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第3章
050.バイトの中の……
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「おーい!前坂ぁ! 休憩だぁ!」
「はーいっ!」
とある炎天下の夏空の下、川辺に幾人ものざわめきが行き交っている。
そんな中遠くから俺を呼ぶ声が響き渡り、作業をしていた俺も声に従って脇へ場所を移した。
「ふぅ…………あっつい…………」
適当に歩きながら出たつぶやきはどこへ届くわけでもなく霧散する。
たどり着いたのは人が集まっているところから少し離れた丁度いい休憩ポイント。小さくはあるがしっかり影もあり座れもしそうな場所。今の俺には人混みに飛び込んでいく度胸も体力もそれほど残っていない。
今日、俺は一人で近くこの川辺で行われる予定の花火大会と夏祭りの設営アルバイトに精を出していた。
選んだ理由は適当に学生でできる日雇い求人を探していたから。そこで目に入ったここは案外時給もいいし穴場かと思って選んでみた。
……しかし悲しいかな。現実はそう甘くはない。
現実は猛暑の中行われるテントやステージの骨組み運びだとか謎の重い機材を運んだりとかそういう俺の中では重労働に分類される力仕事だった。
おかしいな……軽作業って聞いてたのにな……『軽』ってなんだっけな……
そんなこんなでバイトの終わる1時間前から満身創痍になっている俺は、ただただ体力を回復させるため石段の上に座り込む。
「ぁ……飲み物切れてた……買いに行かなきゃ……」
自らのバッグを漁ってようやく失態に気がつく。そういえば前回の休憩の時点で水筒はとうに底をついていたんだった。朝は過剰だと思っていた2リットルの水分も7,8時間と作業しているとすぐ切れるようだ。
たしか近くに自動販売機があったなと、ポケットに入っている財布の感触を確かめてから立ち上がる。
もう財布を忘れてしまうのは勘弁だ。そう自分を戒めて何度も持ち物の所在を確認した俺は、自動販売機までのルートを導き出し一歩を踏み出す。
「お~つ~か~……れっ!」
「ひゃぁ!!」
不意に――――
背後から頬に押し付けられた冷たい感触に思わず悲鳴を上げてしまった。
何!? 敵襲!?
完全に無警戒だったときの攻撃に無意識下で距離を取って何者かと振り返る。
「ふふっ。 可愛い悲鳴だったわねぇ」
してやったりとした顔でこちらを見つめてくる敵……もとい人物は実年齢からは到底予測できないほどの小さな体躯。そして人目を気にすることないというような、太陽光によって黄金の如く金色に輝く髪――――今となっては彼女の名前を間違えるなどもはや不可能に近い人物がそこに居た。
「――――エレナ」
「お疲れ様、応援に来てあげたわよ~。 はい、ジュース」
「……ありがと」
上機嫌な彼女からキンキンに冷えたスポーツドリンクを受け取り喉へと流し込む。
あぁ…………最高。
「うんうん、いい飲みっぷりね。 これだけ暑いんだもの。仕方ないわ」
「どうしてここに俺が居るって?」
満足そうにうなずく彼女に第一の疑問をぶつけてみる。
このバイト、家族以外に知ってる人はいないはずなのに。
「あぁ。ほら、ちょっと前ここに音響機材運び込まれたじゃない?その時に……ってわからないか。ともかく、一度ここにマネージャーが来てたのよ」
「神鳥さんが?」
「えぇ、それで慎也を見かけて私達に連絡がきたってわけ。面白半分って感じで笑ってたわよ」
そっか、神鳥さんが来てたのか。
謎の機材を運んだ記憶はあるけど誰が来たとかいちいち見ていなかった。きっと、連絡したときの神鳥さんは面白"半分"どころか"10割"だろうなぁ……
「半信半疑だったけどホントに居るとはね……なんでバイト?そんなにお金困ってたっけ?もしかしてあの日の…………」
「いや、困るというかちょっとね……あ、あの風邪の日は関係してないから大丈夫だよ!」
彼女の聞く様子が少し心配そうな表情でいた事に、先日の看病の日が関係しているかと察してすぐさま否定する。
今回は違う。実際にはあの日約束した祭りの軍資金なのだが……それはそれで答えると全部出すとか言われかねない。
「そう……ならよかったわ。 男の子だものね。お金もたまには必要よね」
「うんうん……ん? なんでそこで男の子云々?」
「さぁ?」
わざとらしくとぼけられるエレナ。一体何が関係するんだ?
そう頭を傾げたところで今更ながら、見慣れすぎて全く気にしていなかった事柄についてようやく気がつく。
「…………そういえば、エレナ」
「なぁに?」
「なんでその格好、してるの?」
本日の彼女は髪こそ帽子もかぶらず露出しているものの、その服はトレンチコートにサングラスと、不審者モードだ。
サングラスは季節柄珍しくも無いのだけれど、さすがに炎天下の中コートは……
「可愛いでしょ? 学校のライブでも見せたけど案外気に入ってるのよね」
「暑くない?」
「いい?慎也。 おしゃれはね……我慢なのよ!」
(ない)胸を張って背筋を伸ばす。
まるで至言のように腰に手を当て堂々とするエレナ。
我慢って言われましても。
冬には聞くけど夏になんて聞いたことがない。でも初めて会った時もそんなだったし、きっと本心なんだろうなぁ……
「あの…………」
「あら――――なにかしら?」
そんなエレナの至言?に呆然としていると突然入ってきたのは20台前半くらいの女性。たしか機材の配線をしたりステージの調整をしていたスタッフさんだ。
唐突な女性の呼びかけにもエレナは毅然とした態度で答えていく。
「間違っていたらすみません。でも、その髪に声……もしかして…………ストロベリーリキッドのエレナさんですか!?」
「…………ふふっ」
小さな微笑。
彼女は見事言い当てられたにも関わらず何も答える様子を見せないまま10秒、20秒と時間だけが経過していく。
一向に返事をしようとしないエレナに不安を覚えたらしい女性は『やっぱりいい』と言葉を上げそうになったところ、エレナが片手を前に突き出しそれを制した。
「ふふふ……バレてしまっては仕方ないわねぇ!!」
デジャヴ。
なんだか似たような流れが以前にもあった気がする。
そこからの彼女の行動は『またか』といいたくなるほど以前の状況を彷彿とさせるものだった。
バッ!!と宙を舞うコート。エレナは認めると同時に着ていたコートを放り投げ、自ら正体を露呈させた。
顕になった姿は白いワンピースに黒いレギンス。先程とは一転して涼やかな格好だった。
まさかこんなところで惜しげもなく正体を明かすとは……一人頭を抱えるも彼女は誇らしげ。
当然その姿を目の当たりにした女性は目を丸くし、遠くで休憩していた作業員も気が付き始めたようでざわめきが波及していくように大きくなっていく。
「こ、こんなところで……」
「慎也はそのコート預かってて。 ……ねぇ、あの音響ってもう使えるの?」
「えっ……あっ、はい! これからテストするので繋がってます!はい!」
「重畳ね」
女性の解答に満足そうに頷いた彼女はコートを俺に押し付け、そのまま奥にあるステージまで女性を伴い歩みをすすめる。
その、誰もが予想していなかった光景に何者も止めることなどできず、ただただ見守るばかり。
――――その静寂を打ち破ったのは当人、エレナだった。
「ねぇ、貴方。 少しだけステージ使わせて貰うけどいいわよね?」
「へ…………ま、待ってください! 音源は当日届くって聞いてるので今はテスト音声しか……」
ようやくエレナの意図を理解したであろう女性は慌てて側まで駆け寄りその小さな身体を止めようとする。
しかし彼女はそんなことで止まるわけもなく、ニヤリと口を歪ませて俺の名を呼んだ。
「慎也! スマホから私達の曲流せるわよね?」
「できるけど……流すの!? こういうのって専用の機械じゃ……」
「バカね。だれが機材発注したと思ってるの。スマホもいけるからやってみなさい」
「でもエレナ…………」
こんな突然だなんて。
そう口を開こうとしたが、彼女は俺の口元に指先を触れさせて次の言葉を止めさせる。
「大丈夫よ。私にまかせてちょうだい。……スタッフさん、貴方も手伝ってもらえる?リハーサルも兼ねたテストって言えば上も納得するわ」
「は、はい!」
指示された女性は慌てはするものの手慣れたようにテントまで駆け寄って機材のスイッチを次々とオンにしていく。
俺もその後についていき、最後の工程とばかりにスマホとの接続ケーブルを手渡された。
「ほんとにあった……」
自らのスマホにケーブルを差し込みつつ、エレナの行動について考える。
突然現れたエレナ。周りの騒然具合から計画外なのは明白だ。
いつもの彼女ならこういうパニックに繋がることは避けるだろうに、一体何故…………
「お、お願いします!」
「あっ……はい」
彼女の行動理由考えていたが女性によって現実に引き戻される。
今考えても仕方ないか。後で本人に直接聞こう。
俺は何度目かになるエレナの生ライブを開催するため、音楽を再生させた――――
「はーいっ!」
とある炎天下の夏空の下、川辺に幾人ものざわめきが行き交っている。
そんな中遠くから俺を呼ぶ声が響き渡り、作業をしていた俺も声に従って脇へ場所を移した。
「ふぅ…………あっつい…………」
適当に歩きながら出たつぶやきはどこへ届くわけでもなく霧散する。
たどり着いたのは人が集まっているところから少し離れた丁度いい休憩ポイント。小さくはあるがしっかり影もあり座れもしそうな場所。今の俺には人混みに飛び込んでいく度胸も体力もそれほど残っていない。
今日、俺は一人で近くこの川辺で行われる予定の花火大会と夏祭りの設営アルバイトに精を出していた。
選んだ理由は適当に学生でできる日雇い求人を探していたから。そこで目に入ったここは案外時給もいいし穴場かと思って選んでみた。
……しかし悲しいかな。現実はそう甘くはない。
現実は猛暑の中行われるテントやステージの骨組み運びだとか謎の重い機材を運んだりとかそういう俺の中では重労働に分類される力仕事だった。
おかしいな……軽作業って聞いてたのにな……『軽』ってなんだっけな……
そんなこんなでバイトの終わる1時間前から満身創痍になっている俺は、ただただ体力を回復させるため石段の上に座り込む。
「ぁ……飲み物切れてた……買いに行かなきゃ……」
自らのバッグを漁ってようやく失態に気がつく。そういえば前回の休憩の時点で水筒はとうに底をついていたんだった。朝は過剰だと思っていた2リットルの水分も7,8時間と作業しているとすぐ切れるようだ。
たしか近くに自動販売機があったなと、ポケットに入っている財布の感触を確かめてから立ち上がる。
もう財布を忘れてしまうのは勘弁だ。そう自分を戒めて何度も持ち物の所在を確認した俺は、自動販売機までのルートを導き出し一歩を踏み出す。
「お~つ~か~……れっ!」
「ひゃぁ!!」
不意に――――
背後から頬に押し付けられた冷たい感触に思わず悲鳴を上げてしまった。
何!? 敵襲!?
完全に無警戒だったときの攻撃に無意識下で距離を取って何者かと振り返る。
「ふふっ。 可愛い悲鳴だったわねぇ」
してやったりとした顔でこちらを見つめてくる敵……もとい人物は実年齢からは到底予測できないほどの小さな体躯。そして人目を気にすることないというような、太陽光によって黄金の如く金色に輝く髪――――今となっては彼女の名前を間違えるなどもはや不可能に近い人物がそこに居た。
「――――エレナ」
「お疲れ様、応援に来てあげたわよ~。 はい、ジュース」
「……ありがと」
上機嫌な彼女からキンキンに冷えたスポーツドリンクを受け取り喉へと流し込む。
あぁ…………最高。
「うんうん、いい飲みっぷりね。 これだけ暑いんだもの。仕方ないわ」
「どうしてここに俺が居るって?」
満足そうにうなずく彼女に第一の疑問をぶつけてみる。
このバイト、家族以外に知ってる人はいないはずなのに。
「あぁ。ほら、ちょっと前ここに音響機材運び込まれたじゃない?その時に……ってわからないか。ともかく、一度ここにマネージャーが来てたのよ」
「神鳥さんが?」
「えぇ、それで慎也を見かけて私達に連絡がきたってわけ。面白半分って感じで笑ってたわよ」
そっか、神鳥さんが来てたのか。
謎の機材を運んだ記憶はあるけど誰が来たとかいちいち見ていなかった。きっと、連絡したときの神鳥さんは面白"半分"どころか"10割"だろうなぁ……
「半信半疑だったけどホントに居るとはね……なんでバイト?そんなにお金困ってたっけ?もしかしてあの日の…………」
「いや、困るというかちょっとね……あ、あの風邪の日は関係してないから大丈夫だよ!」
彼女の聞く様子が少し心配そうな表情でいた事に、先日の看病の日が関係しているかと察してすぐさま否定する。
今回は違う。実際にはあの日約束した祭りの軍資金なのだが……それはそれで答えると全部出すとか言われかねない。
「そう……ならよかったわ。 男の子だものね。お金もたまには必要よね」
「うんうん……ん? なんでそこで男の子云々?」
「さぁ?」
わざとらしくとぼけられるエレナ。一体何が関係するんだ?
そう頭を傾げたところで今更ながら、見慣れすぎて全く気にしていなかった事柄についてようやく気がつく。
「…………そういえば、エレナ」
「なぁに?」
「なんでその格好、してるの?」
本日の彼女は髪こそ帽子もかぶらず露出しているものの、その服はトレンチコートにサングラスと、不審者モードだ。
サングラスは季節柄珍しくも無いのだけれど、さすがに炎天下の中コートは……
「可愛いでしょ? 学校のライブでも見せたけど案外気に入ってるのよね」
「暑くない?」
「いい?慎也。 おしゃれはね……我慢なのよ!」
(ない)胸を張って背筋を伸ばす。
まるで至言のように腰に手を当て堂々とするエレナ。
我慢って言われましても。
冬には聞くけど夏になんて聞いたことがない。でも初めて会った時もそんなだったし、きっと本心なんだろうなぁ……
「あの…………」
「あら――――なにかしら?」
そんなエレナの至言?に呆然としていると突然入ってきたのは20台前半くらいの女性。たしか機材の配線をしたりステージの調整をしていたスタッフさんだ。
唐突な女性の呼びかけにもエレナは毅然とした態度で答えていく。
「間違っていたらすみません。でも、その髪に声……もしかして…………ストロベリーリキッドのエレナさんですか!?」
「…………ふふっ」
小さな微笑。
彼女は見事言い当てられたにも関わらず何も答える様子を見せないまま10秒、20秒と時間だけが経過していく。
一向に返事をしようとしないエレナに不安を覚えたらしい女性は『やっぱりいい』と言葉を上げそうになったところ、エレナが片手を前に突き出しそれを制した。
「ふふふ……バレてしまっては仕方ないわねぇ!!」
デジャヴ。
なんだか似たような流れが以前にもあった気がする。
そこからの彼女の行動は『またか』といいたくなるほど以前の状況を彷彿とさせるものだった。
バッ!!と宙を舞うコート。エレナは認めると同時に着ていたコートを放り投げ、自ら正体を露呈させた。
顕になった姿は白いワンピースに黒いレギンス。先程とは一転して涼やかな格好だった。
まさかこんなところで惜しげもなく正体を明かすとは……一人頭を抱えるも彼女は誇らしげ。
当然その姿を目の当たりにした女性は目を丸くし、遠くで休憩していた作業員も気が付き始めたようでざわめきが波及していくように大きくなっていく。
「こ、こんなところで……」
「慎也はそのコート預かってて。 ……ねぇ、あの音響ってもう使えるの?」
「えっ……あっ、はい! これからテストするので繋がってます!はい!」
「重畳ね」
女性の解答に満足そうに頷いた彼女はコートを俺に押し付け、そのまま奥にあるステージまで女性を伴い歩みをすすめる。
その、誰もが予想していなかった光景に何者も止めることなどできず、ただただ見守るばかり。
――――その静寂を打ち破ったのは当人、エレナだった。
「ねぇ、貴方。 少しだけステージ使わせて貰うけどいいわよね?」
「へ…………ま、待ってください! 音源は当日届くって聞いてるので今はテスト音声しか……」
ようやくエレナの意図を理解したであろう女性は慌てて側まで駆け寄りその小さな身体を止めようとする。
しかし彼女はそんなことで止まるわけもなく、ニヤリと口を歪ませて俺の名を呼んだ。
「慎也! スマホから私達の曲流せるわよね?」
「できるけど……流すの!? こういうのって専用の機械じゃ……」
「バカね。だれが機材発注したと思ってるの。スマホもいけるからやってみなさい」
「でもエレナ…………」
こんな突然だなんて。
そう口を開こうとしたが、彼女は俺の口元に指先を触れさせて次の言葉を止めさせる。
「大丈夫よ。私にまかせてちょうだい。……スタッフさん、貴方も手伝ってもらえる?リハーサルも兼ねたテストって言えば上も納得するわ」
「は、はい!」
指示された女性は慌てはするものの手慣れたようにテントまで駆け寄って機材のスイッチを次々とオンにしていく。
俺もその後についていき、最後の工程とばかりにスマホとの接続ケーブルを手渡された。
「ほんとにあった……」
自らのスマホにケーブルを差し込みつつ、エレナの行動について考える。
突然現れたエレナ。周りの騒然具合から計画外なのは明白だ。
いつもの彼女ならこういうパニックに繋がることは避けるだろうに、一体何故…………
「お、お願いします!」
「あっ……はい」
彼女の行動理由考えていたが女性によって現実に引き戻される。
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