アイスとチーズ

迷熊井 泥(Make my day)

文字の大きさ
16 / 167

ブッシュクラフト女子

しおりを挟む
薪を持ってベースに戻ってくると沙織は刀身の黒いナイフを取り出した。

「それ、もしかしてナイフ?」

「そ。サビ止め、光の反射防止のためにパウダーコーティングしてあるの。最近のナイフはみんなこうなんだって」

「へえ。地井頭って物騒なものもってるよね」

「今日のうちらブ女子だから」

「武道やってるからでしょ…」

「違う違う。ブッシュクラフト女子のブ女子」

「ブッシュクラフト女子?」

「さ。やるよ。まずはバトニング」

「バトニング?」

沙織はいつも使っているであろう平たい皿くらいの大きさの木の破片の上に、先ほどの薪を立てた。
薪の切り口の端にナイフを当て、これまた愛用してるであろう30cmの薪でナイフの峰を叩いた。
ナイフの刃が薪に食い込んてゆく、と思ったら、カーンッという音とともにナイフは薪を2つにした。

「じゃ、やって」

「え!」

沙織は薪とナイフを渡した。

「えっと…こう?」

やや細くなった薪を立て上からナイフの刃を当てた。
そして峰を薪で叩いた。
ズズッとナイフが食い込んだと思ったら、薪が2つに割れる。

「これ、気持ちイイかも…」

「細めに割ってね」

「細め?」

「割った薪をまた割れば細くなってくから」

「なるほど」

「それでフェザースティック作るからね」

「フェザースティック?」

香織はなにかファンタジーな響きを感じた。

フェザーって羽根とかだっけ?

「天使の羽根がついたスティックってこと?」

「天使の羽根がついたスティック?なんかファンシー。愛洲ってファンシーだよね」

「違うの?」

「天使の羽根スティックでいいと思うよ。まあ見てて」

細く割られた薪を取り、沙織は別の折りたたみナイフを出した。

「ジャーン!スカンジエッジの威力見せてあげる」

「スカンジエッジ?」

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
現代文学
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

小学生をもう一度

廣瀬純七
青春
大学生の松岡翔太が小学生の女の子の松岡翔子になって二度目の人生を始める話

処理中です...