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第一章
しおりを挟む『弥勒の世』とは、仏教において弥勒菩薩がこの世に現れ、人々を救済するとされる未来の理想的な世界を指します。この世は慈愛と調和に満ちた幸福な社会であるとされています。
『弥勒菩薩』について、ご説明しましょう。
『弥勒菩薩』は、現在の仏である釈迦の次に仏となることが約束された修行者です。釈迦の入滅後、56億7千万年後にこの世界に現れ、悟りを開いて多くの人々を救済するとされています。
では、弥勒の世とは、どのような世界なのでしょうか?
まず、仏教について、考えてみましょう。
弥勒菩薩が降臨し、衆生を救う未来の世。
釈迦の予言では、正しい教えが失われた混乱期(末法)の後に訪れるとされます。
スピリチュアル的に考えてみると、
一人ひとりが愛に溢れ、心が豊かで満たされた世界ということになります。
どういうことかともうしますと、一つ目は『慈愛と調和に満ちた未来社会の象徴である。』ということです。
二つ目は、『従来の生き方や考え方を改めた者に訪れる世界である。』ということです。
弥勒信仰の歴史は、古くからありました。空海は臨終の床についた時、弥勒菩薩下生について、語っています。
つまり、弥勒信仰は古くから存在し、未来仏としての弥勒菩薩の概念は『阿含経』にも記述が見られます。日本では、弥勒仏がこの世に出現するという信仰が戦国時代に流行し、ユートピア的な「弥勒仏の世」が期待されたのです。
さて、現代社会は物質主義に傾倒し、ストレスや格差が拡大している社会といえるでしょう。現在の為替レートの状況を見れば分かります。1ドル(💲) =155.4円前後で推移しています。日本経済は円安になると、アメリカからの輸入品な高くなり、物価高になります。アメリカ国内では、日本から輸出される物やサービスは安く購入出来ます。つまり、日本人のお金がアメリカ人に流れているのです。日本は貧乏な国になっていくのです。今の日本には、経済的活力はあるのか?残念ながらその答えは、『NO』です。その理由は少子高齢化、労働力を外国人に依存している。日本国の借金は年々増え続け、国と地方自治体を合わせ1200兆円になっている。つまり、日本にはゆとりがないのです。この傾向はこれからも続いていくでしょう。日本に来る外国人観光客も増えています。円安の為、日本国内で、美味しい料理を安く食べ、良質な品物を安く買う。日本人はその逆になっているのです。
私は、現代社会を考察した時、これから人々はどのようになっていくのか?また、このような状況の中で、人間らしい幸せな暮らしや新たな生き方を模索する時期として、慈愛と調和に満ちた弥勒の世の実現が求めらている、世の中の人々はそのように願っていると、思ったのです。私はこの物語の中で、弥勒の世について、皆さんと一緒に考えたいと思います。
日月神示(注釈2)の書物にもこのミロクの世について、記述があります。
次の内容は三千世界の大洗濯の後に来る世の中です。しかし、この移行する世界「みろくの世」(ミロクの世)と神霊が呼ぶ理想世界が来る前には我々が住むこの現界でもこうした肝心な事が何もわからない神(低級な神)や霊に憑かれた、又は繋がった怪しげな予言者や神懸り、霊懸りした宗教家(低級な神や霊が懸った宗教家)や指導者(同じく低級な神や霊が懸った霊能者やチャネラー)などが多く現れて、世の人を惑わすらしいと記されている次のような帖(注釈1)もある。
(注釈1)
『帖』は和紙の枚数を表しています。半紙20枚のことです。
「次の世がミロクの世、天も晴れるぞ、地も輝くぞ、天地一(ひとつ)となってマコトの天となりなりマコトの地となりなり、三千世界一度に開く光の御代ぞ楽しけれ、あな爽け、あなすがすがし、あな面白や。」( んめの巻(梅の巻)第十七帖)
「神代になりたら天地近うなるぞ、天も地も一つになるのざぞ、今の人民には分るまいなれど、神も人も一つ、上も下も一つとなって自ら区別出来て一列一平上下出来るのぢゃ。」(同巻第十六帖)
「来るべき世界が、半霊半物、四次元の高度の、影ないうれしうれしの世であるから、人民も浄化行せねばならん、大元の道にかへり、歩まねばならん、今迄のやうな物質でない物質の世となるのであるぞ。」(星座之巻第十二帖)
「マコトでもって洗濯すれば霊化される、半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物の肉体とならねばならん、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ、灰になる肉体であってはならん、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生れつつあるのぞ。岩戸ひらきとはこのことであるぞ、少し位は人民つらいであろうなれど勇んでやりて下されよ、大弥栄の仕組み。」(五葉之巻第十六帖)
ここでは奇妙な世界の記述があります。
『八の世界』から『十の世界』になる。では、日月神示の記述内容です。
(日月神示の予言)
「八の世界から十の世界になるのであるから、今迄の八方的な考へ方、八方的な想念や肉体では生きては行かれんのであるぞ、十方的想念と肉体でなくてはならんぞ。八方的地上から十方的地上となるのであるから、総ての位置が転ずるのであるから、物質も念も総てが変るのであるぞ。これが元の元の元の大神の御神策ぞ、今迄は時が来なかったから知らすことが出来んことでありたなれど、いよいよが来たので皆に知らすのであるぞ。百年も前からそら洗濯ぢゃ、掃除ぢゃと申してありたが、今日の為であるぞ、岩戸ひらきの為であるぞ。今迄の岩戸ひらきと同様でない、末代に一度の大岩戸ひらきぢゃ。千引(ちびき)岩戸を開くことについて、神は今まで何も申さないでいたのであるなれど、時めぐり来て、その一端をこの神示で知らすのであるぞ。」(至恩之巻第十三帖。同巻第十四帖。紫金之巻第十帖)
(注釈2)
日月神示は、神典研究家で画家でもあった岡本天明に国常立尊という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物。昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされる。
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殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
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