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7:初めての学校
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初めての小学生
初めての学校
私は兄達と手を繋いで歩く
「兄さん…」
「大丈夫!兄ちゃんがいるから」
その言葉に私は安心する
講堂に出ると兄が私の隣にいた
道を歩く時の役らしく兄が隣で安心する
少し嬉しそうに笑うと兄は真っ赤にしていた
「ねぇ,君」
不意に
兄の去る姿を見ていると声を掛けられる
私は少し警戒しつつ振り返った
そこに居たのは
サラサラな髪をした男の子だった
「君名前は?」
「………まず先に名乗れ」
私の言葉に彼は考え
「そうだね,僕は令」
「神楽…」
彼の目を見つめ名前を言った後
私は前を向いた
「君,あとで話そう」
「…少しだけなら」
彼は笑って頷いた
その後
話した内容は
「君の夫にしてよ」
という
意味不明な言葉だった
私は
「断る」
と言って
兄達の手を取り帰った
「神楽,逃がさない」
と
言われたのは流そうと決めた
春並学院に帰ると
私を囲む皆に困った
私は照れ臭くて下を向いた
「可愛いわね!私の妹は!」
「うるさい…」
「もうー!」
グリグリと頭を撫でられる
私はその手に触れてふふっと静かに笑った
皆は真っ赤になって空を仰いでいる
?
何故?
初めての学校
私は兄達と手を繋いで歩く
「兄さん…」
「大丈夫!兄ちゃんがいるから」
その言葉に私は安心する
講堂に出ると兄が私の隣にいた
道を歩く時の役らしく兄が隣で安心する
少し嬉しそうに笑うと兄は真っ赤にしていた
「ねぇ,君」
不意に
兄の去る姿を見ていると声を掛けられる
私は少し警戒しつつ振り返った
そこに居たのは
サラサラな髪をした男の子だった
「君名前は?」
「………まず先に名乗れ」
私の言葉に彼は考え
「そうだね,僕は令」
「神楽…」
彼の目を見つめ名前を言った後
私は前を向いた
「君,あとで話そう」
「…少しだけなら」
彼は笑って頷いた
その後
話した内容は
「君の夫にしてよ」
という
意味不明な言葉だった
私は
「断る」
と言って
兄達の手を取り帰った
「神楽,逃がさない」
と
言われたのは流そうと決めた
春並学院に帰ると
私を囲む皆に困った
私は照れ臭くて下を向いた
「可愛いわね!私の妹は!」
「うるさい…」
「もうー!」
グリグリと頭を撫でられる
私はその手に触れてふふっと静かに笑った
皆は真っ赤になって空を仰いでいる
?
何故?
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