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第一話 始まりの一織り
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雨の勢いは増すばかりで、足下がぬかるみ上手く動けない。
「やああぁあ!!」
一撃。敵の体が防具ごと砕ける音。怒号。鉄と生臭さ。軋む体。
雨は剣が重く感じる位、体力が奪っていた。まだ幼さの残る二人の体は息をするのさえ、悲鳴を挙げている。
それでもまだ囲む敵兵は減らない。
「…ヒルデ」
肩で息をするザードが呟くように言った。
「…俺が道を開ける…お前はそこから逃げろ…」
「!?」
ヒルデは目を見開き、ザードを振り返った。
──流した血が多すぎる。
最初の弓矢の一撃が効いたのかザードの顔は血の気が引き青ざめ、立っているのがやっとな様子だった。
「馬鹿!そんな事したらあなたが…」
「守るって言っただろうが!!」
ザードはヒルデの瞳を睨みつけ、怒鳴った。
「お前より強く…なってないかもしれねぇが…でも!好きな女を守るのが男ってもんだ!つべこべ言わず俺を頼れ!」
「……」
ヒルデは泣きそうな表情を浮かべ、顔を逸らした。背中からでも分かるくらい彼女は
「…ごめん」
震えていた──
「どけぇえええ!!!」
ザードはヒルデの言葉を振り払うように、敵の包囲が薄い場所に向かって切り込んだ。
敵兵も疲弊しているのか、それとも切り込む闘気が凄まじいのか…一瞬で道が開くと、ザードはヒルデに向かって振り返った。
「ヒルデ!!今だ!行──」
その瞬間、ザードの体は跳ばされた。
──否、蹴られた。
突然の事で相手を動揺したらしく包囲からは抜け、何とか身を隠せたが木に叩き付けられた為に疲労した体では立ち上がれない。
──何が起こったのか
状況が飲み込み切れない。ヒルデを助けようとしたのに、何故自分は木にもたれて動けなくなっているのか…困惑と意識がぼやけるザードの前に蹴った人物…ヒルデが立ちはだかった。
「ヒル…デ」
「…私ね、本当は王を含め…あなたも殺しに来たんだ」
「!!」
突然の、突拍子もないヒルデの言葉にザードは声が出なかった。
「私のお姉ちゃん…血は繋がってないけど…リザっていう名前でね。昔…十何年前に、王の近衛兵やってたんだ。凄く強くて、最強の女戦士って呼ばれてたみたい……でもね、ある日突然『リザが死んだ』ってお母さん達の元に届いたんだって…あの強いリザが突然に死んだって…ね。お母さん達は考えたの。リザを負かす位強い人物は一人しかいない……」
ヒルデの瞳は鈍く光った。
「武の国王…レオしかいないって」
ヒルデは両手の剣に力を込めた。
「リザは王に殺された。お母さん達はそういう結論に達すると、一人の女の赤子を養子に迎えて剣術を叩き込んだわ。王とその家族全てに復讐するために…」
ザードは『リザ』という名前に聞き覚えがあった。まるで夢事のように父が話していた──
「…でも、少し調べてみて分かった事があるの」
『リザ』は
「王子は…ザードはリザの子供だってこと」
自分の母だ──
「…王はリザに子供を産ませ、殺した。両親は養子の娘…私が物心つく前から王とその家族全てを憎み、殺せと刷りこんで、そして…今回リザの親類だと王に取り入り、あなたに近付いたの」
「…俺を殺すために…」
ヒルデはなにも言わずに頷いた。
『五つ国大陸の王族は跡継ぎを失なった瞬間、王を含め、血縁者全てが死滅する』
よって、王子を殺せば王も死ぬ。ザードが死ねばレオも死ぬのだ。
「…よく調べたな…この決まりは王族と一部の偉い奴しか知らないはずなのに…」
「……抵抗はしないの?」
「…ああ…もう、ほっといても死ぬしな」
ザードは蒼白な顔で苦笑を浮かべると、ヒルデの表情は再び泣きそうなものに変わった。
「…同じだわ」
ヒルデは目を伏せた。
「…この前…王…レオ様に挑んでみたの──ザードを殺したくなかったから…」
ヒルデの言葉にザードの胸はズキリと痛くなった。
「それと一緒にリザお姉ちゃんの事も聞いたわ。『あなたが殺したのですか?』ってね…そしたら、ハッキリ言ってきたの…『自分が殺した』と」
少しずつ失われていく意識の中、ザードは父の姿を思い出していた。
──お前は、私とリザの宝物だ。母は自分の命と引き替えにお前を産み、私に託した。だから──
「レオ様はこうも続けたわ…『自分が愛したから、リザは死んだ』って…」
「……」
「私ね…あなたとレオ様を見て分かったの。…お姉ちゃんは」
──だから、リザを愛したように…お前も愛そう。
「お姉ちゃんは、レオ様もザードも愛していたってね」
ヒルデはくるりとザードに背を向け、剣を構えた。
「そろそろ、敵に見付かるかな」
「ま…お前一人で…」
ザードは立ち上がろうとするが体が重く、足に力が入らない。まるで別人の体のようだ。
「ザードはここにいて。…それ以上血を流したら死んじゃう」
ヒルデは苦笑し、顔だけ振り向いた。
──泣いている。
「私、生まれたときからずっと復讐の為に生かされてたんだ…でもね、あなたと会えて……生きる意味を知ったの。ずっと、側で一緒に生きてみたくなった…」
敵兵の声がどんどん近くなってきている。
「…お姉ちゃんも同じ気持ちでレオ様を愛して、ザードを生んだんだよね…私……」
ヒルデは涙を拭って、迫る敵兵を睨んだ。
「ザードの事、好き…大好きだから!!」
ザードはヒルデの名を叫んだ。
しかし、その叫びも彼女に届かず、ヒルデは敵兵の斬撃を受ける。
剣が折れても、
足が切られても、
ヒルデは立ち上がり、
ザードへの道をけして退かなかった。
腰に差した細身の短剣を抜き、震える足を踏みしめ、凍える体を奮い、守りたいと、心の底から想った。
『ごめんね…ザード』
ヒルデは最期の言葉は雨音にかき消された──
「やああぁあ!!」
一撃。敵の体が防具ごと砕ける音。怒号。鉄と生臭さ。軋む体。
雨は剣が重く感じる位、体力が奪っていた。まだ幼さの残る二人の体は息をするのさえ、悲鳴を挙げている。
それでもまだ囲む敵兵は減らない。
「…ヒルデ」
肩で息をするザードが呟くように言った。
「…俺が道を開ける…お前はそこから逃げろ…」
「!?」
ヒルデは目を見開き、ザードを振り返った。
──流した血が多すぎる。
最初の弓矢の一撃が効いたのかザードの顔は血の気が引き青ざめ、立っているのがやっとな様子だった。
「馬鹿!そんな事したらあなたが…」
「守るって言っただろうが!!」
ザードはヒルデの瞳を睨みつけ、怒鳴った。
「お前より強く…なってないかもしれねぇが…でも!好きな女を守るのが男ってもんだ!つべこべ言わず俺を頼れ!」
「……」
ヒルデは泣きそうな表情を浮かべ、顔を逸らした。背中からでも分かるくらい彼女は
「…ごめん」
震えていた──
「どけぇえええ!!!」
ザードはヒルデの言葉を振り払うように、敵の包囲が薄い場所に向かって切り込んだ。
敵兵も疲弊しているのか、それとも切り込む闘気が凄まじいのか…一瞬で道が開くと、ザードはヒルデに向かって振り返った。
「ヒルデ!!今だ!行──」
その瞬間、ザードの体は跳ばされた。
──否、蹴られた。
突然の事で相手を動揺したらしく包囲からは抜け、何とか身を隠せたが木に叩き付けられた為に疲労した体では立ち上がれない。
──何が起こったのか
状況が飲み込み切れない。ヒルデを助けようとしたのに、何故自分は木にもたれて動けなくなっているのか…困惑と意識がぼやけるザードの前に蹴った人物…ヒルデが立ちはだかった。
「ヒル…デ」
「…私ね、本当は王を含め…あなたも殺しに来たんだ」
「!!」
突然の、突拍子もないヒルデの言葉にザードは声が出なかった。
「私のお姉ちゃん…血は繋がってないけど…リザっていう名前でね。昔…十何年前に、王の近衛兵やってたんだ。凄く強くて、最強の女戦士って呼ばれてたみたい……でもね、ある日突然『リザが死んだ』ってお母さん達の元に届いたんだって…あの強いリザが突然に死んだって…ね。お母さん達は考えたの。リザを負かす位強い人物は一人しかいない……」
ヒルデの瞳は鈍く光った。
「武の国王…レオしかいないって」
ヒルデは両手の剣に力を込めた。
「リザは王に殺された。お母さん達はそういう結論に達すると、一人の女の赤子を養子に迎えて剣術を叩き込んだわ。王とその家族全てに復讐するために…」
ザードは『リザ』という名前に聞き覚えがあった。まるで夢事のように父が話していた──
「…でも、少し調べてみて分かった事があるの」
『リザ』は
「王子は…ザードはリザの子供だってこと」
自分の母だ──
「…王はリザに子供を産ませ、殺した。両親は養子の娘…私が物心つく前から王とその家族全てを憎み、殺せと刷りこんで、そして…今回リザの親類だと王に取り入り、あなたに近付いたの」
「…俺を殺すために…」
ヒルデはなにも言わずに頷いた。
『五つ国大陸の王族は跡継ぎを失なった瞬間、王を含め、血縁者全てが死滅する』
よって、王子を殺せば王も死ぬ。ザードが死ねばレオも死ぬのだ。
「…よく調べたな…この決まりは王族と一部の偉い奴しか知らないはずなのに…」
「……抵抗はしないの?」
「…ああ…もう、ほっといても死ぬしな」
ザードは蒼白な顔で苦笑を浮かべると、ヒルデの表情は再び泣きそうなものに変わった。
「…同じだわ」
ヒルデは目を伏せた。
「…この前…王…レオ様に挑んでみたの──ザードを殺したくなかったから…」
ヒルデの言葉にザードの胸はズキリと痛くなった。
「それと一緒にリザお姉ちゃんの事も聞いたわ。『あなたが殺したのですか?』ってね…そしたら、ハッキリ言ってきたの…『自分が殺した』と」
少しずつ失われていく意識の中、ザードは父の姿を思い出していた。
──お前は、私とリザの宝物だ。母は自分の命と引き替えにお前を産み、私に託した。だから──
「レオ様はこうも続けたわ…『自分が愛したから、リザは死んだ』って…」
「……」
「私ね…あなたとレオ様を見て分かったの。…お姉ちゃんは」
──だから、リザを愛したように…お前も愛そう。
「お姉ちゃんは、レオ様もザードも愛していたってね」
ヒルデはくるりとザードに背を向け、剣を構えた。
「そろそろ、敵に見付かるかな」
「ま…お前一人で…」
ザードは立ち上がろうとするが体が重く、足に力が入らない。まるで別人の体のようだ。
「ザードはここにいて。…それ以上血を流したら死んじゃう」
ヒルデは苦笑し、顔だけ振り向いた。
──泣いている。
「私、生まれたときからずっと復讐の為に生かされてたんだ…でもね、あなたと会えて……生きる意味を知ったの。ずっと、側で一緒に生きてみたくなった…」
敵兵の声がどんどん近くなってきている。
「…お姉ちゃんも同じ気持ちでレオ様を愛して、ザードを生んだんだよね…私……」
ヒルデは涙を拭って、迫る敵兵を睨んだ。
「ザードの事、好き…大好きだから!!」
ザードはヒルデの名を叫んだ。
しかし、その叫びも彼女に届かず、ヒルデは敵兵の斬撃を受ける。
剣が折れても、
足が切られても、
ヒルデは立ち上がり、
ザードへの道をけして退かなかった。
腰に差した細身の短剣を抜き、震える足を踏みしめ、凍える体を奮い、守りたいと、心の底から想った。
『ごめんね…ザード』
ヒルデは最期の言葉は雨音にかき消された──
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