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第十二巻
しおりを挟む艮の金神は
国常立尊のことです。
日月神示を自動書記した岡本天明は神憑りに合いました。
お筆先を自動書記した
出口なお 開祖(1837~1918) も神憑りに合いました。
二人に神憑った神様は同じ神様でした。
その神様は国常立尊でした。
さて、出口なおのご紹介です。
出口なおの住む丹波綾部町は宗教色の強い土地柄で、明治に入ると従来の神道や仏教に加え天理教、黒住教、妙霊教、金光教、キリスト教が進出していた。当時の綾部は郡是製糸が明治29年に、綾部製糸が大正2年にそれぞれ製糸工場を作っており、半農半商の田舎町から蚕糸を中心とする資本主義的商品経済の町へ急速に転換していた。
三女の久を治癒したのが金光教亀岡教会長の大橋亀吉であり、これがなおと金光教の出会いとなる。後の神懸かりに、同教が説いた金神の影響も指摘されている。
1892年(明治25年)1月30日(辰年旧正月元旦)、当時56歳のなおは「艮の金神、元の国常立尊」と宣言する神と出会う霊夢を見たという。
2月3日(旧正月5日)、なおに本格的に「艮の金神」が帰神(神懸かり)した。私はこれは事実だと思っている。
この帰神(神懸り)した艮の金神こそ、この世界を創造・修理固成した元の親神である国常立尊であるとし、大本ではこの日を開教の日としているのだ。
なおはすみに、「西町(長女の嫁ぎ先)に行って36体の燈明を供えて『ご祈念せい』と言うて来て下され」と言った。目撃したすみは、その時の母の声には普段と違う威厳があり、染み透るような力だったと回想している。
私はこれも事実だと思っている。
この時、出口なおの声は「本来の美しい声」と「神の威厳に満ちた声」が交互に出るため、まるで自問自答しているようだったという。
帰神状態となった出口なおは、まず13日間の絶食と75日間の寝ずの水行を行ったという。
私はこれも事実であると思っている。
同居していた四女の龍と五女のすみのうち、すみにだけ村の各場所に塩をまかせる等の用事を頼んだ。こうした奇行は周囲から「狸か狐がついた」と思われ、当初は大目に見られたらしい。
やがて放火犯と間違われて警察に拘留され、釈放されるも自宅の家の座敷牢に40日間押し込まれることになった。
入牢中に出口なおは、神に「声を出さないで」と頼んだところ、神は「ならば筆を執り、神の言葉を書くがよい」と告げたという。
私はこれも事実であると思っている。
出口なおは、落ちていた釘で神の言葉を文字に刻むようになり、これが後年の「お筆先」となった。
彼女は字を読むことも書くことも出来なっかったが、日が暮れて、部屋が真っ暗になっても、書き続け、自動書記により没するまで20年間あまりで半紙20万枚を綴ったという。
殆ど平仮名で記された内容は「さんぜんせかい いちどにひら九 うめのはな きもんのこんじんのよになりたぞよ」「つよいものがちのあ九まばかりの九にであるぞよ」という痛烈な社会批判を含んだ終末論と黙示録であった。
のちに、平仮名を漢字に置き換えたのが娘すみの婿である出口王仁三郎であった。
彼が発表したのが「大本神諭」である。
出口なおは当時、極貧生活を送っていた。
【大本開祖:出口なお】
開祖に、55歳の節分の夜、国常立尊が〝帰神〟。以後、生涯を通じ「大難を小難に、小難を無難に」と、一身を捧げて世界平和と人類の平安を祈り続け、神さまの啓示を筆で書き記す〝お筆先〟のご用に仕えられました。
【出口なおの略歴】
(出生と昇天)
天保7年旧12月(1837年1月)現在の京都府福知山市で出生。
大正7年11月6日死没。
享年81歳(昇天)。
(幼少時代)
貧困家庭のため寺小屋に通う機会もなかった。19歳の時、綾部市に住む叔母出口ゆりの養女となり結婚。夫のもとで8人の子女に恵まれその養育に苦労した。
(神憑りの始まり)
大工の夫である政五郎の病気そして昇天の後、55歳(明治25年・1892年)の節分の夜、にわかに神感状態となる。本人の意思とは異なる別な力がこみ上げ、威厳に満ちた言葉が口から出る。
最高神霊国常立尊の神憑りである。
お筆先の始まり。
やがて「筆を持て」と言う神のお告げを受けて、開祖の手が自然に動き〈自動書記的に〉、和紙に文字を書き始める。昇天までの27年間に半紙約20万枚に達する。
(大本神諭)
“ひらがな”で記されたお筆先に出口王仁三郎が漢字を当て、まとめた大本の根本教典である。
その内容は、大本出現の由来、神と人との関係、現実社会の批判、日本民族の使命、人類の将来に対する予言と警告を通して、「三千世界の立替え立直し」を断行し、永遠に変わらない地上天国「みろくの世」の到来が啓示されている。
【国常立尊の解説】
立春とは「長き世をかくろいませし常立神出でまさむ春立つ今日の日」の御詩にある如く、長い間世の表舞台から遠ざかり身を艮の方角に隠しておられた国常立之尊という威厳に満ちた男神である正しい神様が数千年ぶりに世に出られる、という神界の年明け、光立つ春であり、立春祭とはそれを祝う祭典です。
昔々国常立尊という〝御主神の働きの顕現神、国が常に立っていくための律法の神様、罪の裁き主が地上を支配なさっておられました。ところが、この神様が余りにも厳正至直で、どんなに些細な過ちに対しても厳しい裁きをもって臨まれましたので、そのころの人民は〝これではとても窮屈でかなわない”ということで、皆で共謀してこの神様を艮の方角に押し込め、更に炒り豆を蒔いて、〝鬼は外、豆に芽が出るまで世に出て来ないように〝と封じ込めたのです。
艮の金神として押し込められ世の表舞台から御隠退された国常立尊は霊的に分身され、現界で裁くことが出来ない罪穢を、人々が霊界に帰って来てから裁くべく閻魔大王となられ、一方〝このままでは人類は滅びてしまう。可哀想だ〝との慈悲心から現界に於いて伊都能売大神という〝御主神の緯の働きの顕現神、罪の許し主〝となられて蔭から人類救済の活動を不断に続けて来られたのであります。
しかし、国常立尊の御隠退以来、神幽現三界は偽悪醜が氾濫する暗黒の世界になり、夜の時代になってしまいました。
それは一面無神論による物質文化優先促進の時代でありました。しかしこのような世界が永久に続くはずもなく、霊界に於ける夜昼転換の時期が訪れると、この神様が再び世の表舞台に御出現され、長年の暗黒の世界、夜の時代の「善」と「悪を立て分け、罪穢を清算され(最後の審判)、真善美の世に立て替え、立て直して行かれる、その時期がいよいよ到来しました。
正しいが故に長き世を御隠退になっておられた国常立尊が世に出られ、夜昼転換の次節に伴い強化する「善」と「悪」の立て分けの神権、神力をいよいよ発揮される。その節目となる日が二月四日の立春であり、正しい神様の「神界の年明け」「光立つ春」なのであります。
正しい神様の神権、神力が強化される日、二月四日立春祭と善悪立て分けの浄化力が強化される日、夜昼転換の強化される日、六月十五日は地上天国と最後の審判が実行されるための「霊」と「体」の重要な節目の日なのです。
上記の解説を読まれたなら、
読者の皆様にこの現実に早く目覚めて欲しいと思います。
日月神示は、「善一筋で生きるのじゃ!」と教えています。
「今という今善き心、善き言葉、善き行いを励むこそ善き」
『善一筋で生きて下さい。』
貴方が幸せになれない訳がない。
一日も早く、目覚めて下さい。
人間として間違った行い、悪口、陰口、不平不満な想い、腹立て、癇癪、利己的な考え方や、強い者勝ちの考え方を改めて、人間本来の正しい生き方に目覚めて下さい。
その答えは日月神示の教えにあるのですから。
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