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学園生活
そして…
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何とか無事に皆んなと楽しいひと時を過ごせた。
まぁ、少し嫌な事があったけれど、雅貴さんやユリウスが助けに来てくれたし、友人達にも囲まれた。
「もっと早く知っていたら、僕の番いに出来たのにね。残念」
「ほんと、オメガといえど、君みたいに優秀な人材がいるのなら、これからもどんどん世のために活躍するべきだね。ただし、ヒートはお互い困る事があるから、そこはどうにかしてもらわないといけないけどね…」
「そういえば、君の家って、製薬会社も経営してたよね。もしかして、君のため…ひいては、全てのオメガのために研究してたりして…」
「うん。そうかもしれない。両親や兄のおかげで、ほかのオメガよりも良い薬を試させてもらったからね…そのおかげか、皆んなと学問に打ち込む事ができた。同じ学舎で生活できた事。嬉しく思ってるよ」
素直に思った事を答えたら、髪をくしゃくしゃにされた。
解せぬ……
でも、本当に楽しかった。
明日から皆んな、自分の進むべき道に従ってこの学園をさっていく。
学生時代の友人は、社会に出ても、素晴らしい仲間として付き合い続けれる。
この学園に来てよかった。
あの時、そう、自分がオメガだと知って、飛び出した時のことを思い出す。
今お思えば、雅貴さんとの素晴らしい出会いではあるけれど、あの当時は…
あのおかげや、家族の協力とかで、ここまで来た。
未来が楽しみであり、怖い気もする。
でも、僕には……
うん。どうにかなりそうだ。
仕事も決まっているしね。
どの部署に配置になるかわからないけど…
少し気分が上昇してきた。
まぁ、少し嫌な事があったけれど、雅貴さんやユリウスが助けに来てくれたし、友人達にも囲まれた。
「もっと早く知っていたら、僕の番いに出来たのにね。残念」
「ほんと、オメガといえど、君みたいに優秀な人材がいるのなら、これからもどんどん世のために活躍するべきだね。ただし、ヒートはお互い困る事があるから、そこはどうにかしてもらわないといけないけどね…」
「そういえば、君の家って、製薬会社も経営してたよね。もしかして、君のため…ひいては、全てのオメガのために研究してたりして…」
「うん。そうかもしれない。両親や兄のおかげで、ほかのオメガよりも良い薬を試させてもらったからね…そのおかげか、皆んなと学問に打ち込む事ができた。同じ学舎で生活できた事。嬉しく思ってるよ」
素直に思った事を答えたら、髪をくしゃくしゃにされた。
解せぬ……
でも、本当に楽しかった。
明日から皆んな、自分の進むべき道に従ってこの学園をさっていく。
学生時代の友人は、社会に出ても、素晴らしい仲間として付き合い続けれる。
この学園に来てよかった。
あの時、そう、自分がオメガだと知って、飛び出した時のことを思い出す。
今お思えば、雅貴さんとの素晴らしい出会いではあるけれど、あの当時は…
あのおかげや、家族の協力とかで、ここまで来た。
未来が楽しみであり、怖い気もする。
でも、僕には……
うん。どうにかなりそうだ。
仕事も決まっているしね。
どの部署に配置になるかわからないけど…
少し気分が上昇してきた。
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