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エルデリオンの幸福な始まり
デルデロッテが与える独特の快感に溺れるエルデリオン
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エルデリオンはその後、寝室にお姫様だっこされて連れて行かれ、デルデが素晴らしく粋に着こなしてた紫がかった紺の上着を脱ぎ。
シャツも脱ぎ。
ブーツも左右脱ぎ捨て。
ズボンも下ろして寝台に乗り上がって来る、見事に引き締まった裸体とそして…股間を見、目を見開いた。
「どどどど…どうしてさっき放ったばかりなのに、もう勃ってる?」
デルデはさっさと寝転がってるエルデリオンの脇に両手付き、顔を見下ろして妖艶に微笑む。
「…どうしてって…。
君が色っぽいからに、決まってる」
言いながら、指先で肩からガウンを滑り落とされ…。
エルデリオンは自分がガウンを剥がされたら、下は素っ裸だ。
とその時気づく。
つまり、いつでも食べられる、美味しそうなご馳走…?
「…デル…デルデ!
エウロペ殿に頼んだ…苦行は別にして!
私は…抱き合って、下になるのは慣れてな…ぁっ!」
けど喋ってる間にもうすっかりガウンをはだけられ、また股間を握られて。
エルデリオンは甘やかに仰け反る。
手でエルデリオンの男の印を可愛がり、感じて睫を震わす、色白の端正な顔を見つめながら。
デルデは尋ねる。
「…じゃ、苦行なら…耐えられるの?」
「君…がやる…と凄く…濃厚で…」
デルデはそれを聞いて、少しムッとして言う。
「…分かってるかな。
私だって君がだんだん開発され、感度が上がる様を、じっくりやりたかったさ。
けどエウロペ殿は君が無茶突きつけるのを断念し、さっさと一抜けしたい。
と困ってたし。
それでかなり一気に、感度を上げさせたんだ。
好きでしてたと。
本気で思ってる?」
けれどエルデリオンは巧みなデルデの手業で一気に勃たせられ、気持ち良すぎてもう瞳を潤ませ、うっとりした表情を見せ、聞いてない。
デルデロッテはため息を吐いた。
エルデリオンは普段は文句の付けようのない貴公子なのに。
思い詰めると周囲の空気を全く読まず、自身の思いに突っ走る、天然になる。
あのラステルでさえ。
そうなったエルデリオンにはお手上げ。
ロットバルトですら、馬の耳に念仏なので、言動を控えるほど。
それにエルデリオンは利口だったから。
突きつける言動は、一応理にかなってる。
それで父王ですら困惑し、意見できず言いなりになる有様。
つまりそれだけ、周囲がこぞって困るから。
今度からエルデリオンが無茶を言い出したら、自分が寝技でねじ伏せ、言いくるめることをラステルもロットバルトですら、期待してる。
「…じゃ、濃厚で無い苦行なら、する?」
エルデリオンは可愛い表情の涙目で、首を横に振った。
「リングは嫌!!!」
デルデはその顔が、あんまりいじらしくて可愛くって。
ついニヤついて尋ねた。
「乳首も…嫌なんだ?」
エルデリオンは目を見開いた。
「さっき鏡でチラと見た・だけで!
真っ赤に膨らんで…恥ずかしいほど、やらしくって!
…絶対…ダメ…」
デルデは必死にそう叫ぶエルデリオンを見つめ、つい表情を緩め、相変わらず手で一物を可愛がりながら、エルデリオンの顔の上にゆっくり顔を倒し込んで囁く。
「…じゃあ挿入は?」
エルデリオンはそう問われた・だけで。
もう後腔が、疼きまくる様子を見せた。
ほんのり桜色の頬。
半分閉じた睫は震えていて、ヘイゼルの瞳は潤みきって、美しい…。
剣士として鍛え上げた、見事に引き締まったスレンダーな色白の体が。
今や艶を帯び、色香を放って見えた。
エルデリオンは一物を握るデルデの手の動きが止まり、切なげに眉を寄せた。
「…さっき…したばっかりなのに…」
その、少しスネたような言い方は、子供の頃を彷彿とさせた。
デルデはつい、エルデリオンの耳元に顔を寄せて囁く。
「じゃあ、手…か口だけ・で。
ここをうんと可愛がられたいんだ」
そう言って、軽く手の中に握り込んだエルデリオンの一物を揺する。
それだけで、エルデリオンは感じたように、首を横向けた。
「もしかして、気持ち良くって言葉が出ない?」
エルデリオンは降参した。
「手…で直ぐイかせてくれた…ら…。
私が口で、デルデをイかせる…か…ら……」
デルデはくすっと笑った。
「…もうイかせて?」
エルデリオンはこくん。と頷いた。
デルデはいきなり手で激しく、しごき上げる。
「ぁあ…ぁぅっ!!!」
一気に解き放つエルデリオンに。
分かってはいたけれど、やっぱりデルデはあんまり早くって、呆れた。
「…ちょっと…弄ってた・だけで…もう出しちゃうの?」
エルデリオンは体から力が抜けきりながらも瞳を潤ませ、のし掛かってるデルデロッテの背に、両腕回して抱きつく。
「…だっ…て…。
我慢せず、思いっきり…出せる…か…ら…」
デルデは密着するエルデリオンの体温を感じながら、内心呟く。
「(いっつも人前でお行儀良くしてる、弊害か…)」
けれどエルデリオンにぴったり身を寄せられ、嬉しいデルデはとうとう我慢出来ず襲いかかる。
「…先に勃ってたの、私なんだけど」
背に腕を回し思いっきり抱き寄せると、直ぐ片腿持ち上げた。
エルデリオンは察し、震えながらデルデの首に腕を回し縋り付く。
蕾に猛ったデルデの先端が当たると。
もう腰がざわついて身震った。
ずっ!!!
一気に奥を抉り上げられ、エルデリオンの身は跳ね上がる。
「っ!!!」
デルデはとうとう我慢の限界突破で、エルデリオンの身をしっかと抱き止めながら、がんがん突き入れる。
耳元で
「何回イってもいいから…」
と囁きながら。
「あっ!!!
っぁあっ!!!
嫌っ!!!
…ぁうっ!!!
ぅんっ!!!」
あんまり激しく抉られ、エルデリオンは手足の先までびりびりと痺れが走り、あっという間に勃ち上がり、そして次に奥まで抉られた時。
放ってた。
ぐったりする間もなくデルデに背を寝台に倒され、横向きにされ…。
今度は横たわったまま背後から、突き上げられた。
「ぃ…ゃんっ!!!
…っあ!!!
…っぁああああっ!!!」
三回突き上げたダケなのに、エルデリオンがもう勃ってるのを見たデルデは、繋がったまま腿を高く持ち上げ、エルデリオンの上体を抱き起こし、背後から抱いて真下から突き刺し始める。
「…ぃやっ!!!
デルデこれ…ダメ…ダメっ!!!
ぁんっ!!!
ああんっ!!!」
背にぴったりとデルデの逞しい胸が密着し、腰に腕を回され、片腿持ち上げられては落とされ。
蕾に深々と突き刺されて、エルデリオンは泣く。
デルデはつい夢中になったと気づき、刺激を緩めようと伺ったけど。
エルデリオンは涙目でもう、放ってた。
荒い息を吐き、色白な体を赤く染め上げ、エルデリオンはぐったりと胸に背を当て、しなだれかかって来る。
「(…嘘だろ?)
…エルデリオン。
分かる?
私はまだなんだけど」
エルデリオンは背をデルデの胸にもたせかけ、微かに首を振って振り向く。
さらりとした明るい栗毛が揺れた。
「………え?」
言った後、まだじんじんと熱く固いデルデの一物が、蕾に深々と突き刺さったままなのを感じ、エルデリオンは固まった。
「悪いけど、イかせてもらうから」
言って、エルデリオンの背を倒し、顔を布団の上に落とすと。
腰を抱え上げて引き寄せ、後ろから突き始める。
「…ぅ…そ!
デルデ…ぁ…ぁああっ!!!」
エルデリオンはこの体勢は…犯されてる感覚が半端無くって、布団を手で握り込んで耐えた。
また激しく抉られ始めると。
びりびりと手足の先まで刺激が駆け抜けて脳天まで突き抜け、エルデリオンは泣く。
「ダ…メ…っ!!!
こんな…激しくされた…ら………。
もうずっと…!!!」
ズン!!!と奥まで抉られた時。
エルデリオンは脳天まで痺れきって、意識が白く薄れ行く。
デルデに顔を仰向けられ、気づいて見つめてる彼を見つめ返す。
濃い栗毛を広い肩に流し、凄く艶やかで男っぽい表情だけど…相変わらずの、素晴らしい美貌…。
「…こんな…激し…く…された…ら………」
「毎度これじゃ無いと、満足出来なくな…る?」
問われてエルデリオンは、こくん…と頷き、頬に涙を滴らせた。
「…思い出した…だけで、凄く欲しく…なっ…て…。
四六時中…考えてしまいそう…」
デルデはとうとう、クス…と笑った。
「貴方、ダテに剣の修行してなくてかなり体力はあるから…。
強く刺激されて犯されるの、やっぱり好きなんだ」
エルデリオンは瞳を潤ませ切って、頷く。
「…それ…にこんな…嗜虐的な…快感…。
女性じゃ絶対…得られな…い……」
デルデロッテは横に寝転がってエルデリオンの顔を見つめながら、茶目っ気たっぷりに微笑む。
「じゃなきゃ私にされる意味、無いでしょう…?
残る課題は、一つかな?」
エルデリオンはその意味が分かって、思わず目を見開き尋ねた。
「…イくのが、めちゃくちゃ早いこと?」
デルデが憎らしいほど感じ良く、にっこり微笑むので。
ついエルデリオンは、力の抜けた腕を振って殴りかかり、デルデに笑って避けられた。
シャツも脱ぎ。
ブーツも左右脱ぎ捨て。
ズボンも下ろして寝台に乗り上がって来る、見事に引き締まった裸体とそして…股間を見、目を見開いた。
「どどどど…どうしてさっき放ったばかりなのに、もう勃ってる?」
デルデはさっさと寝転がってるエルデリオンの脇に両手付き、顔を見下ろして妖艶に微笑む。
「…どうしてって…。
君が色っぽいからに、決まってる」
言いながら、指先で肩からガウンを滑り落とされ…。
エルデリオンは自分がガウンを剥がされたら、下は素っ裸だ。
とその時気づく。
つまり、いつでも食べられる、美味しそうなご馳走…?
「…デル…デルデ!
エウロペ殿に頼んだ…苦行は別にして!
私は…抱き合って、下になるのは慣れてな…ぁっ!」
けど喋ってる間にもうすっかりガウンをはだけられ、また股間を握られて。
エルデリオンは甘やかに仰け反る。
手でエルデリオンの男の印を可愛がり、感じて睫を震わす、色白の端正な顔を見つめながら。
デルデは尋ねる。
「…じゃ、苦行なら…耐えられるの?」
「君…がやる…と凄く…濃厚で…」
デルデはそれを聞いて、少しムッとして言う。
「…分かってるかな。
私だって君がだんだん開発され、感度が上がる様を、じっくりやりたかったさ。
けどエウロペ殿は君が無茶突きつけるのを断念し、さっさと一抜けしたい。
と困ってたし。
それでかなり一気に、感度を上げさせたんだ。
好きでしてたと。
本気で思ってる?」
けれどエルデリオンは巧みなデルデの手業で一気に勃たせられ、気持ち良すぎてもう瞳を潤ませ、うっとりした表情を見せ、聞いてない。
デルデロッテはため息を吐いた。
エルデリオンは普段は文句の付けようのない貴公子なのに。
思い詰めると周囲の空気を全く読まず、自身の思いに突っ走る、天然になる。
あのラステルでさえ。
そうなったエルデリオンにはお手上げ。
ロットバルトですら、馬の耳に念仏なので、言動を控えるほど。
それにエルデリオンは利口だったから。
突きつける言動は、一応理にかなってる。
それで父王ですら困惑し、意見できず言いなりになる有様。
つまりそれだけ、周囲がこぞって困るから。
今度からエルデリオンが無茶を言い出したら、自分が寝技でねじ伏せ、言いくるめることをラステルもロットバルトですら、期待してる。
「…じゃ、濃厚で無い苦行なら、する?」
エルデリオンは可愛い表情の涙目で、首を横に振った。
「リングは嫌!!!」
デルデはその顔が、あんまりいじらしくて可愛くって。
ついニヤついて尋ねた。
「乳首も…嫌なんだ?」
エルデリオンは目を見開いた。
「さっき鏡でチラと見た・だけで!
真っ赤に膨らんで…恥ずかしいほど、やらしくって!
…絶対…ダメ…」
デルデは必死にそう叫ぶエルデリオンを見つめ、つい表情を緩め、相変わらず手で一物を可愛がりながら、エルデリオンの顔の上にゆっくり顔を倒し込んで囁く。
「…じゃあ挿入は?」
エルデリオンはそう問われた・だけで。
もう後腔が、疼きまくる様子を見せた。
ほんのり桜色の頬。
半分閉じた睫は震えていて、ヘイゼルの瞳は潤みきって、美しい…。
剣士として鍛え上げた、見事に引き締まったスレンダーな色白の体が。
今や艶を帯び、色香を放って見えた。
エルデリオンは一物を握るデルデの手の動きが止まり、切なげに眉を寄せた。
「…さっき…したばっかりなのに…」
その、少しスネたような言い方は、子供の頃を彷彿とさせた。
デルデはつい、エルデリオンの耳元に顔を寄せて囁く。
「じゃあ、手…か口だけ・で。
ここをうんと可愛がられたいんだ」
そう言って、軽く手の中に握り込んだエルデリオンの一物を揺する。
それだけで、エルデリオンは感じたように、首を横向けた。
「もしかして、気持ち良くって言葉が出ない?」
エルデリオンは降参した。
「手…で直ぐイかせてくれた…ら…。
私が口で、デルデをイかせる…か…ら……」
デルデはくすっと笑った。
「…もうイかせて?」
エルデリオンはこくん。と頷いた。
デルデはいきなり手で激しく、しごき上げる。
「ぁあ…ぁぅっ!!!」
一気に解き放つエルデリオンに。
分かってはいたけれど、やっぱりデルデはあんまり早くって、呆れた。
「…ちょっと…弄ってた・だけで…もう出しちゃうの?」
エルデリオンは体から力が抜けきりながらも瞳を潤ませ、のし掛かってるデルデロッテの背に、両腕回して抱きつく。
「…だっ…て…。
我慢せず、思いっきり…出せる…か…ら…」
デルデは密着するエルデリオンの体温を感じながら、内心呟く。
「(いっつも人前でお行儀良くしてる、弊害か…)」
けれどエルデリオンにぴったり身を寄せられ、嬉しいデルデはとうとう我慢出来ず襲いかかる。
「…先に勃ってたの、私なんだけど」
背に腕を回し思いっきり抱き寄せると、直ぐ片腿持ち上げた。
エルデリオンは察し、震えながらデルデの首に腕を回し縋り付く。
蕾に猛ったデルデの先端が当たると。
もう腰がざわついて身震った。
ずっ!!!
一気に奥を抉り上げられ、エルデリオンの身は跳ね上がる。
「っ!!!」
デルデはとうとう我慢の限界突破で、エルデリオンの身をしっかと抱き止めながら、がんがん突き入れる。
耳元で
「何回イってもいいから…」
と囁きながら。
「あっ!!!
っぁあっ!!!
嫌っ!!!
…ぁうっ!!!
ぅんっ!!!」
あんまり激しく抉られ、エルデリオンは手足の先までびりびりと痺れが走り、あっという間に勃ち上がり、そして次に奥まで抉られた時。
放ってた。
ぐったりする間もなくデルデに背を寝台に倒され、横向きにされ…。
今度は横たわったまま背後から、突き上げられた。
「ぃ…ゃんっ!!!
…っあ!!!
…っぁああああっ!!!」
三回突き上げたダケなのに、エルデリオンがもう勃ってるのを見たデルデは、繋がったまま腿を高く持ち上げ、エルデリオンの上体を抱き起こし、背後から抱いて真下から突き刺し始める。
「…ぃやっ!!!
デルデこれ…ダメ…ダメっ!!!
ぁんっ!!!
ああんっ!!!」
背にぴったりとデルデの逞しい胸が密着し、腰に腕を回され、片腿持ち上げられては落とされ。
蕾に深々と突き刺されて、エルデリオンは泣く。
デルデはつい夢中になったと気づき、刺激を緩めようと伺ったけど。
エルデリオンは涙目でもう、放ってた。
荒い息を吐き、色白な体を赤く染め上げ、エルデリオンはぐったりと胸に背を当て、しなだれかかって来る。
「(…嘘だろ?)
…エルデリオン。
分かる?
私はまだなんだけど」
エルデリオンは背をデルデの胸にもたせかけ、微かに首を振って振り向く。
さらりとした明るい栗毛が揺れた。
「………え?」
言った後、まだじんじんと熱く固いデルデの一物が、蕾に深々と突き刺さったままなのを感じ、エルデリオンは固まった。
「悪いけど、イかせてもらうから」
言って、エルデリオンの背を倒し、顔を布団の上に落とすと。
腰を抱え上げて引き寄せ、後ろから突き始める。
「…ぅ…そ!
デルデ…ぁ…ぁああっ!!!」
エルデリオンはこの体勢は…犯されてる感覚が半端無くって、布団を手で握り込んで耐えた。
また激しく抉られ始めると。
びりびりと手足の先まで刺激が駆け抜けて脳天まで突き抜け、エルデリオンは泣く。
「ダ…メ…っ!!!
こんな…激しくされた…ら………。
もうずっと…!!!」
ズン!!!と奥まで抉られた時。
エルデリオンは脳天まで痺れきって、意識が白く薄れ行く。
デルデに顔を仰向けられ、気づいて見つめてる彼を見つめ返す。
濃い栗毛を広い肩に流し、凄く艶やかで男っぽい表情だけど…相変わらずの、素晴らしい美貌…。
「…こんな…激し…く…された…ら………」
「毎度これじゃ無いと、満足出来なくな…る?」
問われてエルデリオンは、こくん…と頷き、頬に涙を滴らせた。
「…思い出した…だけで、凄く欲しく…なっ…て…。
四六時中…考えてしまいそう…」
デルデはとうとう、クス…と笑った。
「貴方、ダテに剣の修行してなくてかなり体力はあるから…。
強く刺激されて犯されるの、やっぱり好きなんだ」
エルデリオンは瞳を潤ませ切って、頷く。
「…それ…にこんな…嗜虐的な…快感…。
女性じゃ絶対…得られな…い……」
デルデロッテは横に寝転がってエルデリオンの顔を見つめながら、茶目っ気たっぷりに微笑む。
「じゃなきゃ私にされる意味、無いでしょう…?
残る課題は、一つかな?」
エルデリオンはその意味が分かって、思わず目を見開き尋ねた。
「…イくのが、めちゃくちゃ早いこと?」
デルデが憎らしいほど感じ良く、にっこり微笑むので。
ついエルデリオンは、力の抜けた腕を振って殴りかかり、デルデに笑って避けられた。
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