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勇者と魔王
ツァルトハイド
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それは、昔、遥か昔の記憶。しかし確かに存在し、繰り返してきた記憶
私は愛するヒトに裏切られた。だから復讐した
私は守ったヒトたちに恐怖され排除されそうになった。だから抗った
俺は守りたいものを殺された。だから全てを壊そうとした
僕は何もかもどうでもよくなった。だから思考せず欲望に素直になった
私は自分とヒトとの違いに絶望した。だから終わりを求めた
それは、憎悪と絶望の記憶。しかし――
奥深くに眠る、たった一つの記憶には確かにあった。純粋に、ただ、ただ……
――――――という記憶が
♦♦♦
―王都イステルダム―
王城では、私室にて国王ゼスティリーアが頭を抱えていた。
「遅い。遅すぎる」
待っていたのは報告だ。召喚王国で勇者が召喚されるというのを聞かされていたのが、もう2週間前の話。しかしその日を境に召喚王国に忍ばせておいた密偵から連絡が来なくなった。何か問題でも起きたのだろうか。
「しょうがない。調査隊でも出すか」
何が起きたかを探るため。少人数の調査隊を出すことに決めた。
しかし嫌な予感がしていたため、おかしいと思ったらすぐに撤退するように命じておいた。
結果的にその予感は的中しているのだった。最悪な方向に。
♦♦♦
裏通りを右へ、左へ何度も曲がってその突き当りに一軒の酒場兼鍛冶屋がある。普通は共存できなさそうなものだが、ある特殊な事情で綺麗に成り立っている。
外見はただの家。とても店だとは思えない。
扉を開けると店主の姿があった。ノワールはその姿に懐かしみを覚え、
ドゴッ!!
飛んできた拳を受け入れた。ノワールは受け身すら取らなかったので結構な距離を飛ぶことになった。
「ふん。今のでチャラにしておいてやる」
「悪かった」
何で殴られたのか理解していた。こうなることは予想していたのだ。
「急に消えて心配させやがって。このクソガキが!」
そう言って立ち上がったノワールを抱きしめてきた。それは、例えば親が家出した子供に対する態度だった。
「心配しなくても、僕は死なないよ。でも、その、黙って消えてすまなかった、ツァルト」
ツァルトハイド。それが店主の名前だ。酒場と鍛冶を同時に経営していて、ノワールが知る中で最も鍛冶の腕がいい。ノアたちの武器もすべて任せている。
その技術は、現在最高の職人といわれている稀代の名工、ドワーフの中でも最高の技術を誇る者を軽く圧倒するほどの差がある。とはいっても彼の場合、普通の火事ではなくエルフらしく魔法を使った家事をする。武器も功績などといった素材を使うのではなく、術式と呼ばれるものを利用する。そうなると出来上がるのも必然、普通の武器ではない。術式武器とも呼ばれる、特殊な武器になる。
そう、ツァルトハイドはエルフの青年だ。年は千を超えているはずだが、まぁとりあえずエルフだ。最初会ったときはその種族と、やっていることと性格が合わな過ぎて違和感しかなかったがもう慣れた。
店に客の姿はノワール以外いない。というよりこの店の存在を知っている者がノワール以外いない。こんなんで生活がよく成り立っていると思うが、十分すぎるほどの蓄えがあるらしいことは前にもう聞いた。
ノワールの事情を過去の世界転移含めすべて知っている、数少ない友人の一人だ。
ノワールはカウンターに座って、ツァルトが出してくれた酒を片手に久方ぶりの会話を楽しんだ。
ツァルトも雲隠れしていたことには触れず、ノワールの話に耳を傾け続けた。ツァルト自身も珍しいことに積極的に話題を振ってきて、結局数時間ずっと話し続けた。その姿はノワールの身長が低いことも相まって本当の親子のようだった。
「ふ、相変わらずか。お前さんところの嬢ちゃんたちは」
「ああ。昨日なんて森の中でケンカしやがって周囲一帯更地にしてくれたよ。そのあと双子にはお灸をすえておいたが」
「かっかっか!そうかそうか。ま、元気があるのはいいことじゃ」
「もうそんな年じゃないんだが?そろそろ大人になっても良い年頃のはずだが?」
「無理じゃな。嬢ちゃんたちが変わるとは思えんな。かっかっか」
「笑い事じゃないけどね。なまじ力があるから止めるのも大変だ」
「お前さんが鍛えたんじゃろが。自業自得じゃな。それに鍛え、育てたことに後悔はないんじゃろ?」
「……まぁな」
古くからの付き合いがある二人にとって、ノワールが雲隠れした期間は短いといえるだろう。ノワールの強さも知っている。しかし、ツァルトは本気で心配してくれたし、こうしてまた話に付き合ってくれる。何ともそれが嬉しくてノワールの声にも弾みがでる。
そして二人はしばらくの間、また他愛ない会話を続けた。
「あの頃のお前さんはやさぐれておったからのう。何もかもどうでもよさそうな面しておってからに。あのお嬢さんたちには感謝せんとのう」
「ほっとけ。……結構話し込んじまったな。そろそろ本題と行こうぜ」
ノワールは飲んでいた酒をカウンターの上においてそう話を切り出す。思ったより昔話に入り込んで時間を忘れてしまっていた。そろそろ聞きたいことと用事を済まして帰ろうとノワールは思ったのだ。
「うむ。どうせ情報がほしいのじゃろ?わしは情報屋じゃないんじゃが。召喚王国フォアラは知っているじゃろ?」
「ああ。行ったことはないが、たしか勇者を異世界から召喚することができる小国だったはずだ」
「そう。そのフォアラは今や地図上に存在しない」
「…………」
「噂によると魔王に滅ぼされたとか聞いたんじゃがな。真偽はわからん。なにせ今はもう更地じゃからな」
「……そうか。わかった。他にはもう情報はないのか?」
「お前さんが知らなそうな情報はそんなもんじゃな。どれ、そろそろお前さんたちの武器を持って来るとするかの。しっかりと保管しておいたし、手入れも怠っておらん」
そう言うと、ツァルトは奥に消えていった。
勇者が召喚された、あるいはされそうになった。そして魔王の存在、か。
そのあと、アイがいるため武器を必要としないノワール以外の武器をすべて時魔法によって作られた別空間にいれてツァルトに改めてお礼を言い別れを告げた。
静謐の森に帰る途中、ふと先ほどのツァルトとの会話が脳裏をかすめる。
「お前さんは、もしこの国が戦火に巻き込まれたら、どう動くのじゃ?」
「さぁな。だがここは、冒険者の国だろ?」
「そうじゃな」
守るのも見捨てるのも個々人全ての自由意志次第。そうであるべきだ。この国は冒険者の国なのだから。
私は愛するヒトに裏切られた。だから復讐した
私は守ったヒトたちに恐怖され排除されそうになった。だから抗った
俺は守りたいものを殺された。だから全てを壊そうとした
僕は何もかもどうでもよくなった。だから思考せず欲望に素直になった
私は自分とヒトとの違いに絶望した。だから終わりを求めた
それは、憎悪と絶望の記憶。しかし――
奥深くに眠る、たった一つの記憶には確かにあった。純粋に、ただ、ただ……
――――――という記憶が
♦♦♦
―王都イステルダム―
王城では、私室にて国王ゼスティリーアが頭を抱えていた。
「遅い。遅すぎる」
待っていたのは報告だ。召喚王国で勇者が召喚されるというのを聞かされていたのが、もう2週間前の話。しかしその日を境に召喚王国に忍ばせておいた密偵から連絡が来なくなった。何か問題でも起きたのだろうか。
「しょうがない。調査隊でも出すか」
何が起きたかを探るため。少人数の調査隊を出すことに決めた。
しかし嫌な予感がしていたため、おかしいと思ったらすぐに撤退するように命じておいた。
結果的にその予感は的中しているのだった。最悪な方向に。
♦♦♦
裏通りを右へ、左へ何度も曲がってその突き当りに一軒の酒場兼鍛冶屋がある。普通は共存できなさそうなものだが、ある特殊な事情で綺麗に成り立っている。
外見はただの家。とても店だとは思えない。
扉を開けると店主の姿があった。ノワールはその姿に懐かしみを覚え、
ドゴッ!!
飛んできた拳を受け入れた。ノワールは受け身すら取らなかったので結構な距離を飛ぶことになった。
「ふん。今のでチャラにしておいてやる」
「悪かった」
何で殴られたのか理解していた。こうなることは予想していたのだ。
「急に消えて心配させやがって。このクソガキが!」
そう言って立ち上がったノワールを抱きしめてきた。それは、例えば親が家出した子供に対する態度だった。
「心配しなくても、僕は死なないよ。でも、その、黙って消えてすまなかった、ツァルト」
ツァルトハイド。それが店主の名前だ。酒場と鍛冶を同時に経営していて、ノワールが知る中で最も鍛冶の腕がいい。ノアたちの武器もすべて任せている。
その技術は、現在最高の職人といわれている稀代の名工、ドワーフの中でも最高の技術を誇る者を軽く圧倒するほどの差がある。とはいっても彼の場合、普通の火事ではなくエルフらしく魔法を使った家事をする。武器も功績などといった素材を使うのではなく、術式と呼ばれるものを利用する。そうなると出来上がるのも必然、普通の武器ではない。術式武器とも呼ばれる、特殊な武器になる。
そう、ツァルトハイドはエルフの青年だ。年は千を超えているはずだが、まぁとりあえずエルフだ。最初会ったときはその種族と、やっていることと性格が合わな過ぎて違和感しかなかったがもう慣れた。
店に客の姿はノワール以外いない。というよりこの店の存在を知っている者がノワール以外いない。こんなんで生活がよく成り立っていると思うが、十分すぎるほどの蓄えがあるらしいことは前にもう聞いた。
ノワールの事情を過去の世界転移含めすべて知っている、数少ない友人の一人だ。
ノワールはカウンターに座って、ツァルトが出してくれた酒を片手に久方ぶりの会話を楽しんだ。
ツァルトも雲隠れしていたことには触れず、ノワールの話に耳を傾け続けた。ツァルト自身も珍しいことに積極的に話題を振ってきて、結局数時間ずっと話し続けた。その姿はノワールの身長が低いことも相まって本当の親子のようだった。
「ふ、相変わらずか。お前さんところの嬢ちゃんたちは」
「ああ。昨日なんて森の中でケンカしやがって周囲一帯更地にしてくれたよ。そのあと双子にはお灸をすえておいたが」
「かっかっか!そうかそうか。ま、元気があるのはいいことじゃ」
「もうそんな年じゃないんだが?そろそろ大人になっても良い年頃のはずだが?」
「無理じゃな。嬢ちゃんたちが変わるとは思えんな。かっかっか」
「笑い事じゃないけどね。なまじ力があるから止めるのも大変だ」
「お前さんが鍛えたんじゃろが。自業自得じゃな。それに鍛え、育てたことに後悔はないんじゃろ?」
「……まぁな」
古くからの付き合いがある二人にとって、ノワールが雲隠れした期間は短いといえるだろう。ノワールの強さも知っている。しかし、ツァルトは本気で心配してくれたし、こうしてまた話に付き合ってくれる。何ともそれが嬉しくてノワールの声にも弾みがでる。
そして二人はしばらくの間、また他愛ない会話を続けた。
「あの頃のお前さんはやさぐれておったからのう。何もかもどうでもよさそうな面しておってからに。あのお嬢さんたちには感謝せんとのう」
「ほっとけ。……結構話し込んじまったな。そろそろ本題と行こうぜ」
ノワールは飲んでいた酒をカウンターの上においてそう話を切り出す。思ったより昔話に入り込んで時間を忘れてしまっていた。そろそろ聞きたいことと用事を済まして帰ろうとノワールは思ったのだ。
「うむ。どうせ情報がほしいのじゃろ?わしは情報屋じゃないんじゃが。召喚王国フォアラは知っているじゃろ?」
「ああ。行ったことはないが、たしか勇者を異世界から召喚することができる小国だったはずだ」
「そう。そのフォアラは今や地図上に存在しない」
「…………」
「噂によると魔王に滅ぼされたとか聞いたんじゃがな。真偽はわからん。なにせ今はもう更地じゃからな」
「……そうか。わかった。他にはもう情報はないのか?」
「お前さんが知らなそうな情報はそんなもんじゃな。どれ、そろそろお前さんたちの武器を持って来るとするかの。しっかりと保管しておいたし、手入れも怠っておらん」
そう言うと、ツァルトは奥に消えていった。
勇者が召喚された、あるいはされそうになった。そして魔王の存在、か。
そのあと、アイがいるため武器を必要としないノワール以外の武器をすべて時魔法によって作られた別空間にいれてツァルトに改めてお礼を言い別れを告げた。
静謐の森に帰る途中、ふと先ほどのツァルトとの会話が脳裏をかすめる。
「お前さんは、もしこの国が戦火に巻き込まれたら、どう動くのじゃ?」
「さぁな。だがここは、冒険者の国だろ?」
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