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学園生活
シャワーを浴びて
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シャワーを浴びながら、今までの奮闘を思い浮かべてみる。
この世界になかったもので、昔、そう、前世であった物を知識を思い返して作り出した物たち。
これらは、いざ国外追放とか、何かあった時用の資産作りも兼ねて作り出し、自分で作れないものは、家の力を使わせてもらって作り出した。
あと、妹が悪役令嬢になってしまわないようにフラグをへし折る努力。
これは結構頑張ってきたと思う。
子供独自のワガママと、家庭環境が織りなす権力的ワガママ(使って良いものは使ったけど)を上手くいい方向にコントロールして、本当、良い子になったと思うよ。
まだまだ油断はできないけど…
だって、ゲームの断罪イベントはまだ先だから、今後もし強制的に補正が入ってしまったら……考えるだけでも恐ろしい…
でもって、自分はゲームではモブ的存在であり、オメガだから、色んなものに巻き込まれて、怪我したり、穢されたり、拉致られたり、殺され……考えたくない…
家族の足を引っ張ったり、足枷になったり…
ろくな事ない…
だんだん鬱になりそうだ…
シャワーを頭から浴び、髪をつたって流れるものをただ俯いて眺めてしまう。
シャワーの蛇口をキュッとしめて、プルプルと水気を飛ばす。
いや嫌、今まで頑張ってきたんだから、大丈夫。
妹が断罪されず、自分も頑張って、家族でハッピーになれば!!
思わず握り拳を天高く上げて、決意を新たにする。
そう、今後の行動が、未来を分けるんだから。晩餐会だって頑張れば…
でも、どう頑張るんだ?
もう、なるようになれ…
そう考え直して、シャワー室を後にし、身体を乾かし、恒例のノートに色々と書き留めて行った。
このノート。日記の要素も有れば、アイデアノートでもある。
ちょっとした極秘ノートだ。
見られたら困るものは日本語で書いてるから、他の人には読めないけどないね。
前世の日本と似てるけど、何故か文字は日本語ではない。
英語やドイツ語?そんな感じにも見えるけど、それも違った。
筆記体は英語みたいにくねくねしてるけどね……
自分やもしくは自分と同じ転生者?なら読み書き出来るかもしれないけど、これなら暗号のようで、いざと言うときには証拠としての価値は見受けられないだろうと踏んでるんだ。
これも、バットエンド対策と言えるよね……
こんな事を考えてしまうのは良くないかもしれないけど…まぁ、何かあっては困る事もあるだろうし…まぁ、良しとしとこう!!
書き留めたあと、ベットのシーツに潜り込み、瞳を閉じた。
直ぐに眠りに落ちたのは、よほど疲れてたんだと後で思った…
この世界になかったもので、昔、そう、前世であった物を知識を思い返して作り出した物たち。
これらは、いざ国外追放とか、何かあった時用の資産作りも兼ねて作り出し、自分で作れないものは、家の力を使わせてもらって作り出した。
あと、妹が悪役令嬢になってしまわないようにフラグをへし折る努力。
これは結構頑張ってきたと思う。
子供独自のワガママと、家庭環境が織りなす権力的ワガママ(使って良いものは使ったけど)を上手くいい方向にコントロールして、本当、良い子になったと思うよ。
まだまだ油断はできないけど…
だって、ゲームの断罪イベントはまだ先だから、今後もし強制的に補正が入ってしまったら……考えるだけでも恐ろしい…
でもって、自分はゲームではモブ的存在であり、オメガだから、色んなものに巻き込まれて、怪我したり、穢されたり、拉致られたり、殺され……考えたくない…
家族の足を引っ張ったり、足枷になったり…
ろくな事ない…
だんだん鬱になりそうだ…
シャワーを頭から浴び、髪をつたって流れるものをただ俯いて眺めてしまう。
シャワーの蛇口をキュッとしめて、プルプルと水気を飛ばす。
いや嫌、今まで頑張ってきたんだから、大丈夫。
妹が断罪されず、自分も頑張って、家族でハッピーになれば!!
思わず握り拳を天高く上げて、決意を新たにする。
そう、今後の行動が、未来を分けるんだから。晩餐会だって頑張れば…
でも、どう頑張るんだ?
もう、なるようになれ…
そう考え直して、シャワー室を後にし、身体を乾かし、恒例のノートに色々と書き留めて行った。
このノート。日記の要素も有れば、アイデアノートでもある。
ちょっとした極秘ノートだ。
見られたら困るものは日本語で書いてるから、他の人には読めないけどないね。
前世の日本と似てるけど、何故か文字は日本語ではない。
英語やドイツ語?そんな感じにも見えるけど、それも違った。
筆記体は英語みたいにくねくねしてるけどね……
自分やもしくは自分と同じ転生者?なら読み書き出来るかもしれないけど、これなら暗号のようで、いざと言うときには証拠としての価値は見受けられないだろうと踏んでるんだ。
これも、バットエンド対策と言えるよね……
こんな事を考えてしまうのは良くないかもしれないけど…まぁ、何かあっては困る事もあるだろうし…まぁ、良しとしとこう!!
書き留めたあと、ベットのシーツに潜り込み、瞳を閉じた。
直ぐに眠りに落ちたのは、よほど疲れてたんだと後で思った…
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