愛を知らない少女

とうふ

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10 ちえりのSクラスデビュー

喪失の後

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 「ああ、気持ちよかったよ。有梨香ちゃん、ちえりちゃん」
 「2人とも、早く服着たほうがいいよ。学校には、もう間に合わないだろうけど」

 一通り、ちえりとわたしを犯した男たちは、さっさと自分たちだけ先に身支度を整えると、あっさりとわたしたちを置いて多目的トイレを出ていった。かなり長居してしまったので、怪しまれるかと思ったのかもしれない。それに、美しい2人の少女たちの肉体を味わい尽くした、満足感のようなものもあるのだろう。
 後には、裸のままのわたしとちえりだけが残された。

 わたしは、自分も男にマワされて、アソコからも後ろの穴からも、泡だった牡汁を滴らせたままだったが、冷たい床の上で横倒しになり、ぐったりしたままのちえりの側に近寄り、体を抱き起こした。

 「ちえり・・・しっかりして」
 「あ・・・う、ああ・・・有梨香・・・」

 頬を赤らめたまま、ちえりは疲れ切った表情だったが、わたしの膝の上に抱き上げられて、僅かに微笑んだ。
 もっと取り乱すか、呆然として動けないかと思っていたわたしは、思ったより落ち着いているちえりの様子に僅かだが安堵した。
 それでも、ちえりの体にも心にも、大きな衝撃が加わったことは間違いがない。彼女の股間からは、すでに破孔の証たる鮮血は止まっていたが、代わりに彼女のアソコに注がれた夥しい牡汁が秘唇を覆い、未だに秘口から漏れ出している。

 わたしは、乱暴な性行為でも、大概慣れているから平気だったが、処女だったのに、いきなり3人の男性たちにマワされてしまった、ちえりの方が心配だった。それに、いつまでもこの場に留まっていては、他の誰かに気づかれてしまうかもしれない。面倒なことになる前に、まずはこの多目的トイレを離れて、彼女の体を休める場所を探した方が良いと思った。

 「ちえり、起きられる・・・?わたしたちも、早く服を着ないと・・・」
 「うん・・・あたしは、大丈夫だから。それより、有梨香こそ・・・」

 ちえりの白い手が、わたしの頬に触れた。いつの間に汚されていたのか、頬についた男たちの牡汁を、指で拭い取ってくれる。
 自分だってぼろぼろな状態のはずなのに、気遣って心配そうな目でわたしを見つめる。そんな彼女を見つめ返しているうちに、わたしは何故だか急に愛おしくなり、膝に抱いたちえりの体にぎゅっと抱きついていた。

 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・

 その後、わたしとちえりは取り敢えずトイレットペーパーで汚れた股間や体を拭き、制服を着直して、乱れた髪も整えて身繕いをすると、多目的トイレを出た。
 学校にはとっくに遅刻になってしまう時間帯だったが、欠席はしたくないと言うちえりの言葉に従って、わたしたちは駅の建物を出ると、学校へ向かって歩き出した。

 横に並んで歩いているものの、わたしたちはずっと無言だった。ちえりに、何と言葉をかけていいか分からなかった。ちえりも同じように、わたしに対して発する言葉が見つからない様子だった。ちえりの身に降りかかった出来事も、ショックでまだ現実だと受け止められていないかもしれない。
 それに、ちえりは胎内に出されているから、妊娠の可能性もある。避妊の処置も、急いでしてあげなければならなかった。男性たちに生で犯され中出しされることが常になっているわたしには、緊急避妊薬などを持ち歩く習慣もない。

 (そういえば、Sクラスの性奴隷には、本当はピルを服用させるって、新野先生が言ってたっけ・・・先生に言えば、アフターピルも手に入るかもしれない)

 歩きながら、わたしの考えていることは、ちえりの心配ばかりだった。ふと横を見ると、並んで歩いていたはずのちえりが立ち止まっていた。

 「・・・ちえり?」

 体を僅かに前屈みにして、スクールバッグを胸に抱えたまま、脚を小刻みに震わせている。明らかに様子がおかしい彼女に近寄ると、ちえりは急にわたしの腕を引き、店と店が立ち並んでいる間の狭い路地に、わたしを連れ込んだ。

 「・・・っ!どうしたの、ちえり・・・?」

 表通りから見えにくい場所まで来たところで、ちえりはわたしの腕を掴んでいた手を離した。そして、スクールバッグを地面に置くと、真っ赤にした顔をあげた。

 「有梨香・・・何だか変なの・・・ちょっと、あたしのを、見てくれる・・・?」

 そう言いながら、チェックのスカートの裾を掴んで、するすると持ち上げていく。真っ白なショーツは、股布部分が変色して染みになっている。ナプキンを当てておいたはずだが、胎内に残っていた高梨さんたちの牡汁が、溢れてしまったのだろうということは、すぐに分かった。

 「大丈夫、ナプキンはまだ替えがあるから・・・」

 わたしが自分の鞄を開けて、新しいナプキンを取り出そうとするのを、ちえりは首を振って制止する。

 「違うの。そうじゃなくて・・・あたしの、アソコがどうなってるか・・・見て欲しいの」
 「え?う、うん・・・いいけど」

 ちえりの意図がわからず、わたしはちえりの前に跪いた。彼女のショーツに手をかけると、ゆっくりと膝上まで引き下ろしていく。
 ねっとりと白い糸を引いて、ショーツの股布とちえりの秘唇との間に、牡汁の橋がかかる。さっき綺麗に拭いたはずの彼女の股間は、男たちの汚濁で再び汚れてしまっていた。

 「今、拭いてあげるから・・・」
 「いいの。それより・・・あたしのアソコ、どうなってるの?」
 「それは・・・」

 ちえりの質問にそのまま答えるべきか、わたしは言い淀む。口をつぐんだままでいると、ちえりは落ち着かない様子で、腰をもぞもぞと動かし、切なげな吐息を漏らし始める。頬は赤く染まったまま、まるで発情しているかのような表情になっている。

 「有梨香・・・あたし、さっきから変なの。もう、ここには何も入ってないはずなのに、まだ・・・男の人のアレの感覚があるの」

 ちえりは、自分の指を股間に差し伸べて、わたしの目の前で、ゆっくりと秘唇の上をなぞり始める。牡汁で汚れた花びらが、指で擦られてぬちゃぬちゃと淫らな音を立てる。

 「それに、ずっとアソコが熱いの・・・男の人たちに犯されている間から、ずっとじんじんして熱いままで、歩いている間に治るかなと思ったけど、全然変わらないの・・・どうしよう、有梨香っ・・・」

 ちえりは苦しげに吐息を漏らし、声を震わせる。秘唇の上を這う、彼女の指の動きも次第に本格的なものになっていく。花びらに押し付けて、素早く上下に擦り立てると、鋭い快感が走るのか、腰を何度もビクビクと震わせて、ちえりは悶えた。

 「ちえり・・・!」
 「アソコが疼くの、治んないの・・・!ああっ、有梨香・・・!」

 ちえりは、体の中に湧き上がる淫欲を抑えられない様子で、2本の指で自らの性器を嬲る。高梨さんたちにマワされ、混乱しているちえりを慰めるために、わたしは思わず、彼女の股間に顔を寄せていた。

 「あっ、有梨香・・・」
 「ちえりは、黙ってて・・・わたしが、してあげる。綺麗にしてあげるから・・・」

 わたしが、ちえりを落ち着かせるために、ちえりを慰めてあげるためにできることは、これしかなかった。
 ちえりの秘口に舌を入れ、中に残った牡汁を舌で掻き出すように舐めてあげる。もちろん、花びらや女芯も舐めて、綺麗に清めてあげる。

 「ああ・・・有梨香・・・有梨香っ・・・」

 丁寧に舌を這わせているうちに、牡汁とは違う、熱い粘液も秘口から染み出してくる。彼女の愛蜜もまた、わたしは残らず口に含んでいった。

 「んちゅ、んんっ・・・ちゅ、ちゅっ」
 「ああ・・・有梨香・・・そんなにしたら、あたし・・・」
 「・・・んっ、んっ・・・いいよ、イッても・・・」
 「ああ、有梨香・・・好きっ・・・!」

 ちえりは、わたしの頭を両手で押さえたまま、背を仰け反らせる。腰をビクビクと跳ねさせて、男たちに昂らされた淫欲を一気に発散するのだった。

 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・

 「どう、少しはおさまった?」
 「うん・・・まだ、男の人のアレの感触はあるけど・・・」

 再びわたしとちえりは、並んで学校に歩き出す。これだけ学校に遅れてしまうと、単に体調不良だけで言い訳できないだろう。
 なのに、ちえりの表情には落ち込んだ様子はもうなかった。疲れた感じはあるのだが、どこか、吹っ切れたような雰囲気なのだ。

 「・・・これで、あたしも有梨香と一緒になっちゃったね」

 ちえりは、どこか物悲しそうな微笑みを浮かべる。結局、彼女の処女を守りきることができなかったわたしも、まだ申し訳なさから、遠慮がちに笑顔を作って彼女に応じる。

 「はぁ・・・痴漢に処女奪われて、気持ちよくなっちゃうなんて・・・あたしって、本当にいやらしい女の子だったんだなぁ」

 無理に明るい調子で繕おうとしているのが、痛々しい。しかも、それを否定してあげられないことが、なおさらわたしの心を締め付けた。

 「・・・後悔してる?」
 「うーん・・・肉便器になるってことが、どういうことか、まだ分からないっていうのはあるんだけど・・・」

 ちえりは、自分の胸に手を当てて、少し考え込んだ。

 「でも、有梨香とだったら、いいかなって・・・だってさ、あたしたちの仲じゃん」

 そう言って笑う彼女は、幸せそうな表情を浮かべていた。その笑顔につられてわたしも笑い出すが、すぐに表情を引き締めた。

 「これからいっぱい、男の人たちに、犯されるんだよ。先生たちにも、男子たちにも、それに、今朝の痴漢にも・・・」
 「でも、それは有梨香だって一緒じゃん」

 わたしの言葉を遮るように、ちえりが口を挟む。わたしは、少し驚いて彼女の顔を見た。

 「今朝の痴漢たちだって、あたしだけを狙ってたわけじゃないし・・・それに有梨香も、いやらしくて、気持ちいいことが大好き・・・でしょ?」
 「それは・・・」
 「だから・・・あたしたちは、もう一緒だよ。これからもずっとね」

 ちえりは、そう言って笑った。その笑顔につられてわたしも笑い出しながら、ふと彼女の言葉を頭の中で反芻していた。
 ちえりの言う通りだ。わたしとちえりはもう、同じ穴のムジナになってしまった。これからは、これまで以上に男たちに体を求められるだろうし、わたしも彼らに奉仕しなければならないだろう。
 しかしもうわたしは、それが嫌だとは思っていない自分を発見していた。むしろ・・・

 「とりあえず、先生たちに挨拶に行かなきゃね。それから、男子たちにも・・・」
 「うん・・・」

 ちえりはわたしの手を取って握ってくる。わたしも、その手を握り返していた。
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