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魔階のその後
オトコ、オトコノコ
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「…主?」
頬杖をついていたルスフェスが、ふいと顔を上げれば、トビアスが自分のことを呼んだ。
ルスフェスの様子に異常は察知しても、城内の異常は感じないらしい。
「急用だ。 席を外す」
会議の最中ではあったのだが、ルスフェスは言って、空間を移動する。
普段ならば歩いて移動する城内だが、今日はそうも言っていられない。 幹部たちも、ルスフェスの姿がかき消えたことで、本当に本気の急用だということは推し量るだろう。
ルスフェスの最愛の妻がいる上階に、見知らぬ気配が突如現われたのだ。
これを放置するわけにはいかない。
気配を感じて下り立ったのは、私的なエリアではあったが、ルスフェスやフィーリアの私室があるのはさらにこの上階だ。
とりあえず、フィーリアの身に差し迫った危険はない、とルスフェスが内心で安堵していると、耳に声が飛び込んで来た。
「フィーリア! フィーリアはいるか!?」
ルスフェスは、その声が呼ぶ名に、軽く目を見張る。
それは、ルスフェス愛しの妻の名だ。
呼ぶ声は、幼い、それだけはわかる。
少年のものなのか少女のものなのかは判別がつかなかった。
ルスフェスが、声のする方へと足を進めると、回廊の角からルスフェスの腹の辺りまでしかない影が飛び出してきた。
「僕のフィーリア、はっ…!?」
どん、とぶつかった瞬間に、ふわっと香った、それは。
「…天階の匂いがするな」
ルスフェスは低く呟く。
ぱっと弾かれたように顔を上げた子どもの容貌は、美少年と呼んで差し支えないものだった。
少し勝ち気そうで、利発そうな顔をしている。
その、意思の強そうな瞳の色はサファイアの如く、髪の色は目映いばかりの金。
ルスフェスは、その子どもが天階の存在であることを、もはや疑わなかった。
天階から魔階に渡航する権利を持っているということは、それなりの身分にある者なのだろうが、油断をしていると痛い目に遭う。
それは、ルスフェスが、ではない。 この子どもが、だ。
「魔階でそんなに天階の匂いを振りまいていれば、その身に不幸が降りかかる」
ルスフェスは、子どもを見下ろして忠告してやる。
耳が聞こえないわけでもないだろうに、その子どもはうんともすんとも言わない。
子どもはなぜかそのサファイアの如き目で、ルスフェスを凝視している。 その間、瞬き一つしなかった。
その、子どもの唇が、戦慄くように動いた。
「お前、は」
その言葉に、ルスフェスは、すっと目を眇めて子どもを見た。
感情は揺らさなかった、と思うのだが、その子どもの表情がサッと変わったのを見ると、ルスフェスがどういった存在なのかを、ある程度察したのだろうか。
ああ、けれどなぜ、私がこの子どもに【お前】と呼ばれなければならないのだろう。
そうルスフェスが考えていると、突如子どもの背後にぬっと影が現われた。
その影からびゅっと腕が伸びたかと思うと、子どもの小さな頭をガッと鷲掴みにする。
「口の利き方がなっていない餓鬼がいますねぇ…」
悪鬼のような形相のトビアスが、ぎりぎりぎりと子どもの頭を握り潰しそうな勢いで力を込めている。
「いたいいたいいたい!」
「いい、トビィ」
子どもが涙目になって悲鳴を上げるものだから、ルスフェスはトビアスに制止の声をかける。
ルスフェスの声に、トビアスは不承不承の様子でぱっと手を離した。
ルスフェスとて、これが全く関係のない子どもであれば、意に介さない。
けれど、この子どもはフィーリアの名を呼び、フィーリアを探していた。
そして、天使らしいのだが、ほとんど天使には顕れない組み合わせの色彩を身に纏っており、擬態でもない。 この子どもはもしかすると、フィーリアの縁者ではないだろうか?
縁者が傷つくことがあっては、心根が美しく優しい彼女は悲しむだろう。
悲しむどころか、ルスフェスに落胆するかもしれない。
この子どもは、今のところは害してはならない存在だ。 そう、判断した。
「君は、フィーリアの弟でもあるのだろうか?」
ルスフェスは、至って真面目に訊いたというのに、子どもはまた目を見張り、そして何か低く音を漏らした。
「ふっ…」
ふ、とは何だろう、と考えるルスフェスの耳に、続きの言葉が突き刺さった。
「ざけるな!」
面食らった、としか言えない。
その、大音量にもだが、こんなに汚い言葉を吐く、天使がいるものか、と。
そのとき、だ。
耳にも心にも心地の良い、囀りのような声が、驚きを纏って響いた。
「ルクセルト!?」
トビアスの向こうに、驚いた表情のフィーリアがいた。
やはり、この子どもはフィーリアの知り合いだったらしい。
そして、あのフィーリアが呼び捨てにするような存在。
「やはり貴女の弟でもあるのかな。 この子どもも、実に天使らしい色彩を身に纏っている」
ルスフェスとしては、率直な意見を述べただけなのに、フィーリアは顔色を変えて叫んだ。
「る、ルスフェス様、そんなこと、畏れ多くてありえません!」
「畏れ多い?」
何が、畏れ多いというのか。
ルスフェスがきょとんとしていると、フィーリアが身震いでもしそうな勢いで、悲鳴のような声を上げる。
「この方は、天階長様の次期様です!」
ルスフェスは、フィーリアに向けていた視線を、ギッとルスフェスを睨みつけている子どもに落とす。
そして、フィーリアに戻した。
信じ、難い、けれど。
「……この、子どもが?」
ルスフェスがフィーリアに確認すると、フィーリアがこくこくと頷く。
「子どもと言うな!」
声を上げた子どもにもう一度視線を戻すと、子どもはますますきつくルスフェスを睨んでくる。
どこからどう見ても、子どもだ。
…この、子どもが。
「…貴女を、伴侶にと、望んでいたと?」
その呟きは、ほとんど無意識のうちに唇から零れた。
「あの、ルスフェス様、それは何かの間違いだと」
ああ、確かにこれは、天階長の早合点なのではないのだろうか。
そんな思いが過ぎる。
だが、子どもはフィーリアの言葉も、ルスフェスの考えも、電光石火の如き速度で打ち消した。
「間違いじゃない!」
この子どものために、フィーリアはつらい思いをし、天階を追われることとなった。
けれど、この子どもがいなければ、フィーリアとルスフェスは出逢うことはなかっただろう。
だから、ルスフェスは今の時点では、この子どもにどう対応すればいいのか、判断がつかない。
とにかく、この子どもがフィーリアを望んではいても、フィーリアがこの子どもをそういった対象としては見ておらず、相手にしてもいないことはわかる。
ならば、捨て置いてもいいだろうか、と思ったときだった。
「僕は、フィーリアを僕の伴侶にと、ずっと」
切実な表情と声で、子どもが訴えるものだから、ルスフェスは考えを改める。
フィーリアは心根の美しく、優しい天使だ。
それを、この子どももわかっていて、そこにつけ込むつもりでいるらしい。
障害の芽は、早めに摘んでおいたほうがよいだろう。
「夫婦などという形もないくせに、彼女を妻と呼ぶなど、笑わせてくれるものだ」
唇はそんな言葉を紡いだが、全く笑えなかった。
自分の表情がにこりともしていないだろうこともわかるが、ルスフェスはそのように言って、指先を子どもの眉間に押し当てる。
「残念だが、フィーリアはもう、既に、私の妻だ。 御子様は大人しく天階にお帰り」
子どもは寸前まで、何をされるのかわかっていないらしかった。
かき消えるそのときになってようやく、そのサファイアの目が見張られるのを、ルスフェスは見た。
「貴様っ…」
その言葉だけを残して、子どもの姿が消失する。
本当に、あの言葉の汚さは、どうにかならないものだろうか。 耳障りとしか言いようがない。
子どもの姿が消えると、フィーリアはきょろきょろと辺りを見回す。
「あ、の、ルスフェス様」
あの子どもの行方を気にしているのだろう。
だから、ルスフェスはフィーリアに近づいて、その頬を撫でてやる。
「天階に還しただけだ」
そのまま、フィーリアの頬に両手を添えて、そっと口付ける。 角度を変えて、口付ける深さも変えながら、頬から手を滑らせてその身体を撫で始めた。
寝室に移動しようか、とルスフェスが考えたときだった。
こほん、と小さく咳払いするような音が聞こえた。
「…主、会議を中座して来られたのをお忘れでしょうか?」
トビアスだった。
フィーリアも完全にトビアスの存在を忘れていたのだろう。 ぱっとルスフェスから離れると、赤くなった頬と恥ずかしさを隠すように顔を伏せる。
こういうとき、何も言わずに去るのが優秀な部下だと思うのだが、声をかけられてしまっては仕方あるまい。
ルスフェスは、俯くフィーリアの顔を両手で包んで上げさせて、フィーリアに囁く。
「…フィーリア、今夜は覚悟しておいで」
「はい?」
「どうやら、私と貴女からは夫婦らしい空気が感じられないようだから、夫婦らしい空気を醸し出せるくらいに愛し合っておかないと」
他の男性体の出る幕など、どこにもないのだと、わかるようにしてやらねばなるまい。
そして、その自覚を、フィーリアにもきちんと持ってもらわないと、困る。
頬杖をついていたルスフェスが、ふいと顔を上げれば、トビアスが自分のことを呼んだ。
ルスフェスの様子に異常は察知しても、城内の異常は感じないらしい。
「急用だ。 席を外す」
会議の最中ではあったのだが、ルスフェスは言って、空間を移動する。
普段ならば歩いて移動する城内だが、今日はそうも言っていられない。 幹部たちも、ルスフェスの姿がかき消えたことで、本当に本気の急用だということは推し量るだろう。
ルスフェスの最愛の妻がいる上階に、見知らぬ気配が突如現われたのだ。
これを放置するわけにはいかない。
気配を感じて下り立ったのは、私的なエリアではあったが、ルスフェスやフィーリアの私室があるのはさらにこの上階だ。
とりあえず、フィーリアの身に差し迫った危険はない、とルスフェスが内心で安堵していると、耳に声が飛び込んで来た。
「フィーリア! フィーリアはいるか!?」
ルスフェスは、その声が呼ぶ名に、軽く目を見張る。
それは、ルスフェス愛しの妻の名だ。
呼ぶ声は、幼い、それだけはわかる。
少年のものなのか少女のものなのかは判別がつかなかった。
ルスフェスが、声のする方へと足を進めると、回廊の角からルスフェスの腹の辺りまでしかない影が飛び出してきた。
「僕のフィーリア、はっ…!?」
どん、とぶつかった瞬間に、ふわっと香った、それは。
「…天階の匂いがするな」
ルスフェスは低く呟く。
ぱっと弾かれたように顔を上げた子どもの容貌は、美少年と呼んで差し支えないものだった。
少し勝ち気そうで、利発そうな顔をしている。
その、意思の強そうな瞳の色はサファイアの如く、髪の色は目映いばかりの金。
ルスフェスは、その子どもが天階の存在であることを、もはや疑わなかった。
天階から魔階に渡航する権利を持っているということは、それなりの身分にある者なのだろうが、油断をしていると痛い目に遭う。
それは、ルスフェスが、ではない。 この子どもが、だ。
「魔階でそんなに天階の匂いを振りまいていれば、その身に不幸が降りかかる」
ルスフェスは、子どもを見下ろして忠告してやる。
耳が聞こえないわけでもないだろうに、その子どもはうんともすんとも言わない。
子どもはなぜかそのサファイアの如き目で、ルスフェスを凝視している。 その間、瞬き一つしなかった。
その、子どもの唇が、戦慄くように動いた。
「お前、は」
その言葉に、ルスフェスは、すっと目を眇めて子どもを見た。
感情は揺らさなかった、と思うのだが、その子どもの表情がサッと変わったのを見ると、ルスフェスがどういった存在なのかを、ある程度察したのだろうか。
ああ、けれどなぜ、私がこの子どもに【お前】と呼ばれなければならないのだろう。
そうルスフェスが考えていると、突如子どもの背後にぬっと影が現われた。
その影からびゅっと腕が伸びたかと思うと、子どもの小さな頭をガッと鷲掴みにする。
「口の利き方がなっていない餓鬼がいますねぇ…」
悪鬼のような形相のトビアスが、ぎりぎりぎりと子どもの頭を握り潰しそうな勢いで力を込めている。
「いたいいたいいたい!」
「いい、トビィ」
子どもが涙目になって悲鳴を上げるものだから、ルスフェスはトビアスに制止の声をかける。
ルスフェスの声に、トビアスは不承不承の様子でぱっと手を離した。
ルスフェスとて、これが全く関係のない子どもであれば、意に介さない。
けれど、この子どもはフィーリアの名を呼び、フィーリアを探していた。
そして、天使らしいのだが、ほとんど天使には顕れない組み合わせの色彩を身に纏っており、擬態でもない。 この子どもはもしかすると、フィーリアの縁者ではないだろうか?
縁者が傷つくことがあっては、心根が美しく優しい彼女は悲しむだろう。
悲しむどころか、ルスフェスに落胆するかもしれない。
この子どもは、今のところは害してはならない存在だ。 そう、判断した。
「君は、フィーリアの弟でもあるのだろうか?」
ルスフェスは、至って真面目に訊いたというのに、子どもはまた目を見張り、そして何か低く音を漏らした。
「ふっ…」
ふ、とは何だろう、と考えるルスフェスの耳に、続きの言葉が突き刺さった。
「ざけるな!」
面食らった、としか言えない。
その、大音量にもだが、こんなに汚い言葉を吐く、天使がいるものか、と。
そのとき、だ。
耳にも心にも心地の良い、囀りのような声が、驚きを纏って響いた。
「ルクセルト!?」
トビアスの向こうに、驚いた表情のフィーリアがいた。
やはり、この子どもはフィーリアの知り合いだったらしい。
そして、あのフィーリアが呼び捨てにするような存在。
「やはり貴女の弟でもあるのかな。 この子どもも、実に天使らしい色彩を身に纏っている」
ルスフェスとしては、率直な意見を述べただけなのに、フィーリアは顔色を変えて叫んだ。
「る、ルスフェス様、そんなこと、畏れ多くてありえません!」
「畏れ多い?」
何が、畏れ多いというのか。
ルスフェスがきょとんとしていると、フィーリアが身震いでもしそうな勢いで、悲鳴のような声を上げる。
「この方は、天階長様の次期様です!」
ルスフェスは、フィーリアに向けていた視線を、ギッとルスフェスを睨みつけている子どもに落とす。
そして、フィーリアに戻した。
信じ、難い、けれど。
「……この、子どもが?」
ルスフェスがフィーリアに確認すると、フィーリアがこくこくと頷く。
「子どもと言うな!」
声を上げた子どもにもう一度視線を戻すと、子どもはますますきつくルスフェスを睨んでくる。
どこからどう見ても、子どもだ。
…この、子どもが。
「…貴女を、伴侶にと、望んでいたと?」
その呟きは、ほとんど無意識のうちに唇から零れた。
「あの、ルスフェス様、それは何かの間違いだと」
ああ、確かにこれは、天階長の早合点なのではないのだろうか。
そんな思いが過ぎる。
だが、子どもはフィーリアの言葉も、ルスフェスの考えも、電光石火の如き速度で打ち消した。
「間違いじゃない!」
この子どものために、フィーリアはつらい思いをし、天階を追われることとなった。
けれど、この子どもがいなければ、フィーリアとルスフェスは出逢うことはなかっただろう。
だから、ルスフェスは今の時点では、この子どもにどう対応すればいいのか、判断がつかない。
とにかく、この子どもがフィーリアを望んではいても、フィーリアがこの子どもをそういった対象としては見ておらず、相手にしてもいないことはわかる。
ならば、捨て置いてもいいだろうか、と思ったときだった。
「僕は、フィーリアを僕の伴侶にと、ずっと」
切実な表情と声で、子どもが訴えるものだから、ルスフェスは考えを改める。
フィーリアは心根の美しく、優しい天使だ。
それを、この子どももわかっていて、そこにつけ込むつもりでいるらしい。
障害の芽は、早めに摘んでおいたほうがよいだろう。
「夫婦などという形もないくせに、彼女を妻と呼ぶなど、笑わせてくれるものだ」
唇はそんな言葉を紡いだが、全く笑えなかった。
自分の表情がにこりともしていないだろうこともわかるが、ルスフェスはそのように言って、指先を子どもの眉間に押し当てる。
「残念だが、フィーリアはもう、既に、私の妻だ。 御子様は大人しく天階にお帰り」
子どもは寸前まで、何をされるのかわかっていないらしかった。
かき消えるそのときになってようやく、そのサファイアの目が見張られるのを、ルスフェスは見た。
「貴様っ…」
その言葉だけを残して、子どもの姿が消失する。
本当に、あの言葉の汚さは、どうにかならないものだろうか。 耳障りとしか言いようがない。
子どもの姿が消えると、フィーリアはきょろきょろと辺りを見回す。
「あ、の、ルスフェス様」
あの子どもの行方を気にしているのだろう。
だから、ルスフェスはフィーリアに近づいて、その頬を撫でてやる。
「天階に還しただけだ」
そのまま、フィーリアの頬に両手を添えて、そっと口付ける。 角度を変えて、口付ける深さも変えながら、頬から手を滑らせてその身体を撫で始めた。
寝室に移動しようか、とルスフェスが考えたときだった。
こほん、と小さく咳払いするような音が聞こえた。
「…主、会議を中座して来られたのをお忘れでしょうか?」
トビアスだった。
フィーリアも完全にトビアスの存在を忘れていたのだろう。 ぱっとルスフェスから離れると、赤くなった頬と恥ずかしさを隠すように顔を伏せる。
こういうとき、何も言わずに去るのが優秀な部下だと思うのだが、声をかけられてしまっては仕方あるまい。
ルスフェスは、俯くフィーリアの顔を両手で包んで上げさせて、フィーリアに囁く。
「…フィーリア、今夜は覚悟しておいで」
「はい?」
「どうやら、私と貴女からは夫婦らしい空気が感じられないようだから、夫婦らしい空気を醸し出せるくらいに愛し合っておかないと」
他の男性体の出る幕など、どこにもないのだと、わかるようにしてやらねばなるまい。
そして、その自覚を、フィーリアにもきちんと持ってもらわないと、困る。
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