推理は日常の中で

終点ーシュウテンー

文字の大きさ
14 / 16

#14 回想:ハイジャック事件2

しおりを挟む
ゴーっ

大きな音をたてながら飛行機は離陸した。

私たちが今日旅行で向かうのは北海道! 

美味しいものいっぱい食べるぞー!

ピコーンッ

「シートベルト着用のランプが消えました。今からはシートベルトを外していただいて結構ですが、お気をつけてねがいます。」

「あぁ~、やっと苦しいシートベルトから解放されました。映画でも見よ~っと。」

「ふぅ~、俺も着くまでのんびりと過ごすとしようかね。っとその前に御手洗~」

太宰先生もかなりリラックスしているみたいだ。

「僕は少し寝ようかな。着いたら起こしてくれるかい?碧ちゃん。」

「分かりました~。ゆっくり寝てくださいね!」

皇さんは仕事疲れか寝るみたいだ。

起こすの忘れないようにしないと。

などと各々好きなように過ごしていると。

バーンッ

【!?】

おっかない音が聞こえてきたのです。

日本では手に入らないはずなのに…

「全員騒ぐな。静かにしろ。妙な動きはするなよ?着陸しようとしても無駄だからな?これを見てみろ。」

そう発砲した男が言うと、着ていた上着をめくった。

そこには、大量の爆弾が体に巻かれていた。

「こいつはC4、いわゆるプラスチック爆弾と言われるやつだ。スイッチひとつでこの飛行機諸共木っ端微塵だ。分かったら静かにしていてもらおうか。」

そういうと1人の乗客が

「ふざけるなよ!なんだよそれ!そんな事に巻き込まれなくちゃいけないんだ!それもどうせおもちゃじゃ…」

バーンッ

乗客がそう言い終わる前にひとつの銃声が響いた。

「静かにしろって言ったろ?聞こえなかったのか?ちなみに、これはおもちゃじゃないし、数もこれだけじゃない。おい!そこのCA、コックピットまで連れて行け。」

「は、はい。分かりました…。こちらです。」

CAさんが怯えながらコックピットに案内した。

あれは誰でも怖いだろう。

さて、私はどうしようかと隣の顔を見た。

先生はものすごく面倒くさそうな顔をしていた。

「なんか面倒なことになっちゃいましたね~。先生どうしますか?犯人行っちゃいましたし、私たちだけで爆弾探します?」

「さすがに、ほっとくわけにはいかないよな~。なんだってこんな時にこんな事件が起こっちまうんだ…。碧爆弾はちょっと待て、やつの仲間が居ないとも限らない。」

先生の言葉に納得した。

確かに出てきたのは1人だけだが、他に仲間がいる可能性の方が高い。

ならどうしようかと考えていると、太宰先生がこう言った。

「どうするよ刑事さん。俺たちは慈善団体ってわけじゃないんだ。お前が言うなら協力してやってもいいぜ。」

「しかないね。こればっかりはほっとけない。僕から依頼しよう、この事件を手伝ってくれないか?太宰探偵事務所。」

「そらきた!ってことだ碧。お仕事の時間だ。さっさと終わらせて北海道でうまい飯食おうや!」

こうして私達も動き出すことが決まった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。

たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】 『み、見えるの?』 「見えるかと言われると……ギリ見えない……」 『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』  ◆◆◆  仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。  劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。  ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。  後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。  尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。    また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。  尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……    霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。  3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。  愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー! ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

処理中です...