111 / 167
第5章
111.悩みの発散
しおりを挟む
昨日、月曜日。
神鳥さんと1対1で話してある程度心の整理がついた。
それまで頭の中を占めていたのは更に先日の大掃除のこと。
掃除中、アイさんの部屋であった一連の出来事。
あの時のことは鮮明に覚えている。彼女、アイさんの告白とその行動。危うくそのまま突っ走るところだったが、エレナとリオの行動により何事もなく終わった大事件。
あの一件以降3人からの連絡はない。
けれど間違いなく近々会わなければならない予感はしている。
しかし会ったところでどうするか。俺にはその答えが見つけられずにいた。
事件を起こした当事者であるアイさん。彼女についても今後の立ち居振る舞いを考えなければならないだろう。
アイさんのことは好きだ。間違いない。
しかしそれが恋愛感情によるものかはわからない。
確かに彼女は非の打ち所がない天使だ。これ以上ない、人を超えた天使だ。二度も繰り返したところで、もちろん天使は比喩だが。
しかし、これがファン由来の憧れなのか、恋愛感情かがわからない。そもそも今まで異性に固執したり付き合ったことのない人生、そんな若造へ「これが恋です」なんて言われてもピンとこないものだ。
もちろんアイさんが他の男の人と一緒になんて考えたらムカつくし嫉妬する。どこかで読んだ漫画だか本には嫉妬が恋のはじまりなんて書いていたが、そうとも言い切れない懸念事項がまだ片付いていなかった。
それがリオ、エレナのこと――――
リオは知っていたがまさかエレナも俺のことを好きと言ってくれているとは思わなかった。
好きで居てくれたらいいなぁと、漠然と妄想したこともあるがそれが現実になると非常に混乱する。
だってそうだろう。先述した嫉妬の感情、それはエレナにもリオにも当てはまってしまうのだ。二人が別の男の人へ行くなんて考えたら心中穏やかじゃない。
こんな、三人に等しく抱える感情が恋愛感情と言っていいのだろうか。傍から見れば完全な気の多い男でしかない。
当人にぶちまけられたらラクだろうが、そんなことをすればグーが飛んでくること間違いなしだ。
アイさんに勝手に部屋入ったことを謝りたいけど、会いたくない。それでいて都合の良すぎる酷い心のまま会いたくない。
あくまで心の整理がついたのは彼女ら3人の想いを受け入れるところまで。
その後どうするか、どうするかは今を持って何一つ答えにたどり着けずに今日に至っている。
◇◇◇◇◇
「ね~え~! 前坂く~ん!!」
「…………ん?」
ふと、思考の渦に囚われていくと俺を呼ぶ声に気がついた。
誰かしらの呼び声に今まで耽っていた考えを中断して顔を上げると、そこには白い服に紺色の襟、そして水色のリボンのセーラー服に身を包んだ少女が呼んでいる。
見上げた時点では正面に彼女の細い腹部があったが、俺が反応すると見るやしゃがみこんで彼女の端正な顔がすぐ目の前にやってくる。
「ん……じゃないよ~! もう放課後だよ~!ホームルームでも先生心配してたんだからね!呼びかけても反応ないんだから~!」
チラリと顔を更に上げて教室の壁にやれば確かに放課後の時刻を指していた。
一体いつから考えに没頭していたのだろう。お昼は……食べた覚えがある。その後の授業は……ダメだ。記憶がない。
どうやら先生の言葉も聞こえないほど集中していたみたいだ。
目の前に見える彼女――――小北さんの眉がつり上がっている。
「あー……ありがと。全然気付かなかったや。帰って今日の夕飯作らなきゃ――――」
「あっ! 待って!!」
机に掛けられたバッグを手に取り立ち上がろうとするとその手首が小北さんによって掴まれてしまった。
なんだか最近手首掴まれてばっかりだな。未だにうまく働かない思考のまま顔を上げると、目の前の彼女の眉はつり上がったままだ。もしや、説教か?
「ごめん。もしかして……先生の話聞いてなかったこと怒ってる?」
「ううん、そうじゃなくって……。前坂君どうかしたの?なんだか今日一日ずっと調子悪そうで……風邪?」
どうやら怒っていると思われたが心配してくれていたようだ。
風邪か……まだそっちのほうが良かったのかもしれない。
「風邪なんてもっての外で至って健康体だよ。でも今日一日って……もしかしてずっと見てたり?」
「あっ!いや! それは……そうじゃなくってぇ………」
一気にトマトほど顔を赤くして大きく首を振る小北さん。
「え~っと」や、「うんと」……と、言葉をひねり出そうと試行錯誤する彼女だが結局何も思いつかなかったのか思い切り首を振っていく。
「~~~~!!もうっ!何でもいいでしょ! 風邪じゃないなら何かあったの!?」
無理矢理方向転換させられた感があるが、今度は俺が理由を考える番。
風邪ではない。しかしホントのことを言うわけにもいかない。
「……ちょっと悩み事があってね。ずっと考え事してただけだよ」
「そうなの? 私が聞いてどうにかなりそう?」
「ちょっとむずかしいかも」
「そっか……」
小さく言葉だけ紡いで顔を伏せってしまう小北さん。
相談したいが、さすがに大ファンである小北さんに話せる内容じゃないと心の中で謝罪する。
心が締め付けられる思いでその場を立ち去ろうとするも、まだ彼女の手は俺の手の上にあって動くことが出来ない。それどころか握られる力がだんだん強くなっていってる。
「小北さん?」
「なぁに?前坂君?」
わかっているのかわかっていないのか、首を傾げてみせる小北さん。
間違いなく前者だ。わかっている彼女はニコリと笑って問いかける。
「ねぇ前坂君、今日この後ってなにか用事あったりする?」
「今日?帰って夕飯作るくらいだけど……」
「そっか……じゃあ十分時間あるね! いこっ!前坂君!!」
「いく?いくってどこに?」
彼女は手を掴んだまま立ち上がる。
俺の問いには何も答えない。彼女は俺にニヤリと企みを含んだ笑みを見せつけて付いて来るよう促した――――
―――――――――――――――――
―――――――――――
―――――――
「とうっちゃ~~く!!」
彼女が引く手に大人しく付いてくること約20分。着いた先は繁華街。
どうやら今は学生の時間帯のようだ。見渡してみるとサラリーマンもチラホラと見えるが大半は俺達と同じように制服を身に包んだ学生。それもグループで行動している人たちばかりだ。
俺はその中の一角、目の前にある建物に目を向ける。
「ここは……」
「ボウリング場だよっ! やったことある…………よね?」
隣の小北さんは少し確かめるように聞いてくる。
高校に入ってからはご無沙汰だったが中学時代は確かにやったことがある。あまり球技が得意ではない俺のスコアは下の下だが、下手の横好きなりに度々遊びに来ていた。
「やったことあるけど……どうしてここに?」
「何か知らないけど一日中悩んでたんでしょ? それ以上考えてたら思考がこう……グルグル~!ってなっちゃいそうだからさ、その前に気分転換って思って!」
なるほど。俺のために、気分転換のため連れてきてくれたのか。それは素直に嬉しい。彼女の言う通りあれ以上考えていても思考のループに陥るだけで何の結論も得ていなかったから丁度いいかも。
あと、さっきの『グルグル~』って時の目を瞑って頭振るのは可愛かった。
「……ありがとう。確かに小北さんの言う通り、あれ以上考えても何も出なかったかも」
「ふふん!でしょ~? それじゃあ早くいこ! もう夕方なんだし遊べる時間無くなっちゃう!」
「うん。そうだね。でも…………」
「ほえ?どうしたの?」
店内に入ろうと引っ張ってくる彼女だが、俺が動かないことで彼女もそれに引っ張られて首を傾げる。
教室からずっと、されるがままだったから気にしてなかった。けれどそういえばずっと…………
「ずっと、俺たち手繋いでるなって思って」
「っ――――!!」
教室から今までずっと、俺達は手を握り合っていた。
肩をより合わせそれはまるで恋人のよう。
あるがままをポツリと小さく呟いたら彼女は歩こうとしたポーズのまま身動き一つとらなくなってしまう。
「ううんっ!これはその、違うの!デートとかそういうのじゃなくて……ほらっ!前坂君が迷子にならないようにとか!」
「高校生にもなって迷子……」
「うっ…………。 うぅ……その、ごめん。迷惑だったかな?」
段々と語気が弱々しくなっていき肩が落ちていく小北さん。
しまった、せっかく気を使ってくれたのに余計なことを。俺は語気が弱まるのにつれて離れていこうとするその手を、離さないようにギュッと握りしめる。
「えっ……?」
「全然迷惑じゃないよ。嬉しかった。 ほら、行こう?」
「…………うんっ!!」
俺は小北さんと共にボウリング場に入る。
その夕焼けに伸びた影は長くもシッカリと二人を繋いでいた――――
神鳥さんと1対1で話してある程度心の整理がついた。
それまで頭の中を占めていたのは更に先日の大掃除のこと。
掃除中、アイさんの部屋であった一連の出来事。
あの時のことは鮮明に覚えている。彼女、アイさんの告白とその行動。危うくそのまま突っ走るところだったが、エレナとリオの行動により何事もなく終わった大事件。
あの一件以降3人からの連絡はない。
けれど間違いなく近々会わなければならない予感はしている。
しかし会ったところでどうするか。俺にはその答えが見つけられずにいた。
事件を起こした当事者であるアイさん。彼女についても今後の立ち居振る舞いを考えなければならないだろう。
アイさんのことは好きだ。間違いない。
しかしそれが恋愛感情によるものかはわからない。
確かに彼女は非の打ち所がない天使だ。これ以上ない、人を超えた天使だ。二度も繰り返したところで、もちろん天使は比喩だが。
しかし、これがファン由来の憧れなのか、恋愛感情かがわからない。そもそも今まで異性に固執したり付き合ったことのない人生、そんな若造へ「これが恋です」なんて言われてもピンとこないものだ。
もちろんアイさんが他の男の人と一緒になんて考えたらムカつくし嫉妬する。どこかで読んだ漫画だか本には嫉妬が恋のはじまりなんて書いていたが、そうとも言い切れない懸念事項がまだ片付いていなかった。
それがリオ、エレナのこと――――
リオは知っていたがまさかエレナも俺のことを好きと言ってくれているとは思わなかった。
好きで居てくれたらいいなぁと、漠然と妄想したこともあるがそれが現実になると非常に混乱する。
だってそうだろう。先述した嫉妬の感情、それはエレナにもリオにも当てはまってしまうのだ。二人が別の男の人へ行くなんて考えたら心中穏やかじゃない。
こんな、三人に等しく抱える感情が恋愛感情と言っていいのだろうか。傍から見れば完全な気の多い男でしかない。
当人にぶちまけられたらラクだろうが、そんなことをすればグーが飛んでくること間違いなしだ。
アイさんに勝手に部屋入ったことを謝りたいけど、会いたくない。それでいて都合の良すぎる酷い心のまま会いたくない。
あくまで心の整理がついたのは彼女ら3人の想いを受け入れるところまで。
その後どうするか、どうするかは今を持って何一つ答えにたどり着けずに今日に至っている。
◇◇◇◇◇
「ね~え~! 前坂く~ん!!」
「…………ん?」
ふと、思考の渦に囚われていくと俺を呼ぶ声に気がついた。
誰かしらの呼び声に今まで耽っていた考えを中断して顔を上げると、そこには白い服に紺色の襟、そして水色のリボンのセーラー服に身を包んだ少女が呼んでいる。
見上げた時点では正面に彼女の細い腹部があったが、俺が反応すると見るやしゃがみこんで彼女の端正な顔がすぐ目の前にやってくる。
「ん……じゃないよ~! もう放課後だよ~!ホームルームでも先生心配してたんだからね!呼びかけても反応ないんだから~!」
チラリと顔を更に上げて教室の壁にやれば確かに放課後の時刻を指していた。
一体いつから考えに没頭していたのだろう。お昼は……食べた覚えがある。その後の授業は……ダメだ。記憶がない。
どうやら先生の言葉も聞こえないほど集中していたみたいだ。
目の前に見える彼女――――小北さんの眉がつり上がっている。
「あー……ありがと。全然気付かなかったや。帰って今日の夕飯作らなきゃ――――」
「あっ! 待って!!」
机に掛けられたバッグを手に取り立ち上がろうとするとその手首が小北さんによって掴まれてしまった。
なんだか最近手首掴まれてばっかりだな。未だにうまく働かない思考のまま顔を上げると、目の前の彼女の眉はつり上がったままだ。もしや、説教か?
「ごめん。もしかして……先生の話聞いてなかったこと怒ってる?」
「ううん、そうじゃなくって……。前坂君どうかしたの?なんだか今日一日ずっと調子悪そうで……風邪?」
どうやら怒っていると思われたが心配してくれていたようだ。
風邪か……まだそっちのほうが良かったのかもしれない。
「風邪なんてもっての外で至って健康体だよ。でも今日一日って……もしかしてずっと見てたり?」
「あっ!いや! それは……そうじゃなくってぇ………」
一気にトマトほど顔を赤くして大きく首を振る小北さん。
「え~っと」や、「うんと」……と、言葉をひねり出そうと試行錯誤する彼女だが結局何も思いつかなかったのか思い切り首を振っていく。
「~~~~!!もうっ!何でもいいでしょ! 風邪じゃないなら何かあったの!?」
無理矢理方向転換させられた感があるが、今度は俺が理由を考える番。
風邪ではない。しかしホントのことを言うわけにもいかない。
「……ちょっと悩み事があってね。ずっと考え事してただけだよ」
「そうなの? 私が聞いてどうにかなりそう?」
「ちょっとむずかしいかも」
「そっか……」
小さく言葉だけ紡いで顔を伏せってしまう小北さん。
相談したいが、さすがに大ファンである小北さんに話せる内容じゃないと心の中で謝罪する。
心が締め付けられる思いでその場を立ち去ろうとするも、まだ彼女の手は俺の手の上にあって動くことが出来ない。それどころか握られる力がだんだん強くなっていってる。
「小北さん?」
「なぁに?前坂君?」
わかっているのかわかっていないのか、首を傾げてみせる小北さん。
間違いなく前者だ。わかっている彼女はニコリと笑って問いかける。
「ねぇ前坂君、今日この後ってなにか用事あったりする?」
「今日?帰って夕飯作るくらいだけど……」
「そっか……じゃあ十分時間あるね! いこっ!前坂君!!」
「いく?いくってどこに?」
彼女は手を掴んだまま立ち上がる。
俺の問いには何も答えない。彼女は俺にニヤリと企みを含んだ笑みを見せつけて付いて来るよう促した――――
―――――――――――――――――
―――――――――――
―――――――
「とうっちゃ~~く!!」
彼女が引く手に大人しく付いてくること約20分。着いた先は繁華街。
どうやら今は学生の時間帯のようだ。見渡してみるとサラリーマンもチラホラと見えるが大半は俺達と同じように制服を身に包んだ学生。それもグループで行動している人たちばかりだ。
俺はその中の一角、目の前にある建物に目を向ける。
「ここは……」
「ボウリング場だよっ! やったことある…………よね?」
隣の小北さんは少し確かめるように聞いてくる。
高校に入ってからはご無沙汰だったが中学時代は確かにやったことがある。あまり球技が得意ではない俺のスコアは下の下だが、下手の横好きなりに度々遊びに来ていた。
「やったことあるけど……どうしてここに?」
「何か知らないけど一日中悩んでたんでしょ? それ以上考えてたら思考がこう……グルグル~!ってなっちゃいそうだからさ、その前に気分転換って思って!」
なるほど。俺のために、気分転換のため連れてきてくれたのか。それは素直に嬉しい。彼女の言う通りあれ以上考えていても思考のループに陥るだけで何の結論も得ていなかったから丁度いいかも。
あと、さっきの『グルグル~』って時の目を瞑って頭振るのは可愛かった。
「……ありがとう。確かに小北さんの言う通り、あれ以上考えても何も出なかったかも」
「ふふん!でしょ~? それじゃあ早くいこ! もう夕方なんだし遊べる時間無くなっちゃう!」
「うん。そうだね。でも…………」
「ほえ?どうしたの?」
店内に入ろうと引っ張ってくる彼女だが、俺が動かないことで彼女もそれに引っ張られて首を傾げる。
教室からずっと、されるがままだったから気にしてなかった。けれどそういえばずっと…………
「ずっと、俺たち手繋いでるなって思って」
「っ――――!!」
教室から今までずっと、俺達は手を握り合っていた。
肩をより合わせそれはまるで恋人のよう。
あるがままをポツリと小さく呟いたら彼女は歩こうとしたポーズのまま身動き一つとらなくなってしまう。
「ううんっ!これはその、違うの!デートとかそういうのじゃなくて……ほらっ!前坂君が迷子にならないようにとか!」
「高校生にもなって迷子……」
「うっ…………。 うぅ……その、ごめん。迷惑だったかな?」
段々と語気が弱々しくなっていき肩が落ちていく小北さん。
しまった、せっかく気を使ってくれたのに余計なことを。俺は語気が弱まるのにつれて離れていこうとするその手を、離さないようにギュッと握りしめる。
「えっ……?」
「全然迷惑じゃないよ。嬉しかった。 ほら、行こう?」
「…………うんっ!!」
俺は小北さんと共にボウリング場に入る。
その夕焼けに伸びた影は長くもシッカリと二人を繋いでいた――――
0
あなたにおすすめの小説
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
昔義妹だった女の子が通い妻になって矯正してくる件
マサタカ
青春
俺には昔、義妹がいた。仲が良くて、目に入れても痛くないくらいのかわいい女の子だった。
あれから数年経って大学生になった俺は友人・先輩と楽しく過ごし、それなりに充実した日々を送ってる。
そんなある日、偶然元義妹と再会してしまう。
「久しぶりですね、兄さん」
義妹は見た目や性格、何より俺への態度。全てが変わってしまっていた。そして、俺の生活が爛れてるって言って押しかけて来るようになってしまい・・・・・・。
ただでさえ再会したことと変わってしまったこと、そして過去にあったことで接し方に困っているのに成長した元義妹にドギマギさせられてるのに。
「矯正します」
「それがなにか関係あります? 今のあなたと」
冷たい視線は俺の過去を思い出させて、罪悪感を募らせていく。それでも、義妹とまた会えて嬉しくて。
今の俺たちの関係って義兄弟? それとも元家族? 赤の他人?
ノベルアッププラスでも公開。
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる