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髪の赤い看護師
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離婚が成立して数日後、午前中デイサービスの送迎が終わった後で浄化槽トラブルが起きていた。
最近頻繁に浄化槽トラブルが起きて、対処に追われていた。
施設の職員や利用者が、ビニールやオムツを流す事があって、それを浄化槽のポンプが吸い込んで詰まって警報が鳴る。
浄化槽設備の重い鉄のフタをはぐって、処置をしていた。
このフタのせいで腰が痛くなる事がある。
浄化槽内を眺めていると、夜勤明けの髪の赤い看護師が近づいてきた。
髪の赤い看護師「東條さんおつかれっす」
私「おふぁようございます」
髪の赤い看護師「また詰まったんですか?」
私「そうなんです、くさいところのフタをはぐってまた様子をみてるんですよ、ゴキブリだらけのこの場所で!」
髪の赤い看護師「私ゴキブリ無理なんで~、がんばってください」
私「はいはーい」
といって、髪の赤い看護師は帰っていった・・・。かと思いきやまた近づいてきた。
髪の赤い看護師「あの~今夜時間あります?予定がキャンセルになったんでー、飯食べに行きません?」
私「え?!」って一瞬考えた。
こんなヤンキーな人とディナーだなんて、どう言う風の吹き回しなんだろうかと思いつつ、まあ俺は離婚してるし、不倫とかにはならないから、まぁいっかってことで「いいですよ」って返事をして電話番号を交換した。
私とは絶対一生関わらないと思うような人に、誘われたもんだから驚いた。
とりあえず怒らせると何されるかわからないから、大人しくついていこう。
浄化槽トラブルを終えて仕事も終わり夕方になったら、髪の赤い看護師から電話がかかってきた。
髪の赤い看護師「今からいけるんでー、迎えに行きます。どこが家なんですか?」
私「あーどうもー」といって家の場所を教えたら、髪の赤い看護師が迷うことなくやってきた。
髪の赤い看護師の車に乗った。
髪の赤い看護師「おつかれっす」
私「いやぁー、わりぃですねー、迎えに来てもらっちゃって」
髪の赤い看護師「私から誘ったんで全然いいですよー」
私「ディナーはどこ行くんすか」
髪の赤い看護師「時々行く定食屋に行こうと思ってるんですけど、好き嫌いあります?」
私「いや、だいたい俺はなんでも食べれるんで卵が苦手なくらいかな」
髪の赤い看護師「じゃあ、大丈夫です」
私「すっぱつー」
髪の赤い看護師「出発しまーす」
髪の赤い看護師とは最近エアコントラブルとかで関わりがあったくらいで、髪が赤いので施設内ではヤンキーがいる~とか程度にしか思っていなかった。
名札もしてないから、名前もわからずだったから、エアコントラブルの時にやっと川木さんと言う名前を知った。
どんな人なのかわからなかったが、とりあえず車にのさられたまま定食屋に到着。
私「ここなんすか」
髪の赤い看護師「ここです、なかなかうまい店ですよ」
店に入るなり、驚いた。
ここは、汚い店だ!と言うかすごい店だ!
突っ込みどころ満載な店だ。
座敷に座り、扇風機があるから首振り機能やめさせようと、後ろのボタンを引っ張り上げたら、スポンと抜けた!
私「あ!壊れた!」
髪の赤い看護師「え?!」
私「見た?」
髪の赤い看護師「はい。笑」
静かに刺して戻しておいた。
テレビの前にアンテナが置いてあってよく見えない・・・。
網戸は破れてる。
窓が開いてるのにエアコンがついている。
テーブル席の1席はパソコンや漫画が積み重なっている。
から揚げ定食を頼んで出てきた冷奴のネギが、切りきれてなくて繋がっている。
私「川木さんこれ見てよー、切れてない」
髪の赤い看護師「ほんとだぁ、こっちのネギも切れてないですよ」
私「量は多くていいですね!」
髪の赤い看護師「わりかし客も来てるんですよ」
私「甘酢あんかけ唐揚げにマヨネーズ付けたらうまいですよ!」
髪の赤い看護師「たしかに、東條さんは外食よく行くんすか?」
私「あ、川木さん俺3日前に離婚して東條から波多野になったんすよ」
髪の赤い看護師「えぇ!離婚したてだったんですか!」
私「そうなんですよ、これからは波多野でよろしくお願いします。外食はよく行きますよ!
でも、事務課は給料安いので、そのうち電気工事屋にでも行こうかと悩んでるとこなんですよ」
髪の赤い看護師「私はバツ2です。2回とも元旦那の借金が理由で離婚したんですよ」
私「借金してまで、なんか買いたかったんですね」
髪の赤い看護師「ギャンブルですよ」
私「あちゃー、そうでしたか。なんで看護師になったんすか?」
髪の赤い看護師「高校までヤンキーだったけど、ある時、親にマジで怒られて、そこから看護学校行って看護師になりました」
私「高校の時からそんな髪が赤かったんすか?」
髪の赤い看護師「当時はパッキンでした。族の総長もやってました。根性焼きの跡もありますよ」
私「うわー、痛そうな跡ですね。ドMなんすね」
髪の赤い看護師「ちがいますよ。笑」
私「川木さんは、だいぶ前に離婚したんすか?」
髪の赤い看護師「私は少し前に離婚したんですが、職場には伝えてないんですよ」
私「苗字も変わってるんすか?」
髪の赤い看護師「今は浅田なんですが、面倒なんでそのまま川木で通してます」
私「なるほどね、お互い独身ですね」
髪の赤い看護師「そろそろ行きますか」
髪の赤い看護師のドライブで街中をウロウロ。
夜中2時か3時になった。
帰りたいとは口が裂けても言えない!
竹田さんとLINEしたいのにあまり出来ない!
とりあえず無事、家に無事帰れましたとさ。
めでたしめでたしではなかった。
最近頻繁に浄化槽トラブルが起きて、対処に追われていた。
施設の職員や利用者が、ビニールやオムツを流す事があって、それを浄化槽のポンプが吸い込んで詰まって警報が鳴る。
浄化槽設備の重い鉄のフタをはぐって、処置をしていた。
このフタのせいで腰が痛くなる事がある。
浄化槽内を眺めていると、夜勤明けの髪の赤い看護師が近づいてきた。
髪の赤い看護師「東條さんおつかれっす」
私「おふぁようございます」
髪の赤い看護師「また詰まったんですか?」
私「そうなんです、くさいところのフタをはぐってまた様子をみてるんですよ、ゴキブリだらけのこの場所で!」
髪の赤い看護師「私ゴキブリ無理なんで~、がんばってください」
私「はいはーい」
といって、髪の赤い看護師は帰っていった・・・。かと思いきやまた近づいてきた。
髪の赤い看護師「あの~今夜時間あります?予定がキャンセルになったんでー、飯食べに行きません?」
私「え?!」って一瞬考えた。
こんなヤンキーな人とディナーだなんて、どう言う風の吹き回しなんだろうかと思いつつ、まあ俺は離婚してるし、不倫とかにはならないから、まぁいっかってことで「いいですよ」って返事をして電話番号を交換した。
私とは絶対一生関わらないと思うような人に、誘われたもんだから驚いた。
とりあえず怒らせると何されるかわからないから、大人しくついていこう。
浄化槽トラブルを終えて仕事も終わり夕方になったら、髪の赤い看護師から電話がかかってきた。
髪の赤い看護師「今からいけるんでー、迎えに行きます。どこが家なんですか?」
私「あーどうもー」といって家の場所を教えたら、髪の赤い看護師が迷うことなくやってきた。
髪の赤い看護師の車に乗った。
髪の赤い看護師「おつかれっす」
私「いやぁー、わりぃですねー、迎えに来てもらっちゃって」
髪の赤い看護師「私から誘ったんで全然いいですよー」
私「ディナーはどこ行くんすか」
髪の赤い看護師「時々行く定食屋に行こうと思ってるんですけど、好き嫌いあります?」
私「いや、だいたい俺はなんでも食べれるんで卵が苦手なくらいかな」
髪の赤い看護師「じゃあ、大丈夫です」
私「すっぱつー」
髪の赤い看護師「出発しまーす」
髪の赤い看護師とは最近エアコントラブルとかで関わりがあったくらいで、髪が赤いので施設内ではヤンキーがいる~とか程度にしか思っていなかった。
名札もしてないから、名前もわからずだったから、エアコントラブルの時にやっと川木さんと言う名前を知った。
どんな人なのかわからなかったが、とりあえず車にのさられたまま定食屋に到着。
私「ここなんすか」
髪の赤い看護師「ここです、なかなかうまい店ですよ」
店に入るなり、驚いた。
ここは、汚い店だ!と言うかすごい店だ!
突っ込みどころ満載な店だ。
座敷に座り、扇風機があるから首振り機能やめさせようと、後ろのボタンを引っ張り上げたら、スポンと抜けた!
私「あ!壊れた!」
髪の赤い看護師「え?!」
私「見た?」
髪の赤い看護師「はい。笑」
静かに刺して戻しておいた。
テレビの前にアンテナが置いてあってよく見えない・・・。
網戸は破れてる。
窓が開いてるのにエアコンがついている。
テーブル席の1席はパソコンや漫画が積み重なっている。
から揚げ定食を頼んで出てきた冷奴のネギが、切りきれてなくて繋がっている。
私「川木さんこれ見てよー、切れてない」
髪の赤い看護師「ほんとだぁ、こっちのネギも切れてないですよ」
私「量は多くていいですね!」
髪の赤い看護師「わりかし客も来てるんですよ」
私「甘酢あんかけ唐揚げにマヨネーズ付けたらうまいですよ!」
髪の赤い看護師「たしかに、東條さんは外食よく行くんすか?」
私「あ、川木さん俺3日前に離婚して東條から波多野になったんすよ」
髪の赤い看護師「えぇ!離婚したてだったんですか!」
私「そうなんですよ、これからは波多野でよろしくお願いします。外食はよく行きますよ!
でも、事務課は給料安いので、そのうち電気工事屋にでも行こうかと悩んでるとこなんですよ」
髪の赤い看護師「私はバツ2です。2回とも元旦那の借金が理由で離婚したんですよ」
私「借金してまで、なんか買いたかったんですね」
髪の赤い看護師「ギャンブルですよ」
私「あちゃー、そうでしたか。なんで看護師になったんすか?」
髪の赤い看護師「高校までヤンキーだったけど、ある時、親にマジで怒られて、そこから看護学校行って看護師になりました」
私「高校の時からそんな髪が赤かったんすか?」
髪の赤い看護師「当時はパッキンでした。族の総長もやってました。根性焼きの跡もありますよ」
私「うわー、痛そうな跡ですね。ドMなんすね」
髪の赤い看護師「ちがいますよ。笑」
私「川木さんは、だいぶ前に離婚したんすか?」
髪の赤い看護師「私は少し前に離婚したんですが、職場には伝えてないんですよ」
私「苗字も変わってるんすか?」
髪の赤い看護師「今は浅田なんですが、面倒なんでそのまま川木で通してます」
私「なるほどね、お互い独身ですね」
髪の赤い看護師「そろそろ行きますか」
髪の赤い看護師のドライブで街中をウロウロ。
夜中2時か3時になった。
帰りたいとは口が裂けても言えない!
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