揉みほぐし秘話 あるマッサージ店の裏事情

第三巻

　月曜日になった。すずは悠人、隼人、文哉の３人を自宅に招待した。
すずは黒いワンピースで３人を出迎えた。

すずは自宅で寛ぐ時はいつもノーパンとノーブラである。
何故、ノーパン、ノーブラなのか？
その理由は簡単だ。一つ目の理由はゴールデンプロポーションのボディーラインを強調すること。
二つ目は解放感と直接ワンピースの化繊が肌に当たり快感を覚えるからだ。
私のお付き合いした女性は全員、ノーパン、ノーブラであった。その理由はすずと同じ解放感と快感を覚えるから、という理由であった。

「さあ、寛いでね。」

３人はすずの素敵なゴールデンプロポーションのボディーラインに興奮した。
すずは３人の男達を物色していた。
『今夜の足揉みマッサージは誰を指名しようかなぁ』と心の中で呟つぶやいた。
　そして決めた。『今夜は悠人を指名しよう。』と。
　３人は家政婦の結衣が運んで来たホットコーヒーを美味しそうに飲んでいる。
　「午後6時からダイニングでディナーにするからそれまでは一階で寛いでね。」
「ありがとうございます。」悠人が言った。
「あの。僕達はどこで寝るのですか？」
文哉がすずに尋ねた。
「あー。そうだったわ、まだ、案内してなかったわね。じゃあ、今から案内するわね。」
そういうとすずは悠人、文哉、直人を1階フロアの各部屋を案内した。
文哉、直人、悠人は割り振られた部屋に荷物を置き今夜泊まる部屋で寛いた。
すずは案内すると、悠人を誘い2階のすずの寝室に案内した。ディナーまではまだ、３時間もある。普通の足揉みマッサージは20分コース、40分コース、60分コースである。時間によって料金が変わるのである。
今夜のすずは悠人に60分コースの足揉みマッサージを施術するように命じた。
「畏まりました」
悠人はすずに丁寧語で話した。
「じゃあお願いしますね」
すずは、下着姿になった。

すずはベッドの上にうつ伏せになった。
悠人はすずの足の裏を丁寧にツボ押しをしながらリンパマッサージも併用した。
悠人はリフレクソロジーを得意とする。
リフレクソロジーとは、「第二の心臓」とも言われる足の裏にある反射区を刺激し、その反射区に対応した臓器や器官に働きかけ、体の機能改善を図る施術である。アロマオイルを使って揉むような施術なので、指で押し込む足つぼと違い、体力や筋力に自信がない者も簡単に出来る。悠人は専門学校でリフレクソロジーの生理学的な原理を学び、手技や症状別の施術技術を3ヶ月間学習した。
　また、悠人は手のひらの施術も学んでいた。足裏とセットで学ぶことで幅広い症状への対応が出来る。悠人は勉強熱心で講座修了後セラピストの資格を取得した。悠人は独立してセラピストとして店舗運営ができるのであった。すずは悠人の履歴書を読んで今夜最初の指名をしたのであった。
特に足揉みマッサージは体の新陳代謝アップや痩せやすい体質になることが出来る。
すべてが女性の体にとってありがたいことである。また、リンパマッサージも併用するので体の体調もよくなり、女性の肌の色と張りと艶を生き帰えらせるのである。
甲状腺への刺激でホルモンを分泌させ、新陳代謝をあっぷさせることが出来る。
また、ダイエットに効果的である。
　足の親指中央の反射区への刺激でホルモン分泌を促進させる。また、女性の閉経後に大半の女性達が経験する更年期障害・生理痛・生理不順を改善することが出来る。
さらに内臓を活性化し肌荒れ・ニキビを解消させることが出来る。セレブなら尚更、肌トラブルの原因になる便秘、“腸”の反射区を刺激して便通をスムーズにしてお悩み改善だ。
　自然治癒力を高め病気になりにくい体質になる。
さらに手足の反射区を刺激し、ストレスや疲労による不安・緊張をほぐすことで不調を改善し心が癒されるのだ。　

ー（この章で登場した人物のご紹介です）ー

　今回新聞求人で採用した３人。
伊集院悠人は25歳。
一条隼人は28歳。
九条文哉は30歳。

家政婦：立花結衣で30歳。桃井かおり33歳。

料理人：松岡弘　35歳。富岡隆史38歳。二人共すずの会社の正社員である。

ドライバー：吉村権蔵　50歳。上坂十三52歳である。
吉村はベンツ専属ドライバー
上坂はトヨタのクラウン専属ドライバー。