世にも奇妙な世界 弥勒の世

蔵屋

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第十八章

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 世にも奇妙な世界は、岡田茂吉の説く地上天国なのか?

 日月神示国常立尊と岡田茂吉の説く天国とは?

 この章では日月神示国常立尊と岡田茂吉が説く地上天国について、解説する。

以下は御神書文明の創造からの引用である。
 これは読む人によっては余りにも
現実とかけ離れた理想論と思われるかもしれないが、決してそうではない。立派な現実性のあることは、読むに従って分かるであろう。抑々そもそも主神すしんの御目的である地上天国を建設する基本条件としては、何よりも大自然の実相じっそうそのままを表すことである。というのは、いつも私が言っているように宇宙の一切の構成は、日月地が根本であり、この本質が火水土であり、この三位一体の力によって、万物は生成され化育され、世界は無限の発展を遂げているのである。処が今日までの霊界は屡々しばしば説く如く夜であった。その為、日は隠れていたのである。つまり、月土日の順序となっていたのである。無論これは正しい順序でない。だからこれまでの世界は一切に調和が欠け、みだれに乱れて現在見るが如き地獄世界を現出げんしゅつしたのである。これというのも『善』と『悪』について先に説いた如く、善悪の軋轢あつれきが必要であったからで、まったく深甚しんじんなる神意にほかはらないのである。その期間中わずかに宗教によって緩和されてきた。全く釈尊の唱えた苦の娑婆とあきらめの言葉も、キリストの贖罪しょくざいと隣人愛もその意味に外ならなかった。処で岡田茂吉の唱える夜の世界が昼の世界に転換するということであるが、本来宇宙の原則としては、日月土の三段階が正しい順序であるに拘らず、そうでなかったのは、前述の如き意味であったからで、それが今度いよいよ完全な形となるのである。謂わば世界は百八十度の転換であって、実に空前の一大異変である。従って、現在の文化形体も一変するのは、もちろん、その大綱としては、前述の如き大自然の形となる以上、一切の機構も三段階になり、分かれて六となり又分かれて九となる、つまり三六九でこれを縮めれば『ミロク』となる。地上天国一名ミロクの世とはこのことである。ではミロクの世とは具体的にどの様な世界であるのかをご説明する。このことをまずもって国際上から説明してみると、世界各国の国境は現在のままではあるが、実質的には撤廃されたと同様になるのである。つまり隣国に対する権力は、道となる以上、侵略などは絶対になくなるというよりも、侵略の必要がなくなるのである。ここで侵略について少し触れてみるが、今日までは侵略にも得ないようないきさつがありそうでない侵略との二つがあったのだ。前者のほうは、例えばある一国の人口がますます増えるので、国土が狭くなり、そのために過剰人口のはけ口を求めなければならないが、それを快く受け入れる国がないとしたら、どんな手段によっても、そうしなければならないことになる。ここに戦争に訴えざるを得ないのであるが、ミロクの世になれば、そういう事情は絶対に起こらない。というのは世界には広漠こうばくたる原野を抱えて、人口希薄きはくの国はいくらでもあるから、日本のごとく国土が狭く、人口過剰な国家があるとしても、簡単に解決されるのである。それは世界議会があって、いかなる問題でも慎重審議の上可決する。勿論今日の如き自国本位の我利的がりてき根性など全然ないから、いかなる法案も正しいものである。以上、円満に成立するのは勿論で一ケ年何万人でも過剰人口は、それぞれの国家へ構成に配分され、争いの余地等ありえないのである。これが
ミロクの世の世界議会であるが、しかし、そうなっても、各々の国にはその国の国会もあるにはあるが、今とは違い、議員の素質も立派で自利的観念を捨て何事も世界的人類愛的に解決する。したがって、現在の議場の如き甲論乙駁こうろんおつはく喧々囂々けんけんごうごうたる場面などはさらになく、何事も説明だけ和気藹々裡わきあいあいりに即決されてしまうので、時間なども今日の十分の一にも足りないであろう。そのようなわけで。会期も三ヶ月に一回位で、一回の日数は半日宛はんにちずつ三日位で済むであろう。これにも理由がある。それは法律と言うものが非常に少なくなる。いうまでもなく、法律なるものは善人には必要がなく、悪人に対してのみ必要品であるから、悪人がいない世界になれば、そのようになるのは当然の結果である。このような議会を頭に描いて、現在の議会を見たならどうであろうか。忌憚きたんなく言えば、文化的善人の集合場といっても良いであろう。ここで世界議会のことを別の面から説明してみると、近年アメリカにおいて唱導しょうどうされている世界国家というのがそれであって、この説が出たということもミロクの世の近くなっているという示唆であろう。そして世界議会とは今日の議会を世界的に拡げたものと思えば良い。勿論その中心の首脳者こそ、今日の大統領と同様で、すなわち世界大統領ができるのである。この任期は、三年であって、勿論、世界各国の議員の中から銓衡員せんこういんが選ばれ、世界大統領を選ぶのであるが、その議員は、その国の人口の数に割り当てられる。つまりこれが世界議員である。それからいまひとつの後者の侵略者であるが、その時代は、最早世界各国は武力がないので、戦争は不可能となり、前述の如く凡て合理的平和的に、人口調節ができる以上、これを書く必要もない訳である。
以上の内容は岡田茂吉の説く地上天国樹立後の世界議会と世界大統領の様相である。
しかし、日月神示《国常立尊》にはこのような内容については、記述されていない。
私はやはり、三千世界の大洗濯後に到来する世界は岡田茂吉の世界とは違うと考えているのだ。
この理由については、次の章から詳しく解説する。

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