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第28話
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「セシリナ! 綺麗だよ、とても似合っている」
「エリオス殿下……」
「可愛い……本当に可愛い。どうしよう……誰にも見せないで閉じ込めておきたい」
王太子殿下の婚約を祝うパーティー当日。
私を迎えにやって来たエリオス殿下は私の装いを見るなり褒めだした。
「な、何を言っているのですか……?」
「だって今日は一目で僕のパートナーだと分かる装いとなっているんだよ? 可愛くて似合ってるなんて最高だ!」
婚約発表を控えている今日の私達はペアになる装いとなっていて何だか照れくささと嬉しさが入り交じったような気持ちだった。
《でも、複雑なんだよ。セシリナはこんなにも綺麗で可愛い! と皆に自慢もしたいけど、知ってるのは自分だけにしておきたいなんて気持ちもあるんだ》
《セシリナによこしまな気待ちを抱く奴だって出てくるかもしれないし》
私の肩に手を回したエリオス殿下から聞こえてくる心の声も相変わらずだった。
「……エ、エリオス殿下は本当に私の事が好きなんですね」
「そうだよ? まだ伝え足りない?」
《どうしたのかな? 》
《そうだなぁ……ならいっその事、身体でもっと愛をー……》
「いえいえいえ! 充分ですから!!」
「そう? 残念だな」
《あぁ、今すぐセシリナを抱き締めたい》
《化粧が落ちなければキスだってしたいのに》
「……!!」
私のうっかり発言のせいでエリオス殿下が本気で迫って来そうで……困った。
そんな中、パーティーは和やかに開催されていた。
ギルディス殿下がエンジューラ様に惚れ込んでいるのは有名だったらしく、みんな無事に結ばれてよかったね、と言った祝福の声ばかりが飛び交っていた。
「あぁ、エリオス殿下! そちらが……」
「そう。僕の婚約者、セシリナ・バルトーク伯爵令嬢だ」
「セシリナ・バルトークと申します。よろしくお願い致します」
エリオス殿下に挨拶に来る人も多いのでその度に私は婚約者として挨拶をしていく。
「いやー……恋人だと公言されていた時から、このままもしや……とは思いましたが婚約されるとは」
「奔放な王子がねぇ……1人に絞れるんですかね?」
「噂の絶えない二人だ、どうなる事やら……」
恋人として振舞っていたおかげで、婚約相手が私である事の驚きは無さそうだけど、最初から上手くいかないだろうって目で見られるのはちょっとだけ堪える。
(でも、こればっかりは仕方ないもの)
長年、薄気味悪い令嬢と言われて来たのだから、すぐに払拭出来るなんて私も思っていない。
だから、これからの私を見てもらうのよ!
そう改めて決心する。
「ご心配どうも。ですが僕は彼女に惚れ込んでいるので、もう他の女性はいりません。真実の愛ってあるんですね」
エリオス殿下はようやく見つけた真実の愛とやらを売りにしていく方向にしたらしい。
「彼女の可愛さは僕だけが知っていればいいと思っていますからね」
奔放な殿下らしく軽い口調で言っているから周りには分からないでしょうけど……この言葉が嘘では無いから凄いわ。
エリオス殿下の有無を言わせない圧力で嫌味を言っていた人達も次々と黙り込む。
「全く何を堂々と惚気けているのだ」
ちょうどその時、後ろからそんな声が聞こえたので慌てて振り返ると、そこには本日の主役でもあるギルディス殿下と婚約者のエンジューラ様がいた。
「……エリオス。鼻の下が伸びてるぞ。デレデレではないか……まぁ、気持ちは分かるが」
「兄上!」
「こんなに浮かれたお前が見られるとはな」
「……浮かれてる?」
「無自覚か!」
エリオス殿下の反応に、ギルディス殿下がやれやれと呆れた声で呟いたのが聞こえた。
エリオス殿下とギルディス殿下は何やら込み入った話があるのか、そのまま何やら話を始めてしまった。
取り残された私は殿下の隣にいた令嬢……エンジューラ様が気になってしまい、そちらに視線を向けるとバッチリと目が合った。
実は、私がギルディス殿下の婚約者であるエンジューラ様にお会いするのは今日が初めてだった。
「初めまして、かしら? エンジューラ・アドレイドです」
「はい、初めまして……セシリナ・バルトークです。婚約おめでとうございます」
「ありがとう。でも、それはセシリナ様も同じでしょう? おめでとう」
「ありがとうございます」
(すっごい美人! ギルディス殿下が惚れ込んでいたと言うのも分かるわ……!)
と言うよりお姉様とは真逆なタイプだわ。
……お姉様が選ばれなかったのは性格云々より、そもそも外見もギルディス殿下のタイプでは無かったのでは……
なんてついつい思ってしまった。
「だけど会えて嬉しいわ。ずっと会ってみたいと思っていたの」
「私に……ですか?」
「えぇ、だって……」
エンジューラ様はふふふ、と微笑んで言った。そんな仕草も美しい。
「エリオス殿下がベタ惚れだという話なんですもの」
「ベタ……惚れ」
思わず顔が赤くなる。
どうしてもこういうのは慣れなくて困るわ。
「まぁ、可愛い! セシリナ様ったら可愛い反応!」
「え!?」
「エリオス殿下もこういう所に惚れ込んでいるのかしらね」
エンジューラ様はそんな事を言いながらギルディス殿下と話し込んでるエリオス殿下をチラリと見る。
「エリオス殿下の婚約の話を聞いてギル様、とても嬉しそうだったの。知ってるかしら? あの方ってね、ああ見えて弟バカなのよ」
なんてクスクスと笑いながら口にするエンジューラ様もギルディス殿下の事を愛しそうに想っている顔をしていた。
心の声を聞かなくても分かるわ。
(お似合いの二人だわ……やっぱり王太子殿下とエンジューラ様の間に入ろうなんて無謀な事なのよ)
ふとお姉様の顔が私の頭の中に浮かんだ。
そう言えば、お姉様は大人しくしているかしら……
「……マリアン様」
「え?」
「セシリナ様ってマリアン様の妹さんなのよね?」
「は、はい」
まさに丁度、お姉様の事を考えていたから驚いた。
そうよ……お姉様は、エンジューラ様に対して酷い事をしていたはず。
良い印象は無いわよね。
「ねぇ? 私、マリアン様は今日招待されていないとギル様から聞いていたのだけれど」
「え……あ、はい。そうです」
確かに…… 今日の招待状にお姉様の名前は無かった。
お父様は「謹慎させている事が伝わっているのだろうか?」と、首を傾げていたけれど。
(王太子殿下が拒否したからだと思っていたけれど、やっぱりそうだったんだわ)
冷静に考えればそんなの当たり前。
殿下の立場にたって考えたら、自分が病んでしまうくらいの事をする人間を呼んでパーティーをぶち壊されたら冗談じゃないもの。
それに、お姉様が謹慎中な事もエリオス殿下から聞いていたのかもしれない。
「そうよね……なら、あれは誰かしら? 他人の空似……では無いわよね?」
「?」
エンジューラ様の様子がおかしいので、その視線の先を辿る。
「!!」
私は自分の目を疑った。
(嘘でしょう!? どうして……!)
私達が向けたその視線の先で、ちょうど会場に入って来たのは……
どこからどう見ても、家で謹慎しているはずの私のお姉様にしか見えない令嬢だった。
「エリオス殿下……」
「可愛い……本当に可愛い。どうしよう……誰にも見せないで閉じ込めておきたい」
王太子殿下の婚約を祝うパーティー当日。
私を迎えにやって来たエリオス殿下は私の装いを見るなり褒めだした。
「な、何を言っているのですか……?」
「だって今日は一目で僕のパートナーだと分かる装いとなっているんだよ? 可愛くて似合ってるなんて最高だ!」
婚約発表を控えている今日の私達はペアになる装いとなっていて何だか照れくささと嬉しさが入り交じったような気持ちだった。
《でも、複雑なんだよ。セシリナはこんなにも綺麗で可愛い! と皆に自慢もしたいけど、知ってるのは自分だけにしておきたいなんて気持ちもあるんだ》
《セシリナによこしまな気待ちを抱く奴だって出てくるかもしれないし》
私の肩に手を回したエリオス殿下から聞こえてくる心の声も相変わらずだった。
「……エ、エリオス殿下は本当に私の事が好きなんですね」
「そうだよ? まだ伝え足りない?」
《どうしたのかな? 》
《そうだなぁ……ならいっその事、身体でもっと愛をー……》
「いえいえいえ! 充分ですから!!」
「そう? 残念だな」
《あぁ、今すぐセシリナを抱き締めたい》
《化粧が落ちなければキスだってしたいのに》
「……!!」
私のうっかり発言のせいでエリオス殿下が本気で迫って来そうで……困った。
そんな中、パーティーは和やかに開催されていた。
ギルディス殿下がエンジューラ様に惚れ込んでいるのは有名だったらしく、みんな無事に結ばれてよかったね、と言った祝福の声ばかりが飛び交っていた。
「あぁ、エリオス殿下! そちらが……」
「そう。僕の婚約者、セシリナ・バルトーク伯爵令嬢だ」
「セシリナ・バルトークと申します。よろしくお願い致します」
エリオス殿下に挨拶に来る人も多いのでその度に私は婚約者として挨拶をしていく。
「いやー……恋人だと公言されていた時から、このままもしや……とは思いましたが婚約されるとは」
「奔放な王子がねぇ……1人に絞れるんですかね?」
「噂の絶えない二人だ、どうなる事やら……」
恋人として振舞っていたおかげで、婚約相手が私である事の驚きは無さそうだけど、最初から上手くいかないだろうって目で見られるのはちょっとだけ堪える。
(でも、こればっかりは仕方ないもの)
長年、薄気味悪い令嬢と言われて来たのだから、すぐに払拭出来るなんて私も思っていない。
だから、これからの私を見てもらうのよ!
そう改めて決心する。
「ご心配どうも。ですが僕は彼女に惚れ込んでいるので、もう他の女性はいりません。真実の愛ってあるんですね」
エリオス殿下はようやく見つけた真実の愛とやらを売りにしていく方向にしたらしい。
「彼女の可愛さは僕だけが知っていればいいと思っていますからね」
奔放な殿下らしく軽い口調で言っているから周りには分からないでしょうけど……この言葉が嘘では無いから凄いわ。
エリオス殿下の有無を言わせない圧力で嫌味を言っていた人達も次々と黙り込む。
「全く何を堂々と惚気けているのだ」
ちょうどその時、後ろからそんな声が聞こえたので慌てて振り返ると、そこには本日の主役でもあるギルディス殿下と婚約者のエンジューラ様がいた。
「……エリオス。鼻の下が伸びてるぞ。デレデレではないか……まぁ、気持ちは分かるが」
「兄上!」
「こんなに浮かれたお前が見られるとはな」
「……浮かれてる?」
「無自覚か!」
エリオス殿下の反応に、ギルディス殿下がやれやれと呆れた声で呟いたのが聞こえた。
エリオス殿下とギルディス殿下は何やら込み入った話があるのか、そのまま何やら話を始めてしまった。
取り残された私は殿下の隣にいた令嬢……エンジューラ様が気になってしまい、そちらに視線を向けるとバッチリと目が合った。
実は、私がギルディス殿下の婚約者であるエンジューラ様にお会いするのは今日が初めてだった。
「初めまして、かしら? エンジューラ・アドレイドです」
「はい、初めまして……セシリナ・バルトークです。婚約おめでとうございます」
「ありがとう。でも、それはセシリナ様も同じでしょう? おめでとう」
「ありがとうございます」
(すっごい美人! ギルディス殿下が惚れ込んでいたと言うのも分かるわ……!)
と言うよりお姉様とは真逆なタイプだわ。
……お姉様が選ばれなかったのは性格云々より、そもそも外見もギルディス殿下のタイプでは無かったのでは……
なんてついつい思ってしまった。
「だけど会えて嬉しいわ。ずっと会ってみたいと思っていたの」
「私に……ですか?」
「えぇ、だって……」
エンジューラ様はふふふ、と微笑んで言った。そんな仕草も美しい。
「エリオス殿下がベタ惚れだという話なんですもの」
「ベタ……惚れ」
思わず顔が赤くなる。
どうしてもこういうのは慣れなくて困るわ。
「まぁ、可愛い! セシリナ様ったら可愛い反応!」
「え!?」
「エリオス殿下もこういう所に惚れ込んでいるのかしらね」
エンジューラ様はそんな事を言いながらギルディス殿下と話し込んでるエリオス殿下をチラリと見る。
「エリオス殿下の婚約の話を聞いてギル様、とても嬉しそうだったの。知ってるかしら? あの方ってね、ああ見えて弟バカなのよ」
なんてクスクスと笑いながら口にするエンジューラ様もギルディス殿下の事を愛しそうに想っている顔をしていた。
心の声を聞かなくても分かるわ。
(お似合いの二人だわ……やっぱり王太子殿下とエンジューラ様の間に入ろうなんて無謀な事なのよ)
ふとお姉様の顔が私の頭の中に浮かんだ。
そう言えば、お姉様は大人しくしているかしら……
「……マリアン様」
「え?」
「セシリナ様ってマリアン様の妹さんなのよね?」
「は、はい」
まさに丁度、お姉様の事を考えていたから驚いた。
そうよ……お姉様は、エンジューラ様に対して酷い事をしていたはず。
良い印象は無いわよね。
「ねぇ? 私、マリアン様は今日招待されていないとギル様から聞いていたのだけれど」
「え……あ、はい。そうです」
確かに…… 今日の招待状にお姉様の名前は無かった。
お父様は「謹慎させている事が伝わっているのだろうか?」と、首を傾げていたけれど。
(王太子殿下が拒否したからだと思っていたけれど、やっぱりそうだったんだわ)
冷静に考えればそんなの当たり前。
殿下の立場にたって考えたら、自分が病んでしまうくらいの事をする人間を呼んでパーティーをぶち壊されたら冗談じゃないもの。
それに、お姉様が謹慎中な事もエリオス殿下から聞いていたのかもしれない。
「そうよね……なら、あれは誰かしら? 他人の空似……では無いわよね?」
「?」
エンジューラ様の様子がおかしいので、その視線の先を辿る。
「!!」
私は自分の目を疑った。
(嘘でしょう!? どうして……!)
私達が向けたその視線の先で、ちょうど会場に入って来たのは……
どこからどう見ても、家で謹慎しているはずの私のお姉様にしか見えない令嬢だった。
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