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冒険者になるには、おしおきと筆記と瞬殺が必要ですか?
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冒険者ギルド──それは迷宮都市パティシエの中心にそびえる大きな建物。
街の人たちは、ここでダンジョンの資源をやり取りしたり、冒険者の登録や報告をしたりする。
だけど、今日の私はそれどころじゃなかった。
(だ、大丈夫。わたしは16歳。合法な冒険者候補……のはず!)
変身済みの“ミルフィーユ”として、私はギルドの門をくぐる。
名前は、田舎のおばあちゃんから拝借したもの。
マジカルジョブチェンジャーで大人の姿になっている今、誰にも疑われない……はず。
天井が高く、光が差し込むギルドの中は、思ったよりもずっときっちりしていた。
カウンターには受付のお姉さんたち、勇ましい冒険者たち、見物人たち……たくさんの人が詰めかけている。
私は「冒険者資格試験受付」と書かれたカウンターに並びながら、まわりを見渡していた。
──そのとき。
「ボクも! 冒険者になるんだよーっ!!」
私と同じくらいの年の男の子が、別のカウンターで大騒ぎしていた。
「名前書かせろってばあああ!」
受付のお姉さんが、優しく声をかける。
「ごめんね、ギルドの決まりでは、冒険者になれるのは16歳からなの。まだ少し早いかな」
でも、男の子は引かない。
「やだっ! ボクは強いんだ! 今すぐ冒険者になるんだあっ!」
お姉さんが困ったように微笑んだその時、男の子がカウンターに手をかけ、ぐいっと身を乗り出した。
その勢いで、カウンターの上にあった壺が倒れ、
パリンッ!
壺が床に落ちて砕けた。
場の空気がぴたりと凍る。
受付のお姉さんの笑顔が、すうっと消えた。
「……ルールを守れない子には、お仕置きが必要ね。16歳からだと言ってるでしょう?」
次の瞬間、男の子はあっという間にお姉さんの腕に抱えられ、カウンターの上にうつ伏せにされていた。
ズボンと下着がするりと下ろされ、お尻が真っ白なまま晒される。
男の子は「やだ! ごめんなさいっ!」と叫んでいたけど、お姉さんは容赦しない。
パァンッ!
「ひゃあああっ!!」
大きな音とともに、男の子がのけぞった。
「ギルドの物を壊した子には、ちゃんと教えてあげないとね」
バシン! バシン! と、続けざまに平手がお尻に振り下ろされるたびに、男の子は情けない声をあげる。
「いたいっ! いたいよおっ!」
「ボクは強いんでしょう? 暴れないで、大人しくお仕置きを受けなさい」
パァン! バチンッ!
「もうっ、い、いやあああああっ!!」
でもお姉さんは止めない。淡々と、一定のテンポで叩き続ける。
お尻はだんだん赤く染まり、男の子の叫び声は涙混じりになっていった。
周りの冒険者たちは笑っていたけど、私は……私は、こわばった顔で、お尻をそっと押さえていた。
(ひええ……あんなの、ママに叱られるときより本格的じゃん……!!)
(ひぇえええ……! こ、怖っ……)
私は思わずお尻を押さえて、そろりと後ずさる。
そのとき、もう一人の受付のお姉さんが、まっすぐ私の方へ近づいてきた。
「次の方、どうぞ」
「ご、ごめんなさいっ! お尻たたかないでぇっ!!」
変な声が出た。恥ずかしい!
受付のお姉さんはちょっとだけ目を細めて、カウンターの後ろをちらりと見る。
「まさか、未成年なんてこと……ないですよね?」
私は、ぶんぶんと首を振った。
*
筆記試験会場は、まるで図書館のように静かで、空気がぴりぴりと張りつめていた。
机がずらりと並んだ広い部屋。座っている受験者たちは、皆どこかのクラン所属か、よほど訓練を積んだ様子の大人ばかりだった。
(うう……やっぱり私、浮いてる……)
そんな中、ひとりだけ明らかに雰囲気が違う人がいた。
ひょろ長くて眼鏡をかけた、頼りなさそうな男の人。
「あいつ、また来てるのか?」
「クラッカーだよ。筆記は毎回満点。でも実技がまるでダメで、いつも落ちるんだって」
(へえ……筆記満点……)
私はひそひそ話を聞きながら、そっと肩の上のブラウニーに目を向けた。
(なあ、あの人の答え使えない?)
(使えるさ。バレる心配もねぇしな)
試験開始の合図とともに、ブラウニーの小さな体が影の中にすっと溶けた。
他の人には彼の姿も、声も届かない。迷宮精霊ならではの特性だ。
(一問目、C。次、B……)
ブラウニーの声が、私にだけ聞こえる。
私はそのまま、彼の指示を受けて答案を書き進めていった。
(最後の一問……オーケー、全部確認済み。満点確定だぜ)
(ほんとに……? やった……!)
*
「筆記試験、全問正解者は二名。クラッカーさん、ミルフィーユさん」
名前を呼ばれて、思わず背筋が伸びる。
クラッカーさんがこちらを見て、メガネをクイッと上げて軽く笑った。
「なかなかやるな。だが、実技ではどうかな?」
うっ……図星。
*
実技試験は訓練場で行われる公開形式だった。
観客席には、一般の見物人だけでなく、各クランのスカウトたちも目を光らせていた。
その中に、宿屋のシュトレンとプリンの姿もある。
(あああ……シュトレン、こっち見てる!)
最初の挑戦者は、クラッカーさんだった。
彼は剣を抜いてゴーレムに挑んだが──
ゴーレムの軽い一振りで、あっけなく吹っ飛ばされた。
あまりの早さに、観客席から微妙な笑いが漏れた。
「……次、ミルフィーユさん」
私は深呼吸して訓練場の中央へ進む。
ジョブチェンジ──ファイター。
右手に握った剣が、少しだけ震えていた。
「弱点は右肩。迷わずそこを狙え」
ブラウニーの声が、鼓膜の奥で静かに響いた。
「……いけるっ」
私は一気に間合いを詰め、剣を振り抜く。
鋭い金属音が鳴り、ゴーレムが大きくぐらついた。
右肩が砕け、関節が崩れ落ちる。
「合格! ……タイム、6秒!?」
どよめきと拍手が、一瞬遅れて爆発した。
*
試験が終わった後、私はギルドカードの発行手続きのために、奥の小部屋へ案内された。
そこには、水晶がはめ込まれた丸い台座と、書類の山が積まれたデスク、そして寡黙そうな事務担当の人が一人。
言われるままに、私は台座の上にカードを乗せ、右手をかざした。
(う、うわあ……なんかすごい装置……)
すると、水晶が青白く輝きはじめ、空中にふわりと光のプレートが浮かび上がった。
「登録者の基本情報を確認します。名前、年齢、顔写真、犯罪歴──」
(ま、待って!? 顔写真!? 年齢!? あっ、やば──)
手甲の宝石が、かすかにチカリと光った。
(安心しろって、任せとけ)
ブラウニーの声が頭に響くと同時に、光のプレートに表示された情報がスッ……と変化していく。
『ミルフィーユ 年齢:16歳 職歴:なし 犯罪歴:なし』
映し出された顔写真は、しっかり大人のミルフィーユ姿だった。
(……通った!?)
「確認完了。問題ありません。こちらが冒険者カードになります」
事務の人がカードを手渡してくれた。
白を基調にした滑らかな板に、名前とエンブレム、そして中央に赤い宝石が埋め込まれている。
(やった……! 本当に、冒険者になれたんだ……!)
(へっへっへっ。ダンジョン産のシステムなら、ボクにかかればこんなもんよ)
ブラウニーの声が、得意げに響いた。
*
試験が終わると同時に、各クランの勧誘合戦が始まった。
「うちなら月給十万リーフ! 装備も支給するぞ!」
「個室寮完備、遠征手当あり!」
「我がクランは王都任務の指名を受けている。名誉ある任務だ!」
(ううっ、みんな迫力すごい……ちょっとこわい……)
囲まれて、言葉を挟む隙もない。
そのとき。
「なあ君、うち来ない? いるだけでいいから。何もしなくていいから!」
ボサボサの髪、ラフなコート、顔はくたびれてるけど目だけは優しげな男の人が、ちょっと離れたところから手を挙げていた。
彼の名前は、ビター。
どのクランにも埋もれない雰囲気で、目立たないけど、どこか安心感があった。
(……なにもしなくていい?)
その言葉が、今の私にはとても魅力的だった。
(うん、家の手伝いもあるし、ダンジョン行くのは目的があるときだけだし……)
「はいっ、そこの人! わたし、あなたのクランに入りますっ!」
他のクランの人たちが「ええー!?」と一斉に叫んだけど、私にとってはちょうどよかった。
(ふふん、わたし的にはオールオッケー!)
(やった! わたし、やったよ!)
*
合格と同時に、クラン勧誘の人たちがどっと押し寄せてきた。
「高級装備支給!」「月給十万リーフ!」「王都遠征同行も!」
条件の嵐に、私は完全におびえてしまう。
(こ、怖い……みんな声大きすぎ……)
そんな中、ひときわ必死な声が飛んできた。
「何もしなくていいから! いるだけでいいからっ!」
私はぴたっと足を止めて、指をさした。
「あ、今の人! そこに入りますっ!!」
その場の空気が一瞬止まったけど……いいよね?
(わたし的にはオールオッケー!)
*
こうして私は、冒険者ギルドに登録され、
“ミルフィーユ”として正式に冒険者になった。
──誰にも、正体がバレていないことを祈りつつ。
街の人たちは、ここでダンジョンの資源をやり取りしたり、冒険者の登録や報告をしたりする。
だけど、今日の私はそれどころじゃなかった。
(だ、大丈夫。わたしは16歳。合法な冒険者候補……のはず!)
変身済みの“ミルフィーユ”として、私はギルドの門をくぐる。
名前は、田舎のおばあちゃんから拝借したもの。
マジカルジョブチェンジャーで大人の姿になっている今、誰にも疑われない……はず。
天井が高く、光が差し込むギルドの中は、思ったよりもずっときっちりしていた。
カウンターには受付のお姉さんたち、勇ましい冒険者たち、見物人たち……たくさんの人が詰めかけている。
私は「冒険者資格試験受付」と書かれたカウンターに並びながら、まわりを見渡していた。
──そのとき。
「ボクも! 冒険者になるんだよーっ!!」
私と同じくらいの年の男の子が、別のカウンターで大騒ぎしていた。
「名前書かせろってばあああ!」
受付のお姉さんが、優しく声をかける。
「ごめんね、ギルドの決まりでは、冒険者になれるのは16歳からなの。まだ少し早いかな」
でも、男の子は引かない。
「やだっ! ボクは強いんだ! 今すぐ冒険者になるんだあっ!」
お姉さんが困ったように微笑んだその時、男の子がカウンターに手をかけ、ぐいっと身を乗り出した。
その勢いで、カウンターの上にあった壺が倒れ、
パリンッ!
壺が床に落ちて砕けた。
場の空気がぴたりと凍る。
受付のお姉さんの笑顔が、すうっと消えた。
「……ルールを守れない子には、お仕置きが必要ね。16歳からだと言ってるでしょう?」
次の瞬間、男の子はあっという間にお姉さんの腕に抱えられ、カウンターの上にうつ伏せにされていた。
ズボンと下着がするりと下ろされ、お尻が真っ白なまま晒される。
男の子は「やだ! ごめんなさいっ!」と叫んでいたけど、お姉さんは容赦しない。
パァンッ!
「ひゃあああっ!!」
大きな音とともに、男の子がのけぞった。
「ギルドの物を壊した子には、ちゃんと教えてあげないとね」
バシン! バシン! と、続けざまに平手がお尻に振り下ろされるたびに、男の子は情けない声をあげる。
「いたいっ! いたいよおっ!」
「ボクは強いんでしょう? 暴れないで、大人しくお仕置きを受けなさい」
パァン! バチンッ!
「もうっ、い、いやあああああっ!!」
でもお姉さんは止めない。淡々と、一定のテンポで叩き続ける。
お尻はだんだん赤く染まり、男の子の叫び声は涙混じりになっていった。
周りの冒険者たちは笑っていたけど、私は……私は、こわばった顔で、お尻をそっと押さえていた。
(ひええ……あんなの、ママに叱られるときより本格的じゃん……!!)
(ひぇえええ……! こ、怖っ……)
私は思わずお尻を押さえて、そろりと後ずさる。
そのとき、もう一人の受付のお姉さんが、まっすぐ私の方へ近づいてきた。
「次の方、どうぞ」
「ご、ごめんなさいっ! お尻たたかないでぇっ!!」
変な声が出た。恥ずかしい!
受付のお姉さんはちょっとだけ目を細めて、カウンターの後ろをちらりと見る。
「まさか、未成年なんてこと……ないですよね?」
私は、ぶんぶんと首を振った。
*
筆記試験会場は、まるで図書館のように静かで、空気がぴりぴりと張りつめていた。
机がずらりと並んだ広い部屋。座っている受験者たちは、皆どこかのクラン所属か、よほど訓練を積んだ様子の大人ばかりだった。
(うう……やっぱり私、浮いてる……)
そんな中、ひとりだけ明らかに雰囲気が違う人がいた。
ひょろ長くて眼鏡をかけた、頼りなさそうな男の人。
「あいつ、また来てるのか?」
「クラッカーだよ。筆記は毎回満点。でも実技がまるでダメで、いつも落ちるんだって」
(へえ……筆記満点……)
私はひそひそ話を聞きながら、そっと肩の上のブラウニーに目を向けた。
(なあ、あの人の答え使えない?)
(使えるさ。バレる心配もねぇしな)
試験開始の合図とともに、ブラウニーの小さな体が影の中にすっと溶けた。
他の人には彼の姿も、声も届かない。迷宮精霊ならではの特性だ。
(一問目、C。次、B……)
ブラウニーの声が、私にだけ聞こえる。
私はそのまま、彼の指示を受けて答案を書き進めていった。
(最後の一問……オーケー、全部確認済み。満点確定だぜ)
(ほんとに……? やった……!)
*
「筆記試験、全問正解者は二名。クラッカーさん、ミルフィーユさん」
名前を呼ばれて、思わず背筋が伸びる。
クラッカーさんがこちらを見て、メガネをクイッと上げて軽く笑った。
「なかなかやるな。だが、実技ではどうかな?」
うっ……図星。
*
実技試験は訓練場で行われる公開形式だった。
観客席には、一般の見物人だけでなく、各クランのスカウトたちも目を光らせていた。
その中に、宿屋のシュトレンとプリンの姿もある。
(あああ……シュトレン、こっち見てる!)
最初の挑戦者は、クラッカーさんだった。
彼は剣を抜いてゴーレムに挑んだが──
ゴーレムの軽い一振りで、あっけなく吹っ飛ばされた。
あまりの早さに、観客席から微妙な笑いが漏れた。
「……次、ミルフィーユさん」
私は深呼吸して訓練場の中央へ進む。
ジョブチェンジ──ファイター。
右手に握った剣が、少しだけ震えていた。
「弱点は右肩。迷わずそこを狙え」
ブラウニーの声が、鼓膜の奥で静かに響いた。
「……いけるっ」
私は一気に間合いを詰め、剣を振り抜く。
鋭い金属音が鳴り、ゴーレムが大きくぐらついた。
右肩が砕け、関節が崩れ落ちる。
「合格! ……タイム、6秒!?」
どよめきと拍手が、一瞬遅れて爆発した。
*
試験が終わった後、私はギルドカードの発行手続きのために、奥の小部屋へ案内された。
そこには、水晶がはめ込まれた丸い台座と、書類の山が積まれたデスク、そして寡黙そうな事務担当の人が一人。
言われるままに、私は台座の上にカードを乗せ、右手をかざした。
(う、うわあ……なんかすごい装置……)
すると、水晶が青白く輝きはじめ、空中にふわりと光のプレートが浮かび上がった。
「登録者の基本情報を確認します。名前、年齢、顔写真、犯罪歴──」
(ま、待って!? 顔写真!? 年齢!? あっ、やば──)
手甲の宝石が、かすかにチカリと光った。
(安心しろって、任せとけ)
ブラウニーの声が頭に響くと同時に、光のプレートに表示された情報がスッ……と変化していく。
『ミルフィーユ 年齢:16歳 職歴:なし 犯罪歴:なし』
映し出された顔写真は、しっかり大人のミルフィーユ姿だった。
(……通った!?)
「確認完了。問題ありません。こちらが冒険者カードになります」
事務の人がカードを手渡してくれた。
白を基調にした滑らかな板に、名前とエンブレム、そして中央に赤い宝石が埋め込まれている。
(やった……! 本当に、冒険者になれたんだ……!)
(へっへっへっ。ダンジョン産のシステムなら、ボクにかかればこんなもんよ)
ブラウニーの声が、得意げに響いた。
*
試験が終わると同時に、各クランの勧誘合戦が始まった。
「うちなら月給十万リーフ! 装備も支給するぞ!」
「個室寮完備、遠征手当あり!」
「我がクランは王都任務の指名を受けている。名誉ある任務だ!」
(ううっ、みんな迫力すごい……ちょっとこわい……)
囲まれて、言葉を挟む隙もない。
そのとき。
「なあ君、うち来ない? いるだけでいいから。何もしなくていいから!」
ボサボサの髪、ラフなコート、顔はくたびれてるけど目だけは優しげな男の人が、ちょっと離れたところから手を挙げていた。
彼の名前は、ビター。
どのクランにも埋もれない雰囲気で、目立たないけど、どこか安心感があった。
(……なにもしなくていい?)
その言葉が、今の私にはとても魅力的だった。
(うん、家の手伝いもあるし、ダンジョン行くのは目的があるときだけだし……)
「はいっ、そこの人! わたし、あなたのクランに入りますっ!」
他のクランの人たちが「ええー!?」と一斉に叫んだけど、私にとってはちょうどよかった。
(ふふん、わたし的にはオールオッケー!)
(やった! わたし、やったよ!)
*
合格と同時に、クラン勧誘の人たちがどっと押し寄せてきた。
「高級装備支給!」「月給十万リーフ!」「王都遠征同行も!」
条件の嵐に、私は完全におびえてしまう。
(こ、怖い……みんな声大きすぎ……)
そんな中、ひときわ必死な声が飛んできた。
「何もしなくていいから! いるだけでいいからっ!」
私はぴたっと足を止めて、指をさした。
「あ、今の人! そこに入りますっ!!」
その場の空気が一瞬止まったけど……いいよね?
(わたし的にはオールオッケー!)
*
こうして私は、冒険者ギルドに登録され、
“ミルフィーユ”として正式に冒険者になった。
──誰にも、正体がバレていないことを祈りつつ。
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この作品は感想を受け付けておりません。
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