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4 羅生門
4-2 吉田神社
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この年、琵琶湖にて上洛用の大船建造が始まり、一益もその召に応じて湖畔に赴いた。ほどなくして、挙兵した足利義昭を討つべく、軍を率いて上洛。信長は妙覚寺に入った。
「ここはやや手狭ではありませぬか。新たに御屋敷を築かれては如何かと」
そう進言したのは明智光秀である。信長はふむと頷き、
「して、相応しき地はあるか」
「はい。あれなる吉田山。洛中を見晴らす要地にして、守備の便にも適うと存じます」
「よかろう。皆で赴き、その場を検分せよ」
信長が「皆」と言ったとき、場にいた柴田勝家、羽柴秀吉、丹羽長秀、そして滝川一益は互いに顔を見合わせた。どうやら自分たちのことらしいと、無言でうなずき、光秀の導きに従い、吉田山へと向かった。
神楽岡と古くから称されたその山は、洛中の北東――すなわち艮の方角にあるなだらかな丘である。
「やれ船造り、やれ御屋形造営と、まこと織田家の家老職とは、かく雑事に追われるものか」
伊勢もまた暑さ厳しき折柄、都は山に囲まれて一層むし暑い。上洛以前より不機嫌を隠さぬ新介は、鬱屈を吐き出すように呟いた。それを聞きとがめた義太夫が、素早くその口を手で塞いだ。
「軽口はやめよ。誰の耳に入るとも限らぬ。黙って従え」
やがて一行が吉田山へと至ると、山風の一陣が汗ばんだ顔を撫でていった。重臣らはすでに、地形を吟味し、御屋形造営に適した地を物色していた。
「これはよい。都よりもよほど涼しい。滝川家の屋敷も、いっそここに構えては如何《どう》かのう」
機嫌を直した新介が言えば、
「我らの屋敷ならば、もう洛外に一つあるではないか」
と義太夫が返す。その屋敷とは、かつての廃寺を修繕しただけの、隙間風の吹き抜ける簡素な館のこと。見た目もほとんど廃屋に等しく、「あれが天下の織田家家老の邸か」と言われるたびに、涙が出そうになる。
――と思いきや、隣にいたはずの義太夫の姿が見えない。
「おや…」
目をやると、少し離れた場所で、義太夫が神職らしき者と言葉を交わしていた。見れば、装束や所作からして、吉田神社の神主・吉田兼和と見受けられた。
吉田神社は卜部《うらべ》氏を祖とし、古くは神祇を司った由緒ある社。時代の変遷とともに往時の威勢は薄れたものの、神域としての尊厳はいまだ保たれていた。
「それは、殿にお伝えいたすべき事柄にござろう」
義太夫の声が微かに届く。
「如何した、義太夫」
「この方は神主・吉田兼和殿。この一帯は社の神苑にて、御屋形を建てられるとなれば、神域の静謐が損なわれるとのことじゃ」
その言葉に、兼和は顔を蒼白にし、手を振りながら、
「滅相もござらぬ。誠に、誠に光栄の至りに存じまする……されど、されど……」
軍勢の出入りは社を荒らし、戦場となる懸念すらある。要するに、家の目前に屋敷など建てられては困る、というのが本音であった。
「明智殿がこの地を適地とされたゆえ、既に御定めかとは存じますが……」
義太夫は苦笑を浮かべ、兼和の揺れる声音に、甲賀にいたころのかつての己を重ねていた。
荒れ寺の軒下に雨をしのぎ、兵に踏み荒らされた畑の前で従兄弟が呆然と立ち尽くしていた、あの夜。
「…そこもとの気持ちもわかる。家の前に軍勢が陣取る日々など、考えたくもいのであろう?神主殿の憂いも尤も。我らの殿に掛け合ってみようではないか」
「やめておけ。いらぬ世話を焼いて、身を滅ぼすぞ」
新介が小声で諌めたが、義太夫は意に介さず、一益のもとへと軽やかに駆けていった。
「殿!」
他の重臣たちが離れているのを確認し、義太夫はことの次第を簡潔に告げた。
「なに? 神主が承知しておらぬと? 明智十兵衛は宮司とは昵懇と聞き及んでおるが…」
「明智殿が…」
なるほど、と思った。
光秀には悪気などはない。ただ、この地を信長の加護の及ぶ吉祥の地と信じているだけだろう。
(明智殿は、上様に忠なるあまり、すべての者が上様のご威光を「光栄」と受け止めるものとお思いか。されど、この社の主は、ただ静かに人を祀り、家を守りたきだけなのだ)
「すでに明智十兵衛より話があったのではないのか」
「いえ、まさに寝耳に水とのことで……」
一益が神主の方を一瞥すると、兼和は不安げな眼差しでこちらを窺っていた。都は過去幾度も戦火に見舞われ、吉田神社も例外ではない。信長の御座所と定まれば、再び火急の憂き目に遭うかもしれない。
一益は思案しつつ、遠くで木材の搬送について話し合う柴田勝家と丹羽長秀のもとへと足を向けた。
「権六、五郎左、しばし御耳を」
「なんじゃ、左近殿」
「この地に上様の御屋形を築くこと、取りやめては如何かと」
二人は訝しげに顔を見交わし、
「その訳は?」
「此処は洛中の艮《うしとら》、すなわち鬼門にあたる。古来、鬼門封じとして比叡山延暦寺がその役を担っておった。然るに、あれを焼き払われた今、代わってこの吉田神社がその役を果たしておる。かような地に上様の館を築くは、いかがなものかと」
一益が平静を装いつつ言えば、勝家と長秀は一瞬黙し、やがて頷いた。
「なるほど、理にもかなう話よな」
義太夫と神主は顔を見合わせ、狐につままれたような面持ちになった。
「では、上様には、検分の結果、此度の地は不適と申し上げよう」
「うむ。御泊まりなさるならば、やはり洛中にて然るべき」
二人は付き従う者に撤収を命じ、山を下りていった。秀吉も、事情が呑み込めぬまま、命に従って山を後にした。
一行の気配が消え、吉田山に再び静寂が戻ると、吉田兼和は深々と頭を下げた。
「なんと御礼申してよいやら……」
「我らも下山いたす」
と、一益が言いかけたとき、兼和が慌てて追い縋った。
「お待ちくだされ、せめて心ばかりのお礼を……後日、ぜひ我が家へお越しくだされ。石風呂を用意いたしまするゆえ」
「石風呂、とな?」
「はい。石をくり抜いた湯殿に湯を張る、都でも珍しい湯屋にてござる。明智様も殊のほかお気に召され、度々お立ち寄りくださっておりまする。ぜひ滝川様にも」
風呂を好むとは、まこと光秀らしい趣向である。兼和の誠意を無下にもできず、一益は小さく頷き、山をあとにする。
そんな一益の背を見ながら、義太夫の脳裏に、かつての光景が浮かんでいた。
(まこと朴訥なお方なれど…)
甲賀にいた頃から、下人に等しい素破であっても、軽んじることなくその声に耳を傾けてくれた。それは立身出世して、織田家の重臣となった今も変わらない。
「有難き主じゃ」
そう呟くと胸の奥に、湯けむりのようなぬくもりが、ふっと広がった。
その背に頭を垂れ、静かに胸中で念じながら、義太夫もまた、ゆるゆると山路を下りていった。
蝉しぐれの合間を縫い、吉田山の森は、湯けむりが消えるように静寂を取り戻していた。
山を包む蝉しぐれの奥で、遠く祭囃子の笛がかすかに響いた。
吉田の森は、夏の夢のように、静かに眠りにつこうとしていた。
「ここはやや手狭ではありませぬか。新たに御屋敷を築かれては如何かと」
そう進言したのは明智光秀である。信長はふむと頷き、
「して、相応しき地はあるか」
「はい。あれなる吉田山。洛中を見晴らす要地にして、守備の便にも適うと存じます」
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信長が「皆」と言ったとき、場にいた柴田勝家、羽柴秀吉、丹羽長秀、そして滝川一益は互いに顔を見合わせた。どうやら自分たちのことらしいと、無言でうなずき、光秀の導きに従い、吉田山へと向かった。
神楽岡と古くから称されたその山は、洛中の北東――すなわち艮の方角にあるなだらかな丘である。
「やれ船造り、やれ御屋形造営と、まこと織田家の家老職とは、かく雑事に追われるものか」
伊勢もまた暑さ厳しき折柄、都は山に囲まれて一層むし暑い。上洛以前より不機嫌を隠さぬ新介は、鬱屈を吐き出すように呟いた。それを聞きとがめた義太夫が、素早くその口を手で塞いだ。
「軽口はやめよ。誰の耳に入るとも限らぬ。黙って従え」
やがて一行が吉田山へと至ると、山風の一陣が汗ばんだ顔を撫でていった。重臣らはすでに、地形を吟味し、御屋形造営に適した地を物色していた。
「これはよい。都よりもよほど涼しい。滝川家の屋敷も、いっそここに構えては如何《どう》かのう」
機嫌を直した新介が言えば、
「我らの屋敷ならば、もう洛外に一つあるではないか」
と義太夫が返す。その屋敷とは、かつての廃寺を修繕しただけの、隙間風の吹き抜ける簡素な館のこと。見た目もほとんど廃屋に等しく、「あれが天下の織田家家老の邸か」と言われるたびに、涙が出そうになる。
――と思いきや、隣にいたはずの義太夫の姿が見えない。
「おや…」
目をやると、少し離れた場所で、義太夫が神職らしき者と言葉を交わしていた。見れば、装束や所作からして、吉田神社の神主・吉田兼和と見受けられた。
吉田神社は卜部《うらべ》氏を祖とし、古くは神祇を司った由緒ある社。時代の変遷とともに往時の威勢は薄れたものの、神域としての尊厳はいまだ保たれていた。
「それは、殿にお伝えいたすべき事柄にござろう」
義太夫の声が微かに届く。
「如何した、義太夫」
「この方は神主・吉田兼和殿。この一帯は社の神苑にて、御屋形を建てられるとなれば、神域の静謐が損なわれるとのことじゃ」
その言葉に、兼和は顔を蒼白にし、手を振りながら、
「滅相もござらぬ。誠に、誠に光栄の至りに存じまする……されど、されど……」
軍勢の出入りは社を荒らし、戦場となる懸念すらある。要するに、家の目前に屋敷など建てられては困る、というのが本音であった。
「明智殿がこの地を適地とされたゆえ、既に御定めかとは存じますが……」
義太夫は苦笑を浮かべ、兼和の揺れる声音に、甲賀にいたころのかつての己を重ねていた。
荒れ寺の軒下に雨をしのぎ、兵に踏み荒らされた畑の前で従兄弟が呆然と立ち尽くしていた、あの夜。
「…そこもとの気持ちもわかる。家の前に軍勢が陣取る日々など、考えたくもいのであろう?神主殿の憂いも尤も。我らの殿に掛け合ってみようではないか」
「やめておけ。いらぬ世話を焼いて、身を滅ぼすぞ」
新介が小声で諌めたが、義太夫は意に介さず、一益のもとへと軽やかに駆けていった。
「殿!」
他の重臣たちが離れているのを確認し、義太夫はことの次第を簡潔に告げた。
「なに? 神主が承知しておらぬと? 明智十兵衛は宮司とは昵懇と聞き及んでおるが…」
「明智殿が…」
なるほど、と思った。
光秀には悪気などはない。ただ、この地を信長の加護の及ぶ吉祥の地と信じているだけだろう。
(明智殿は、上様に忠なるあまり、すべての者が上様のご威光を「光栄」と受け止めるものとお思いか。されど、この社の主は、ただ静かに人を祀り、家を守りたきだけなのだ)
「すでに明智十兵衛より話があったのではないのか」
「いえ、まさに寝耳に水とのことで……」
一益が神主の方を一瞥すると、兼和は不安げな眼差しでこちらを窺っていた。都は過去幾度も戦火に見舞われ、吉田神社も例外ではない。信長の御座所と定まれば、再び火急の憂き目に遭うかもしれない。
一益は思案しつつ、遠くで木材の搬送について話し合う柴田勝家と丹羽長秀のもとへと足を向けた。
「権六、五郎左、しばし御耳を」
「なんじゃ、左近殿」
「この地に上様の御屋形を築くこと、取りやめては如何かと」
二人は訝しげに顔を見交わし、
「その訳は?」
「此処は洛中の艮《うしとら》、すなわち鬼門にあたる。古来、鬼門封じとして比叡山延暦寺がその役を担っておった。然るに、あれを焼き払われた今、代わってこの吉田神社がその役を果たしておる。かような地に上様の館を築くは、いかがなものかと」
一益が平静を装いつつ言えば、勝家と長秀は一瞬黙し、やがて頷いた。
「なるほど、理にもかなう話よな」
義太夫と神主は顔を見合わせ、狐につままれたような面持ちになった。
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「うむ。御泊まりなさるならば、やはり洛中にて然るべき」
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一行の気配が消え、吉田山に再び静寂が戻ると、吉田兼和は深々と頭を下げた。
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「我らも下山いたす」
と、一益が言いかけたとき、兼和が慌てて追い縋った。
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「石風呂、とな?」
「はい。石をくり抜いた湯殿に湯を張る、都でも珍しい湯屋にてござる。明智様も殊のほかお気に召され、度々お立ち寄りくださっておりまする。ぜひ滝川様にも」
風呂を好むとは、まこと光秀らしい趣向である。兼和の誠意を無下にもできず、一益は小さく頷き、山をあとにする。
そんな一益の背を見ながら、義太夫の脳裏に、かつての光景が浮かんでいた。
(まこと朴訥なお方なれど…)
甲賀にいた頃から、下人に等しい素破であっても、軽んじることなくその声に耳を傾けてくれた。それは立身出世して、織田家の重臣となった今も変わらない。
「有難き主じゃ」
そう呟くと胸の奥に、湯けむりのようなぬくもりが、ふっと広がった。
その背に頭を垂れ、静かに胸中で念じながら、義太夫もまた、ゆるゆると山路を下りていった。
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