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32. 番外編 姉視点 2
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その日の夜、寝る前にどうすべきか考えたの。考えに考えて、このヴァイロン国の王族はアリーシャもいるし、私がもしレナードといなくなってもきっとどうにかなると思ったの。
レナードとどこに行こうかしら?お金は私持っていないし、レナードが持って来てくれるわよね。以前も、買い物に行ったとか言っていたもの。自由になるお金をレナードは持っているのだわ。
私は、どれを持って行こうかしら。夜会用のドレスは好きだけれど、さすがに着る場面はないわよね。でもお洒落はしたいわ。あ、宝飾品は鞄に入れれるから有るだけ持っていけばいいわね。
なんだか、考え始めるととてもウキウキしてきたの。まだ見ぬ冒険へ、初めて好きになった人といざ、出発-!って感じよ。
☆★
レナードったら、一緒に逃げてくれたのはいいんだけど、お金、ほとんど持って来てなかったのよ?もっと持って来てくれると思ったのに。
宿にだって数日しか泊まれないの。食事も何日かしたら底を付いちゃったのよ?
もう!どうして!?私と生活してくれるんじゃないの!?
仕方がないから、私が持っていた指輪やネックレス、イヤリングなどを売る事になったの。本当は嫌だったわ!でも、『それを売りに出したら、少しは良い宿に泊まれるし、食事だってそれなりにいい物が食べられるよ。』って言われたから、背に腹はかえられなかったわ。
でも、売ったら私の物ばかり手元から無くなってしまうの。それって不公平じゃない!?
「レナードの馬鹿!もう無理!生活する為に私の物がどんどん減るなんて、まっ平よ!」
「だから!働きたいけど、それには安定した居住地が無いと無理と言われたんですって!本当にそうしたいなら、いい加減高級宿じゃなくて、小さくても家を探しましょう。以前もそう言ったでしょう!?」
だんだんレナードと居ても楽しく無くなってきてしまったの。顔を合わせれば口喧嘩ばかり。ドキドキワクワクも、風船がしぼんだかのように無くなってしまったの。
だから、私は王宮に帰る事にしたわ。でもレナードったら、近くまでしか送ってくれないのよ!?『王宮になんて帰ったら、僕は殺されます!』って。そんなわけ無いのに。
ま、でも冒険みたいで、初めのうちだけは楽しかったわね。王族の勤めを考えていた頃は、何もかも放棄した事なんて無かったもの。
あら?可笑しいわね、何で私を入れてくれないのかしら。ちょっと!?私の顔を忘れたとは言わせないわよ!?私、エドナよ?第一王女よ!?早くお家に帰してよー!?
☆★
全くもう!王女が家に帰れないってどういう事!?
…仕方ないわ。こうなったら、アリーシャに手紙を書くしかないわね。アリーシャ、どうしているかしら?そうだわ!私も側妃に入れてもらいましょう!そうしましょう!何人目かは分からないけれど、だからこそお気楽に過ごせるでしょうからね!
☆★
やっとお迎えが来たわ!さすが私の妹アリーシャね!お迎えに来てくれた男性も割と格好良いし、私、付いているわ!
…え?何言ってるの?何その二択は!?全くもって私には善くない選択じゃないの!父親ほどの人と愛人生活って何よ!事故よりはまし…?いやいやいや、可笑しいでしょうよ!アリーシャは?ちょっと、アリーシャを呼びなさい!ねぇったらー!
レナードとどこに行こうかしら?お金は私持っていないし、レナードが持って来てくれるわよね。以前も、買い物に行ったとか言っていたもの。自由になるお金をレナードは持っているのだわ。
私は、どれを持って行こうかしら。夜会用のドレスは好きだけれど、さすがに着る場面はないわよね。でもお洒落はしたいわ。あ、宝飾品は鞄に入れれるから有るだけ持っていけばいいわね。
なんだか、考え始めるととてもウキウキしてきたの。まだ見ぬ冒険へ、初めて好きになった人といざ、出発-!って感じよ。
☆★
レナードったら、一緒に逃げてくれたのはいいんだけど、お金、ほとんど持って来てなかったのよ?もっと持って来てくれると思ったのに。
宿にだって数日しか泊まれないの。食事も何日かしたら底を付いちゃったのよ?
もう!どうして!?私と生活してくれるんじゃないの!?
仕方がないから、私が持っていた指輪やネックレス、イヤリングなどを売る事になったの。本当は嫌だったわ!でも、『それを売りに出したら、少しは良い宿に泊まれるし、食事だってそれなりにいい物が食べられるよ。』って言われたから、背に腹はかえられなかったわ。
でも、売ったら私の物ばかり手元から無くなってしまうの。それって不公平じゃない!?
「レナードの馬鹿!もう無理!生活する為に私の物がどんどん減るなんて、まっ平よ!」
「だから!働きたいけど、それには安定した居住地が無いと無理と言われたんですって!本当にそうしたいなら、いい加減高級宿じゃなくて、小さくても家を探しましょう。以前もそう言ったでしょう!?」
だんだんレナードと居ても楽しく無くなってきてしまったの。顔を合わせれば口喧嘩ばかり。ドキドキワクワクも、風船がしぼんだかのように無くなってしまったの。
だから、私は王宮に帰る事にしたわ。でもレナードったら、近くまでしか送ってくれないのよ!?『王宮になんて帰ったら、僕は殺されます!』って。そんなわけ無いのに。
ま、でも冒険みたいで、初めのうちだけは楽しかったわね。王族の勤めを考えていた頃は、何もかも放棄した事なんて無かったもの。
あら?可笑しいわね、何で私を入れてくれないのかしら。ちょっと!?私の顔を忘れたとは言わせないわよ!?私、エドナよ?第一王女よ!?早くお家に帰してよー!?
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全くもう!王女が家に帰れないってどういう事!?
…仕方ないわ。こうなったら、アリーシャに手紙を書くしかないわね。アリーシャ、どうしているかしら?そうだわ!私も側妃に入れてもらいましょう!そうしましょう!何人目かは分からないけれど、だからこそお気楽に過ごせるでしょうからね!
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やっとお迎えが来たわ!さすが私の妹アリーシャね!お迎えに来てくれた男性も割と格好良いし、私、付いているわ!
…え?何言ってるの?何その二択は!?全くもって私には善くない選択じゃないの!父親ほどの人と愛人生活って何よ!事故よりはまし…?いやいやいや、可笑しいでしょうよ!アリーシャは?ちょっと、アリーシャを呼びなさい!ねぇったらー!
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