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ちゃんと言った。
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望くんと会う予定の日・・・
私は1時間も前から公園に来ていた。
朝から落ち着かなく、結局家を出てしまったのだ。
鈴「はぁ・・・。」
落ち着かない気分のまま、公園のベンチに座ってると、なんと望くんが現れた。
望「・・・鈴?」
鈴「望くん!?・・・早すぎない!?」
望「いや、こっちのセリフ・・・。」
望くんは私の隣に座った。
望「ごめんな?長い間連絡できなくて・・・。」
鈴「ううん。受験だったんだから仕方ないよ。」
望「それなんだけどな・・・消防士の試験、受かった。」
鈴「・・・・えぇ!?」
望「ぎりぎり・・・願書が間に合ってさ、必死に勉強して・・・受かった。」
鈴「!!・・・おめでとうっ!」
望「ありがとう。最初の1年か2年は訓練と消防の勉強らしいんだけど・・・がんばるよ。」
鈴「うんっ。頑張って!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
望side・・・
鈴が『おめでとう』って言ってくれた。
まるで自分のことのように喜んでくれてる。
望「ありがとな。・・・・で、話なんだけど・・。」
そう言った途端、鈴の笑顔が消えた。
望(あぁ・・・フラれる・・・。)
俺の直感が働いた。
鈴は静かに・・・優しい笑顔で話だした。
鈴「私ね、望くんが大好きだったよ?」
望「え・・・?」
鈴「いつもそばにいてくれて・・・大好きなお兄ちゃんだった。」
望「うん・・・。」
鈴「・・・でもね、『恋』とは違うの。」
望「うん・・・・。」
鈴「私・・・す・・好きな人が・・・」
笑顔が消え、目に涙が溜まっていく。
望「ストップ。もう・・わかったから・・。」
これ以上聞くのは・・・俺の心がもたないかもしれない・・。
鈴「ごめ・・・ごめんなさいー・・・。」
大粒の涙をぽろぽろ流す鈴。
泣きたいのはこっちだっつーの・・。
望「いいんだよ。俺は俺の気持ちを言っただけだし。」
鈴「ごめんー・・・。」
望「・・・その涙が止まるまで・・・抱きしめていいか?最後にするから・・。」
俺は鈴の返事を待つ前に行動に移してしまっていた。
泣く鈴の肩を引き寄せ、俺の胸に沈めた。
3歳だった俺の初恋の子は、小さかった。
大きくなった今でも、俺の腕にすっぽりハマるくらい小さい。
それでいて・・・かわいい。
望「・・・止まった?」
鈴「・・・うん。」
望「よかった。これ以上は俺の理性が・・・。」
鈴「?」
自分でやっときながらだけど、理性に耐えれないかと思った。
好きな子って・・・ある意味怖い。
望「じゃー・・・俺、帰るわ。」
鈴「うん。私も帰る。」
望「また・・・な?鈴。」
鈴「またね。望くん。」
俺たちは別れ、お互いの家に帰っていった。
私は1時間も前から公園に来ていた。
朝から落ち着かなく、結局家を出てしまったのだ。
鈴「はぁ・・・。」
落ち着かない気分のまま、公園のベンチに座ってると、なんと望くんが現れた。
望「・・・鈴?」
鈴「望くん!?・・・早すぎない!?」
望「いや、こっちのセリフ・・・。」
望くんは私の隣に座った。
望「ごめんな?長い間連絡できなくて・・・。」
鈴「ううん。受験だったんだから仕方ないよ。」
望「それなんだけどな・・・消防士の試験、受かった。」
鈴「・・・・えぇ!?」
望「ぎりぎり・・・願書が間に合ってさ、必死に勉強して・・・受かった。」
鈴「!!・・・おめでとうっ!」
望「ありがとう。最初の1年か2年は訓練と消防の勉強らしいんだけど・・・がんばるよ。」
鈴「うんっ。頑張って!」
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望side・・・
鈴が『おめでとう』って言ってくれた。
まるで自分のことのように喜んでくれてる。
望「ありがとな。・・・・で、話なんだけど・・。」
そう言った途端、鈴の笑顔が消えた。
望(あぁ・・・フラれる・・・。)
俺の直感が働いた。
鈴は静かに・・・優しい笑顔で話だした。
鈴「私ね、望くんが大好きだったよ?」
望「え・・・?」
鈴「いつもそばにいてくれて・・・大好きなお兄ちゃんだった。」
望「うん・・・。」
鈴「・・・でもね、『恋』とは違うの。」
望「うん・・・・。」
鈴「私・・・す・・好きな人が・・・」
笑顔が消え、目に涙が溜まっていく。
望「ストップ。もう・・わかったから・・。」
これ以上聞くのは・・・俺の心がもたないかもしれない・・。
鈴「ごめ・・・ごめんなさいー・・・。」
大粒の涙をぽろぽろ流す鈴。
泣きたいのはこっちだっつーの・・。
望「いいんだよ。俺は俺の気持ちを言っただけだし。」
鈴「ごめんー・・・。」
望「・・・その涙が止まるまで・・・抱きしめていいか?最後にするから・・。」
俺は鈴の返事を待つ前に行動に移してしまっていた。
泣く鈴の肩を引き寄せ、俺の胸に沈めた。
3歳だった俺の初恋の子は、小さかった。
大きくなった今でも、俺の腕にすっぽりハマるくらい小さい。
それでいて・・・かわいい。
望「・・・止まった?」
鈴「・・・うん。」
望「よかった。これ以上は俺の理性が・・・。」
鈴「?」
自分でやっときながらだけど、理性に耐えれないかと思った。
好きな子って・・・ある意味怖い。
望「じゃー・・・俺、帰るわ。」
鈴「うん。私も帰る。」
望「また・・・な?鈴。」
鈴「またね。望くん。」
俺たちは別れ、お互いの家に帰っていった。
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