恥辱のピアノコンクール

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ピアノコンクールで凌辱され,連続絶頂

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「これはな。前に使ったものよりさらに強力な媚薬なのじゃ。高かったぞ。これを塗られるとどんな女でも淫乱な女に様変わりするという優れものよ。うししし。どうや。楽しみじゃろう」

重蔵は,ポケットから取り出した小さな容器を見せつける。媚薬を塗られると聞いて倫子は,顔が青ざめた。今から大事なピアノのコンクールなのだ。この日の為にどれだけの練習を重ねてきたことか。それをぶち壊そうという。

何度も以前から聞いていたとはいえ,非道で悪辣なことをされると聞いて,気が遠くなった。

「そんな…そんないやらしいものをつけないでください」

なんとか許してもらおうと懇願するが,男たちの反応は素っ気ないものだった。

「そんな我ままが通用するわけないだろう。なんなら,おまえの恥ずかしい写真や動画を拡散してもいいんだぜ」

喜一の冷たい言葉が胸に刺さる。

懇親会で,重蔵と喜一の二人の悪だくみによって,連日凌辱されたうえ,記録として動画や写真を克明に撮られてしまった。それを公開するというのだ。

それを言われると何も言えなくなってしまう。

自分の落ち度で,彼らに汚されてしまったのだ。恥ずかしさを堪えて,警察に訴える覚悟はある。だが,身体の弱い母親が,今日は自分の晴れ舞台のために応援にきているのだ。もし,この写真や動画のことを知ってしまったら,大好きな母親は,どんな顔をするだろうか。それを考えると,断る選択肢はなかった。

それに,重蔵と喜一は,人間的には,外道に劣るが,音楽界では大きな力をもつ実力者だ。気に入られれば,ピアニストとしての活躍が約束されている。実際,今回のこの大きなコンクールのファイナルで,副審査委員長である岩沢からすでに第一位を確約されていた。

もし,このコンクールで第一位をとれば,プロとしての道が開かれ,これまでの苦労が報われることになる。

だが,その代償として,身体の提供を求められていた。しかも,この大舞台を使った屈辱的なものだ。

「ほらっ。早くドレスを捲り上げろ。足も広げるんだよ」

喜一が,強い口調で迫った。仕方なく,ドレスの裾をもつ。

(どうしてこんな恥ずかしいことを。)

あまりの惨めさに涙が目に浮かんだ。屈辱に耐えながら,ゆっくりと上げていく。すると,黒のストッキングの下に,色を揃えたのか,同じ黒の下着が透けて見えた。

倫子が,艶めかしく羞恥に震えながら,足を開く姿に重蔵と喜一は,思わずゴクッと唾を飲んだ。何度抱いても魅力が少しも欠けることがない。

興奮して,喜一は,一気に下着とストッキングを膝まで下ろした。

それから膣には吸引バイブを挿入し,アナルにはアナルビーズを埋めこんだ。

「腰を振ってよがりながら演奏をするんだ,倫子。どうせおまえは,ピアノでなくその体で稼いでもらうんだからよ」

「あ……ああ……こ、これでは……演奏なんか,とてもできませんわ。いくらなんでも、あんまりです」

「それぐらいできなくては一流のピアニストとは言えんじゃろ。アヘ顔晒しながら演奏して,わし達を喜ばせんか」

60歳近い年齢にしては強すぎる性欲を隠さない年寄りの男が,下卑た笑いを浮かべ,バイブのリモコンスイッチをオンにした。

「ほれ,いい演奏をしてくるんじゃ」

そう言って,お尻を軽く叩いた。

「ぁぁぁあ……あ,ああ……いやぁぁっ……」

カァッと熱く疼く秘肉の中でバイブが暴れ回っている。この動きが実にいやらしい。たまらず倫子の下腹を押さえ,しゃがみこむのだが、喜一は身体を無理やり引き起こした。

「もうじき出番だ。観客の前で恥を晒してこい」

連日凌辱されたにも関わらず,輝くような黒髪を整え,身だしなみを整えた倫子は,女神のように美しかった。

だが,色事に通じたもののみが,倫子がすでに下半身が淫らに火照り,妖しい色気を振りまいていることに気付いただろう。倫子の流麗な眉がわずかにたわみ,理知的な唇が艶っぽく息を吐いた。

中に入ると,控室には,出番を待っている演奏者たちが静かに待っていた。

このシーンとした沈黙の時間が,倫子にとって辛かった。

「ぁぁああっ……感じたらだめなのに……はぁっ,感じちゃう……)

重蔵が強力と言っていただけあって,媚薬を塗られらオマンコやクリトリス,アナルがまるで自分の身体とは別のもののように絶えず刺激を求めて,疼くのだ。

それをバイブの振動で休みなく刺激されているからたまらない。アナルビーズの入れられた肛門もジンジンと疼いている。前後の粘膜のむず痒いような火照りが、相乗効果を発揮して、深雪の神経をひどく責め苛むのだ。

ビィイイイイイイインッッ  ビィイイイイイイイイイイイイインンッ

(ひぃいいっ……だめだめ……そんなに動かないで……)

喘ぐのを必死になって抑えるのを嘲笑うかのように,倫子の中で責め立てた。バイブによって狂おしいまでの疼きが一瞬解消され,快美な電流に頭が痺れさせるが,すぐにさらに強い疼きへと変わり,倫子を悩ませた。

ツゥーーーーーーーーーッッ

(は,恥ずかしい……)

くねくねと腰を揺すりたいのを必死に我慢する。

だが,ドレスの中では,意思とは関係なく秘部から太腿を伝って愛液が垂れていった。見えないはずなのに,感じていることがばれるのではないかと思うと,心臓がドクドクとうるさいくらいに高鳴る。それが,被虐を刺激するのか,さらに愛液を溢れさせるのだった。

「次は,34番の方お願いします」

係の出番の合図に救われた思いだった。



いよいよ今までの練習の成果を発揮するときがきた。倫子が舞台に登場すると,場内の空気がピーンと張りつめた。

今回前評判の高い有名な美人ピアニストとくれば,いやでも期待が高まる。目力のある美しい瞳に,整った顔立ち,スタイル抜群な上に綺麗なドレス。どれもが観客を魅了するのに十分だった。

それに加えて,どことなく顔が上気し,艶っぽく感じさせる。まさかドレスの下はノーパンで,しかも前後の穴に責め具を咥えこんでいるなどとは誰も思わないだろう。

審査委員席に座る喜一と重蔵だけはそれを知っていた。重蔵は,下卑た笑みを浮かべながら,小さな声で喜一の話しかけた。

「うししし。倫子のやつ,あんなに発情した顔しおって。粘っこいマン汁をたっぷり垂れ流してるに違いないわ。度しがたいマゾ女じゃ」

「その通りですね。きっともう何度か気を遣ってますよ。あれは。コンクールのあとは,たっぷり色責めにしてあげましょう」

「今から楽しみじゃわい。どんなマゾ演奏をしてくれるのかね」

そんな卑猥な会話をしている2人の隣で,審査委員長の檜山は,興味なさそうに欠伸をしていた。気になった重蔵は,

「喜一君。檜山委員長は,なんだかやる気がないようだが,大丈夫なんじゃろうな?」

さらに声を小さくして聞いた。ちらちらと桧山を見ている。

「以前話をしたときは,『いいんじゃない』っておっしゃってましたので大丈夫かと」

「そっかそっか。ならいいんだが。檜山さんの威光には逆らえんからの」

倫子は,美しい所作で一礼し,ピアノの前に座る。長い漆黒の髪がライトを受けてまばゆく輝き、その幻想的な美しさに誰もが溜め息をついた。

ビィイイイイイイイイイイイイインンッ   ビィィィイイイイイイインンッ

静まった空間の中で,倫子のオマンコの中だけが,狂ったように暴れている。緊張と興奮、羞恥と焦燥、さまざまな感情が混ざり合い,やがて激しい疼きとくらくらするような快感に押し流されていった。

白黒の鍵盤に触れた瞬間,強烈なアクメに襲われた。長い待ち時間を耐えに耐えた結果だった

(あぁぁぁっ……もう……だめ……ぁっ,ぁ,ぁああっ……い,いくっ……)

ガクンガクンという痙攣の中,一気に引き始める。

ただ数音。

それだけで,会場のすべての心は,倫子のピアノに心を奪われた。

そして,半分眠そうにしていた檜山の瞳が,妖しい色に変わる。

倫子のピアノから流れる音は,最初の出だしから情感のこもったものだった。荒れ狂うような曲調から苦しみもがく,胸を締め付けるような音色に変わる。

いつものコンクールではただただ美しく,模範的な演奏が,まつで別人のような情緒的な演奏に,観客は,あっという間に引き込まれていった。

絶頂したことによってさらに媚薬が,染み込んでいくようなそんな気がした。狂わしいほどの疼き。今すぐにバイブを握って,アクメを貪りたい感情に支配されていく。

(はぁぁっ……ぁああっ……また……また,いっちゃう……ぅうううっ……はぁああっ…)

火照った顔からは激しく鍵盤を叩たびに汗が舞い散った。暴れまわるバイブの激震に絶頂を合わせるように,身体を揺らした。

指が,身体が,死ぬほど練習した無意識の動きに,官能のスパイスを与えていく。

(ぁぁぁぁああああっ……ひぃいいっ……い,いくっ……いくいく……)

倫子は,曲想に取り憑かれたように,ピアノと一体となっていった。

何も聞こえない。何も見えない。あるのは,無意識の身体の動きに,本能を爆発させ,掻きむしりたいほどの欲情をピアノにぶつけていくことだけだった。

観客は,息をするのすら憚れるように,舞台の上の演奏に酔いしれていた。かつて聞いたことのないほどの情熱的で,そして誰もマネのできない妖艶さにただただ感動するのみだった。

それは,最前列の審査委員席でニタニタ笑っていた喜一と重蔵も同じだった。

「おいおい。まさかここまでやるとはな。わしも予想外じゃったわ。普段の演奏よりうまいわい」

「倫子は根っからのドMですからね。きっとバイブ突っ込まれた方が本調子になるんですよ」

そこへ,一人の男が会話に割って入ってきた。

「へぇ~,ドMなんですね。そうだとしても審査中にする会話とは思えませんが」

檜山の一言に,重蔵と喜一は一瞬で凍り付いた。

「す,すみません。失言でした」

そう言って,隣に座る喜一は,平謝りした。檜山は,それを一瞥すらせず,舞台の演奏者を食い入るように見つめていた。

吸引バイブの吸う部分が,絶えず陰核を刺激している。高性能な機械は,急に陰核を強く吸い始める。

(はぁぁああっ……だめ……ぁああっ……感じちゃう…)

大胆に鍵盤を叩く。

半開きにした口から涎を垂らし始めると,ふいに吸引が弱くなり,焦らすような吸引に変わる。すると,身体が,ガクガクと揺れる。それが,ランダムな動きで倫子を狂わせ続けるのだった。

五千人以上の観客の視線が,自分に集中しているのを感じる。

『バイブを突っ込んで狂いやがって。本当は,おまえの本性を晒したいんだろう』

(ああああっ……もう……狂っちゃう……ぁぁんんっ…)

『知ってるんだよ。何もかも脱ぎすぎててオマンコを掻きまわしたいことを。オレらが見てやるよ。』

(み,見ないで……恥ずかしいの……でも,どうしてこんなに感じちゃうの……)

『何が天才ピアニストだ。ただの変態で淫乱なメス犬だろうが。そんなきれいなドレスもおまえには不要だ。裸で演奏しろよ』

(ごめんなさい……変態でごめんなさい……ぁぁああ……裸なんて……もうだめぇ……)

観客がそう言って,自分を嬲っているように感じるのだ。それが,たまらなく気持ちよく,もっと淫らな自分を見て欲しいと願ってしまう。

今もまた汗をびっしょり流しながら,小刻みに痙攣し,快感を全身で表していた。

楽曲は全体で30分間の長さ。最後の佳境へと入り,観客をまだ見ぬ感動へと導いていく。

熱病に犯されたように,さらに動きが大きくなりフォルテッシモへ。

(ぁぁぁあああっ……くる……もっと……大きいのが…きちゃう……)

荒れ狂う快感の大波がすぐ目の前まできているのを感じた。その怒涛のような激流を,身体からピアノを通して,音へと響かせていった。

ガクガクガクと全身が揺れる。全身を振り絞り,溜まりに溜まった熱いマグマを一気に爆発させた。

(あああああっ…いく……い,いく……ぅぅぅうううっ……ぁぁぁあああああああああーーーーーー)

観客の心にダイレクトに伝わる震えるような興奮と感動。

終わった後,会場はしばらく静寂さに包まれた。魂が抜かれたように,目の前で行われた信じられない演奏に酔っていた。ピアノの前では,力尽きたように倫子は,ぐったりしている。

やがて,スタンディングオベーションによる盛大な拍手が起こった。誰もが,感動し,演奏の素晴らしさを讃えていた。

そんな中,喜一と重蔵は,驚愕した。檜山が,一緒になって立って,拍手をしているのだ。何度か一緒に審査員をしたことがあるが,一度たりとも拍手をしているところを見たことがない。それが,宝物を見つけたように目を輝かせているのだ。

2人は,これで倫子が,第一位をとったことを確信するのだった。






「大丈夫ですか,園田倫子さん?」

感動して観客と一緒になって拍手していたスタッフが,ふらふらと歩いてくる倫子を心配して周囲に集まってきた。

「……だ,大丈夫です。演奏に集中し過ぎたみたい」

美貌を真っ赤に火照らせるものだから,ゾクゾクするような色気を感じる。だが,それ以上に先ほどのあまりの素晴らしい演奏に,倫子が神々しく映った。

「感動的な演奏に思わず涙が出てしまいました。素敵な演奏をありがとうございます」

「ぼくもです。これほどの演奏を生で聞けてぼくは幸せです」

スタッフ達の手放しの賞賛に,気恥ずかしさを感じながら,今までにない高い評価を受けているのを肌で感じた。まさかあんな状態で弾いた演奏が,これほど人を感動させるとは思っていなかったのだ。

しかし今はそれどころではなかった。ふらつく足取りで人気のない所へ向かった。確か会議室が並ぶ最上階は,ほとんど人がいなかったはずだ。

早く誰も人がいないところへ行きたい。そして指でぐちゃぐちゃに膣のなかを掻きまわして,何度でもイキまくるのだ。

(オマンコいじりたい。ああ,掻きむしりたい。それからお尻にも指を突っこんで,入れたり出したりしたい。すごくいい。ああ、きっとすごくいいわ)







心のなかで狂ったようにそう呟きながら最上階へ辿り着いた。思っていた通り人気はなかった。予想外のただ一人の男を除けば。

そこには,まるで支配者のように人を圧倒するような風格を漂わせながら,檜山が立っていた。何人も逆らうことは許されないような雰囲気に,倫子は思わず立ち尽くしてしまう。

パチパチパチ

驚いたことに,朝の無関心な様子とは打って変わって,感嘆に耐えないといった感じで檜山が拍手した。

「素晴らしい演奏でした。朝園田さんに大変失礼なことを言いましたので,すぐにお詫びをしなければならないと思いました。今後のことも含めて,今少し話す時間をくれませんか?」

そう言って,会議室の一室の鍵を開け,さっさと入ってしまう。断るなど許さないということだろうか。

倫子は,急いで跡を追った。今は,差し迫った媚薬とバイブの猛威をなんとか解消したいのだ。悠長に話をしている場合ではない。

「す,すみません。あの今少し体調が悪くて,後にしてもらっていいでしょうか」

「それならば,そこに大きなソファーがあります。そこで休んだらいいですよ。必要でしたら,すぐに医者をお呼びします」

と,全く意に介した様子がない。それどころか,倫子が部屋に入ると,内鍵をかけてしまった。

「どうして鍵をかけるのですか?」

いいようもない危険を感じた。檜山の瞳が妖しく揺れてる。

「他の人には聞かせられない話をするのでね。少しの時間だけ鍵をかけさせてください。さぁ,早くそこのソファーに座ってください」

倫子は,仕方なく豪華なソファーに座る。どうやらこの部屋は,VIP用の部屋らしく,どれもが豪華だ。ソファーもゆっくり寝られるほど大きく,座り心地もいい。

「話というのは何でしょう?それよりも,檜山さんは審査委員長でしょう?こんなところにいていいんですか?」

「審査は気にしないでください。すでに第一位は決まっていますし,あとのことは他の審査員に任せていますので。それよりも,まずは,あなたの悩みを解消しましょう」

(悩み……?)

檜山に悩みと言われて,心臓が止まるのではと思うほどドキっとした。下半身は,すでに限界なほど熱いのに,上半身はさぁっと青冷めていく。

「そう恐い顔をしないでくださいよ。せっかくの美貌が台無しだ。結論から言いましょう。現在審査副委員長をしている勝目重蔵さん,審査員の吉田喜一さんの両名は,このコンクール後音楽界から永久に追放します。それから,警察に詳しいことを報告し,近日中に逮捕されることでしょう」

倫子は,話をしながらますます顔色が悪くなっていった。額からはうっすらと冷や汗が出ている。檜山は,倫子の状態をじっと観察するように,クールな瞳で見つめている。

「容疑は,女性に対する性的暴行です。これまで多くの女性に対して,無理矢理襲って乱暴してきました。もちろん証拠も揃っています。容疑は免れないでしょうね。何だか様子がおかしいですが,どうかしましたか?」

「い,いいえ」

口の中がカラカラに乾く。ほっと安心する反面,なぜか不安が消えない。

「あっ,もちろんその女性の中にあなたも入っていますよ。園田倫子さん」

檜山からまるで犯人に指名されたように心臓が凍り付いてしまう。身体がガクガクと震える。

「園田さん。安心してください。あなたのことは,決して警察には言わないし,他言もしません。僕だけの秘密です。保証しますよ。それじゃ,あともう一つの悩みを解決しないとですね」

そう言って,にこっと微笑む。じっと檜山の瞳を見ていると,吸い込まれそうなほどに美しい。黒目でも似合うが,グリーンなら漫画の主人公のように映えそうだ。

「もう一つ…ですか?」

「そうですよ。もう一つです。オマンコにバイブ突っ込んでるだろう?遠慮しないでいいから,オレの目の前でオナるんだ」

頭の中が,真っ白になった。まさかとは思っていたが,本当に気付いていたとは。あまりの恥ずかしさに顔が真っ赤になる。

「できるわけないでしょう。そんなこと」

そう。できるわけがない。人前でそんな恥ずかしいことをするなんて絶対にありえない。

ありえないのだが,媚薬に犯された前後の穴に責め具が,正常の判断を喪失させていく。とろけた性感は限界まで達していた。媚薬と愛液でドロドロにただれた粘膜を早く指でかきまわさないと、今にも発狂してしまいそうだった。

檜山は,ソファーから立つと,倫子座るソファーの後ろへ周り,倫子の背中側から耳元で囁いた

「演奏中もたくさんの観客の前でイキまくってたもんな。見られるのが好きなようだから,オレが見ててあげるよ。」

「あぁぁ……」

「本当は,観客の前でオナニーしたかったんだろう?君は,真性のマゾなのさ。自覚しろよ。今もしたくてしたくてたまらないのさ」

言葉で嬲られ,酷い言葉が胸に突き刺さっていく。次から次へと言葉のシャワーのように,倫子を責め立てる。

「ぁぁぁっ……や,やめて……ひどいこと…はぁっ……言わないで……はぁ,はぁ………」

倫子の息が次第に荒くなってくる。目がトロンとして,口が半開きになり,まるで男を誘うように艶っぽく吐息を吐いた。

「もう感じたのか。ほら,早くドレスを捲って足を開くんだよ。倫子」

いきなり呼び捨てで名前を呼ばれて,一瞬目眩がした。気付いたらドレスを少しずつ捲っていた。

「本当はぐっしょり濡らしているところを見せたいんだろう。オマンコに入っているバイブをぐちょぐちょ弄らせてやるよ。きっとすごく気持ちいいぜ」

「ああああ……だめ……だめなのに……はぁ,はぁ……ぁああっ……」

まるで暗示をかけるように囁く熱い吐息が耳にかかる。抑えきれない感情によって,自分の身体が自分のものでないように,動かされていった。

ドレスが完全に捲れ上がると,オマンコに深々と埋め込まれたバイブがついに姿を現した。バイブが絶え間なく振動を繰り返している。

(どうして……だめなのに……)

倫子は,自分の行動に戸惑いながらも,抑えることができないでいた。

「もうぐっしょり濡れてるじゃないか。ドレスにまでこんな垂れ流して……うん?アナルまで好きなのか。くくく。いいよ。火照ったあそこをいじってあげなよ」

肛門に深々と埋めこまれたアナルビーズまでも見つけられてしまう。

檜山の熱いまでの視線を感じる。恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がない。それなのに,ゾクゾクするような被虐心に刺激され,身体の奥底がマグマのように熱くなり,今にも噴き出てきそうなのだ

「はぁっ……はぁっ……だめ……だめなのに……」

倫子は,吸引バイブを掴み,とうとう上下に動かし始めた。

「ぁぁぁああああっ………」

とてつもない衝撃。めくるめく快感。かつてこれほどの快楽を味わったことがあっただろうか。

ピアノコンクールで絶えず続く性の衝動に耐え,そして今美しい男性の前で自分の最も恥ずかしいところを晒してしまうという異常な状況に,頭の芯まで痺れてしまっていた。

それが,今解放されたように快楽を貪り始めた。バチバチと頭の中で火花が散り,秘部に埋められたバイブを深々と突き刺していく。

「ひぃいいいっ……いいっ……気持ちいい…ぁあああっ……すごい,すごい……」

「うわぁ。激しいね。どん引きだよ。いつもそんなに激しいのかい」

「ぁぁぁぁっ……ち,違う……はぁああっ………く,薬を………うんんっ,ぁあああっ……」

「はいはい。淫乱な倫子はいつもこんなオナニーなわけね。すごいね。愛液が飛び散ってるじゃないか」

檜山の言葉に面白いように反応していく。言葉で責められるたびに,身体をピクンピクンと震わせ,バイブで嬲る動きが激しくなった。

「ち,違う……薬,薬……・あ,あん,あああっ……はぁああっ……いいっ……もう……ぁぁぁあああああ……」

「もうイッちゃったんだ?さっきの演奏にオレは感動したんだよね。なんて素敵な演奏するんだろうってね。それが,バイブ咥えて演奏してたなんてみんな知ったら呆れてしまうよ。天才ピアニストの正体は実はオナニー狂いの変態ドMでしたって,言ってもいいんだぜ」

「いやぁ……は,恥ずかしい……ぁあああっ……お願い……うぅうううん……・い,言わないで……」

「みんなに言って欲しそうな顔して言われても説得力ないな。くくく,さらに激しくなっているじゃないか。ドMの倫子ちゃんは,いじめられると歓ぶド変態だったもんな。」

「はぁ,はぁっ,はぁっっ………い,言わないで……ぁあああっ……どうして……どうしてこんなに気持ちいいの……」

「それは,おまえがドMのメス犬だからさ。いじめられて歓ぶ変態なわけ。」

「ち,違う……あぁぁぁぁっ……違う,違う………ぁぁぁああっ……また……」

倫子は,取り憑かれたようにオマンコを嬲る。溢れた愛液でソファーは,びっしょり濡れていた。辺り憚らず喘ぐ声は部屋中に響き渡った。

檜山は,ゆっくり歩いて,部屋の内鍵を開け,ドアを大きく開いた。倫子の背中側のため分からないが,喘ぎ声が廊下まで響いている。そして,また倫子に近づいていく。

「違わないよ。倫子はオレに支配されたいのさ。だからそんなに感じるのさ。」

否定したいのに否定できない自分がいた。檜山の言葉一つ一つが心地よい。酷い言葉を浴びせ続けているのに,恍惚として歓んでいる自分がいるのだ。

「はぁぁぁっ……ち,違うわ………ぁぁああああっっ……ぅぅぅぅ……」

全身がピクンピクンと痙攣し,ガクガクと腰が揺れる。連続絶頂ですでに青息吐息だ。顔はだらしなく緩み,口端からタラリと涎を垂らしている。発情した表情は,ためいきの出るほど艶めかしかった。

「またイッちゃったのかい。本当に我慢のできないメス犬だな。しょうがないからオレが倫子の飼い主になってやるよ。うれしいだろう?」

(飼い主………檜山さんが………)

朦朧とした頭の中で,いろいろなワードが刻まれていく。檜山がご主人様として調教されることになったらと思うと,ゾクゾクした火照りに体の芯が痺れてしまうのだ。

ふいにバイブを操る倫子の手の上に檜山の手が重なった。そして,オナニーを補助してやるというかのように,倫子の手を通してバイブを突き始めた。

「ひぃいいっ……ぁぁっっ……う,うれしい……うれしいです…はぁぁぁっ……」

「どっちがだよ。オレがご主人様になるのがうれしいのか,こうされるのがうれしいのかはっきり言うんだ」

檜山は,じゅぼっじゅぼっと容赦なく突いてくる。

やはり,自分でしているときと全く感じ方が違うのだ。一突きされるごとにバチバチと頭の中に火花が散る。

「ひぃ,ひぃいっ……どっちも…どっちもです……ぁああっ……感じちゃう……」

檜山は,倫子の正面に動いた。倫子がゆっくりと見上げると,霞んだ瞳の先に神々しいまでに美しく男性がそこにいた。一瞬で心が奪われ,すべてを投げうって跪きそうになる。妖しい瞳に,心が吸いこまれていきそうだ。

「なら『よろしくお願いします,檜山様。これからこのメス犬を可愛がってください』って挨拶しろよ。奴隷の礼儀だろう?」

「……は,はい………はぁんっ……ぁ,ぁあっ……よろしく……お願い…します……んんっ……檜山……様………このメス犬を……はぁああっ……かわいが……ってください……いぃいいいっ……」

檜山のもつバイブがグリグリと押し込んでいくと,たまらず絶叫を上げ,背中を反り返らせた。艶のある長い髪が,空に舞った。

マゾの悦楽がごうごうと激流のごとく身内を駆け巡る。涎を垂らし,自分がただのメス犬に堕とされたことに,悦びを感じていることを自覚してしまう。

「お尻にもいいのをつけてるじゃないか。ここも開発しないとね」

そう言うと,お尻の穴から出ているアナルビーズをぎゅっと握った。

そして,ぎゅっと引っ張る。

すると,アナルに入っていた大きな球が一個,締め付ける括約筋を擦りながら出てきた。[[rb:眩暈 > めまい]]がするほどの強烈な快感が全身を走った。

「ひいぃいっ……ぁぁあああっ……そこだめ……感じすぎる……あぁぁぁっ……」

そして一個,また一個と引っ張って抜いていく。すると,狂ったのかと思うほど頭を揺さぶり,全身が揺れた。

「お尻がそんなに気持ちいいんだ。調教し甲斐があるよ」

「はぁぁぁっっ……いいっ……気持ちいい……檜山様……檜山様……ぁぁあああっ……また……また,いっちゃいます……」

これまでの絶頂とは比較にならない大きな津波が襲ってきた。両足を踏ん張り,足先を反らして力を入れた。

「檜山様。失礼いたします。さきほどコンクールの審査が終わりまして,今から表彰式になります。檜山様も御移動をお願いします」

ドアから突然事務的な女性の声が聞こえた。どうやら檜山の秘書が呼びに来たようだ。

思いがけない声に,倫子は走り出した暴走を止めることはできなかった。見知らぬ女性の前で,淫らな声を出しながら,バイブを突っ込まれて駆け上った。

「ほら,いっちゃえよ」

檜山は,深く挿入したバイブをさらに奥までグリグリし,アナルビーズを一気に引き抜いた。連なった球が次々とアナルを快楽地獄へと[[rb:誘 > いざな]]う。

「いやぁぁああーーーーーだめだめ……い,いくぅーーーーーーいっちゃうぅううううーーーーーーひぃいいっ……」

呆れたように見つめる秘書の前で,断末魔の声を上げた。侮蔑のこもったような冷たい目が,霞んでいく瞳に映り,禁断の快楽へと堕ちていった。

きっと味わっていけない果実。決して許されざるものであり,人としての尊厳を奪うもの。それがいかに人にとって甘く,うっとりするほど心地いいいものかを骨の髄まで味わったのだった。

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