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巻き込まれて、囚われて……
後輩にバレる……
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身なりを整えて、自分のデスクに戻った。
思わずドカッと勢い良く座ってしまい、皆んなの注目となった……が、すぐさま、いつもの状態に戻る。
「先輩~~、どうしたんですか?激怒??」
亜希子が椅子に座ったまま近づいてきた。
「さっき、奴に会ってしまってね、声かけられた」
「ほぉ~~~~で、ちょっかいかけられて、口紅とれたんですか?」
何?
一瞬顔が引きつる……失敗した……
「先輩、そんなに取れてませんよ。取れにくいやつでしょ?」
「後輩のくせに、カマかけたな!!」
「ふふっ…、まぁ、噂聴いてますしね。彼女、この前寿退社だったじゃないですか。しかも、自分で妊娠の事も言ってたようですしね……まぁ、デキ婚なんてこの時代よくある事ですし……先輩との仲は皆んな知らないみたいですけどね。あの容姿に仕事も出来る男だから、浮気の一つや二つしそうかなって思っただけです。それに先輩。いつも隙がないキャリアウーマンですけど、ときどき見せる笑顔がギャップ萌えで可愛いって言われてますしね。」
「そんな事、知らない……」
「そうですか?良く相談や指導されにきて、怒られた後、褒められて喜んでる男性陣見ますけどね……尻尾があったらブンブン降ってる感じで……」
知らぬ……確かに良く相談されて、指摘したり、手伝ったりはしたけど……で、よく頑張ったら褒めもするよ。普通だと思ってたんだけど……
それで、彼氏出来ないとは……何故?
仕事は楽しいけどさ、私も普通に恋したいし、結婚願望だってあるんだ。
素敵な旦那さまに子供達。時には怒り、笑い、明るい家庭……って、どうしてそこに彼の顔が出てくるんだ…
「先輩?顔赤いですよ?」
「イヤイヤイヤ……無い無い無い……」
「何が無いんですか?」
「へっ!?」
思わずデスクに突っ伏する。
「もしかして~~~良い人できたとか……今日帰り、飲みに行きましょうね。」
あ~~~~~~、これは追求される感じだ……
「予約しときます。いつものお店」
そう言って離れて行った。
やっちゃった……
思わずドカッと勢い良く座ってしまい、皆んなの注目となった……が、すぐさま、いつもの状態に戻る。
「先輩~~、どうしたんですか?激怒??」
亜希子が椅子に座ったまま近づいてきた。
「さっき、奴に会ってしまってね、声かけられた」
「ほぉ~~~~で、ちょっかいかけられて、口紅とれたんですか?」
何?
一瞬顔が引きつる……失敗した……
「先輩、そんなに取れてませんよ。取れにくいやつでしょ?」
「後輩のくせに、カマかけたな!!」
「ふふっ…、まぁ、噂聴いてますしね。彼女、この前寿退社だったじゃないですか。しかも、自分で妊娠の事も言ってたようですしね……まぁ、デキ婚なんてこの時代よくある事ですし……先輩との仲は皆んな知らないみたいですけどね。あの容姿に仕事も出来る男だから、浮気の一つや二つしそうかなって思っただけです。それに先輩。いつも隙がないキャリアウーマンですけど、ときどき見せる笑顔がギャップ萌えで可愛いって言われてますしね。」
「そんな事、知らない……」
「そうですか?良く相談や指導されにきて、怒られた後、褒められて喜んでる男性陣見ますけどね……尻尾があったらブンブン降ってる感じで……」
知らぬ……確かに良く相談されて、指摘したり、手伝ったりはしたけど……で、よく頑張ったら褒めもするよ。普通だと思ってたんだけど……
それで、彼氏出来ないとは……何故?
仕事は楽しいけどさ、私も普通に恋したいし、結婚願望だってあるんだ。
素敵な旦那さまに子供達。時には怒り、笑い、明るい家庭……って、どうしてそこに彼の顔が出てくるんだ…
「先輩?顔赤いですよ?」
「イヤイヤイヤ……無い無い無い……」
「何が無いんですか?」
「へっ!?」
思わずデスクに突っ伏する。
「もしかして~~~良い人できたとか……今日帰り、飲みに行きましょうね。」
あ~~~~~~、これは追求される感じだ……
「予約しときます。いつものお店」
そう言って離れて行った。
やっちゃった……
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