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緊急事態。
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ーーーーー
ーーーー
散策が終わった俺たちは部屋に戻った後、風呂に行くことにした。
帳場で鍵をもらったあとに夕食の時間を聞かれ、俺たちは先に風呂に入ることにしたのだ。
「ちとせはここの温泉は入ったことあるの?」
部屋の鍵をまた帳場に預けたあと、手ぶらで風呂に向かいながらちとせに聞いてみた。
山奥にあるこの旅館は温泉が湧き出てるらしく、名湯としても名を馳せてるらしいのだ。
「あるよ?閑散期に入ったりしてたー。」
「へぇー。」
「タオルも全部あるから手ぶらで入れるのがいいんだよねー。」
部屋を出るときにちとせが教えてくれたことだ。
この旅館は浴衣やタオルといった風呂に入るのに必要なものは全て脱衣所に用意されてるらしい。
部屋にも浴衣なんかはあったけど、持っていかなくても大丈夫なのだとか。
「まぁ、忘れる人も多いし連泊する人は着替えたりもするからさ、『着替えが欲しい』って連絡しなくてもいいように用意してあるんだよ。」
「なるほど・・・。」
「基本的にはお部屋の鍵を預かった段階で新しい浴衣の用意はするんだけどね。」
裏話を聞いてるうちに温泉に着いた俺たちは一旦別れた。
時間を合わせて温泉から出ることにし、ちとせは女湯、俺は男湯の暖簾をくぐっていった。
ーーーーー
「ふぅー・・・。」
男湯の温泉に肩まで浸かった俺は、日ごろの疲れが一気に取れるような感覚を味わっていた。
高い天井に広い温泉は、非日常すぎて不思議だ。
(あいつらがいたら・・・また違う時間の流れ方なんだろうか。)
いつも一緒のメンバーがいないだけで、全然違う世界に足を入れたような気がしてしまう。
ほぼ毎日一緒にいるからか、いて当たり前の日常に慣れてしまってるようだ。
(これがいつかちとせになったら・・・)
家に帰ればちとせがいて、毎日笑顔を振りまいてくれる。
ちとせがルルーシュで働いていたら、休みの日はルルーシュで時間を潰すのもいいかもしれない。
もし、独立できていたら手伝ったりして・・・ずっと一緒にいれたらいいなんて考えてしまう。
(・・・重症だな。)
ちとせのことが好きすぎて、どれだけ腕に閉じ込めてても安心することはできない。
誰かに取られることを心配するというか、ちとせが俺から離れてしまうんじゃないかと心配をしてしまうのだ。
(相手のことをわかったつもりでいても、自分ではないからわからないこともある。もっと・・・ちとせの気持ちが知りたい。)
安心が欲しくてそんなことを思ってるとき、俺の視界にいた人がおかしな動きをしたように見えた。
白髪の年配の人が・・・左右にふらついてるように見えたのだ。
(・・・様子がおかしい?)
そう思った瞬間、その年配の人の体が大きく傾いた。
何かに躓いたわけでもなく、前のめりに傾いたのだ。
「!?・・・危ない・・っ!!」
俺は風呂から飛び出た。
持っていたタオルを自分の左手にぐるっと巻き付け、倒れようとしてる年配の人の頭が着地する場所に手を差し出しながら滑り込んだ。
「セーフ・・っ!」
年配の人は豪快に倒れたものの、俺の手を下敷きにしてくれたおかげで頭を強打することはなかった。
「すみません!誰か旅館の人を呼んでください!あと、救急車も呼ぶように伝えてください!!」
「わ・・わかった・・!!」
俺の声に気が付いた人がすぐに旅館の人を呼びに行ってくれた。
近くにいた人たちも『何かあったのか』と群がってくる。
俺は倒れた人の状態を確認するため、下敷きにした自分の手を一旦引き抜いた。
「大丈夫ですか!?意識ありますか!?」
そう呼びかけるものの反応はない。
「心臓は!?」
心臓の音を確認しようと胸に耳を当てると、本来聞こえてくるはずのドクドクという心音が聞こえてこなかった。
「すみません!誰か手伝ってください・・!」
そう言って倒れた年配の人の顎を真上に向かせた。
「どうすればいいですか・・!」
近くにいた人が名乗りを上げてくれ、俺はその人に気道を確保する方法を教えた。
そして年配の人の胸に自分の手を重ねて置き、心臓マッサージを始めた。
「1!2!3!4!5!・・・・」
数を数えながら心臓を動かしてると、ばたばたと数人の足音が聞こえてきた。
旅館の人を呼びに行ってくれた人が戻ってきたようだ。
「中で人が倒れたと聞きました・・!」
そう言って大きいタオルを持って入ってきたのは貴龍さんだったのだ。
「高森さん・・!?」
「貴龍さん・・!すみません、人工呼吸できますか!?」
「!!・・・はい!!」
「じゃあ2回、1秒ずつ息を入れてください・・!」
そう言うと貴龍さんは作務衣のポケットらしきところから卵型のキーホルダーのようなものを取り出した。
そしてその蓋を開けると・・・中からキューマスクがでてきたのだ。
(マウスピース・・今はそんな形のものもあるのか・・・。)
貴龍さんは手際よく年配の人の顔にキューマスクをかぶせ、自分の口で息を吹き込んでくれた。
「救急車は呼びましたか・・!?」
人工呼吸が2回されたのを確認して、心臓マッサージを再開した俺は貴龍さんに聞いた。
「呼びました!あと5分くらいで来ます!」
「ありがとうございます!・・・救急車が来るまでに戻れ・・・!」
願うようにして心臓マッサージと人工呼吸を繰り返していく。
大の大人の心臓を外から動かすのは体力が必須で、何度も何度も心臓を押し続けて俺は汗を大量に流し始めた。
誰かに代わってもらいたいところだけど、周りを見るとみんなが一歩下がる状態だ。
期待はできない。
(5分で救急車が到着、そのあと担架を下ろしてここまで誘導してもらって・・・もう3分くらい追加か。)
できれば救急車が到着する前に心臓が動き出すことが望ましい。
1分でも早く蘇生させないと障害が残る可能性が上がっていくのだ。
「がんばれ・・!戻ってこい・・!」
そう言いながら1分、また1分と時間は過ぎていった。
救急車のサイレンが遠くから聞こえ始めて、あとは救急隊に任せようかと思ったとき、この年配の人の手が動いたのだ。
「!!・・・動いた!」
俺はすぐに胸に耳を当てた。
するとドクドクと心音が聞こえてきたのだ。
「!!・・・自発呼吸してますか!?」
そう聞くと貴龍さんはキューマスクを外した。
耳を口元に近づけ、呼吸音を聞きながら目は胸を見てる。
「!!・・・してます!胸が膨らみました!息も聞こえます!!」
「よかった・・!!」
二人で安堵したとき、救急車のサイレンの音は大きく聞こえた。
そしてその音が消えてすぐ、救急隊が風呂場に入ってきた。
「戸張消防から来ました救急隊の吉川です!傷病者はどちらですか!?」
「こっちです・・!」
3人組で来た救急隊に、俺は状況を説明した。
ふらついて倒れたけど、頭は強打してないことや、心肺蘇生をしたことを。
「ご協力ありがとうございました!あの・・消防士さんですよね?」
年配の人の状態を確認して担架に乗せながら、隊長らしき人の吉川さんが俺に聞いてきた。
同業はすぐにわかるものだ。
「はい。一条消防署の高森といいます。」
自己紹介をすると吉川さんは何か思いだすようなしぐさを見せたあと、驚いた顔で俺を見た。
「!!・・・一条消防レスキューの高森さん!?」
「?・・・はい、そうですけど・・。」
「こんなところでお会いするとは思いませんでした!一昨年の『全国消防救助技術大会』凄かったです!!」
「あ・・どうもありがとうございます・・・。」
「では失礼します!!」
興奮気味にそう言ってくれた吉川さんは、傷病者である年配の人と一緒に風呂場から出ていった。
これから搬送先を探して安全に連れて行ってくれるだろう。
「貴龍さん、お疲れのところ申し訳ないのですが、あの方と一緒に来られてる方を探していただいてもいいですか?既往歴や常飲してる薬の情報を伝えたほうがいいので・・・。」
家族と来てたらそう言った情報は得やすい。
家族でなくても、持病とか知ってる人がいたら教えてもらいたいのだ。
「わかりました、すぐに探してきます。」
そう言って貴龍さんは立ち上がり、風呂場から出ていった。
俺もざざっとかけ湯だけして風呂をあがると、暖簾の向こうでもうちとせが待ってくれていたのだ。
「男湯でなんかあったの?救急車の音が聞こえてたんだけど・・・」
「あー・・・。」
俺は周りの宿泊客に聞こえないように、さっきのことを大まかにちとせに伝えた。
倒れた人がいて救助活動をしてたことを・・・。
「そんなことがあったの!?」
「うん。でも貴龍さんが手伝ってくれたからスムーズだったし、無事だとおもう。あとは救急隊と病院に任せるしかできないから・・。」
そう言ったとき、救急隊の吉川さんの言葉を思い出した。
一昨年の全国消防救助技術大会のことだ。
(こんなに遠い場所なのにあの大会のことを知ってる人がいるのか・・・。)
まだちとせに出会う前、俺と司たちのメンバーでレスキューの技術大会に出たことがあった。
スピードと技術力、正確性とチームワークが点数化されたんだけど・・・
(歴代最高得点を出したのが俺らのチームだったんだよな・・・。)
署内では大きなニュースとして取り上げられたけど、まさか別の区域で知ってる人がいるとは思わずに驚いたのだ。
(まぁ、自慢するほどのものでもないし。)
そんなことを考えながら俺たちは帳場から鍵を返してもらい、部屋に戻っていった。
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散策が終わった俺たちは部屋に戻った後、風呂に行くことにした。
帳場で鍵をもらったあとに夕食の時間を聞かれ、俺たちは先に風呂に入ることにしたのだ。
「ちとせはここの温泉は入ったことあるの?」
部屋の鍵をまた帳場に預けたあと、手ぶらで風呂に向かいながらちとせに聞いてみた。
山奥にあるこの旅館は温泉が湧き出てるらしく、名湯としても名を馳せてるらしいのだ。
「あるよ?閑散期に入ったりしてたー。」
「へぇー。」
「タオルも全部あるから手ぶらで入れるのがいいんだよねー。」
部屋を出るときにちとせが教えてくれたことだ。
この旅館は浴衣やタオルといった風呂に入るのに必要なものは全て脱衣所に用意されてるらしい。
部屋にも浴衣なんかはあったけど、持っていかなくても大丈夫なのだとか。
「まぁ、忘れる人も多いし連泊する人は着替えたりもするからさ、『着替えが欲しい』って連絡しなくてもいいように用意してあるんだよ。」
「なるほど・・・。」
「基本的にはお部屋の鍵を預かった段階で新しい浴衣の用意はするんだけどね。」
裏話を聞いてるうちに温泉に着いた俺たちは一旦別れた。
時間を合わせて温泉から出ることにし、ちとせは女湯、俺は男湯の暖簾をくぐっていった。
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「ふぅー・・・。」
男湯の温泉に肩まで浸かった俺は、日ごろの疲れが一気に取れるような感覚を味わっていた。
高い天井に広い温泉は、非日常すぎて不思議だ。
(あいつらがいたら・・・また違う時間の流れ方なんだろうか。)
いつも一緒のメンバーがいないだけで、全然違う世界に足を入れたような気がしてしまう。
ほぼ毎日一緒にいるからか、いて当たり前の日常に慣れてしまってるようだ。
(これがいつかちとせになったら・・・)
家に帰ればちとせがいて、毎日笑顔を振りまいてくれる。
ちとせがルルーシュで働いていたら、休みの日はルルーシュで時間を潰すのもいいかもしれない。
もし、独立できていたら手伝ったりして・・・ずっと一緒にいれたらいいなんて考えてしまう。
(・・・重症だな。)
ちとせのことが好きすぎて、どれだけ腕に閉じ込めてても安心することはできない。
誰かに取られることを心配するというか、ちとせが俺から離れてしまうんじゃないかと心配をしてしまうのだ。
(相手のことをわかったつもりでいても、自分ではないからわからないこともある。もっと・・・ちとせの気持ちが知りたい。)
安心が欲しくてそんなことを思ってるとき、俺の視界にいた人がおかしな動きをしたように見えた。
白髪の年配の人が・・・左右にふらついてるように見えたのだ。
(・・・様子がおかしい?)
そう思った瞬間、その年配の人の体が大きく傾いた。
何かに躓いたわけでもなく、前のめりに傾いたのだ。
「!?・・・危ない・・っ!!」
俺は風呂から飛び出た。
持っていたタオルを自分の左手にぐるっと巻き付け、倒れようとしてる年配の人の頭が着地する場所に手を差し出しながら滑り込んだ。
「セーフ・・っ!」
年配の人は豪快に倒れたものの、俺の手を下敷きにしてくれたおかげで頭を強打することはなかった。
「すみません!誰か旅館の人を呼んでください!あと、救急車も呼ぶように伝えてください!!」
「わ・・わかった・・!!」
俺の声に気が付いた人がすぐに旅館の人を呼びに行ってくれた。
近くにいた人たちも『何かあったのか』と群がってくる。
俺は倒れた人の状態を確認するため、下敷きにした自分の手を一旦引き抜いた。
「大丈夫ですか!?意識ありますか!?」
そう呼びかけるものの反応はない。
「心臓は!?」
心臓の音を確認しようと胸に耳を当てると、本来聞こえてくるはずのドクドクという心音が聞こえてこなかった。
「すみません!誰か手伝ってください・・!」
そう言って倒れた年配の人の顎を真上に向かせた。
「どうすればいいですか・・!」
近くにいた人が名乗りを上げてくれ、俺はその人に気道を確保する方法を教えた。
そして年配の人の胸に自分の手を重ねて置き、心臓マッサージを始めた。
「1!2!3!4!5!・・・・」
数を数えながら心臓を動かしてると、ばたばたと数人の足音が聞こえてきた。
旅館の人を呼びに行ってくれた人が戻ってきたようだ。
「中で人が倒れたと聞きました・・!」
そう言って大きいタオルを持って入ってきたのは貴龍さんだったのだ。
「高森さん・・!?」
「貴龍さん・・!すみません、人工呼吸できますか!?」
「!!・・・はい!!」
「じゃあ2回、1秒ずつ息を入れてください・・!」
そう言うと貴龍さんは作務衣のポケットらしきところから卵型のキーホルダーのようなものを取り出した。
そしてその蓋を開けると・・・中からキューマスクがでてきたのだ。
(マウスピース・・今はそんな形のものもあるのか・・・。)
貴龍さんは手際よく年配の人の顔にキューマスクをかぶせ、自分の口で息を吹き込んでくれた。
「救急車は呼びましたか・・!?」
人工呼吸が2回されたのを確認して、心臓マッサージを再開した俺は貴龍さんに聞いた。
「呼びました!あと5分くらいで来ます!」
「ありがとうございます!・・・救急車が来るまでに戻れ・・・!」
願うようにして心臓マッサージと人工呼吸を繰り返していく。
大の大人の心臓を外から動かすのは体力が必須で、何度も何度も心臓を押し続けて俺は汗を大量に流し始めた。
誰かに代わってもらいたいところだけど、周りを見るとみんなが一歩下がる状態だ。
期待はできない。
(5分で救急車が到着、そのあと担架を下ろしてここまで誘導してもらって・・・もう3分くらい追加か。)
できれば救急車が到着する前に心臓が動き出すことが望ましい。
1分でも早く蘇生させないと障害が残る可能性が上がっていくのだ。
「がんばれ・・!戻ってこい・・!」
そう言いながら1分、また1分と時間は過ぎていった。
救急車のサイレンが遠くから聞こえ始めて、あとは救急隊に任せようかと思ったとき、この年配の人の手が動いたのだ。
「!!・・・動いた!」
俺はすぐに胸に耳を当てた。
するとドクドクと心音が聞こえてきたのだ。
「!!・・・自発呼吸してますか!?」
そう聞くと貴龍さんはキューマスクを外した。
耳を口元に近づけ、呼吸音を聞きながら目は胸を見てる。
「!!・・・してます!胸が膨らみました!息も聞こえます!!」
「よかった・・!!」
二人で安堵したとき、救急車のサイレンの音は大きく聞こえた。
そしてその音が消えてすぐ、救急隊が風呂場に入ってきた。
「戸張消防から来ました救急隊の吉川です!傷病者はどちらですか!?」
「こっちです・・!」
3人組で来た救急隊に、俺は状況を説明した。
ふらついて倒れたけど、頭は強打してないことや、心肺蘇生をしたことを。
「ご協力ありがとうございました!あの・・消防士さんですよね?」
年配の人の状態を確認して担架に乗せながら、隊長らしき人の吉川さんが俺に聞いてきた。
同業はすぐにわかるものだ。
「はい。一条消防署の高森といいます。」
自己紹介をすると吉川さんは何か思いだすようなしぐさを見せたあと、驚いた顔で俺を見た。
「!!・・・一条消防レスキューの高森さん!?」
「?・・・はい、そうですけど・・。」
「こんなところでお会いするとは思いませんでした!一昨年の『全国消防救助技術大会』凄かったです!!」
「あ・・どうもありがとうございます・・・。」
「では失礼します!!」
興奮気味にそう言ってくれた吉川さんは、傷病者である年配の人と一緒に風呂場から出ていった。
これから搬送先を探して安全に連れて行ってくれるだろう。
「貴龍さん、お疲れのところ申し訳ないのですが、あの方と一緒に来られてる方を探していただいてもいいですか?既往歴や常飲してる薬の情報を伝えたほうがいいので・・・。」
家族と来てたらそう言った情報は得やすい。
家族でなくても、持病とか知ってる人がいたら教えてもらいたいのだ。
「わかりました、すぐに探してきます。」
そう言って貴龍さんは立ち上がり、風呂場から出ていった。
俺もざざっとかけ湯だけして風呂をあがると、暖簾の向こうでもうちとせが待ってくれていたのだ。
「男湯でなんかあったの?救急車の音が聞こえてたんだけど・・・」
「あー・・・。」
俺は周りの宿泊客に聞こえないように、さっきのことを大まかにちとせに伝えた。
倒れた人がいて救助活動をしてたことを・・・。
「そんなことがあったの!?」
「うん。でも貴龍さんが手伝ってくれたからスムーズだったし、無事だとおもう。あとは救急隊と病院に任せるしかできないから・・。」
そう言ったとき、救急隊の吉川さんの言葉を思い出した。
一昨年の全国消防救助技術大会のことだ。
(こんなに遠い場所なのにあの大会のことを知ってる人がいるのか・・・。)
まだちとせに出会う前、俺と司たちのメンバーでレスキューの技術大会に出たことがあった。
スピードと技術力、正確性とチームワークが点数化されたんだけど・・・
(歴代最高得点を出したのが俺らのチームだったんだよな・・・。)
署内では大きなニュースとして取り上げられたけど、まさか別の区域で知ってる人がいるとは思わずに驚いたのだ。
(まぁ、自慢するほどのものでもないし。)
そんなことを考えながら俺たちは帳場から鍵を返してもらい、部屋に戻っていった。
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