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ひなたの年齢。
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太陽「?・・・ねーたん?」
1年半前のことを思い出していた私は、太陽に呼ばれて我に返った。
ひなた「あ、ごめん。太陽のママ、いつまで迷子なのかなぁ。」
太陽「うん・・・・。」
俯く太陽。
もしかしたら太陽は気づいてるのかもしれない。
もう迎えが来ないかもしれないことを。
ひなた「・・・太陽?ハンバーグ、どっちがうさぎさんの形にできるか競争しようか!」
太陽「!・・・する!」
少し機嫌がよくなったところで早歩きにスーパーに向かう。
太陽の興味を『ママ』から逸らすために。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
優弥side・・・
火災で出動した俺たちは、ボヤだったこともあって、すぐに署に戻ってきた。
翔馬「大きい火事じゃなくてよかったなぁ。」
宏斗「ほんとだな。」
同じ隊の仲間が喋りながら前を歩いてる。
事務員「あ、お疲れ様です。お弁当届いてますよ。」
優弥「ありがとう。」
事務員が持ってきてくれた袋を受け取り、俺たちのデスクに置いていく。
優弥「えーっと・・・これ、翔馬な、これが俺で・・・宏斗が・・・」
蓋に書いてある名前を頼りにみんなに手渡していった。
翔馬「お!卵焼きが入ってる!」
宏斗「おっちゃんのご好意に感謝だねぇ。」
航平「俺、続き食うっ。」
みんなが卵焼きに夢中になってる中、俺は名前の下に何か書かれているのを見つけた。
優弥「・・・ははっ。メッセージ付きだな。」
『いつも守ってくださってありがとうございます。』
そう蓋に書かれたいた。
翔馬「・・・嬉しいねぇ。」
宏斗「うんうん。」
航平「ひなたちゃんからのメッセージってのがいいよなー。」
優弥「え・・・。」
思ってもみなかった言葉に俺が反応すると、みんながよってたかって言い始めた。
翔馬「ひなたちゃん、かわいいよなぁ。看板娘って感じで。」
優弥「え?」
宏斗「え?ひなたちゃんはみんなの子じゃないのか?」
優弥「え?え?」
航平「抜け駆けは許さないからな(笑)」」
優弥「えぇぇぇ?」
いつもニコニコ笑ってるひなた。
俺たちのくだらない話にクスクス笑うのがたまらなく可愛い。
翔馬「でも、あんなに可愛かったら彼氏くらいいるだろうなぁ。」
宏斗「そうだな。」
航平「いやいや、わかんねーよ?」
優弥「今度、本人に聞いてみようか。」
一同「お前が聞けよ?」
優弥「は!?なんで俺!?」
一同「言い出しっぺだからだ!」
優弥「・・・。」
ぐうの音も出ない俺は、ひなたが持ってきてくれたであろう弁当を食べはじめた。
優弥「・・・ってか、ひなたっていくつなのかな。」
翔馬「あー・・・年は誰も知らないんじゃない?」
宏斗「若く見えるけど・・・働いてるし?」
航平「なら、それも優弥が聞けよ?」
優弥「だからなんで俺なんだよ・・・。」
翔馬「気になってるんだろ?俺たちなんかよりずーっと。」
優弥「ーーーっ!」
宏斗「ずっと見てるもんな?」
航平「後ろ姿とか。」
これだから『仲間』は困る。
気になる子までバレるとか・・・俺のプライベートはどこにいったんだ?
優弥「わかったよ、今度食堂にご飯行ったときに聞く。」
翔馬「ついでに好きだって伝えてきたらどうだ?」
優弥「ーーーっ!ばかか。」
ニヤニヤ笑う仲間をよそに、俺は弁当を食べ進める。
今度彼女に聞く台詞を頭で考えながら。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数日後・・・
宏斗「なぁなぁ、今日、食堂行こうぜ?」
仲間の一人が全員に声をかけた。
優弥「俺はいいけど・・・。」
航平「俺もいくー。」
翔馬「俺はパス。やることある。」
宏斗「じゃあ・・・3人だな。」
仕事が一段落ついたとき、俺たちはあおぞら食堂に向かって足を進めた。
署を出て数十秒。
店に到着する。
ガラガラガラ・・・
優弥「こんちはー。」
ひなた「あ、いらっしゃいませー。」
いつもの席に座り、注文をする。
宏斗「俺、ギョーザとチャーハン。」
航平「俺も。」
優弥「じゃあ俺も。」
ひなた「ちょっとお待ちくださいねー。」
注文を通しに奥に行った彼女。
俺は店内を見渡した。
俺たち以外に客は・・・いない。
ひなた「お冷やどうぞー。」
そう言って水を持ってきてくれた彼女。
隊の仲間たちがニヤニヤしながら俺を見てくる。
優弥「あー・・・。」
ひなた「?」
優弥「ひなたって・・・今、いくつ?」
ひなた「私ですか?二十歳ですよ?」
その言葉に、俺たちは全員で驚いた。
宏斗「・・・二十歳!?」
航平「もう働いてんの!?」
ひなた「あ、私、短大に行ってたんですよ。だから2年で卒業なんで・・・。」
優弥「あー・・・なるほど。俺たちと8個違うんだな。」
ひなた「そうなんですか!」
優弥「翔馬だけはもうちょっと上だけどな。」
にこにこしながら俺たちと話をしてくれる彼女。
ほどなくして店主が彼女を呼んだ。
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