5 / 52
少年のスキル
海面に光る糸
しおりを挟む
オネットとミカエルは海岸を見渡す。
海面は、天空の星明かりを果てしなく映していた。
「改めて見ると広いな」
「当たり前だ、そう簡単に見つからないに決まっている」
ミカエルはオネットを睨む。さざ波がせわしなく寄せ返す。
「履き物を見つけて取り入り、より暗殺しやすい状況を作るつもりだったのだろうが、残念だったな。波に流されて見つけられないはずだ」
「取り入るつもりも恩人を仕留めるつもりもないが、もう見つかりそうだ」
「は?」
ミカエルがオネットの言葉を理解する前に事態は進む。
オネットが右手を高々と月明りにかざすと、五本の指の先がきらめいた。
指先の光は細長い形状に変化する。糸となっているようだ。
糸は枝分かれして、どんどん先っぽを増やしていく。ミカエルには、不気味な生き物が分裂していくように見えていた。
光の糸たちは急速に海へ伸びていく。
星明かりとは別の超自然的な光が、海に落とされて揺らめいた。光の糸は更に増えているようである。
「……何をしている?」
ミカエルはやっとの事で口を開いた。
見たこともないような光景に、圧倒されていた。
弱音を吐かないのが精一杯であった。
そんなミカエルの本音が分かっているのかいないのか。
「知らなくていいだろう」
オネットはミカエルに見向きもせずに言っていた。自虐的に笑っている。
「マルドゥクからスキル持ちの中では最弱と言われた事があるし、否定するつもりもない。そんなスキルだ」
オネットが右手を引き寄せると、光の糸たちがたちまちオネットの手元に集まる。
ハイヒールは両側とも光の糸に絡んでいた。
やがて光が消えると、ハイヒールが何事も無かったかのようにオネットの手元にあった。
「探し物はこれで間違いないか?」
オネットが尋ねてくるが、ミカエルは槍を構えて震えていた。
「来るな、死神め!」
「そんなたいそうなものではない。ただのスキル持ちの暗殺者だ」
「うるさい!」
「そんなに大きな声を出したつもりはないのだが……このハイヒールがマリア王女のものなのか、確認してくれないか?」
オネットが一歩近づく。ミカエルは数歩後ずさった。
オネットは首を傾げた。
「ハイヒールはおまえか近衛兵に預ければいいのではなかったのか?」
「そのへんにしてやってくれ、ミカエルはお主のスキルの恐ろしさに気付いてしまったのじゃよ。誰にも気づかれずに人を殺せる事にのぅ」
ふぉっふぉっふぉっと笑いながらスターが歩いてきた。
ゆっくりとした足取りだが、しっかりしている。
「お主のスキルは”マリオネット”。今回はあえて糸を見えやすくしておったが、見えない糸も作れるのじゃろう? ミカエルが気づく前に、履き物を探しあてるための糸を海に静かに張り巡らせたのじゃろう」
「よく分かっているな」
「うむ、年の功じゃ」
スターはオネットの前で足を止めた。
「ついでに言っておくと、『マルドゥクの殺戮人形』と呼ばれていたじゃろう?」
「……あまり思い出したくはないが、その通りだ」
オネットは気まずそうに頷いていた。
スターは口の端を上げた。
「まっすぐな目をしておる。殺し屋とつるんでいたのが信じられぬのぅ」
オネットは首を横に振った。
「マルドゥクの命令だったとはいえ、ひどい事をしてきた」
「そうかそうか。そんな身の上でよくぞグローリア王国に来てくれた」
「逃げている途中で海に飛び込んで、偶然流れ着いただけだ」
「天が味方してくれたのかもしれんのぅ」
「死んだら間違いなく地獄行きだったな」
オネットが自虐的に笑うのを、スターは豪快に笑い飛ばした。
「気にするな! 儂が若い頃には、猛獣も悪党もバッタバッタと倒したものじゃ。人は儂をこう呼んだ。英雄騎士と。気軽にスターと呼んでほしいがのぅ」
「俺の殺しはそれとは違う。罪のない人間を何人も殺めてきた。祖国を守るために必死だっただけの軍人も、戦う力のない親子も、殺してきた」
「儂は相手に罪があるかどうかは考えなかった。ただ、祖国を守るために戦ったものじゃ。殺す事が罪であるなら、儂は大罪人じゃのぅ」
「出会う時が違っていたら、俺はおまえを殺していたかもしれない」
オネットは唇をかんだ。過去を悔やんでいるのかもしれない。
スターは心底愉快そうにケラケラと笑った。
「お主とは酒を飲み交わしたいものだが、成人はしておらぬようだのぅ。残念じゃ」
「ああ、私のハイヒールを見つけてくれたの!?」
マリアが元気よく走ってきた。
今は着る物も履き物も、茶色い地味なものにしている。また汚してもすぐに洗えるものを選んだのかもしれない。
「すごいわ、本当にありがとう!」
マリアはオネットの両手を握った。
オネットは両目を見開いた。
「ハイヒールを受け取るのが先ではないのか?」
「それはそうだけど、あなただってお風呂に入らないと」
「暗殺者を風呂に入れるのですか!?」
ミカエルが震える手で槍を構えていた。
マリアは唇をとがらせる。
「いいでしょ、一緒に入るわけじゃないんだから」
「言語道断です!」
「一緒に入らないのが言語道断らしいのぅ」
「スター殿、真面目に止めろ! そのうち刺すぞ!」
ミカエルは肩で息をしていた。
スターは首を横に振った。
「オネットはグローリア王国にとって危険人物かもしれない。お主も見たじゃろうが”マリオネット”という恐ろしいスキルの使い手じゃ。そんな人間を目に見えるところに置いておかない方が儂は怖いと思うがのぅ。見えない糸がどこから来るのか分からぬ」
「そ、それは……!」
ミカエルは視線をそらした。
口をパクパクさせたが、結局は反論を述べる事はできなかった。
スターはにやつく。
「そういうわけじゃ、オネット。王城に入ってくれないかのぅ? 儂らの安心のために」
「そんなに怖がらなくてもいいと思う」
オネットはマリアにハイヒールを押し付けた。
「眠たくなった」
「お部屋なら用意するわ」
マリアが提案するが、オネットは首を横に振った。
「せっかくだが、外の方が落ち着いて眠れる。猛獣の駆除は万全を期したい。朝にはここに来る」
そう言って、海岸の岩場に姿をくらました。
マリアが止める間もなかった。
「本当に良かったのかしら」
「仕方ないでしょう。彼には彼の事情があるのじゃ」
スターはあくびをした。
「儂も眠くなった」
「そうね。私もよ」
スターにつられるようにマリアもあくびをした。
「ゆっくり休みましょう」
「僕はここで見張ります。マリア王女はどうぞごゆっくり」
「むやみに人を疑わない方がいいと思うわ」
「常に最悪の想定をするのが騎士の務めですので」
ミカエルは海岸を見つめた。
月と星明かりを映した海面が、心なしか静かになっていた。明日の天気は良さそうだ。
海面は、天空の星明かりを果てしなく映していた。
「改めて見ると広いな」
「当たり前だ、そう簡単に見つからないに決まっている」
ミカエルはオネットを睨む。さざ波がせわしなく寄せ返す。
「履き物を見つけて取り入り、より暗殺しやすい状況を作るつもりだったのだろうが、残念だったな。波に流されて見つけられないはずだ」
「取り入るつもりも恩人を仕留めるつもりもないが、もう見つかりそうだ」
「は?」
ミカエルがオネットの言葉を理解する前に事態は進む。
オネットが右手を高々と月明りにかざすと、五本の指の先がきらめいた。
指先の光は細長い形状に変化する。糸となっているようだ。
糸は枝分かれして、どんどん先っぽを増やしていく。ミカエルには、不気味な生き物が分裂していくように見えていた。
光の糸たちは急速に海へ伸びていく。
星明かりとは別の超自然的な光が、海に落とされて揺らめいた。光の糸は更に増えているようである。
「……何をしている?」
ミカエルはやっとの事で口を開いた。
見たこともないような光景に、圧倒されていた。
弱音を吐かないのが精一杯であった。
そんなミカエルの本音が分かっているのかいないのか。
「知らなくていいだろう」
オネットはミカエルに見向きもせずに言っていた。自虐的に笑っている。
「マルドゥクからスキル持ちの中では最弱と言われた事があるし、否定するつもりもない。そんなスキルだ」
オネットが右手を引き寄せると、光の糸たちがたちまちオネットの手元に集まる。
ハイヒールは両側とも光の糸に絡んでいた。
やがて光が消えると、ハイヒールが何事も無かったかのようにオネットの手元にあった。
「探し物はこれで間違いないか?」
オネットが尋ねてくるが、ミカエルは槍を構えて震えていた。
「来るな、死神め!」
「そんなたいそうなものではない。ただのスキル持ちの暗殺者だ」
「うるさい!」
「そんなに大きな声を出したつもりはないのだが……このハイヒールがマリア王女のものなのか、確認してくれないか?」
オネットが一歩近づく。ミカエルは数歩後ずさった。
オネットは首を傾げた。
「ハイヒールはおまえか近衛兵に預ければいいのではなかったのか?」
「そのへんにしてやってくれ、ミカエルはお主のスキルの恐ろしさに気付いてしまったのじゃよ。誰にも気づかれずに人を殺せる事にのぅ」
ふぉっふぉっふぉっと笑いながらスターが歩いてきた。
ゆっくりとした足取りだが、しっかりしている。
「お主のスキルは”マリオネット”。今回はあえて糸を見えやすくしておったが、見えない糸も作れるのじゃろう? ミカエルが気づく前に、履き物を探しあてるための糸を海に静かに張り巡らせたのじゃろう」
「よく分かっているな」
「うむ、年の功じゃ」
スターはオネットの前で足を止めた。
「ついでに言っておくと、『マルドゥクの殺戮人形』と呼ばれていたじゃろう?」
「……あまり思い出したくはないが、その通りだ」
オネットは気まずそうに頷いていた。
スターは口の端を上げた。
「まっすぐな目をしておる。殺し屋とつるんでいたのが信じられぬのぅ」
オネットは首を横に振った。
「マルドゥクの命令だったとはいえ、ひどい事をしてきた」
「そうかそうか。そんな身の上でよくぞグローリア王国に来てくれた」
「逃げている途中で海に飛び込んで、偶然流れ着いただけだ」
「天が味方してくれたのかもしれんのぅ」
「死んだら間違いなく地獄行きだったな」
オネットが自虐的に笑うのを、スターは豪快に笑い飛ばした。
「気にするな! 儂が若い頃には、猛獣も悪党もバッタバッタと倒したものじゃ。人は儂をこう呼んだ。英雄騎士と。気軽にスターと呼んでほしいがのぅ」
「俺の殺しはそれとは違う。罪のない人間を何人も殺めてきた。祖国を守るために必死だっただけの軍人も、戦う力のない親子も、殺してきた」
「儂は相手に罪があるかどうかは考えなかった。ただ、祖国を守るために戦ったものじゃ。殺す事が罪であるなら、儂は大罪人じゃのぅ」
「出会う時が違っていたら、俺はおまえを殺していたかもしれない」
オネットは唇をかんだ。過去を悔やんでいるのかもしれない。
スターは心底愉快そうにケラケラと笑った。
「お主とは酒を飲み交わしたいものだが、成人はしておらぬようだのぅ。残念じゃ」
「ああ、私のハイヒールを見つけてくれたの!?」
マリアが元気よく走ってきた。
今は着る物も履き物も、茶色い地味なものにしている。また汚してもすぐに洗えるものを選んだのかもしれない。
「すごいわ、本当にありがとう!」
マリアはオネットの両手を握った。
オネットは両目を見開いた。
「ハイヒールを受け取るのが先ではないのか?」
「それはそうだけど、あなただってお風呂に入らないと」
「暗殺者を風呂に入れるのですか!?」
ミカエルが震える手で槍を構えていた。
マリアは唇をとがらせる。
「いいでしょ、一緒に入るわけじゃないんだから」
「言語道断です!」
「一緒に入らないのが言語道断らしいのぅ」
「スター殿、真面目に止めろ! そのうち刺すぞ!」
ミカエルは肩で息をしていた。
スターは首を横に振った。
「オネットはグローリア王国にとって危険人物かもしれない。お主も見たじゃろうが”マリオネット”という恐ろしいスキルの使い手じゃ。そんな人間を目に見えるところに置いておかない方が儂は怖いと思うがのぅ。見えない糸がどこから来るのか分からぬ」
「そ、それは……!」
ミカエルは視線をそらした。
口をパクパクさせたが、結局は反論を述べる事はできなかった。
スターはにやつく。
「そういうわけじゃ、オネット。王城に入ってくれないかのぅ? 儂らの安心のために」
「そんなに怖がらなくてもいいと思う」
オネットはマリアにハイヒールを押し付けた。
「眠たくなった」
「お部屋なら用意するわ」
マリアが提案するが、オネットは首を横に振った。
「せっかくだが、外の方が落ち着いて眠れる。猛獣の駆除は万全を期したい。朝にはここに来る」
そう言って、海岸の岩場に姿をくらました。
マリアが止める間もなかった。
「本当に良かったのかしら」
「仕方ないでしょう。彼には彼の事情があるのじゃ」
スターはあくびをした。
「儂も眠くなった」
「そうね。私もよ」
スターにつられるようにマリアもあくびをした。
「ゆっくり休みましょう」
「僕はここで見張ります。マリア王女はどうぞごゆっくり」
「むやみに人を疑わない方がいいと思うわ」
「常に最悪の想定をするのが騎士の務めですので」
ミカエルは海岸を見つめた。
月と星明かりを映した海面が、心なしか静かになっていた。明日の天気は良さそうだ。
0
あなたにおすすめの小説
冴えない建築家いずれ巨匠へと至る
木工槍鉋
ファンタジー
「建築とは、単なる箱を作ることではない。そこに流れる『時』を設計することだ――」
かつてそう語り、伝説の巨匠と呼ばれることになる男も、かつては己の名前に怯えるだけの冴えない二級建築士だった。
安藤研吾、40代。独立したものの仕事はなく、下請けとして「情緒のない真四角な箱」の図面を引き続ける日々。そんな彼が恩師に教えられた座標の先で迷い込んだのは、昭和初期を彷彿とさせる、魔法のない異世界だった。
現代の建築知識、そして一釘一釘を大切にする頑固大工との出会い。 「便利さ」ではなく「住む人の幸せ」を求めて、研吾は廃村に時計台を建て、水路を拓き、人々の暮らしを再生していく。
異世界で「百年の計」を学んだ研吾が現実世界に戻ったとき、その設計は現代の建築界をも揺るがし始める。 これは、一人の男が仕事への誇りを取り戻し、本物の「巨匠」へと駆け上がるまでの、ひたむきな再建の記録。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王子様とずっと一緒にいる方法
秋月真鳥
恋愛
五歳のわたくし、フィーネは姉と共に王宮へ。
そこで出会ったのは、襲われていた六歳の王太子殿下。
「フィーネ・エルネスト、助太刀します! お覚悟ー!」
身長を超える大剣で暗殺者を一掃したら、王子様の学友になっちゃった!
「フィーネ嬢、わたしと過ごしませんか?」
「王子様と一緒にいられるの!?」
毎日お茶して、一緒にお勉強して。
姉の恋の応援もして。
王子様は優しくて賢くて、まるで絵本の王子様みたい。
でも、王子様はいつか誰かと結婚してしまう。
そうしたら、わたくしは王子様のそばにいられなくなっちゃうの……?
「ずっとわたしと一緒にいる方法があると言ったら、フィーネ嬢はどうしますか?」
え? ずっと一緒にいられる方法があるの!?
――これは、五歳で出会った二人が、時間をかけて育む初恋の物語。
彼女はまだ「恋」を知らない。けれど、彼はもう決めている――。
※貧乏子爵家の天真爛漫少女×策略王子の、ほのぼのラブコメです。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
【完結】あなたは、知らなくていいのです
楽歩
恋愛
無知は不幸なのか、全てを知っていたら幸せなのか
セレナ・ホフマン伯爵令嬢は3人いた王太子の婚約者候補の一人だった。しかし王太子が選んだのは、ミレーナ・アヴリル伯爵令嬢。婚約者候補ではなくなったセレナは、王太子の従弟である公爵令息の婚約者になる。誰にも関心を持たないこの令息はある日階段から落ち…
え?転生者?私を非難している者たちに『ざまぁ』をする?この目がキラキラの人はいったい…
でも、婚約者様。ふふ、少し『ざまぁ』とやらが、甘いのではなくて?きっと私の方が上手ですわ。
知らないからー幸せか、不幸かーそれは、セレナ・ホフマン伯爵令嬢のみぞ知る
※誤字脱字、勉強不足、名前間違いなどなど、どうか温かい目でm(_ _"m)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる