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6 めでたしめでたし※
しおりを挟む「……いいのか?」
「うん。ケンさん、足りないでしょ?」
「だが」
「私もすごく気持ちよかったから、お返しがしたい」
日本で生まれた知識を活かして!
実戦は初めてだけどね。
「話は聞いたことがあるから、ケンさんにしてみたいことがある。最初はヘタだと思うけど、剣術と一緒で練習すれば上手くなるはずだから」
柔らかくなったケンさんの丸太……でも私が握ったらむくむくと成長した。
お互いのでぬるぬるしているから扱くのにちょうどいいかも!
「リン……シャワーを!」
ケンさんは私を抱き抱えてシャワー室に入った。
狭い。でも、立ってみたら脚がぷるぷるしてるし、股関節もカクカクしてる。
普段と違う筋肉を使ったからかな?
ちょうどふかふかの筋肉に寄りかかれていいかも。
「……大丈夫か?」
「うん。ケンさんが支えてくれるから、平気」
自分一人だったら椅子に座りたいところだけど。
もともと頑丈頑丈……ちょっと脚ぷるぷるしてるかなぁ?
「手早くすまそう」
3分でシャワーを浴びる男は素早かった。
私のことも洗うの手伝ってくれて、あっという間に部屋に戻る。
ふわふわタオルでぐるぐる巻きにされて、このまま梱包されて箱詰めされてもおかしくない。
なんだろ、宝物感ある。
「これを飲んで待っていてくれ」
ケンさんは私を椅子に下ろすと、グラスを渡した。さっきと同じ爽やかな果実水。
それからクローゼットから新しいシーツを取り出しててきぱき取り替えた。
「ケンさん、手慣れてる」
「一人暮らしが長いからな」
ケンさんは落ち着いて見えるけど22歳。
私より4つ年上。
「リンと結婚できるなら、ただそばにいてくれるだけでいい。食事も作れるし、全部まかせろ。俺は一生幸せだ」
再び私を抱えてベッドに下ろす。
ケンさん、甘い、甘すぎるよ~!
「そんなの嫌。私はケンさんの喜ぶことがしたい!」
ということで、タオルから抜け出した後、押し倒して両手で丸太を掴んでみた。
「リン。無理しなくていい」
大きいから口にどれくらい入るかわからないけど、キスとか舐めるくらいはできるはず!
「ん♡ ケンさん、いつもこんなに大きいの隠していたんだ♡」
ちゅっちゅ、キスしてぺろぺろ舐めてみる。
どんどん硬く、大きくなって、ちょっと楽しい。
こうしたらもっといいかな?
ちらっとケンさんの顔を見ると、険しい表情。
もしかして痛かったり、やなことしちゃったかな。
「ケンさん、ヘタでごめん。たくさん、練習する。……ん♡」
パクッと咥えたら、くぼみのところまでしか入らない。それに口を動かすと歯が当たりそう。
舌も動かせないし、どうしたらいいか困って両手を上下にすべらせてみた。
血管がボコボコ浮いていて、なんかすごい。
なんかちょっと苦いのは、なんか出たのかな。
力加減、どのくらいがいいのか試しにぎゅっと握ってみる。
「……ッ! リン……それも、いいが、上に乗ってくれないか?」
口を離し、見上げるとそのまま引き寄せられた。
ケンさん、ヘタでごめん。
しょんぼりするけど、次もまた練習する!
「一緒に気持ちよくなりたいんだ、リン。それに、リンに咥えられていると、腰を動かしたくなる」
それ狂気、じゃなくて凶器!
ん? 逆?
「好きなように動いてくれ。リンが気持ちいいと俺も気持ちいいし、嬉しい」
「うん」
一緒に気持ちいいほうがいっか♡
丸太を掴んで、ゆっくり腰を下ろす。
やっぱり圧迫感がすごいけど。
「ああっ♡♡♡ ケンさんッ♡ これ、どうしたらッ⁉︎」
「乗馬だ。リンなら乗りこなせる!」
あー、そっか。
膝立ちで太ももに力入れて動けばいいんだ!
「まかせて! ああんっっ♡ すご、ケンさんっ♡ おっきいよぅ♡」
さっきの気持ちいいのを思い出して、きゅんきゅんしちゃう。
「リン、可愛い。俺には少しも男になんて見えなかった」
「本当に……? んんっ♡ ケンさん、動かないで♡」
ピクピク中で動くの、困る。
「リンが締めつけるからだ」
大きくて太いからゆっくりじゃないと。
なのに、ぷるぷると震える脚が裏切って、一気に丸太を受け入れた。
「ああ――ッ♡♡♡ しゅごい♡♡♡」
「……! リン、もっとだ。もっと気持ちよくなれ」
下から突き上げられて、すぐに頭が真っ白になる。自分で腰を動かそうにも、全部気持ちよくて力が抜けた。
脚に力を入れて腰を上げてもすぐケンさんが追ってくる。
「ケンさんッ♡ いいっ♡ ぜんぶ♡ 中、入ってる♡ お腹の、中いっぱい♡ ああっ……♡」
「何回イッてもいい、リン、愛してる」
起き上がったケンさんが私の体を抱きしめて、キスをした。
すごく甘やかされている気分。
ケンさんの成分の8割がはちみつ~!
「ケンさん、もっと言って」
「あいしてる、かわいい。大好きだ、リン」
私は腰を揺らすのがせいいっぱいで。
それだってすごくすごく気持ちいい。
「ケンさん♡ もう、むり♡ らめぇ♡ ああ――ッ♡♡♡」
「可愛い、リン、もう離さない……ッ……!」
その日はケンさんの家に泊まってしまったけど、サムが両親に伝えてくれていたからか、私もケンさんも怒られることはなかった。
これまでもサムと夜通し遊んでたことあるから、耐性があったのかも。
サムが他に好きな子いたから、両親も心配しなかったってことかな。
今度会わせてもらうつもり!
ケンさんが神妙な顔で挨拶したら、父も母も孫が楽しみだって、彼と握手してた。
ケンさんって騎士団の中でも有名人らしくて、両親がこんなに喜ぶと思わなくて、私も嬉しい。
子どもは学園を卒業、じゃなかった、結婚してからがんばるから!
学園ではカレンに恋人の存在を明かした。
卒業前に万一女だとバレると困るから、男同士と誤解させたままなのがつらいところ。
カレンはケンさんを見てかなりショックを受けたらしい。
勝てないって。
そりゃあ、力じゃ勝てないよね。
「リン様は男らしい男性が好きなんですね。幸せそうな顔してますもの。……今すぐには応援できませんけど、私……いつか、おめでとうと笑顔で言って見せますわ。その時は心から祝福させていただきますわね!」
カレンはやっぱり乙女ゲームのヒロインだった。
彼女にとってゲームは知らないからエンディングなんて関係ない。
こんなに可愛くてまっすぐで素直なんだからこれから先、幸せが待っていると思う。
いつか、リンじゃなくてマリーとして友だちになれる日が来るといいな。
「ごきげんよう、リン様」
彼女の後ろ姿をじっとみていたら、ケンさんが後ろから私を抱きしめる。
「見つめすぎだ」
くるりと振り返って、ケンさんを見上げてささやいた。
「ケンさん、愛してる。けどこの続きはここじゃダメ。周りが勘違いする」
だって私は男装しているし、ケンさんはやっぱり顔はゴリラで体はクマだもんね。
なんか一部の女子がキャッキャしてるのが聞こえるよ。
ケンさんが受けという単語は、本人に聞こえてないといいな。この世界でもあるんだね。そういう世界。
振り返って確かめたかったけど、やめた。
すでに卒業しているケンさんに学園まで迎えに来てもらったのはよくなかったのかも。
目立つよね、ケンさんストイックで腕の確かな騎士だもの。
「この後、ケンさんの部屋に行く? それとも師匠の」
「まず師匠のもとで鍛錬。その後はうちで休んでいけ。うまいミートボールスパゲッティ作るから」
「やったぁ! ケンさん、本当になんでも作れるんだね」
「マフィンだって作れるぞ」
もうすぐリンは留学扱いでいなくなる予定だから、この姿でいるのもあと少し。
ちょっと名残惜しいけど、女の子の格好をした時のケンさんの反応が楽しみ。
その時はマリーって呼んでくれるのかな。
「……リンをつかまえておきたいからな」
「じゃあ、私もがんばる!」
ゆりエンドを回避した私は、大きな体と愛で包んでくれる恋人を手に入れた。
終
******
お読みくださりありがとうございます。
おまけとして女性の姿に戻った話と、結婚式のお話がありますので、よければおつき合い下さい。
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