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2014年

リンダライトエッセイ大賞、「アオイホノオ」、読者の感情移入と共感について

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リンダライトエッセイ大賞
http://lindapublishers.com/essay(リンク切れ)


 7/31(木)24:00が「リンダライトエッセイ大賞」の締切でして、何とか応募原稿を送りました。

 内容的にはこのエッセイでも触れた「忍耐力」についてですが、個人的な自分の人生を振り返った経験談から成功法則を導きだせないかと思って書きました。


恐妻家の偉人たちの言葉が深い、女性心理の謎について/35歳からの非モテの婚活と国際結婚
http://ncode.syosetu.com/n8290ca/8/

非モテの婚活スキルアップ方法、ひとりで悩まず周りを巻き込む/35歳からの非モテの婚活と国際結婚
http://ncode.syosetu.com/n8290ca/9/


 先日、日本での結婚式を無事終えて、婚活のエッセイなど更新していました。
 人間、周りの協力や力なくして、生きていけないのではないかと最近は思います。

 会社だって自分が全部できる訳ではないし、家族の協力なくして生活もままならないしね。

 小説家というのも、読者の支持なくして売れないですし、自分が面白いと思って書いて、それを読者も面白いと思ってくれて、はじめて作品を書き続けられるんじゃないかと思います。



小説をパクられたあげくオリジナルの方を消してもらえませんか?と言われた - http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/700047(リンク切れ)


 こういう記事が「はてなブックマーク」で人気記事になってまして、自分で小説書くのが好きで面白いから→小説家になる訳で、人に認めてもらうために小説家になるというのは、何か違うような気もします。

 でも、人に認めて欲しい、自分の小説を読んでほしいという気持ちは誰もが持ってるので、それも仕方ないかとも思います。人間の欲求としては正しいのでしょうね。



アオイホノオ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%9B%E3%83%8E%E3%82%AA


 漫画家の島本和彦の原作の「実写TVドラマ」(フィクション)なのですが、漫画家志望の主人公のライバルとして、ガイナックスの山賀さんや庵野監督のエピソードが出て来たりしています。

 これが結構、面白いです。天才に囲まれてショックを受けてばかりの普通?の主人公がクリエーターの苦悩を一身に背負ってるので、そのあたりが共感を呼びますね。
 


 この読者の共感と感情移入しやすい主人公やキャラクター設定というのが、小説作品の要なのだと最近は思います。

 ラノベの主人公が何故、13歳前後であり、学校が舞台になりやすいのか?ですが、西尾維新さんなどは徹底してるし、物語シリーズ、伝説シリーズなどはそこは完全に押さえていますね。他の傾向の作品もありますけどね。

 「小説家になろう」の作品が一般の作品と比べて上手いかどうかは分からないですが、非常に読みやすい、読者が感情移入、共感しやすいのは、今の時代の若者の感性がそういうものだからというのが理由だと思います。

 今の時代はいろんな意味で行き詰ってるし、若者が夢を抱けるような環境にはありません。

 できれば、一度、死んでどこかに転生したいと思いますよね。
 人生をリセットして、有利な条件でやり直したいと思います。

 「ソードアート・オンライン」の主人公は、「ビーター」と呼ばれて、βテストの際にオンラインゲームに参加していて、他のプレイヤーより有利な条件でデスゲームを生きぬいて力をつけていきました。

 なぜ、「なろうの作品」がチートや特別な能力を主人公が与えられるか?という理由は、そういう、今の若者の心理に沿ってる訳です。共感する人が多い。

 今の六十歳以上の人々は年金逃げ切り世代で、若者と比較しても、死ぬまで安楽な暮らしができる年金をもらうことができます。

 それはオンラインゲームでいえば「チート」ですし、「既得権益」ということもできます。それらの世代は苦労もしただろうけど「ビーター」と言えなくもないのです。



 小説作品というのは一種の現実逃避の形で、皆さんも体験してると思いますが、「うつ病気味の時の方が作品を上手く書ける」んじゃないかと思います。

 僕は何かに煮詰まっている時とかに、その感情を解放したり、ある種、心の治療の一環として小説を書いたりします。

 リア充の時とか、現実が楽しければ、ひとりで小説など書かないと思います。

 小説の世界は陰陽でいえば、陰に当たるし、人間心理の暗黒面を映し出す鏡のようなものです。理性でなく、感情の世界です。

 その辺りの人間の心理を踏まえて、小説を書けるかどうか?が、新人賞の審査員も含めた、読者の心を捉えられるかどうかに繋がっていくと思います。

 
 
 それはともかく、ゲームの世界も実は逃避ですし、異世界はもろに逃避の世界ですね。

 僕も婚活に行き詰った時は、スキューバダイビングやってましたし、ブラウザ三国志というゲームの世界にはまってましたね。

 高知の柏島辺りで、黒潮に乗ってやってきて、もう帰れなくなる熱帯魚を見てたし、100人ぐらいで同盟を組んでゲームやったりしてましたね。

 これはどういうことかというと、こういう現実逃避によって心の傷を癒して、人間は現実の世界で生きていく力を得るのだとと思います。

 だから、こういう世界も世の中に必要だと思います。

  
アイリッシュ・スナイパー 作者:鰤/牙
http://ncode.syosetu.com/n1278ce/


 この作品読んでたら、感情移入しやすいというか、ゲームの世界にどっぷりつかれたりしました。

 こういう作品が書けたらなあ、ゲームというか、もう少し他の新機軸の世界観が作れたらいいなあと思いました。

2014年前半の活動のまとめ、成果
http://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/946546/

 今のところ、こんな感じで新人賞、エッセイなどに投稿しています。

 次回は「小説家になろう」とか、新人賞やエッセイの応募のお話でもしていきます。

 






(あとがき)


太りたくなければ、体の「毒」を抜きなさい! (単行本) 単行本 2017/11/17 賀来 怜華  (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4837927068/

人工甘味料は「カロリーオフ」でも肥満になる『太りたくなければ、体の「毒」を抜きなさい!』著者賀来怜華が、アマゾンキンドル電子書籍ストアにて配信開始
https://www.dreamnews.jp/press/0000166262/


 6月に健康診断があり、たぶん、最近、体重戻ってしまってるので、怪我してたので運動もしてなくて、普段はオールAなんだけど、腎臓とかの数値、脂肪などがC、D評価に落ちてると思う。

 ダイエットすると途端に数値がオールA(最高評価)に戻るんだけど、僕の最大の不健康要因は太りすぎだと思う。

 なんですが、筋肉も多くて脂肪も多い相撲取りタイプなんで、ちょっと鍛えると健康体というか、そこが非常に謎というか、結局、50歳まで全く病気が無いという実績はある。

 ただ、太り過ぎが最大の病気(未病)であって、スポーツジム再開するかなとか(現状、月一回のヨガのみ)、ダイエット、2日ぐらいの断食、デトックスに取り組もうかと思ったりしてます。

 
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