魔王の宝珠

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仮契約から本契約へ

仮契約を…

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寝室のベットにそっと横たわらせる。
そっと頬を撫でる。

愛おしい。
今まで、こんなに心をかきみだされたことはない。
ユキだけだ。

魔界で葵の魔王と呼ばれ、氷や雷にも例えれらた私。
まぁ、魔王は基本どの属性も持ってはいるが、どれが強いかで葵とか緋だと呼ばれているのだが……

緋の魔王であるルカリオンが自分の妻や家族について惚気ていた事を思い出す。

魔族は遊びが大好きだ。
いかに楽しく相手を刈るか……殺るか、遊ぶか……。どうでもいい物に対しては直ぐに飽きてしまったりもする。
だが、一度執着心に火がつくと、囲い、閉じ込め、我が物とする。
それに下手にちょっかいをだそうものなら……だなぁ…
私にとってはそれがユキであり、緋の魔王ルカリオンにとっては妻であり、子供達なのだ。

ルカリオンがこちらの世界に来ているらしいから、会いに行こうと考えてた矢先に、ユキにちょっかいを出された。
あのオノケリスに……

もう奴はいないが、また別のものが現れる可能性がある。

ユキの心を掴んでから全てをてに入れようと……契約を交わそうと考えていたが、そこまで待てないかも知れない。

今はこちらからの仮契約だ。ユキが寝ている間には勝手に結ぶのだから。
 
ユキ……愛しているよ。私のものだ。ユキ…目覚めたら、君の全てを貰ってもいいかなぁ。
そうすれば、もっと君を守れるのに。

ユキの頭を撫でる。
頬を耳元を首筋を唇を這わす。
紅い華を散らせながら……
もう、我慢の限界なんだけどね……
 
胸元を腰を脚を優しく撫で上げる。
眠っているユキを可愛がる。
仮契約を…もう少ししっかりユキとの繋がりを結び直すため、眠っているユキの全てを愛していく。仮契約のための陣を展開させながら…

アキ、私のものだ。愛しているよ。
 
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