結婚する事に決めたから

KONAN

文字の大きさ
38 / 124

LINEでやり取り

しおりを挟む
竹田さんと付き合うきっかけを作るには、話しかけるか、よく会うか、2人っきりになる状況を作るしかない。


あと前からやってるInstagramとfacebookの更新で、私がどんな人なのかを少しずつ知ってもらい興味を持たせると。


LINEも頻繁に送信するのではなく、タイミングを見計らってやり取りする。


まずは当たり障りのない話題から開始することに。


竹田さんの事務課内のデスクにはミニ旋風機があって、同じようなのがダイソーに売っていた。



名付けて、備品はどこで買ったのか作戦。



竹田さんにLINEを送った。


私「竹田さん、机の上の扇風機はダイソーの300円の品ですか?」


するとすぐに返信が。


竹田「私が職場に来たときにはすでに置いてあったので、私のものではないんです~(笑)」


私「そおなんですか!扇風機が欲しくてダイソーに似たのがあって使い心地を聞きたくて」


なーんて、オンかオフしかない扇風機の使い心地なんて関係ない。


ただ、話しかけたいだけ~。


その後、話しはまったく進まなかった。


ダメだがな!


毎日LINEをするのはまずいので、少しずつ間を短くするようにするつもりが、数日過ぎてしまった。


職場では特に話すこともなく。


数日後、施設の浄化槽トラブルでフタをはぐるときに腰を痛めた。


そのために、施設の中にあるクリニックに外来受診をしようと考えた。



名付けて、今度は心配してもらう作戦。



竹田さんにLINEを送った。


私「竹田さん、明日外来受診したいんですけど」


竹田「どこか具合が悪いのですか?」


私「浄化槽の蓋をはぐったときに、腰を痛めたようなんですよ」


湿布貼れば治るだろう程度の腰痛だが、心配されれば気になってくるに違いないと言う作戦。


竹田「ウチには設備がないのでMRIのある病院を受診したか方がいいような・・・」


私「そっかー、施設のクリニックではダメですかぁ」


竹田「ちなみに私、明日お休みいただいています(笑)下谷さん伝えておきますね」


竹田さんが明日休みだということをLINEで知った。


私「休みなんですね!ともさんによろしくお願いします」


竹田「新しいiPhoneを買いに行くんですよ」


私「じゃあデータ移行が大変そうですね」


竹田さんは休みを利用して新しいiphoneを買いに行くらしい。


翌日、仕事中に竹田さん担当の利用者さんの情報が来た。


一応竹田さんにLINEを送った。



名付けて、職場でこの書類はどうしときますか作戦。



とか言いながら、ただ話しかけたいだけ。


竹田「了解しました、iphone替えて引き継ぎがうまくいかず・・・」


新しいiPhoneに替えたのにバックアップがきちんと反映されないらしい。


アップデートしてから復元しようとしたら通信制限にまで入ってしまったとか!


私の家にくればWi-Fiあるのに。


wi-fi環境がないと厳しい状況だったが、竹田さんの家にはWi-Fiがないので、また来月まで待つとのことだった。


私「職場にもWi-Fi環境あるけど、場所によっては電波が届かないんですよ」


竹田「雨漏りはするくせに、電波は入らないんですね」


面白いこと言ってくれる。


そんな話をしていたら、日付がかわりそうになり、竹田さんとの連絡は終わった。


次の作戦を考える。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ワイルド・プロポーズ

藤谷 郁
恋愛
北見瑤子。もうすぐ30歳。 総合ショッピングセンター『ウイステリア』財務部経理課主任。 生真面目で細かくて、その上、女の魅力ゼロ。男いらずの独身主義者と噂される枯れ女に、ある日突然見合い話が舞い込んだ。 私は決して独身主義者ではない。ただ、怖いだけ―― 見合い写真を開くと、理想どおりの男性が微笑んでいた。 ドキドキしながら、紳士で穏やかで優しそうな彼、嶺倉京史に会いに行くが…

雪の日に

藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。 親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。 大学卒業を控えた冬。 私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ―― ※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。

恋とキスは背伸びして

葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員 成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長 年齢差 9歳 身長差 22㎝ 役職 雲泥の差 この違い、恋愛には大きな壁? そして同期の卓の存在 異性の親友は成立する? 数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの 二人の恋の物語

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

今さらやり直しは出来ません

mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。 落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。 そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

処理中です...