を変えて、穂高にキスを贈る。それが合図だった。向い合い、穂高は玲良の胸に触れる。ローション風呂のお湯はとろとろで、包まれる感覚だ。穂高は口での愛撫だけではなくても、手指だけで充分気持ちよくさせた。

「っ………あっ………んあっ」
「乳首、どっちが気持ちいい?」
「……………んんっ……分かん……ない」
「右…………」
「あっん……」
「………左……」
「………っあ……」

 左右の乳首の感度を交互に確認させる穂高。

「分かんないじゃないだろ?子供産まれたら、母乳飲ませるよな?………俺が好きな方は残しておいてくれ………嫉妬するから」
「…………はっ?……子供産まれたら、子供の物でしょ!」
「いいや………どっちも俺の物だな……」
「…………馬鹿……」

 バシャッ!

「玲良?」
「…………穂高……」

 玲良は湯船の中に立ち、膣口を開いて穂高に見せた。

 ゴクッ。

 穂高の喉が鳴る。

は穂高の物………でしょ?は、子供の出口だけど、穂高の入口よ?」

 ローションなのか、愛液かは分からないが、トロッと溢れる滴。

「湯冷めする………入口に入るから確かめさせろ」

 穂高は玲良の腰を支え、花弁を拓く。クリトリス、膣口を同時に攻め立て、膣口の音をバスルームに響かせた。

「ああぁっ!」
「腰落とせ、玲良………そのまま入れさせろ」
「んっ………」

 ローション風呂でお互いヌルヌルで、滑る様に密着すると、バチャバチャと波打つお湯。

「久しぶりで………直ぐに出そうだ……」
「………穂高っ………おっき……」
「………まだ……出来るから安心しろ……」

 ドクッ、と玲良のなかで破裂した穂高。

は確かに入口だな…………妊娠したかったら直ぐに言えよ、何人でも育ててやる」
「…………気が早いよ………まだ今の病院で仕事したいんだから……」

 穂高は玲良の下腹部を擦る。

「いつになるよ……」
「……………ん~、とりあえず病院内の女医達と女性看護師達に認められたら?」
「は?何で」
「…………高校の時の二の舞いヤダ………嫉妬と虐め」
「……………じゃ、付き合ってんのは公表するからな………あとは俺達の頑張り………そして2人で円満転医」
「…………いいの?」
「30歳迄は待てねぇぞ、子供は1人は嫌だからな」
「…………うん、それは私も……」

 再び、固く包容をしあい、2回目を始めた。

         ☆☆☆☆☆

 穂高が2回目の吐精の後、身体をお互いに洗い、ベッドへと移動した。玲良はもう緊張が取れ、穂高からの愛撫を受け取れている。

「はぁ………はぁ………またっ……イっちゃ……」
「うん………すげ~、中痙攣してる………今挿入ったら、気持ちいいだろうな………」

 背後から、座って攻められている玲良。長い髪を乾かして貰っていたのだが、終わった途端、穂高は背後から、玲良の足を開き、クリトリスと、膣内へ指で愛撫を始めている。
 バスルームで行われた時の白濁は、一旦掻き出され洗われた為、ベッドシーツに染みを作るのは、玲良の愛液だけたった。

「指っ………止め……ちょっ……休け……」
「え~………分かるだろ?俺、勃ってるの」
「イキ………過ぎて……壊れ……」

 キュウキュウに、穂高の指を締め付けているので、玲良の言い分も分かるが、イキっぱなしの玲良が見たくて堪らないのだ。

「潮噴いたらな」
「やらっ!………も……何回……出てる………と……」
「愛してる………玲良……めちゃくちゃに俺だけを感じてる姿、めっちゃ可愛い………」
「!!…………ああぁっ……激し………ゔっ……」

 耳元で囁かれ、更に穂高の指に玲良の潮が掛かる。ビクビクと震え、穂高の指を離さない。3本入ってい指はふやけてしまった。

「如何する?もう1回挿入出来るぐらい、パンパンに勃ってるけど、口で抜くかそれともなかか………どっちがいい?」
「……………なか………がいい……」
「………じゃあ、長めにゆっくりするな……風呂では早めで物足りなかっただろ?」

 『物足りなかった』とは思っていない玲良。愛撫はしっかりねっとりされて、バスルームでのセックスも満足していたのだが、穂高の3回目のベッドでのセックスは本当に長そうに感じた。

「…………ま、満足したよ?お風呂場でも」
「そうか?………ま、それはそれだから………」

 玲良を四つん這いにさせようとする穂高。

「!!……ま、待ってはまだ嫌っ!!………顔見てシたい!」
「!!………あ……ごめん………そうだな……仰向けになって、玲良」

 まだ山科からの陵辱を思い出してしまう。玲良は、一部始終事件の説明を警察にしている間、穂高が付き添って聞いていたのだ。手を握り、ベッドで事情聴取を行われている間、穂高が傍に居ないと喋れなかったのだ。だから、穂高も知っている。
 四つん這いで縄で縛られ、バイブを入れられている時に玲良は警察に助けられた、と。
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