番だと言われて囲われました。

愛おし過ぎて……

お仕置き

アキの身体の動きを魔力で奪う。
全てを奪っては……反応が観たいから……

表情と声は奪わない。あと、反応と……

まるで人形のように力が抜けて動けないアキ。
表情は強張っているが……お仕置きも含めてだから……
まぁ、そんな表情も中々かも……
アキに対しては全てが愛おしく感じてしまう……

私のものだ……ふふっ…

アキの衣服をスルスルと脱がし、肌を露わにさせていく……
羞恥心のせいなのか、紅く染まっていく。
染めていくのが自分だと思うと、心が躍る。

露わにされた肌に唇を這わせ、掌をも這わせていく。
アキを堪能するために……感じさせていくために……
時々強く吸い付く。ツキッとした痛みを感じ、ビクッとしている。
そのままその場所を舌で舐めた。

「や………やめ………んっ………あぁ……」

アキの鳴き声は愛らしい。興奮する……

自分の声とは信じられないと慄きながらも、声を抑えられないようだ……
ふふっ…もっと聴かせて……

全てを剥ぎ取り、生まれた姿にする。ベットに横たわる裸体。
何て綺麗なんだ……そう言えば怒るかも知れない。『自分は男だ！！』と…
だが、羞恥心で朱に染まるその身体……見惚れてしまうのは仕方がないだろう……
舌舐めずりしてしまう。

アキの反応を見る。

『やめてほしい』と思う心と『悦び反応する身体』に動揺しているようだ……

ゾクゾクする……

胸の頂を舐め、甘噛みする。

「やぁ………あっ……あん……くっ……」

もう片方を指で捏ね回し、弾く。強弱をつけながら……

自身の反応に動揺しているようだな……その声と涙………たまらない……

「可愛い……愛してる。愛してるんだ……」

そう呟いて、自分の衣服のボタンを外し、上半身をはだけさせてアキの上に更にのしかかる。
勿論、体重の加減調整はしている。重すぎることはないだろう……

「アキ………アキ………」

うわごとの様にアキの名前を呼び、唇を甘噛みし、舌で口腔内を貪る。

絶えず手は身体中を這い回しながら……

「やめ…………あ…………ん……」
「アキ、もっと鳴いて。魔力で音を遮断しているから、他の者には聴こえないから……誰も入ってこれない様にしているから大丈夫だよ……身体の拘束はもう必要ないかなぁ………ふふっ……乱れて……」

アキの可愛い声を他のものに聴かせるはずがない。
勿論邪魔させる気もない……

身体の動きを奪っていた力を無参させる。
もう、必要ないだろう……

「最後まではしないよ……君が誰のものかわかるまで………可愛がるから……」

アキは弱々しく抵抗しようとするも、できないようだ……
ふふっ……それでいい……最後まではまだしない。
余程の事があれば話は別だが、今は……心も全部手に入れた時に貰いたい……

手を腰に伝う。
唇を徐々に下に降ろしながら………

アキはシーツを掴み、頭を振るだけ。その１つ１つの行動が、反応が更なる興奮をひきおこす……

アキの甘い声が漏れる……

両足を破り開き、足の間に陣取る。

臀部に片手で支え、アキ自身を包み込む。
そっと、優しく包みこみ、さすりあげる。

「やぁ………やめてくれ………やめ………」

鈴口を爪で突き、口づける。
甘く漏れた物を舐めとり、口で覆う。

「あぁ…………」

腰が揺れている。
愛らしすぎだ……

臀部を支えていた手を……指を移動させ、菊口をなぞる。

菊口をなぞる指先に魔力で潤滑油の様な液体を出現させ、擦りつける。
官能を引き出す為……いずれは貰うその場所をほぐす為……

アキ自身を吸い上げると同時に入れる。ゆるゆるとかき回わす。

目を見開き涙している。
あぁ、たまらない……
ピクピクとアキの身体が引きつった感じがして、アキ自身が弾けた………
私の口の中で。
そのまま飲み干す。
アキのだからか、甘く感じる。まるで美酒の様だ……

自分が信じられない……という表情のアキ。
そのまま意識を手放てしまった。
まだまだこれ以上の事をしたいのに……少し残念。
でも、可愛くイケたアキ。イカシタのが自分だという満足感に浸る。

「アキ……これで少しはわかってくれた？次はこれでは済まないよ………」

唇に付いた液体を舐めとって微笑む。

「私の物だ。逃がさない。」

意識を手放したアキの身体を……乱れ汚れたシーツも魔力で清め抱きしめながら呟いた。