イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。

文字の大きさ
9 / 47

キス・・・。

しおりを挟む
1時間くらい海辺を歩いてから、帰ることになった。




要「ここまで結構時間かかったしな。帰りに渋滞にでも巻き込まれたら大変だ。」



家までの道のりの間も、私たちのおしゃべりは止まらない。




要「美都の目ってさ、昼寝のときはどうなるの?」

美都「明るい場所で寝たら、起きてもすぐに見えるよ?夜は、目が覚めても見えないんだけど、朝は陽の光が射し込むから目が覚める頃には見えるようになってる。」

要「へぇー。」






聞かれては答え、聞いては答えてもらいながら車は走る。

渋滞に巻き込まれることもなく、明るいうちに私のアパートの前に車はついた。




ーーーーーーーーーーーーーーー




要side・・・




美都のアパートの前に車をとめた。

美都はシートベルトを、カシャン・・・と外す。




美都「海まで連れていってくれてありがとう。ほんとに楽しかった。」

要「ん。」

美都「じゃあ、またね。」



下りようとした美都の手を引き、その体を俺の腕に閉じ込めた。




美都「わぁ・・・っ。」



美都のことが好きすぎる俺。

まだ帰したくなくて思わず体を引き寄せた。

指で顎をすくって、唇を重ねる。




ちゅ・・・






美都「んっ・・・。」

要(ここまではもう何度かしてるんだよなー・・・。)





デートの度に唇を重ねてきた。

そろそろもう一歩踏み込んでみたいところだ。





美都「んーっ!」





息が限界なのか、身を引く美都。

俺は息をさせるために少し唇を離した。




美都「ぷはっ・・・・んんっ・・!?」




口が開いたのを見計らって、舌を滑り込ませる。

美都が逃げないように、後頭部を支えながら。




ちゅ・・ちゅく・・ちゅ・・・





美都「んぁ・・・んっ・・・んぅ・・・っ。」

要「美都・・・かわいい・・・。」




ちゅくちゅくと音を立てながら美都の口の中を犯す。

角度を変え、口の中を味わってると美都の体から力が抜けてしまった。




美都「はぁっ・・はぁっ・・・・力が入んない・・・。」

要「ごめん・・・好きすぎてつい・・・。」





ぎゅー・・・っと抱き締めてから、美都の体を解放する。

引き寄せていた美都の体を離すと、美都は車のドアを開けて下りた。




美都「またね。」

要「うん、連絡する。」




正直、『やりすぎたかも』と思ったけど、美都は予想外な言葉を俺に言った。




美都「要さん。」

要「うん?」

美都「・・・大好きだよっ。」

要「ーーーっ!」




言うだけ言って、走って帰っていった美都。




要「なにあれ・・・。」




しつこくしたキス。



怒られても仕方なかったのに『大好きだよっ』て・・・




要「もしかして・・・キスの返事・・・?」



舌では返せないのを言葉でくれたみたいだった。




要「ははっ。・・・かわいいやつ。」



美都に溺れていくことを自覚しながら、俺も帰路についた。











しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

『番外編』イケメン彼氏は警察官!初めてのお酒に私の記憶はどこに!?

すずなり。
恋愛
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の身は持たない!?の番外編です。 ある日、美都の元に届いた『同窓会』のご案内。もう目が治ってる美都は参加することに決めた。 要「これ・・・酒が出ると思うけど飲むなよ?」 そう要に言われてたけど、渡されたグラスに口をつける美都。それが『酒』だと気づいたころにはもうだいぶ廻っていて・・・。 要「今日はやたら素直だな・・・。」 美都「早くっ・・入れて欲しいっ・・!あぁっ・・!」 いつもとは違う、乱れた夜に・・・・・。 ※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんら関係ありません。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

密室に二人閉じ込められたら?

水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...