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学園生活
学園祭
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各団長達の模擬戦があり、何故か皇帝陛下からのお言葉で、騎士団長と宰相閣下の試合となった。
何故こんな事に??
そうみんな思ったに違いない。
が、観覧する側は、ものすごく熱狂した。
魔力を剣に込め、剣を振る総団長。
それを軽く薙ぎ払うかのように剣を扱いながら、魔力展開を行い、氷や炎、雷などの攻撃を仕掛けていく宰相閣下。
激しいが、何故か剣舞に背景で雷や炎が舞っているかのように見えてしまう。
思わず見入ってしまった。
試合は結局引き分けとなり、拍手喝采となった。
その後の学生及び一般のトーナメント戦が再開されたが、それはそれで見ものだった。
「翔、私の艶姿、見てくれましたか?」
そう言いながら、近づいてきたのは、えっと……雅貴さん??
その服装は、さっきの白熱戦の宰相閣下で…
「雅貴さんて、まさかの宰相閣下だったのですか…僕、ものすごく失礼な事を言ったりしたりしたのでは……」
「ん?確かに君には伝えていなかったが、そんな顔をしないでほしい。確かに宰相職にはついているが、君を大切に思っている者でもあるんだよ」
そう言って、クスッと笑われた。
子供だと思って揶揄われたんだ。
何故こんな事に??
そうみんな思ったに違いない。
が、観覧する側は、ものすごく熱狂した。
魔力を剣に込め、剣を振る総団長。
それを軽く薙ぎ払うかのように剣を扱いながら、魔力展開を行い、氷や炎、雷などの攻撃を仕掛けていく宰相閣下。
激しいが、何故か剣舞に背景で雷や炎が舞っているかのように見えてしまう。
思わず見入ってしまった。
試合は結局引き分けとなり、拍手喝采となった。
その後の学生及び一般のトーナメント戦が再開されたが、それはそれで見ものだった。
「翔、私の艶姿、見てくれましたか?」
そう言いながら、近づいてきたのは、えっと……雅貴さん??
その服装は、さっきの白熱戦の宰相閣下で…
「雅貴さんて、まさかの宰相閣下だったのですか…僕、ものすごく失礼な事を言ったりしたりしたのでは……」
「ん?確かに君には伝えていなかったが、そんな顔をしないでほしい。確かに宰相職にはついているが、君を大切に思っている者でもあるんだよ」
そう言って、クスッと笑われた。
子供だと思って揶揄われたんだ。
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