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第1章
010.デリカシー
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防波堤。そこは釣り人のメッカである。
人々や車が多く行き交う堤防とは遠く離れていて沖に近い。更に雑踏から離れている故の静けさ、そしてテトラポットなどの障害物の多さ等から魚が釣れやすいと口々にいわれるスタンダードな釣り場である。
今日は快晴。今も天高くから燦々と明るい光が世界に降り注いでいて風もなく穏やか、波も緩やかで絶好の釣り日和だ。
それはもちろんこの世界に生きている住民も重々承知していることである。どれくらい前から……もしかしたら夜明け前からスタンバっていたのかもしれない. 様々な釣り人たちが防波堤に連なるように糸を垂らしていた。
あちらを見れば小魚が、こちらを見ればイキのいい大物が、はたまたあちらではフグなど十人十色。様々な魚を釣って楽しんでいる。
しかしそんな中、釣り人ばかりのこんな場所としては場違いな様子の人物が、そこに一人……。
「おね~さんっ!どうしましたかっ!」
防波堤の端の端。もう数歩進めば海に落ちるといったところに居た人物は一人の若い女性だった。
ただの女性ならばなんら不思議にも思えない。あちらこちらで女性も釣りに参加してるし若者だっている。
そんな明るさに満ちた空間に蒼月は近づき女性に声をかける。
ここに来る道中聞いたのだが、彼女は俺たちと同じ存在かもしれないとのこと。
その根拠として綺麗な格好をしていることが第一に挙げられる。
ドレスとかそういった意味合いなどではない。釣りをする以上ベストなどの装備は必須なのに、女性はこれから街でデートでも出かけるんじゃないかと思うような格好なのだ。
明らかに場違いな姿。そんな彼女が膝を抱えて泣いている。更に周りの人は気にするどころか一瞥すらしない。だから彼女も俺たちと同じ存在ではないかと。そう蒼月は力説していた。
「…………」
「あれ?聞こえてないのかなぁ。お~いっ!」
しかし蒼月の声は女性に届いていなかった。
再び呼びかけるも返事はない。ただのしかばねのようだ。
蒼月は諦めてたまるかとその手を伸ばして女性の肩を軽く叩く。
「お姉さん、大丈夫ですか?」
「わた……し……?」
蒼月が中腰になりながら泣いている女性に声をかける。すると女性は涙を流したまま呆気にとられた様子で顔を上げた。
年は俺たちよりも上。それでも社会人という印象はないから大学生あたりだろうか。肩までの黒髪に切り揃えられた前髪、血色の良さを感じさせるほんのりと薄いチークと口紅。
だいぶ育ちのいい女性という印象を受けた。
そんな女性が膝を抱えながら涙をボロボロ流している。
「はい!なんだか随分悲しそうにしてましたので。……なにかありましたか?」
「えっと、その……。私が見えてるの、ですか?」
どうやら女性は自分が話しかけられていると思っていなかったらしい。
目をパチクリさせながら自らを指差すと蒼月は大きく頷いて「はい」と応える。
「なんで私が見えっ……。えっ?もしかして、あなた……たちも死んで……?」
「まぁ……なんつーか、不本意ながら俺たちも幽霊みたいなもんだからな」
蒼月の他から向けられる視線に気がついたのだろう。震える目で俺を見ながら問われる言葉を受け、会話に加わっていく。
正確には死んでないけどな。殆ど死んでるようなものだけど。
「そう……。まだ私よりも年下なのに。残念、でしたね」
「いやまぁ、俺たちのことはいいんだ。こんなところでずっと泣いてるみたいだが、何があった?誰かに殺されたのか?」
「それは…………」
こんな場違いなところで場違いな格好して場違いな事していたら誰だって気になるはず。
同じ幽霊としてさっさと話を切り出していくと、女性は再び膝を抱えて顔を伏せてしまった。
まさかの閉じこもり。どうしたものかと次の言葉を考えていると、唐突に身体が横へと引っ張られてしまう。思わず転けそうになるがなんとかそれを回避。けれど俺の顔のすぐ近くには眉のつり上がった蒼月が俺をジッと睨みつけていた。
すぐ目の前にある蒼月の大きな瞳。
淡いピンクと青の髪を揺らしつつ見上げながら俺を睨む様に少し驚いて数歩後ろに下がる。
けれど彼女はそれを良しとせず、すぐさま距離を詰めてきた。
「ちょっと陽紀君っ!最初からそういう聞き方は突然すぎるよっ!」
「いやお前だって開口一番どうしたって聞いてただろ?」
「それは目的を話しながらスルーされる前提の会話テクニックなの!流れもなくデリケートな所突っ込んじゃ泣いちゃうでしょ!」
何そのテクニック知らない。
俺を引っ張って距離を取らせた彼女は代わりにと言わんばかりにしゃがんで女性と目線を合わせる。
まるで子供に語りかけるように優しく、そしてゆっくりと話し始めた。
「こんなところに居るくらいですもん。きっととても辛いことがあったんですよね。よかったら私達に話してみませんか?ちょっとは楽になるかもしれませんよ?」
「……ありがとうございます。あなた達も辛い思いしたでしょうに……」
「私達のことはお気になさらず。私はチョットだけこっちの世界に長く詳しいので。もしかしたら彼のスッカラカンなデリカシー程度には助けになれると思いますよ?」
「おい」
誰のデリカシーがないんだ。誰が。
腕組をしながら蒼月を見下ろすと彼女はこっちを見たと思いきや舌をベッ!と出してきた。
……まあいい。膝枕してもらった分我慢だ我慢。
俺の笑顔が青筋でるくらいになりながら耐えていると、クスクスと笑い声が聞こえてきた。
その声の主はさっきまで膝を抱えて泣いていた女性。気づけば伏せていた顔が上がり口に手を添えながらお行儀よく笑っている。
「ごめんなさい。からかうつもりは無かったんです。でも、いいカップルですね」
「俺たちは死んでから会っただけでカップルとかそういうのじゃないぞ」
「あら、そうだったのですか?とっても可愛い彼女さんでお似合いなのに……」
お似合い?蒼月が?
そう思って彼女を見るとまるで『可愛い』と言われたことが誇らしいようでかなりのドヤ顔でこちらと目を合わせてくる。
こいつ……。
一回くらいなら海から突き落としてもセーフだよね?え、ダメ?そう……。
「それで話を戻すけど、何かあったのか?別に話したくないならそれでいいが」
「ううん、大丈夫。さっきは初めて私と同じ存在にあってビックリしただけでしたから。……私の整理のためにも聞いてもらえませんか?」
「……いいのか?」
俺の再三の問いかけに女性は「えぇ」と短く頷いて見せる。
そして振り返った先に見るは防波堤の先。行き止まりに位置する箇所を指さして寂しく呟いた。
「私、あそこから自殺したんです。台風の日にあそこから飛び降りて」
人々や車が多く行き交う堤防とは遠く離れていて沖に近い。更に雑踏から離れている故の静けさ、そしてテトラポットなどの障害物の多さ等から魚が釣れやすいと口々にいわれるスタンダードな釣り場である。
今日は快晴。今も天高くから燦々と明るい光が世界に降り注いでいて風もなく穏やか、波も緩やかで絶好の釣り日和だ。
それはもちろんこの世界に生きている住民も重々承知していることである。どれくらい前から……もしかしたら夜明け前からスタンバっていたのかもしれない. 様々な釣り人たちが防波堤に連なるように糸を垂らしていた。
あちらを見れば小魚が、こちらを見ればイキのいい大物が、はたまたあちらではフグなど十人十色。様々な魚を釣って楽しんでいる。
しかしそんな中、釣り人ばかりのこんな場所としては場違いな様子の人物が、そこに一人……。
「おね~さんっ!どうしましたかっ!」
防波堤の端の端。もう数歩進めば海に落ちるといったところに居た人物は一人の若い女性だった。
ただの女性ならばなんら不思議にも思えない。あちらこちらで女性も釣りに参加してるし若者だっている。
そんな明るさに満ちた空間に蒼月は近づき女性に声をかける。
ここに来る道中聞いたのだが、彼女は俺たちと同じ存在かもしれないとのこと。
その根拠として綺麗な格好をしていることが第一に挙げられる。
ドレスとかそういった意味合いなどではない。釣りをする以上ベストなどの装備は必須なのに、女性はこれから街でデートでも出かけるんじゃないかと思うような格好なのだ。
明らかに場違いな姿。そんな彼女が膝を抱えて泣いている。更に周りの人は気にするどころか一瞥すらしない。だから彼女も俺たちと同じ存在ではないかと。そう蒼月は力説していた。
「…………」
「あれ?聞こえてないのかなぁ。お~いっ!」
しかし蒼月の声は女性に届いていなかった。
再び呼びかけるも返事はない。ただのしかばねのようだ。
蒼月は諦めてたまるかとその手を伸ばして女性の肩を軽く叩く。
「お姉さん、大丈夫ですか?」
「わた……し……?」
蒼月が中腰になりながら泣いている女性に声をかける。すると女性は涙を流したまま呆気にとられた様子で顔を上げた。
年は俺たちよりも上。それでも社会人という印象はないから大学生あたりだろうか。肩までの黒髪に切り揃えられた前髪、血色の良さを感じさせるほんのりと薄いチークと口紅。
だいぶ育ちのいい女性という印象を受けた。
そんな女性が膝を抱えながら涙をボロボロ流している。
「はい!なんだか随分悲しそうにしてましたので。……なにかありましたか?」
「えっと、その……。私が見えてるの、ですか?」
どうやら女性は自分が話しかけられていると思っていなかったらしい。
目をパチクリさせながら自らを指差すと蒼月は大きく頷いて「はい」と応える。
「なんで私が見えっ……。えっ?もしかして、あなた……たちも死んで……?」
「まぁ……なんつーか、不本意ながら俺たちも幽霊みたいなもんだからな」
蒼月の他から向けられる視線に気がついたのだろう。震える目で俺を見ながら問われる言葉を受け、会話に加わっていく。
正確には死んでないけどな。殆ど死んでるようなものだけど。
「そう……。まだ私よりも年下なのに。残念、でしたね」
「いやまぁ、俺たちのことはいいんだ。こんなところでずっと泣いてるみたいだが、何があった?誰かに殺されたのか?」
「それは…………」
こんな場違いなところで場違いな格好して場違いな事していたら誰だって気になるはず。
同じ幽霊としてさっさと話を切り出していくと、女性は再び膝を抱えて顔を伏せてしまった。
まさかの閉じこもり。どうしたものかと次の言葉を考えていると、唐突に身体が横へと引っ張られてしまう。思わず転けそうになるがなんとかそれを回避。けれど俺の顔のすぐ近くには眉のつり上がった蒼月が俺をジッと睨みつけていた。
すぐ目の前にある蒼月の大きな瞳。
淡いピンクと青の髪を揺らしつつ見上げながら俺を睨む様に少し驚いて数歩後ろに下がる。
けれど彼女はそれを良しとせず、すぐさま距離を詰めてきた。
「ちょっと陽紀君っ!最初からそういう聞き方は突然すぎるよっ!」
「いやお前だって開口一番どうしたって聞いてただろ?」
「それは目的を話しながらスルーされる前提の会話テクニックなの!流れもなくデリケートな所突っ込んじゃ泣いちゃうでしょ!」
何そのテクニック知らない。
俺を引っ張って距離を取らせた彼女は代わりにと言わんばかりにしゃがんで女性と目線を合わせる。
まるで子供に語りかけるように優しく、そしてゆっくりと話し始めた。
「こんなところに居るくらいですもん。きっととても辛いことがあったんですよね。よかったら私達に話してみませんか?ちょっとは楽になるかもしれませんよ?」
「……ありがとうございます。あなた達も辛い思いしたでしょうに……」
「私達のことはお気になさらず。私はチョットだけこっちの世界に長く詳しいので。もしかしたら彼のスッカラカンなデリカシー程度には助けになれると思いますよ?」
「おい」
誰のデリカシーがないんだ。誰が。
腕組をしながら蒼月を見下ろすと彼女はこっちを見たと思いきや舌をベッ!と出してきた。
……まあいい。膝枕してもらった分我慢だ我慢。
俺の笑顔が青筋でるくらいになりながら耐えていると、クスクスと笑い声が聞こえてきた。
その声の主はさっきまで膝を抱えて泣いていた女性。気づけば伏せていた顔が上がり口に手を添えながらお行儀よく笑っている。
「ごめんなさい。からかうつもりは無かったんです。でも、いいカップルですね」
「俺たちは死んでから会っただけでカップルとかそういうのじゃないぞ」
「あら、そうだったのですか?とっても可愛い彼女さんでお似合いなのに……」
お似合い?蒼月が?
そう思って彼女を見るとまるで『可愛い』と言われたことが誇らしいようでかなりのドヤ顔でこちらと目を合わせてくる。
こいつ……。
一回くらいなら海から突き落としてもセーフだよね?え、ダメ?そう……。
「それで話を戻すけど、何かあったのか?別に話したくないならそれでいいが」
「ううん、大丈夫。さっきは初めて私と同じ存在にあってビックリしただけでしたから。……私の整理のためにも聞いてもらえませんか?」
「……いいのか?」
俺の再三の問いかけに女性は「えぇ」と短く頷いて見せる。
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