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アカデミー主催展示会後期が終わり、アカデミー生は暫く休みに入った。
「マーサ、お前漫画はもう描かないとか言っていたのに、また描き始めたそうじゃないか」
ニヤニヤしながらロビンは俺に言ってきた。
「今までのとは違う」
俺はそう言い返した。
マーサが描いていたのは宗教の漫画だった。宗教を広める上ではマーサの漫画は信者や教会からは一定の評価を受けていた。
ロビンから文字を教わらなくても、ほとんど文字を必要とせずに絵で分かるように工夫されていた。これなら、文字の分からない人にも理解できる漫画となった。
「俺はお前の官能的な漫画が好きだったんだけどなぁ。あれだったら言葉も簡単に覚えられただろ」とロビンはケラケラと笑った。
不思議だった。会話は普通にできるのに、文字になると大きな壁にぶち当たった時はそこは理解できないのかよと思った。
漫画を描く時も苦労したものだ。
因みに、ロビンの後期の評価も高かった。
「マーサ、言うの遅れたが俺はもうアカデミーを出て一人でやっていくことにしたぜ」
「え? そうなのか?」
「ああ。俺の固定客も出来はじめたし、自分の工房を持ちたいからな。その為の金もたまった」
「そうなのか」
「寂しいか?」
「少しな」
「少しかよ!」
ロビンはあまり好きな性格とは言えなかったものの、決して悪い人ではなかった。俺に文字も教えてくれたしな。
「マーサ、お前俺がいなくても頑張ってやっていけよ。いつしか、お前の絵が有名になるのを待っているからな」
「ありがとう」
マーサは手を出し、ロビンと握手した。
彼は年が明けてから部屋を出ていった。
「マーサ、お前漫画はもう描かないとか言っていたのに、また描き始めたそうじゃないか」
ニヤニヤしながらロビンは俺に言ってきた。
「今までのとは違う」
俺はそう言い返した。
マーサが描いていたのは宗教の漫画だった。宗教を広める上ではマーサの漫画は信者や教会からは一定の評価を受けていた。
ロビンから文字を教わらなくても、ほとんど文字を必要とせずに絵で分かるように工夫されていた。これなら、文字の分からない人にも理解できる漫画となった。
「俺はお前の官能的な漫画が好きだったんだけどなぁ。あれだったら言葉も簡単に覚えられただろ」とロビンはケラケラと笑った。
不思議だった。会話は普通にできるのに、文字になると大きな壁にぶち当たった時はそこは理解できないのかよと思った。
漫画を描く時も苦労したものだ。
因みに、ロビンの後期の評価も高かった。
「マーサ、言うの遅れたが俺はもうアカデミーを出て一人でやっていくことにしたぜ」
「え? そうなのか?」
「ああ。俺の固定客も出来はじめたし、自分の工房を持ちたいからな。その為の金もたまった」
「そうなのか」
「寂しいか?」
「少しな」
「少しかよ!」
ロビンはあまり好きな性格とは言えなかったものの、決して悪い人ではなかった。俺に文字も教えてくれたしな。
「マーサ、お前俺がいなくても頑張ってやっていけよ。いつしか、お前の絵が有名になるのを待っているからな」
「ありがとう」
マーサは手を出し、ロビンと握手した。
彼は年が明けてから部屋を出ていった。
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