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マーニ大陸にて
最西端の港で
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マリアたちを乗せた船は、マーニ大陸において最西端の港に到着した。
「港によっては、異国の人がいると船から降りるのを断られる場合があるのですが、ここなら大丈夫でしょう」
船員はそう言って、マリアたちを安心させる。
マリアたちと言えば、マーニ大陸で出回っている服装に着替えていた。船員が用意してくれていたのだ。
濃緑で上下をそろえている。マリアは足首まで届くスカートを、男三人は長ズボンを履いていた。典型的な村人の服装である。
マリアは袖を引っ張っていた。
「よく伸びるし分厚いわね」
「庶民は働かされますから。動きやすい服装の方が良いのです」
船員はどこか哀愁が漂っていた。
「念の為におさらいしますが、マーニ大陸では王女と騎士団である事は隠しとおしてください。マルドゥクたちはマーニ大陸の王族と貴族はすべてチェックしています。すぐにソール大陸出身者である事がバレてしまいます。命を狙われるでしょう」
「分かったわ」
マリアは元気よく頷いた。
「いろいろ気を遣ってくれてありがとう」
「お安い御用です! なんならソール大陸に戻るまで船を留めておきましょうか?」
「どれくらい時間が掛かるか分からないけど……いいのかしら」
船員は得意げに胸をドンッと叩いた。
「任せてください! この港なら知り合いが多いです。快く留めてくれるでしょう」
「本当に!? ありがたいわ!」
マリアは感激した。
一方で、ミカエルの雰囲気は暗い。
「騎士の命たる槍を隠さなければならないとは……」
布で何重にも巻かれた槍をなでながらため息を吐いている。
スターは髪のない頭と白い歯を見せて笑っていた。
「暇を出された気分じゃのぅ」
「不吉な事を言うな!」
「暇なのは何よりの幸せじゃ。マーニ大陸観光を楽しむぞ」
「ソール大陸を戦争から守る使命があるのを分かっているのか!?」
スターはニヤリと怪しい笑みを浮かべた。
「分かっておる。レーベン王国のチーズケーキはむちゃくちゃ美味いぞ」
「人の話を聞いていたか!?」
「うむ、早く食べたいのぅ。ジャックも食いたいじゃろ?」
「あたりめぇだ! 伝説のチーズケーキだぜ。食い尽くしてやらぁ!」
ジャックから並々ならぬ気合を感じる。
ミカエルのこめかみに四つ角が浮かんだ。
「マリア王女、こいつらに何か言うべきだと思います」
「レーベン王国中のチーズケーキを食べ尽くしたら、お腹を壊しちゃいそうね。気をつけて」
「使命は? ソール大陸を守る使命はどこに行ったのですか!?」
「使命を果たすためにも、お腹を壊さないようにね」
「そこでつながるのですか!?」
ミカエルが驚愕している一方で、船員はほがらかな雰囲気になっていた。
「仲が良いのですね。ご無事を祈ります!」
「本当にありがとう。頑張るわ!」
マリアたちは船員たちに見送られながら港に降りる。
肌の色も言語も違う人々がごった返していた。この中にマルドゥクの手下が混ざっていても分からないだろう。
ミカエルの表情は緊張でこわばる。
いよいよマルドゥクの支配下にあるマーニ大陸に来たのだ。戦力は無いに等しいため、偵察にしぼるべきだ。
マリアがなんと言おうと、戦闘は避けるべきである。目の前に謂れのない暴力を振るわれている人間がいても、見捨てるべきなのだ。
たった今、白髪の老人が柄の悪い男たちにタコ殴りにされていても、決して近づいてはいけない。
「何をしているの!?」
しかし、マリアは声をあげていた。
男たちの視線が一斉にマリアに集まる。何やら言っているが全く理解できない。
男たちは老人に暴力を振るうのをやめて、肩をならしながらマリアたちに近づく。
下卑た笑いといやらしい表情から察するに、マリアを標的にしたようだ。
「気をつけろ。『マルドゥクの殺戮人形』と『鋼鉄の猟犬』がもうすぐ到着するそうじゃ!」
スターが騒いでいる。男たちの言葉を翻訳したようだ。
「『マルドゥクの殺戮人形』はオネットの事だろうが、『鋼鉄の猟犬』はなんだ?」
「イアンの事じゃろう。”アイアン”のスキルの持ち主で、とても凶暴だと聞いておる。見つかったら殺されるじゃろうなぁ」
「なんだと!? マリア王女、早く逃げましょう!」
ミカエルが声を掛けるが、マリアは逃げない。
「オネットが来るの!? 待ちましょう!」
マリアは嬉しそうにステップを踏んでいた。
「あの野郎、やっぱり許さん!」
ミカエルは怒りと殺気を隠さずに、鼻息を荒くしていた。
そんなミカエルの肩をジャックがぽんっと叩く。
「諦めろ。顔が違いすぎるぜ。てめぇもいい面構えだが、到底敵わねぇ」
「ゆるさあぁぁああん!」
ミカエルが絶叫して布を払い、槍を構えた。
「マリア王女、ここはお任せください。必ずや汚らしいゴロツキとともにオネットも倒します!」
「え、なんでオネットを?」
「マルドゥクの手下は皆殺しだぁぁああ!」
ミカエルは男たちに突進する。
イアンの事を忘れているが、全く気にしていなかった。
男たちのうち一人を息をつく暇もなく昏倒させる。
男たちは両目を丸くして、何やら言っている。
スターが咳払いをした後で翻訳する。
「バカな、人形と猟犬が来るのにひれ伏さないだと、言いつけてやる、覚悟していろ」
「棒読みだぜ。もっと緊張感出せよ」
ジャックは鼻をほじりながらあくびをしていた。
「俺が言い直してやるぜ。そんなバカなぁ……あー眠い」
「めんどくさくなるのが早すぎるじゃろ」
「そんなバカなが伝わればいいだろ」
ジャックは親指を立てた。
「それもそうじゃのぅ」
スターも親指を立てた。
男たちはミカエルの剣幕に押されて逃げ出していた。
マリアが胸を張る。
「さすが騎士団長ね!」
「あの……あなたたちはグローリア王国の方々ですか?」
若い女性がグローリア語で話しかけてきた。女の子と手をつないでいる。母子のようだ。
マリアは当然のごとく頷いた。
「そうよ!」
「あの……おじいちゃんを助けてくれてありがとうございます。ただ……その……」
女性はマリアたちから視線を外して、どもっていた。女の子も状況が分からないのか、首を傾げている。
マリアは天使のように優しい笑顔を見せた。
「怒らないから、何でも言ってね」
「はい……えっと、その……マルドゥク一味から通達が出ています。グローリア王国の人間を生かしてはいけないと」
「あらら……」
マリアはようやく船員の言葉を思い出した。
マーニ大陸では王女と騎士団である事は隠しとおしてください言われていた。
「だから、その……ついてきてください」
「……分かったわ」
マリアは覚悟して、母子の後を歩く。
ミカエルもやっと冷静になった。周囲を見渡すと、多くの人が遠巻きに様子を窺っている。
しかし、違和感はあった。好奇の目に晒されているが、警戒はされていないようだ。
スターとジャックの二人はハイタッチをしている。
「美人じゃ」
「ラッキーだぜ」
ミカエルがスターの肩をつつく。
「おまたち妙にテンションが高いな」
「うむ。彼女は味方じゃ。マルドゥクを呼び捨てにしておる」
スターはウィンクをしていた。
「おそらくレーベン王国に案内されるぞ」
「よく分かるな」
「同郷の臭いがしたのじゃ」
いつのまにか、男たちにタコ殴りにされた老人が立ち上がっていた。
「まったく、ひどい連中じゃ」
「怪我は大丈夫か?」
スターが声を掛けると、老人は鷹揚に頷いた。
「大丈夫じゃ。ダテに昔騎士団をやっていたわけではない」
「あ……お主、もしかして……」
「この日を待ちわびていた。じっくりおもてなししますぞ、スターン将軍」
スターンとはスターの本名だ。
老人が低い声で笑っている。
「祖国レーベンを離れている間に何をしていたのか。とっておきの土産話を期待するぞ」
「港によっては、異国の人がいると船から降りるのを断られる場合があるのですが、ここなら大丈夫でしょう」
船員はそう言って、マリアたちを安心させる。
マリアたちと言えば、マーニ大陸で出回っている服装に着替えていた。船員が用意してくれていたのだ。
濃緑で上下をそろえている。マリアは足首まで届くスカートを、男三人は長ズボンを履いていた。典型的な村人の服装である。
マリアは袖を引っ張っていた。
「よく伸びるし分厚いわね」
「庶民は働かされますから。動きやすい服装の方が良いのです」
船員はどこか哀愁が漂っていた。
「念の為におさらいしますが、マーニ大陸では王女と騎士団である事は隠しとおしてください。マルドゥクたちはマーニ大陸の王族と貴族はすべてチェックしています。すぐにソール大陸出身者である事がバレてしまいます。命を狙われるでしょう」
「分かったわ」
マリアは元気よく頷いた。
「いろいろ気を遣ってくれてありがとう」
「お安い御用です! なんならソール大陸に戻るまで船を留めておきましょうか?」
「どれくらい時間が掛かるか分からないけど……いいのかしら」
船員は得意げに胸をドンッと叩いた。
「任せてください! この港なら知り合いが多いです。快く留めてくれるでしょう」
「本当に!? ありがたいわ!」
マリアは感激した。
一方で、ミカエルの雰囲気は暗い。
「騎士の命たる槍を隠さなければならないとは……」
布で何重にも巻かれた槍をなでながらため息を吐いている。
スターは髪のない頭と白い歯を見せて笑っていた。
「暇を出された気分じゃのぅ」
「不吉な事を言うな!」
「暇なのは何よりの幸せじゃ。マーニ大陸観光を楽しむぞ」
「ソール大陸を戦争から守る使命があるのを分かっているのか!?」
スターはニヤリと怪しい笑みを浮かべた。
「分かっておる。レーベン王国のチーズケーキはむちゃくちゃ美味いぞ」
「人の話を聞いていたか!?」
「うむ、早く食べたいのぅ。ジャックも食いたいじゃろ?」
「あたりめぇだ! 伝説のチーズケーキだぜ。食い尽くしてやらぁ!」
ジャックから並々ならぬ気合を感じる。
ミカエルのこめかみに四つ角が浮かんだ。
「マリア王女、こいつらに何か言うべきだと思います」
「レーベン王国中のチーズケーキを食べ尽くしたら、お腹を壊しちゃいそうね。気をつけて」
「使命は? ソール大陸を守る使命はどこに行ったのですか!?」
「使命を果たすためにも、お腹を壊さないようにね」
「そこでつながるのですか!?」
ミカエルが驚愕している一方で、船員はほがらかな雰囲気になっていた。
「仲が良いのですね。ご無事を祈ります!」
「本当にありがとう。頑張るわ!」
マリアたちは船員たちに見送られながら港に降りる。
肌の色も言語も違う人々がごった返していた。この中にマルドゥクの手下が混ざっていても分からないだろう。
ミカエルの表情は緊張でこわばる。
いよいよマルドゥクの支配下にあるマーニ大陸に来たのだ。戦力は無いに等しいため、偵察にしぼるべきだ。
マリアがなんと言おうと、戦闘は避けるべきである。目の前に謂れのない暴力を振るわれている人間がいても、見捨てるべきなのだ。
たった今、白髪の老人が柄の悪い男たちにタコ殴りにされていても、決して近づいてはいけない。
「何をしているの!?」
しかし、マリアは声をあげていた。
男たちの視線が一斉にマリアに集まる。何やら言っているが全く理解できない。
男たちは老人に暴力を振るうのをやめて、肩をならしながらマリアたちに近づく。
下卑た笑いといやらしい表情から察するに、マリアを標的にしたようだ。
「気をつけろ。『マルドゥクの殺戮人形』と『鋼鉄の猟犬』がもうすぐ到着するそうじゃ!」
スターが騒いでいる。男たちの言葉を翻訳したようだ。
「『マルドゥクの殺戮人形』はオネットの事だろうが、『鋼鉄の猟犬』はなんだ?」
「イアンの事じゃろう。”アイアン”のスキルの持ち主で、とても凶暴だと聞いておる。見つかったら殺されるじゃろうなぁ」
「なんだと!? マリア王女、早く逃げましょう!」
ミカエルが声を掛けるが、マリアは逃げない。
「オネットが来るの!? 待ちましょう!」
マリアは嬉しそうにステップを踏んでいた。
「あの野郎、やっぱり許さん!」
ミカエルは怒りと殺気を隠さずに、鼻息を荒くしていた。
そんなミカエルの肩をジャックがぽんっと叩く。
「諦めろ。顔が違いすぎるぜ。てめぇもいい面構えだが、到底敵わねぇ」
「ゆるさあぁぁああん!」
ミカエルが絶叫して布を払い、槍を構えた。
「マリア王女、ここはお任せください。必ずや汚らしいゴロツキとともにオネットも倒します!」
「え、なんでオネットを?」
「マルドゥクの手下は皆殺しだぁぁああ!」
ミカエルは男たちに突進する。
イアンの事を忘れているが、全く気にしていなかった。
男たちのうち一人を息をつく暇もなく昏倒させる。
男たちは両目を丸くして、何やら言っている。
スターが咳払いをした後で翻訳する。
「バカな、人形と猟犬が来るのにひれ伏さないだと、言いつけてやる、覚悟していろ」
「棒読みだぜ。もっと緊張感出せよ」
ジャックは鼻をほじりながらあくびをしていた。
「俺が言い直してやるぜ。そんなバカなぁ……あー眠い」
「めんどくさくなるのが早すぎるじゃろ」
「そんなバカなが伝わればいいだろ」
ジャックは親指を立てた。
「それもそうじゃのぅ」
スターも親指を立てた。
男たちはミカエルの剣幕に押されて逃げ出していた。
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「さすが騎士団長ね!」
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マリアは当然のごとく頷いた。
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「はい……えっと、その……マルドゥク一味から通達が出ています。グローリア王国の人間を生かしてはいけないと」
「あらら……」
マリアはようやく船員の言葉を思い出した。
マーニ大陸では王女と騎士団である事は隠しとおしてください言われていた。
「だから、その……ついてきてください」
「……分かったわ」
マリアは覚悟して、母子の後を歩く。
ミカエルもやっと冷静になった。周囲を見渡すと、多くの人が遠巻きに様子を窺っている。
しかし、違和感はあった。好奇の目に晒されているが、警戒はされていないようだ。
スターとジャックの二人はハイタッチをしている。
「美人じゃ」
「ラッキーだぜ」
ミカエルがスターの肩をつつく。
「おまたち妙にテンションが高いな」
「うむ。彼女は味方じゃ。マルドゥクを呼び捨てにしておる」
スターはウィンクをしていた。
「おそらくレーベン王国に案内されるぞ」
「よく分かるな」
「同郷の臭いがしたのじゃ」
いつのまにか、男たちにタコ殴りにされた老人が立ち上がっていた。
「まったく、ひどい連中じゃ」
「怪我は大丈夫か?」
スターが声を掛けると、老人は鷹揚に頷いた。
「大丈夫じゃ。ダテに昔騎士団をやっていたわけではない」
「あ……お主、もしかして……」
「この日を待ちわびていた。じっくりおもてなししますぞ、スターン将軍」
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