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学園生活
学園祭
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そうこうしていたら、特別参加の模擬戦が始まった。
白熱の試合に、皆んなが食い入るように見ていた。
そう、誰の試合かというと、騎士団長達だ。
皇太子殿下なども観覧しているため、なおさら白熱してるのか…そう思うほどだった。
「凄いなぁ…超かっこいい!」
「本当、凄い!あんな切り返し、それに…」
みんなの驚きや喜びに興奮状態だ。
でも、学園祭でここまで白熱した模擬戦って何故なんだろう?
そんな事まで考えながら観てた。
試合が終わり、一旦休憩になる。
休憩後、また試合再開ではあるんだけど…
ちょっと用事を思い出して、この休憩中にクラスに戻って片付けようと思っていた。
友人は『席を取っておくから、急いで行っておいで』と送り出してくれた。
急いで通路を歩いていると、話し声が聞こえてきた。
気にせずそのまま通り過ぎようと思ったんだけど……
「この前は大変だったな…」
「本当、まさかあの副総団長があんなにキレるとは思わなかったよ」
「いつも冷静な彼の方がね…」
「総団長がいたから、あの程度で抑まったんだけど…」
「あの場で、副総団長の番いが見つかるなんてな…それも、あんな状態で…」
「そりゃ、キレるだろ…」
「壊滅状態まで持ちこんだからなぁ…証拠まで木っ端微塵になりかけたよ」
「で、あの子は副総団長の屋敷なんだよなぁ…」
「あぁ、幸せになってほしいなぁ…確かこの学園の子だったか?」
えっ?どういう事?
学園の生徒が何かトラブルに巻き込まれた?
番いとか言ってた。
副総団長は確かアルファだったはず、なら、その番はオメガ…
もっと詳しく聴きたかったが、会話をしていた騎士団の人達は、いつの間にかその場を離れて歩いて行ったようだった。
白熱の試合に、皆んなが食い入るように見ていた。
そう、誰の試合かというと、騎士団長達だ。
皇太子殿下なども観覧しているため、なおさら白熱してるのか…そう思うほどだった。
「凄いなぁ…超かっこいい!」
「本当、凄い!あんな切り返し、それに…」
みんなの驚きや喜びに興奮状態だ。
でも、学園祭でここまで白熱した模擬戦って何故なんだろう?
そんな事まで考えながら観てた。
試合が終わり、一旦休憩になる。
休憩後、また試合再開ではあるんだけど…
ちょっと用事を思い出して、この休憩中にクラスに戻って片付けようと思っていた。
友人は『席を取っておくから、急いで行っておいで』と送り出してくれた。
急いで通路を歩いていると、話し声が聞こえてきた。
気にせずそのまま通り過ぎようと思ったんだけど……
「この前は大変だったな…」
「本当、まさかあの副総団長があんなにキレるとは思わなかったよ」
「いつも冷静な彼の方がね…」
「総団長がいたから、あの程度で抑まったんだけど…」
「あの場で、副総団長の番いが見つかるなんてな…それも、あんな状態で…」
「そりゃ、キレるだろ…」
「壊滅状態まで持ちこんだからなぁ…証拠まで木っ端微塵になりかけたよ」
「で、あの子は副総団長の屋敷なんだよなぁ…」
「あぁ、幸せになってほしいなぁ…確かこの学園の子だったか?」
えっ?どういう事?
学園の生徒が何かトラブルに巻き込まれた?
番いとか言ってた。
副総団長は確かアルファだったはず、なら、その番はオメガ…
もっと詳しく聴きたかったが、会話をしていた騎士団の人達は、いつの間にかその場を離れて歩いて行ったようだった。
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