宴の翌朝

くねひと

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#13 ベッドの中で…その2

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「くっ……」
 微かに喜悦を耐える呻きがジュンの口から洩れる。

 続いてミツルはゆっくりとミツルを咥えこんでいった………。
 熱く………それでいてしっとりとして弾力のある,ゴムチューブに、ジュンの肉サオは包み込まれたかのようだった。その締め付け方はほとんど女性器と言っても良かった。

 ミツルが深く咥え込むたびに、その鼻息がジュンのくさむらに当たる。その度に、ジュンはミツルに口舌奉仕を受けていることを知覚させ、その快感はより高まっていくのだった。

「……は、はあ………」
 このままミツルの口舌奉仕を受けていたら、自失してしまう。ジュンは右手をミツルの頭に添えるとそっと押した。ジュンがミツルの肉サオから口を離す。
 続いてジュンはミツルの胸縄を掴むと、ヘッドボードまで引き上げ、自分もミツルに沿うように横になった。
 微かに震えるミツルの背中………。その首筋にジュンはそっと唇を這わせる。
「くっ…」
 瞬間、電気に打たれたかのようにミツルの身体が反り返った。

 ミツルのお尻に熱く、そして固い棒のようなものが触れた。それが何なのか、無論ミツルは分かっている。
 これから起きることを覚悟するかのように、ミツルはゴクリと喉を鳴らした。熱く固い棒の先がミツルの双臀に割り入り、菊花にあてがわれた。

(来る!)
 思わずミツルは背中に重ね合わされた両手の指をぎゅっと握りしめた。
 不意に熱く、そして固く、その上少ししなやかなものがミツルに侵入してきた。

「あっ………」
 それはあたかも火山の深部にたまったマグマが出口を求めて火道を昇ってくるかのようだった。
 焼けつくような快美感。微かな痛みに思わずミツルは体を上に動かそうとするが、そうはさせまいとジュンは後ろからガッチリとミツルを抱きしめる。

「あああああ…」
 初めはゆっくりと、次第に激しくジュンは腰を動かし始めた。
(征服されている…)
 ジュンに貫かれたまま、もうミツルはあえぐ以外何もできない。

(身も心もジュンに征服されている………)
 ジュンに体の自由を奪われ、貫かれ、そして征服されること………。それこそがミツルの願いだった。
 頭の中を白い光がスパークする。何か嵐のようなものに自分自身が包み込まれ、……翻弄されていく………。
 ……強い衝撃にミツルはいつしか失神していた…………

 意識を取り戻したとき、ミツルはジュンの腕マクラの中にあった…………。それが昨夜の出来事………。
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