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勇者と魔王
地図から消える国
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小説での展開としてはよくある話。
普通の生活を送っていた高校生が周囲にいた何人かと一緒に、突然足元に現れた魔法陣に巻き込まれ、 異世界転移する。
目の前にいるのは本物のお姫様で召喚された異世界人たちに笑顔を向ける。定番のセリフ、「勇者様、どうかわたくし達の世界を魔王から守ってください!」といった言葉を放ちながら。
選ばれた勇者は、その神から与えられたチートを思う存分使い、本来であればありえない威力の魔法、勇者だけが使える大技でやりたい放題。
望めばすべてがうまくいく。簡単に強くなれる方法。奴隷化している女を助けたら、その子は実はエルフのお姫様で、都合よくエルフたちとの繋がりをもち、エルフ独自の精霊魔法をこれまた都合よく使えたり、はたまた意味不明な力で駆け出し冒険者が手の出ないレベルの魔物を倒し、冒険者ギルドに見せたら、そのままギルドマスターに呼ばれ、ランクが一気に上がったり。
地球仕込みの知恵でもって内政チートを始め、何やかんやで自分の領地を持ち、奴隷を買い、何が起きたかわからないうちにその奴隷と関係を持ち、一緒にチートライフを送ってみたりする。
そんな馬鹿な話があるか?
かの有名なRPGゲーム。勇者と魔王と聞けばほとんどの人が思い浮かべるであろうド○クエ。最終的に勇者が勝つと決まっている。思ってみたことが無いだろうか?なぜ魔王は勇者が強くなるのを待っているのだろう?勇者レベル1の時に魔王が自ら殺しに来ればいいのではないだろうか?答えは単純。それはゲームだから。
しかし実際は―――
魔王が復活したのならその魔王本人が大人しく待つと誰が保証する?
勇者が強くなるまで魔王城でおとなしく待っているとでもいうのか?
少しは考えろ
魔王の気持ちになってみろ
歴史が物語っているだろう?
勇者が勝つ歴史がそこに在る
ならば……
魔王が恐れるのは、ナンダ?
勇者以外、ナイダロウ?
目覚めたのが本当に魔王なら
魔王が誰よりも早く行動するのは当然の話だとは思わないか?
勇者が最初に戦うのは、スライムなんかじゃない。
ゴブリンでもない。
それは―――――――――――――――――
♦♦♦
―召喚王国・フォアラ―
フォアラの王族にのみ伝わる魔法にて魔王の復活を感知した。
故にフォアラでは、今まさに勇者召喚が行われていた。
禁忌魔法を介さない正式な異世界召喚魔法を行えるのはこの国だけであり、過去にも勇者を召喚している実績もある。
大広間には大人が10人は乗れるほどの巨大な魔法陣があり、その魔法陣の周りには黒いローブを着た魔法使いがそれぞれ詠唱を行っている。
それを少し離れたところから見守るのは、この国のお姫様、すなわち第一王女。
詠唱が終わるとほんのりと光りだす魔法陣。やがてその光は強さを増していき、その場にいた者が目を背け、ゆっくりと魔法陣に視線を戻す。
そこにいたのは6人の少年少女。
今ここに勇者召喚が成立した。
そこにいた者たちは安堵した。
安心した。
喜んだ。
勇者に、期待した―――。
「ほう、そこにいるのが勇者か?」
何時からそこにいたのか。
いつ現れたのか。
誰にも分らない。しかし同時に誰にもわかる事実があった。背に見える黒い翼。頭に生えている2本の角。2メートルを超える身長。鍛えあげられた肉体。
その姿は魔族。
誰かが何かを発するよりも早く、誰よりも早く魔族が行動を起こした。その姿が消えると同時に何かボールのようなものが空中に現れ、地面に落ちていく。
そのボールには表情があった。紅い何かが噴き出していた。グジュグジュになった味噌のようなものが見え隠れしている。
地面にさらされた無数の生首。それは大半が表情に困惑を浮かべていた。何が起きたのかもわからないまま。
辺りに散らばる血の臭い。その紅い光景の中、佇むのは、魔族。と、たった一人の生き残りである、少女のみだった。
♦♦♦
最初に目に入ったのは、黒いローブ姿の魔法使いっぽい人たちだった。次に目に入ったのは可愛らしいドレスを見に纏っていた、いかにもお姫様って感じの女性だった。
その次に目に入ったのは、地面に落ちる首だった。
そして次に感じたのは、生き物の血の臭いだった。
瑠奈は、その光景をぼーっと見つめていた。
否、見つめていることしかできなかった。何が起こったか理解できなかった。
夢を見ているかのような感覚でその光景を眺めていた瑠奈は、不意にツンと鼻を突くようなにおいがして自分の顔に手を当てた。
「なに?これ」
無意識に言葉が口から漏れ出る。
手が、赤かった。べっとりとしていて、すごく気持ち悪かった。
血だ。この感触は血だ。この匂いは血だ。この色は、血だ。
誰のもの?この血は誰のもの?自分?そんなわけない、痛みを感じない、どこも痛くないし、ケガなんてしていない。
じゃあ、この大量の血は、誰のもの?
人間は、突発的な事態に普通なら急に対処できない。そのような場合、いち早く状況判断することを優先させるため、感情を後回しにするのだ。この時少女もまさにこの状態。ゆえに感情より状況判断を優先させた。それがこの少女にとって良いことなのかは別にして。
瑠奈はゆっくりとあたりを見回した。首が転がっている、笑顔のまま。近くを見ると知り合いがいた。決して仲良くはなかったが、それでも普段から会話していたクラスメイトがいた。首だけで。
あたりを支配している赤色は、自分の手を汚しているものと同じだった。だとすればこの床が元から赤かったのではなく、すべて血だとでもいうのか。
「あっ、あっ……い、いや!なんで、なんで……!!」
ようやく、状況に瑠奈の感情が追いついた。と同時にその体は恐怖に震えた。これまでで経験したこともない心の奥底からの恐怖で体の感覚が抜け落ちていく。それでも目から次々と流れ出てくる涙は止まる気配を見せない。
夢だと思いたかった。しかし、血のむせかえるようなにおい、リアルすぎる光景、手についている血の感触が現実であることを瑠奈に思い知らせて来る。
「おえっ……ぅぅああ」
「おい、人間。いや、勇者と呼んだ方がいいのか?おい、聞いているのか?」
「へ……?ぅぐ!」
いつまでも凄惨な光景にえずいて蹲っている瑠奈に業を煮やしたのか、男は少女の華奢な首を片手で掴み無理矢理宙吊りにさせた。
瑠奈の様子をじっと見ていた魔族が不意に話しかけてきた。
瑠奈の瞳に映ったのは化け物だった。そうとしか思えない。その姿に恐怖しか感じないし、何より直感で理解してしまう。この化け物が惨状の原因であることが。
恐怖で身を強張らせて言葉を発することができない瑠奈に向かって、それを察した魔族の男は一方的にしゃべり続ける。
「わしは魔王じゃ。別にお前たちが悪いわけではない。ただ運が悪かっただけだ。わしにとって勇者は邪魔な存在だからな。お主だけ残したのは、生贄にするためじゃ。慈悲をかけたわけではない。まあ、とりあえず寝ておれ」
そう言うと魔族は一瞬で瑠奈の後ろへと回り込むと首に手刀をそっと放ち瑠奈はあっけなく気絶した。
魔族である魔王の男は、ぐったりと己の手の中で気絶している瑠奈を見てそっとつぶやいた。
「……すまんな。しかしこうすることでしか果てせんのじゃ」
その声は誰の耳にも届かず、風にさらわれていく。
それから魔王の男は守る者がいなくなった国を蹂躙した。
泣こうがわめこうが、女だろうが子供だろうが、一切の手加減をしなかった。
すべて等しく殺していった。
一人も逃しはしなかった。
魔王の蹂躙にあらがえる者など存在しない。冒険者がいないこの国の守り手は大広間にいた魔法使いだった。
やがて悲鳴しか上がらなくなった。数時間もすればそこに残る者は死体の山と瓦礫の山が広がっていた。元々小国だったので魔王であれば半日で事足りる。
最後に生存者がいなくなった空っぽの国を、魔王はそのまま焼いた。黒い炎は全てを燃やし尽くせば消える。そう言う魔法だ。逆にいえばそれまで消えることはない。
ほどなくして、召喚王国・フォアラは地図上から消えた。
このことが世界に広まるのは、少し時間がたってからだった
魔王の男も燃え尽きた国を背にどこかへ消えていった。その手には気を失っている瑠奈の姿もあった。
普通の生活を送っていた高校生が周囲にいた何人かと一緒に、突然足元に現れた魔法陣に巻き込まれ、 異世界転移する。
目の前にいるのは本物のお姫様で召喚された異世界人たちに笑顔を向ける。定番のセリフ、「勇者様、どうかわたくし達の世界を魔王から守ってください!」といった言葉を放ちながら。
選ばれた勇者は、その神から与えられたチートを思う存分使い、本来であればありえない威力の魔法、勇者だけが使える大技でやりたい放題。
望めばすべてがうまくいく。簡単に強くなれる方法。奴隷化している女を助けたら、その子は実はエルフのお姫様で、都合よくエルフたちとの繋がりをもち、エルフ独自の精霊魔法をこれまた都合よく使えたり、はたまた意味不明な力で駆け出し冒険者が手の出ないレベルの魔物を倒し、冒険者ギルドに見せたら、そのままギルドマスターに呼ばれ、ランクが一気に上がったり。
地球仕込みの知恵でもって内政チートを始め、何やかんやで自分の領地を持ち、奴隷を買い、何が起きたかわからないうちにその奴隷と関係を持ち、一緒にチートライフを送ってみたりする。
そんな馬鹿な話があるか?
かの有名なRPGゲーム。勇者と魔王と聞けばほとんどの人が思い浮かべるであろうド○クエ。最終的に勇者が勝つと決まっている。思ってみたことが無いだろうか?なぜ魔王は勇者が強くなるのを待っているのだろう?勇者レベル1の時に魔王が自ら殺しに来ればいいのではないだろうか?答えは単純。それはゲームだから。
しかし実際は―――
魔王が復活したのならその魔王本人が大人しく待つと誰が保証する?
勇者が強くなるまで魔王城でおとなしく待っているとでもいうのか?
少しは考えろ
魔王の気持ちになってみろ
歴史が物語っているだろう?
勇者が勝つ歴史がそこに在る
ならば……
魔王が恐れるのは、ナンダ?
勇者以外、ナイダロウ?
目覚めたのが本当に魔王なら
魔王が誰よりも早く行動するのは当然の話だとは思わないか?
勇者が最初に戦うのは、スライムなんかじゃない。
ゴブリンでもない。
それは―――――――――――――――――
♦♦♦
―召喚王国・フォアラ―
フォアラの王族にのみ伝わる魔法にて魔王の復活を感知した。
故にフォアラでは、今まさに勇者召喚が行われていた。
禁忌魔法を介さない正式な異世界召喚魔法を行えるのはこの国だけであり、過去にも勇者を召喚している実績もある。
大広間には大人が10人は乗れるほどの巨大な魔法陣があり、その魔法陣の周りには黒いローブを着た魔法使いがそれぞれ詠唱を行っている。
それを少し離れたところから見守るのは、この国のお姫様、すなわち第一王女。
詠唱が終わるとほんのりと光りだす魔法陣。やがてその光は強さを増していき、その場にいた者が目を背け、ゆっくりと魔法陣に視線を戻す。
そこにいたのは6人の少年少女。
今ここに勇者召喚が成立した。
そこにいた者たちは安堵した。
安心した。
喜んだ。
勇者に、期待した―――。
「ほう、そこにいるのが勇者か?」
何時からそこにいたのか。
いつ現れたのか。
誰にも分らない。しかし同時に誰にもわかる事実があった。背に見える黒い翼。頭に生えている2本の角。2メートルを超える身長。鍛えあげられた肉体。
その姿は魔族。
誰かが何かを発するよりも早く、誰よりも早く魔族が行動を起こした。その姿が消えると同時に何かボールのようなものが空中に現れ、地面に落ちていく。
そのボールには表情があった。紅い何かが噴き出していた。グジュグジュになった味噌のようなものが見え隠れしている。
地面にさらされた無数の生首。それは大半が表情に困惑を浮かべていた。何が起きたのかもわからないまま。
辺りに散らばる血の臭い。その紅い光景の中、佇むのは、魔族。と、たった一人の生き残りである、少女のみだった。
♦♦♦
最初に目に入ったのは、黒いローブ姿の魔法使いっぽい人たちだった。次に目に入ったのは可愛らしいドレスを見に纏っていた、いかにもお姫様って感じの女性だった。
その次に目に入ったのは、地面に落ちる首だった。
そして次に感じたのは、生き物の血の臭いだった。
瑠奈は、その光景をぼーっと見つめていた。
否、見つめていることしかできなかった。何が起こったか理解できなかった。
夢を見ているかのような感覚でその光景を眺めていた瑠奈は、不意にツンと鼻を突くようなにおいがして自分の顔に手を当てた。
「なに?これ」
無意識に言葉が口から漏れ出る。
手が、赤かった。べっとりとしていて、すごく気持ち悪かった。
血だ。この感触は血だ。この匂いは血だ。この色は、血だ。
誰のもの?この血は誰のもの?自分?そんなわけない、痛みを感じない、どこも痛くないし、ケガなんてしていない。
じゃあ、この大量の血は、誰のもの?
人間は、突発的な事態に普通なら急に対処できない。そのような場合、いち早く状況判断することを優先させるため、感情を後回しにするのだ。この時少女もまさにこの状態。ゆえに感情より状況判断を優先させた。それがこの少女にとって良いことなのかは別にして。
瑠奈はゆっくりとあたりを見回した。首が転がっている、笑顔のまま。近くを見ると知り合いがいた。決して仲良くはなかったが、それでも普段から会話していたクラスメイトがいた。首だけで。
あたりを支配している赤色は、自分の手を汚しているものと同じだった。だとすればこの床が元から赤かったのではなく、すべて血だとでもいうのか。
「あっ、あっ……い、いや!なんで、なんで……!!」
ようやく、状況に瑠奈の感情が追いついた。と同時にその体は恐怖に震えた。これまでで経験したこともない心の奥底からの恐怖で体の感覚が抜け落ちていく。それでも目から次々と流れ出てくる涙は止まる気配を見せない。
夢だと思いたかった。しかし、血のむせかえるようなにおい、リアルすぎる光景、手についている血の感触が現実であることを瑠奈に思い知らせて来る。
「おえっ……ぅぅああ」
「おい、人間。いや、勇者と呼んだ方がいいのか?おい、聞いているのか?」
「へ……?ぅぐ!」
いつまでも凄惨な光景にえずいて蹲っている瑠奈に業を煮やしたのか、男は少女の華奢な首を片手で掴み無理矢理宙吊りにさせた。
瑠奈の様子をじっと見ていた魔族が不意に話しかけてきた。
瑠奈の瞳に映ったのは化け物だった。そうとしか思えない。その姿に恐怖しか感じないし、何より直感で理解してしまう。この化け物が惨状の原因であることが。
恐怖で身を強張らせて言葉を発することができない瑠奈に向かって、それを察した魔族の男は一方的にしゃべり続ける。
「わしは魔王じゃ。別にお前たちが悪いわけではない。ただ運が悪かっただけだ。わしにとって勇者は邪魔な存在だからな。お主だけ残したのは、生贄にするためじゃ。慈悲をかけたわけではない。まあ、とりあえず寝ておれ」
そう言うと魔族は一瞬で瑠奈の後ろへと回り込むと首に手刀をそっと放ち瑠奈はあっけなく気絶した。
魔族である魔王の男は、ぐったりと己の手の中で気絶している瑠奈を見てそっとつぶやいた。
「……すまんな。しかしこうすることでしか果てせんのじゃ」
その声は誰の耳にも届かず、風にさらわれていく。
それから魔王の男は守る者がいなくなった国を蹂躙した。
泣こうがわめこうが、女だろうが子供だろうが、一切の手加減をしなかった。
すべて等しく殺していった。
一人も逃しはしなかった。
魔王の蹂躙にあらがえる者など存在しない。冒険者がいないこの国の守り手は大広間にいた魔法使いだった。
やがて悲鳴しか上がらなくなった。数時間もすればそこに残る者は死体の山と瓦礫の山が広がっていた。元々小国だったので魔王であれば半日で事足りる。
最後に生存者がいなくなった空っぽの国を、魔王はそのまま焼いた。黒い炎は全てを燃やし尽くせば消える。そう言う魔法だ。逆にいえばそれまで消えることはない。
ほどなくして、召喚王国・フォアラは地図上から消えた。
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