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決戦!
作戦実行!
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具体的な作戦を話し合った後で、王侯貴族たちが大急ぎで会議室をあとにする。
マルドゥクとの戦争をする準備をするためだ。時間がないのはおのおのが承知していた。
マリアは天井を仰いだ。
「これからが本番ね」
決意を新たに、自分を鼓舞するように呟いた。
「マリア王女、少しいいか?」
窓からオネットが顔を覗かせる。窓の外は人が乗るようなスペースはない。おそらく”マリオネット”の糸で自らを支えているのだろうが、落ちたら確実に命を落とす高さだ。
マリアは両目を丸くした。
「そんなところにいたの!? 早く入って!」
「心配はいらない。それより作戦の事だ」
オネットが窓から入り、会議室の床に足をつける。
「フレイから聞いたが、グローリア王国には蘇生という能力があるようだな。フレイが生きていたのはその力があったおかげらしいが……それを”ゼロ”に使っていいのか?」
「当然よ! マルドゥクの能力を封じ込めるためだもの。何か疑問があるの?」
「……俺が言うのは難だが、おまえの両親の蘇生に使わなくていいのか?」
マリアは一瞬、息を呑んだ。
言葉に詰まったのだろう。
オネットは気まずそうに視線をそらす。
「俺は両親はいないものとして育ったからいいが、おまえは違うはずだ。かけがえのない存在だっただろう」
「……そうね。甘ったれの私を、小さな国だったグローリアを、一生懸命育ててくれたわ」
マリアはぽつりと呟いた。
「今も生きていたらきっと私は甘えていると思う」
「生き返ってほしいとは?」
「もちろん、何度も会いたいと思ったわ。でも、それがみんなのためになるとは思えなかったの。お父様やお母様が残してくれたものは大きいわ」
「何を残された?」
「うまく言えないけど、本当にいろいろ。善良な国民や頼りになる仲間たち、本当にたくさんよ!」
「国民や仲間ができるのは、マリア王女自身の力だと思うが……周りに素直に感謝できるのがおまえの能力だな」
オネットはかすかに口の端を上げた。
「”ゼロ”がうまく使えるといいな」
「そうね。頑張るわ! そうそう、約束しましょう。怖い戦争が始まるけど、生き延びましょう! 一人で抱え込むのは禁止よ」
そう言って、マリアは小指をたてた。
「……そんなに心配をしないでほしい。リヒトにもこっぴどく言われたし、あまり無茶をしないつもりだ」
オネットはためらいがちに小指を重ねた。
マリアは微笑んで頷いた。
朝と夜を四回繰り返した後には近隣諸国の戦力がグローリア王国に集結していた。
その様子を見ていた見張り台の男は、感嘆のため息を吐いた。
「圧巻だなぁ……」
グローリア王国の馬に乗った騎士団を先頭に、鎧や兜を装備した集団が所狭しと並んでいる。
彼らがいるのは、グローリア王国に面する宵闇が迫る海岸だ。海からグローリア王国に攻め込むならここしか無い。
「うう、吐きそう」
見張りは緊張のあまり気持ち悪くなっていた。
作戦はミカエルから聞かされている。見張りが失敗すると、全てが台無しになるという。
重大な使命を背負っているのだ。
今まで見張りらしい仕事はあまり無かった。海岸に遊びに来た子供たちと他愛ない会話をする事の方が多かった。
しかし、敵襲を告げる合図を送るという重大な任務を怠るわけにはいかない。
これから来るのはマーニ大陸の覇者マルドゥク。
大物の中の大物だ。
見張りの額と手のひらにじっとりと汗がにじむ。生唾を飲み込んで、じっと海岸線を見つめていた。
夕焼けはすぐに消えて、辺りは闇に沈む。
同時に、見張りは明かりを三つ灯した。日頃なら使わない明かりを灯していた。
騎士団の先頭にいるミカエルが頷く。合図に気づいたのだ。
漆黒の闇の中で、見張りには確かに分かっていた。
波の動きが変わった。
三つの重々しい軍艦がグローリア王国に向かっている。
グローリア王国の騎士団が駆ける。海岸を走る足音は不思議なほどかき消されていた。
そして、そのまま海へと走る。
水しぶきは起こらなかった。音も鳴らなかった。
グローリア騎士団に続くように近隣諸国の軍勢も続く。彼らの足音も全く聞こえない。
軍艦に猛烈な勢いで近づく。そのままでは船艇にぶつかるだろう。
しかし、騎士団は馬を止めない。そのまま全速力で駆ける。
馬の足が徐々に浮かび上がる。目に見えない坂を急速に登っているようだ。
大量の馬上の騎士たちが浮かんでいるように見える。
信じられないような光景だった。
ミカエルが軍艦の甲板に上り詰める。
その時になって初めて、マルドゥクの手下たちが反応した。
「て、敵襲!」
軍艦のすべての明かりが点灯され、甲高い警報音が鳴る。
「畜生、”マリオネット”か!」
船内から真っ先に出てきたのはイアンだった。既に”アイアン”を発動して、両腕を鋼鉄の刃と化し、ミカエルへ突っ込む。
「よく分かったな!」
ミカエルは刃が突っ込まれる前に甲板から馬ごと飛び降りた。
軍艦のサーチライトをかわすように姿をくらませる。海の上には”マリオネット”の糸が編まれていた。見えない坂も”マリオネット”で編まれたものである。
イアンの言っている事は正解だった。
しかし、対応を誤った。
警報音のせいで、馬の鳴き声が余計に聞き取りづらくなる。ミカエルたちの位置が確認できない。
他の二つの軍艦からは悲鳴があがると共に、動きが止まる。大量の軍勢を相手に、為すすべなく制圧されたのだ。
残るはイアンたちが乗る軍艦だけだ。
「砲台、てぇ!」
イアンの号令に応えるように、軍艦から大砲が発射される。
しかし、大砲は空中で不自然に止まると、勢いそのまま軍艦へと跳ね返った。
「”マリオネット”の恐ろしさを忘れているだろ!」
ハツラツとした声が響く。
「”フレイム”の存在もなぁ!」
軍艦は大砲を浴びて、炎をくべられ、到底動ける状態ではなくなる。
軍艦から大量の人間が飛び降りる。海に落ちる前に何百人も見えない糸で絡め取られていた。
ミカエルは勝ち誇った笑みを浮かべた。
「降参しろ、命を取るつもりはない。僕たちは戦争をやめてほしいだけだ」
燃え盛る軍艦に向けて告げた。
炎から三つの人影が現れる。
真ん中にマルドゥク、彼の右隣にルド、左隣にイアンだ。
マルドゥクは厳かな口調で告げる。
「おまえたちは分かっているな?」
ルドとイアンが同時に頷く。
「当然です」
「マルドゥク様に逆らう奴は全員ぶっ殺します」
マルドゥクとの戦争をする準備をするためだ。時間がないのはおのおのが承知していた。
マリアは天井を仰いだ。
「これからが本番ね」
決意を新たに、自分を鼓舞するように呟いた。
「マリア王女、少しいいか?」
窓からオネットが顔を覗かせる。窓の外は人が乗るようなスペースはない。おそらく”マリオネット”の糸で自らを支えているのだろうが、落ちたら確実に命を落とす高さだ。
マリアは両目を丸くした。
「そんなところにいたの!? 早く入って!」
「心配はいらない。それより作戦の事だ」
オネットが窓から入り、会議室の床に足をつける。
「フレイから聞いたが、グローリア王国には蘇生という能力があるようだな。フレイが生きていたのはその力があったおかげらしいが……それを”ゼロ”に使っていいのか?」
「当然よ! マルドゥクの能力を封じ込めるためだもの。何か疑問があるの?」
「……俺が言うのは難だが、おまえの両親の蘇生に使わなくていいのか?」
マリアは一瞬、息を呑んだ。
言葉に詰まったのだろう。
オネットは気まずそうに視線をそらす。
「俺は両親はいないものとして育ったからいいが、おまえは違うはずだ。かけがえのない存在だっただろう」
「……そうね。甘ったれの私を、小さな国だったグローリアを、一生懸命育ててくれたわ」
マリアはぽつりと呟いた。
「今も生きていたらきっと私は甘えていると思う」
「生き返ってほしいとは?」
「もちろん、何度も会いたいと思ったわ。でも、それがみんなのためになるとは思えなかったの。お父様やお母様が残してくれたものは大きいわ」
「何を残された?」
「うまく言えないけど、本当にいろいろ。善良な国民や頼りになる仲間たち、本当にたくさんよ!」
「国民や仲間ができるのは、マリア王女自身の力だと思うが……周りに素直に感謝できるのがおまえの能力だな」
オネットはかすかに口の端を上げた。
「”ゼロ”がうまく使えるといいな」
「そうね。頑張るわ! そうそう、約束しましょう。怖い戦争が始まるけど、生き延びましょう! 一人で抱え込むのは禁止よ」
そう言って、マリアは小指をたてた。
「……そんなに心配をしないでほしい。リヒトにもこっぴどく言われたし、あまり無茶をしないつもりだ」
オネットはためらいがちに小指を重ねた。
マリアは微笑んで頷いた。
朝と夜を四回繰り返した後には近隣諸国の戦力がグローリア王国に集結していた。
その様子を見ていた見張り台の男は、感嘆のため息を吐いた。
「圧巻だなぁ……」
グローリア王国の馬に乗った騎士団を先頭に、鎧や兜を装備した集団が所狭しと並んでいる。
彼らがいるのは、グローリア王国に面する宵闇が迫る海岸だ。海からグローリア王国に攻め込むならここしか無い。
「うう、吐きそう」
見張りは緊張のあまり気持ち悪くなっていた。
作戦はミカエルから聞かされている。見張りが失敗すると、全てが台無しになるという。
重大な使命を背負っているのだ。
今まで見張りらしい仕事はあまり無かった。海岸に遊びに来た子供たちと他愛ない会話をする事の方が多かった。
しかし、敵襲を告げる合図を送るという重大な任務を怠るわけにはいかない。
これから来るのはマーニ大陸の覇者マルドゥク。
大物の中の大物だ。
見張りの額と手のひらにじっとりと汗がにじむ。生唾を飲み込んで、じっと海岸線を見つめていた。
夕焼けはすぐに消えて、辺りは闇に沈む。
同時に、見張りは明かりを三つ灯した。日頃なら使わない明かりを灯していた。
騎士団の先頭にいるミカエルが頷く。合図に気づいたのだ。
漆黒の闇の中で、見張りには確かに分かっていた。
波の動きが変わった。
三つの重々しい軍艦がグローリア王国に向かっている。
グローリア王国の騎士団が駆ける。海岸を走る足音は不思議なほどかき消されていた。
そして、そのまま海へと走る。
水しぶきは起こらなかった。音も鳴らなかった。
グローリア騎士団に続くように近隣諸国の軍勢も続く。彼らの足音も全く聞こえない。
軍艦に猛烈な勢いで近づく。そのままでは船艇にぶつかるだろう。
しかし、騎士団は馬を止めない。そのまま全速力で駆ける。
馬の足が徐々に浮かび上がる。目に見えない坂を急速に登っているようだ。
大量の馬上の騎士たちが浮かんでいるように見える。
信じられないような光景だった。
ミカエルが軍艦の甲板に上り詰める。
その時になって初めて、マルドゥクの手下たちが反応した。
「て、敵襲!」
軍艦のすべての明かりが点灯され、甲高い警報音が鳴る。
「畜生、”マリオネット”か!」
船内から真っ先に出てきたのはイアンだった。既に”アイアン”を発動して、両腕を鋼鉄の刃と化し、ミカエルへ突っ込む。
「よく分かったな!」
ミカエルは刃が突っ込まれる前に甲板から馬ごと飛び降りた。
軍艦のサーチライトをかわすように姿をくらませる。海の上には”マリオネット”の糸が編まれていた。見えない坂も”マリオネット”で編まれたものである。
イアンの言っている事は正解だった。
しかし、対応を誤った。
警報音のせいで、馬の鳴き声が余計に聞き取りづらくなる。ミカエルたちの位置が確認できない。
他の二つの軍艦からは悲鳴があがると共に、動きが止まる。大量の軍勢を相手に、為すすべなく制圧されたのだ。
残るはイアンたちが乗る軍艦だけだ。
「砲台、てぇ!」
イアンの号令に応えるように、軍艦から大砲が発射される。
しかし、大砲は空中で不自然に止まると、勢いそのまま軍艦へと跳ね返った。
「”マリオネット”の恐ろしさを忘れているだろ!」
ハツラツとした声が響く。
「”フレイム”の存在もなぁ!」
軍艦は大砲を浴びて、炎をくべられ、到底動ける状態ではなくなる。
軍艦から大量の人間が飛び降りる。海に落ちる前に何百人も見えない糸で絡め取られていた。
ミカエルは勝ち誇った笑みを浮かべた。
「降参しろ、命を取るつもりはない。僕たちは戦争をやめてほしいだけだ」
燃え盛る軍艦に向けて告げた。
炎から三つの人影が現れる。
真ん中にマルドゥク、彼の右隣にルド、左隣にイアンだ。
マルドゥクは厳かな口調で告げる。
「おまえたちは分かっているな?」
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