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最終話。
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「んぐっ・・・!?ごほっ・・ごぼっ・・!」
「わ・・!大丈夫ですか!?」
「だっ・・だいじょうぶですっ・・ごほっ・・・!」
「一華、ほら、水・・・」
グラスに入った水を受け取った女の子はその水を一口飲んだ。
胸を叩いて、呼吸を整えてる。
「ごほっ・・あの・・恋人同士じゃないんです・・・。」
「えぇ!?」
「俺たち、付き合ってるわけではないので・・・。」
そう言われ、私はすぐに頭を下げた。
「す・・すみません。とんだ勘違いを・・・」
「いえ・・・。あの、このお店って一人で経営されてるんですか?」
「え?」
突然振られた経営の話題。
どうやら私がキッチンにいる間に従業員がいないことに気がついて疑問に思ってくれたようだった。
「あ、そうなんです。小さなカフェを開くのが夢だったんですけど、『雇う』となると色々大変じゃないですか。ならもう一人で全部と思って・・・。」
私はカフェを開くときにした勉強の話をした。
必要な軽食や飲み物の勉強はもちろんのこと、経営に必要な資格に手続き、物件探しまで一人でしたことを。
女の子はその話を驚いた顔で聞いてくれていた。
「すごいですね・・・全部一人でできるんですね・・・。」
「税理士さんにお願いした部分もあるんですよ?それでも知り合いの知り合い・・・が、快く引き受けてくれて・・・なんとか頑張ってます。」
ルルーシュでの常連客、中川さまの知り合いの方が税理士さんをされていて、私はその人にお願いしたのだ。
「あ、長々とすみません。お食事、ゆっくりしていってくださいね。」
食事の邪魔をしないように、私は席から離れた。
そして二人はしばらく話をしながらランチプレートを食べてくれ、席を立った。
「すみません、お会計を。」
キッチンにいた私は足音を聞いてお店に出た。
「お二人様で、お会計1800円です。」
「これでお願いします。」
「一万円ですね、お返しが・・・8200円です。またのご来店お待ちしております。」
おつりとレシートを渡すと、女の子がお財布を出していた。
「桐生さん、私の分・・・」
そう言ってお金を取り出そうとする女の子。
その手の上から男の人が自分の手を重ねた。
「いいって。」
「でも・・・」
「同僚の妹になんて払わせられないから。」
(同僚の妹・・・なんか複雑な関係・・・?)
そんな風には見えない二人。
事情はわからないけど、お互いに好意を寄せてそうな雰囲気を感じていた。
「『妹』・・・・。」
「?・・・一華は小森の妹だろ?」
「そうですけど・・・・私は桐生さんにとっても『妹』なんですか・・?」
「え?」
二人が今にも喧嘩をしそうになってるとき、お店の扉が開いた。
「ちとせ、手伝いに来た・・・・って・・・え?」
入ってきたのは陽平さんだ。
仕事が終わってお店を手伝うために店側から入ってきたようだ。
「陽平さんっ・・こっち・・!」
「うん・・?」
慌てて陽平さんをキッチン側に誘い込んだ時、男の人が女の子の背中を押して出ようとした。
「一華、とりあえず店から出よう。邪魔になるから・・・」
そう言った瞬間、女の子は男の人の手を振り払ったのだ。
「私は桐生さんを『お兄ちゃん』だと思ったことないです。」
「・・・そりゃそうだろうけど・・。」
「なら私を・・・っ『妹』みたいに見ないでください・・・っ」
「え・・?一華・・?」
顔を赤くしながら言う女の子の目には、微かに涙があるように見えた。
どうも二人は自分の想いを伝え合えてないようだ。
「あの・・・お節介かもしれないんですけど・・・私の目には、お二人は恋人同士に見えましたよ?」
「?」
「『お付き合いはされてない』とおっしゃってましたけど・・・一度、ちゃんとお話をされてはどうでしょうか・・・。差し出がましくてすみません。」
そういうと、女の子の顔がますます赤くなっていった。
「え?・・え?」
「ふふ、またのご来店、心よりお待ち申し上げます。」
「あ・・あぁ、ありがとう・・・。」
男の人は女の子の背中をそっと押して、店を後にしていった。
「え?何事?」
状況が飲み込めてない陽平さんは、キッチンから顔を出して私を覗き込んでる。
そんな様子を見て、私はくすくすと笑ってしまった。
「・・・ふふっ。なんでもないよ。多分あの二人は大丈夫だと思うから・・。」
「そう?ならいいけど・・。」
結局今日はさっきのお客さんしか来店はなく、私は夕方前に店を閉めた。
残ってしまった食材たちを晩御飯用にするために準備を始める。
「あ、そうだ。・・・ちょっと陽平さん、野菜たち洗っておいてくれない?ちょっとトイレ行きたくて・・・。」
「うん?いいよ?」
「お願いー。」
陽平さんにキッチンを任せ、私は一旦洗面所に向かった。
そこの棚に隠してあるものを取って、トイレに向かう。
(先月・・・生理が来なかったんだよね・・・。)
陽平さんと付き合い始めて2年と少し。
結婚してからは1年が経つ。
数えきれないくらい抱かれてきたけど、まだ妊娠の兆候はなかった。
(生理が来ないときはあったけど・・・全部疲れでズレただけだったし、期待はできないなぁ。)
そんなことを思いながら、私は手に持った検査薬をトイレで使った。
ペーパーホルダーの上に置き、結果が出るまでの間、ついでに掃除をする。
(今日は卵が結構残ってるから・・・だし巻き卵でも作ろうかな?蒸し野菜と、鶏肉は・・・)
献立を考えながらごしごしと壁と床を拭いてるとき、ふとペーパーホルダーに置いてあった検査薬が目に入った。
検査終了のところに線が入っていて、その手前の検査結果のところにも線が入ってるのが見える。
「・・・え?」
今まで何回か検査をしたときは、この検査結果のところには線は無かった。
「え?・・・え?」
私は検査薬の入っていた箱を手に取った。
使い方のところを見ながら・・・手が震えてる。
「!!」
『検査結果のところに線が現れた場合は陽性』と書かれた文を見て、私は思わず声をあげた。
「きゃーっ!?」
その私の声に驚いたのか、すごい足音を立てて陽平さんが走ってきた。
「ちとせ!?どうした!?」
トイレの扉のすぐ向こうで声をかけてくれる陽平さん。
私は検査薬を持ったまま、その扉を開けた。
「よ・・陽平さん・・・」
「転けた!?ぶつけた!?」
「ち・・ちがう・・・。」
私は震える手で陽平さんに検査薬を差し出した。
「これ・・なに?」
「に・・妊娠検査薬・・・陽性・・・。」
「え・・?」
陽平さんは私が言った言葉が理解できなかったようで、ぽかんと口を開けていた。
しばらく妊娠検査薬を見つめたあと理解できたのか、急に私の体を抱きしめてきた。
「ひゃぅっ・・!?」
「妊娠!?子供ができた!?」
「た・・たぶん・・・。」
「俺とちとせの子供!?」
「それは・・うん、間違いない・・。」
「やった・・!!」
私が想像する以上に喜んでくれてる陽平さん。
『正確性99%』と検査薬の箱に書いてあることから間違いはなさそうだ。
「喜んで・・くれるの?陽平さん・・・。」
私自身は欲しかった陽平さんとの子供。
でも陽平さんの意見は聞けていなかったのだ。
「当たり前だろ!?世界中で一番愛してるちとせとの子供を望まないわけないだろ!?」
「ほ・・ほんとに・・?」
そう聞くと陽平さんは私の後頭部を手で支えながら唇を塞いできた。
「んぅっ・・!?」
陽平さんにしては珍しく、ぎゅーっと唇を押し当ててきていた。
だんだんと苦しくなっていく息に、陽平さんの胸を叩くと唇が解放された。
「ぷはっ・・!はぁっ・・はぁっ・・・。」
「ごめんごめん、嬉しすぎて・・・あっ!赤ちゃんに酸素いかなくなる!?」
「いや、大丈夫だと思うけど・・・。」
「とりあえず病院だな!?」
慌てる陽平さんは、床にあるものや壁にぶつかりながら玄関に向かって走っていった。
「えぇぇぇ・・・この辺の産婦人科とかわからないから調べたほうがいいと思うんだけど・・・。」
そんなことを思う私とは裏腹に、陽平さんが車のエンジンをかける音が聞こえてきた。
このままだと迎えに来てしまいそうな勢いだ。
「・・・ふふ。」
私以上に喜んでくれた陽平さんに、自然と笑みがこぼれてくる。
きっと生まれてくる赤ちゃんを大事にしてくれて・・・いいお父さんになってくれそうだ。
「・・・あなたのお父さんはきっと『早く会いたい』っていうよ?でも・・お腹の中でゆっくり育ってね?生まれたら・・・私と陽平さんに愛されすぎて、ゆっくりなんてできないだろうから・・・。」
そう呟きながらお腹を優しく撫でた。
「ちとせーっ!?歩けるーっ!?」
「!!・・・ふふっ、歩けるに決まってるよーっ。」
まだ見ぬ我が子と陽平さん。
3人での生活はきっと・・・賑やかで楽しいものになるだろう。
ーーーーーおわり。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
はっ・・!
結婚式を書くのを忘れてしまいました・・。
陽平の休みの都合で、司たちと合同で結婚式にしようと思っていたのですが・・・それは番外編に回そうと思います。
当初8万文字くらいのお話にする予定が、あれもこれもと詰め込んだ結果、随分な文字数になってしまいましたね・・。
1ページの文字数も、2000文字くらいを目安にページ切り替えをしてるつもりなのですが、いつの間にか3000、4000文字に・・・。
相変わらずの誤字脱字、表現不足はご容赦くださいませ、日々精進して参ります。
最近、異世界物にハマってるすずなり。ですが、ちょっと色々設定を練って、書いてみたいなと思っております。
夜のシーンに飽きたところなので、内容重視のお話を考え・・かんが・・・考えたいと・・・思ってます。(ちゃんと書きあがるか不安しかございません。)
出来上がりましたら読んでいただけたら幸いでございます。
それでは、またお会いできる日を楽しみに。 すずなり。
みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
2022/12/20
「わ・・!大丈夫ですか!?」
「だっ・・だいじょうぶですっ・・ごほっ・・・!」
「一華、ほら、水・・・」
グラスに入った水を受け取った女の子はその水を一口飲んだ。
胸を叩いて、呼吸を整えてる。
「ごほっ・・あの・・恋人同士じゃないんです・・・。」
「えぇ!?」
「俺たち、付き合ってるわけではないので・・・。」
そう言われ、私はすぐに頭を下げた。
「す・・すみません。とんだ勘違いを・・・」
「いえ・・・。あの、このお店って一人で経営されてるんですか?」
「え?」
突然振られた経営の話題。
どうやら私がキッチンにいる間に従業員がいないことに気がついて疑問に思ってくれたようだった。
「あ、そうなんです。小さなカフェを開くのが夢だったんですけど、『雇う』となると色々大変じゃないですか。ならもう一人で全部と思って・・・。」
私はカフェを開くときにした勉強の話をした。
必要な軽食や飲み物の勉強はもちろんのこと、経営に必要な資格に手続き、物件探しまで一人でしたことを。
女の子はその話を驚いた顔で聞いてくれていた。
「すごいですね・・・全部一人でできるんですね・・・。」
「税理士さんにお願いした部分もあるんですよ?それでも知り合いの知り合い・・・が、快く引き受けてくれて・・・なんとか頑張ってます。」
ルルーシュでの常連客、中川さまの知り合いの方が税理士さんをされていて、私はその人にお願いしたのだ。
「あ、長々とすみません。お食事、ゆっくりしていってくださいね。」
食事の邪魔をしないように、私は席から離れた。
そして二人はしばらく話をしながらランチプレートを食べてくれ、席を立った。
「すみません、お会計を。」
キッチンにいた私は足音を聞いてお店に出た。
「お二人様で、お会計1800円です。」
「これでお願いします。」
「一万円ですね、お返しが・・・8200円です。またのご来店お待ちしております。」
おつりとレシートを渡すと、女の子がお財布を出していた。
「桐生さん、私の分・・・」
そう言ってお金を取り出そうとする女の子。
その手の上から男の人が自分の手を重ねた。
「いいって。」
「でも・・・」
「同僚の妹になんて払わせられないから。」
(同僚の妹・・・なんか複雑な関係・・・?)
そんな風には見えない二人。
事情はわからないけど、お互いに好意を寄せてそうな雰囲気を感じていた。
「『妹』・・・・。」
「?・・・一華は小森の妹だろ?」
「そうですけど・・・・私は桐生さんにとっても『妹』なんですか・・?」
「え?」
二人が今にも喧嘩をしそうになってるとき、お店の扉が開いた。
「ちとせ、手伝いに来た・・・・って・・・え?」
入ってきたのは陽平さんだ。
仕事が終わってお店を手伝うために店側から入ってきたようだ。
「陽平さんっ・・こっち・・!」
「うん・・?」
慌てて陽平さんをキッチン側に誘い込んだ時、男の人が女の子の背中を押して出ようとした。
「一華、とりあえず店から出よう。邪魔になるから・・・」
そう言った瞬間、女の子は男の人の手を振り払ったのだ。
「私は桐生さんを『お兄ちゃん』だと思ったことないです。」
「・・・そりゃそうだろうけど・・。」
「なら私を・・・っ『妹』みたいに見ないでください・・・っ」
「え・・?一華・・?」
顔を赤くしながら言う女の子の目には、微かに涙があるように見えた。
どうも二人は自分の想いを伝え合えてないようだ。
「あの・・・お節介かもしれないんですけど・・・私の目には、お二人は恋人同士に見えましたよ?」
「?」
「『お付き合いはされてない』とおっしゃってましたけど・・・一度、ちゃんとお話をされてはどうでしょうか・・・。差し出がましくてすみません。」
そういうと、女の子の顔がますます赤くなっていった。
「え?・・え?」
「ふふ、またのご来店、心よりお待ち申し上げます。」
「あ・・あぁ、ありがとう・・・。」
男の人は女の子の背中をそっと押して、店を後にしていった。
「え?何事?」
状況が飲み込めてない陽平さんは、キッチンから顔を出して私を覗き込んでる。
そんな様子を見て、私はくすくすと笑ってしまった。
「・・・ふふっ。なんでもないよ。多分あの二人は大丈夫だと思うから・・。」
「そう?ならいいけど・・。」
結局今日はさっきのお客さんしか来店はなく、私は夕方前に店を閉めた。
残ってしまった食材たちを晩御飯用にするために準備を始める。
「あ、そうだ。・・・ちょっと陽平さん、野菜たち洗っておいてくれない?ちょっとトイレ行きたくて・・・。」
「うん?いいよ?」
「お願いー。」
陽平さんにキッチンを任せ、私は一旦洗面所に向かった。
そこの棚に隠してあるものを取って、トイレに向かう。
(先月・・・生理が来なかったんだよね・・・。)
陽平さんと付き合い始めて2年と少し。
結婚してからは1年が経つ。
数えきれないくらい抱かれてきたけど、まだ妊娠の兆候はなかった。
(生理が来ないときはあったけど・・・全部疲れでズレただけだったし、期待はできないなぁ。)
そんなことを思いながら、私は手に持った検査薬をトイレで使った。
ペーパーホルダーの上に置き、結果が出るまでの間、ついでに掃除をする。
(今日は卵が結構残ってるから・・・だし巻き卵でも作ろうかな?蒸し野菜と、鶏肉は・・・)
献立を考えながらごしごしと壁と床を拭いてるとき、ふとペーパーホルダーに置いてあった検査薬が目に入った。
検査終了のところに線が入っていて、その手前の検査結果のところにも線が入ってるのが見える。
「・・・え?」
今まで何回か検査をしたときは、この検査結果のところには線は無かった。
「え?・・・え?」
私は検査薬の入っていた箱を手に取った。
使い方のところを見ながら・・・手が震えてる。
「!!」
『検査結果のところに線が現れた場合は陽性』と書かれた文を見て、私は思わず声をあげた。
「きゃーっ!?」
その私の声に驚いたのか、すごい足音を立てて陽平さんが走ってきた。
「ちとせ!?どうした!?」
トイレの扉のすぐ向こうで声をかけてくれる陽平さん。
私は検査薬を持ったまま、その扉を開けた。
「よ・・陽平さん・・・」
「転けた!?ぶつけた!?」
「ち・・ちがう・・・。」
私は震える手で陽平さんに検査薬を差し出した。
「これ・・なに?」
「に・・妊娠検査薬・・・陽性・・・。」
「え・・?」
陽平さんは私が言った言葉が理解できなかったようで、ぽかんと口を開けていた。
しばらく妊娠検査薬を見つめたあと理解できたのか、急に私の体を抱きしめてきた。
「ひゃぅっ・・!?」
「妊娠!?子供ができた!?」
「た・・たぶん・・・。」
「俺とちとせの子供!?」
「それは・・うん、間違いない・・。」
「やった・・!!」
私が想像する以上に喜んでくれてる陽平さん。
『正確性99%』と検査薬の箱に書いてあることから間違いはなさそうだ。
「喜んで・・くれるの?陽平さん・・・。」
私自身は欲しかった陽平さんとの子供。
でも陽平さんの意見は聞けていなかったのだ。
「当たり前だろ!?世界中で一番愛してるちとせとの子供を望まないわけないだろ!?」
「ほ・・ほんとに・・?」
そう聞くと陽平さんは私の後頭部を手で支えながら唇を塞いできた。
「んぅっ・・!?」
陽平さんにしては珍しく、ぎゅーっと唇を押し当ててきていた。
だんだんと苦しくなっていく息に、陽平さんの胸を叩くと唇が解放された。
「ぷはっ・・!はぁっ・・はぁっ・・・。」
「ごめんごめん、嬉しすぎて・・・あっ!赤ちゃんに酸素いかなくなる!?」
「いや、大丈夫だと思うけど・・・。」
「とりあえず病院だな!?」
慌てる陽平さんは、床にあるものや壁にぶつかりながら玄関に向かって走っていった。
「えぇぇぇ・・・この辺の産婦人科とかわからないから調べたほうがいいと思うんだけど・・・。」
そんなことを思う私とは裏腹に、陽平さんが車のエンジンをかける音が聞こえてきた。
このままだと迎えに来てしまいそうな勢いだ。
「・・・ふふ。」
私以上に喜んでくれた陽平さんに、自然と笑みがこぼれてくる。
きっと生まれてくる赤ちゃんを大事にしてくれて・・・いいお父さんになってくれそうだ。
「・・・あなたのお父さんはきっと『早く会いたい』っていうよ?でも・・お腹の中でゆっくり育ってね?生まれたら・・・私と陽平さんに愛されすぎて、ゆっくりなんてできないだろうから・・・。」
そう呟きながらお腹を優しく撫でた。
「ちとせーっ!?歩けるーっ!?」
「!!・・・ふふっ、歩けるに決まってるよーっ。」
まだ見ぬ我が子と陽平さん。
3人での生活はきっと・・・賑やかで楽しいものになるだろう。
ーーーーーおわり。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
はっ・・!
結婚式を書くのを忘れてしまいました・・。
陽平の休みの都合で、司たちと合同で結婚式にしようと思っていたのですが・・・それは番外編に回そうと思います。
当初8万文字くらいのお話にする予定が、あれもこれもと詰め込んだ結果、随分な文字数になってしまいましたね・・。
1ページの文字数も、2000文字くらいを目安にページ切り替えをしてるつもりなのですが、いつの間にか3000、4000文字に・・・。
相変わらずの誤字脱字、表現不足はご容赦くださいませ、日々精進して参ります。
最近、異世界物にハマってるすずなり。ですが、ちょっと色々設定を練って、書いてみたいなと思っております。
夜のシーンに飽きたところなので、内容重視のお話を考え・・かんが・・・考えたいと・・・思ってます。(ちゃんと書きあがるか不安しかございません。)
出来上がりましたら読んでいただけたら幸いでございます。
それでは、またお会いできる日を楽しみに。 すずなり。
みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
2022/12/20
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